昨日の抜歯即時植立即時荷重インプラント手術と下顎の親知らずの抜歯の予後です。
ご覧のように腫れてませんし、痛みもないそうです。
かなり大がかりの手術したのに、全然腫れないし痛くないなんて凄いですね、と感心していただけました。
インプラントの手術をしたら、下顎の親知らずを抜歯したら、どれ位痛むのか?腫れるのか?患者さんは意外な程チャンと知りません。
だから、手術を受けてしまった後で、しまったこの先生の手術受けてしまった!になることが少なくないのです。
多少は腫れますよ、鈍い痛みがありますよ、でも1~2週間でだいぶ改善しますよ、と言う説明で皆さんそんなもんか、と思ってしまうことが殆どなんだと思います。
しかし、現実は結構厳しい結果、になって、後の祭り、今更DR変えられない、と言うことになってしまうんです。
残念ですが、私はそう言う患者さんの逃げる先になっているらしく、その後の治療とか、続けての他の手術とかを受けることが多いです。
だから、上記のようなことが断言出来るんです。
そして、私の手術を受けて下さった患者さんが皆さん言うことが、どうしてこんなに違いがあるんですか?同じような骨造成GBRとかインプラントとか出来ていて、こんなに差が出るのは何故なんですか?と質問されてしまいます。
その時には、一応私は腫らせないこと痛がらせないことに細心の注意を払い、病的な程丁寧な傷を付けない手術をすることを心掛けてますからね。
ライト付き10倍の拡大鏡下で、この手術は綺麗だな、と思える仕方を徹底的にしますから、とお話しています。
本音で言えば、同じ条件下であっても、他の先生方がするよりも抜きん出た成績を上げられてる自信はありますが、そこは余り言いません。
2003年に恩師ラム先生から直接MIS低侵襲インプラント、歯周外科手術を薫陶いただき、それからひたすら低侵襲にするには?患者さんから辛かったと言うのを言われなくて済むようにするには?を追究して来た人間ですから、この頃やり出している方々とは違いますよ、とは思っています。
先週末の日曜日もNYU出身でイタリアの大学の教授のアマト先生が、低侵襲インプラント、グラフトレス治療最前線、と言う講演会をメーカー主導でされましたが、私から見てやっとここまで来たか、と言う感じでした。
生意気ですが、これだけ大掛かりな手術をして、翌日に一切腫れてない痛がらせない、と言う成果を出せている程の低侵襲外科を出来ているDRは、世界的にもそうそういない、と思います。
個人的には、低侵襲手術を極めると、従来の普通の手術の概念を根本的に変えられる、と信じています。
私は、全ての手術は低侵襲MISを指向すべきだ、と信じています。
患者さんに辛い思いをさせて、こんなもんですよ、と開き直るようなDRにはなりたくない、と堅く思っています。
そして、このような素晴らしい成果を私は出し続けているので、それを世界中に広めたい、手術の基本的概念を変えたい、と願っています。
全ての手術をMIS低侵襲外科に!
この使命を叶える為に、頑張り続けます!