骨がないからインプラントできない、骨造ってからインプラントしましょう、と言われている方がとても多いようです。
この患者さんもそうでした。
右上顎臼歯部。
最初の2枚が治療経過、3枚目の写真が初診時と治療経過3年の安定している状態の左右比較写真です。
通常のサイナスシフトして、インプラント植立して、土手の歯茎作ってと言うやり方なら、今頃やっと歯が入る時期です。
でも、私の治し方なら1年掛からずにセラミックの歯が入ってます。
それも、最初から即時荷重インプラントで歯が入る治し方です。
そして、最も強調したいのが、骨がないと言われていたのに、身体に優しい低侵襲手術で、骨造成しながら顎堤再建して即時荷重インプラントできている、と言うことです。
骨を造る、と良く言われますが、殆どの骨造りの方法では患者さんは辛い思いをさせられます。
その事実は、骨がないから仕方がない、と言うことで殆ど語られません。
しかし、私の骨造りの方法は、患者さんに辛い思いをさせない、日常生活に影響しない腫らさない痛がらせない作り方をしているんです。
ここが大きな違いです。
骨は、腫らせない痛がらせない優しいやり方でも造れます。
腫らせない痛がらせない優しいやり方、低侵襲手術のことをMISミニマム・インベイシブ・サージェリーと言います。
私はこのやり方をずっと昔からして来ましたので、私の著作の専門書にもMISを冠してます。
もう発刊が2009年、書いてる原稿の元は2006年とか2007年です。
私がMISの本邦のパイオニアであり、即時荷重インプラントのパイオニアでもある、と言うことがお分かりいただければ嬉しいです。
インプラントに関わる手術のかなりのモノが、MIS患者さんに優しい腫れない痛くないでできるんです。
今10年の月日が流れ、ようやく世間が私に追い付いて来たようです。
しかし、MIの手術の裏も表も知り尽くしている方は、まだまだ少ないと思います。
本当のMI手術を伝道する為に、私は頑張ります。
4月19日からストローマン本社セミナー室で、インプラント寺子屋2018を毎月開催、連続6回開催します。
勉強したい有志の先生、ご参加下さい!