2017年7月10日のブログ記事一覧-大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

インプラント患者さんあるある話。

インプラント部位だけ問題がある、としか思ってなくて、そこだけしか治療するつもりがない！！

でも、インプラントに成る位の歯の欠損出てる人なので、他に問題がない訳がない・・・と言う・・・

そこ困るんですよね・・・

逆に言うと、そう言う考え方がインプラント植立するだけして、後は他でと言うとんでもないインプラント専門と名乗る所を繁栄させる元凶にもなるんです。

そこ、ちゃんと知って下さい。

やたらでかい看板とか目立つ所に出してて、インプラント専門で消費本数多くて、メーカーから表彰されてたりしても、それは売り上げに貢献してくれてると言うことで表彰されてるモノでしかなく、立派な臨床家で素晴らしいから、で表彰されてる訳ではありませんから。

見分け方は簡単です。

インプラント治療後のメインテナンス、特に歯周病、歯茎の管理、噛み合わせの管理を本気で自分の所でしていない所は、幾ら施術数が多くても全然駄目です。

こちらの医院では、インプラント治療後の歯周病予防のメインテナンスをチャンとしてくれますか？と言う質問で、まともな所かそうでないか判断出来ます。

私がこう言うことを断言で書いているのは、業界の殆どのインプラント医がそうなって欲しい、そうあって欲しい、と願ってのことです。

それには、正しい知識の普及、が一番重要です。

患者さんが、正しい判定眼、見分ける力を身に付けること、が何より重要なんです。

施術数、本数とかが多くて、大きな医院が安心、とか言うのじゃないんです。

良貨が悪貨に駆逐されたら、困るのは患者さんです。

詐欺師は常に甘い囁きで被害者をカモにする、と言うことを知って下さい。

詐欺師、犯罪者ほど、必ず人当りの良い、人柄の良い、信用出来そうな雰囲気で語り、仲良くなることで、被害者を食い物にする、と言う恐い現実を知って下さい。

患者さんの生涯を考え、責任持ってインプラント治療に当る、としたら絶対にメインテナンスは欠かせないんです。

その場限りで、口上手くて、人良さそうで、そこにインプラントだけすれば良い、は駄目なんです。

歯周病治療、根管治療でも、最近何でも残します、と言うのが人気の歯科医、になってるようですが、これもインプラント業界の悪質な歯科医と似たり寄ったりです。

残せる歯根と残せない歯根は、厳然としていますから、そこに逆らってみても時間を浪費するだけで、結局歯根どころか骨も歯茎も失います。

残せる残せない、は確かに歯科医の腕の差があるますが、腕の立つと言う評価の高い先生の所で残せない、と言う判断下されたなら、それには従って、その次のことを考えるしか仕方がないんです。

そこを粘り過ぎると、骨もない歯茎もない、となって、いざインプラントとなると、大変な事態になってしまいかねません。

そこに着け込んで、結局徒労に終わる治療を進める、とんでもな歯科医に引っ掛からないようにするには、やはり患者さん自身が賢くなるしかないんです。

不幸な結果に終わらないようにするには、美味しい話に飛び付くのではなく、拙い可能性を消して行く、危ない面はなくして行く、のが大切なんです。

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