
最もポピュラーな野草のひとつだろう。道端、畑のくろ、草原から登山道入り口の辺りなどあちこちで見る。春に咲く「ハルジオン」が頭花を下げて咲くのに対し、「ヒメジオン」は上向いたままで咲いている。
初夏(7月ごろ)には花の季節が重なり、見分けにくい時期。図鑑によるとハルジオンの茎は中空となっており、ヒメジオンは白い髄質が入っているので識別できると説明している。普通の場所なら、手折っても問題にならないほど多い植物だから確かめてみるとよい。まあ、どちらでもよいか。
この写真は10日ほど前に耕作されていない畑に咲いていたもの。今時、青々とした幹に数個の花が開いたものを見つけ“何の花?”と思い喜んで写真を撮った。よく見ると、花がいっぱい開いたものが咲いており、少しがっかりした。