
明日は七草粥を食べる日。散歩の途中で七草を探してみた。「ナズナ」は直ぐ見つかったが、セリが無いし、ハコベラも肝心なときには無い。スーパーで揃えてくれたものの方が手軽だ。スズナ(カブのこと?)を買って来れば揃うと思っていたが、単純ではなかった。
アブラナ科のナズナ属。畑や道端などどこにでも咲いているような気がするが、人里に近いところが中心で、山の中などには見かけることが少ない。年中見かけるような気がするが「夏に無い」が訛って→ナズナ。愛する菜(撫で菜)→ナズナ(いずれもネット情報)など名前の由来はいくつか説があるようだ。
「ペンペングサ」「シャミセングサ」などとも呼ばれる。写真では確認できないが、花の下には種が連なっており、三角形の形が三味線のバチに似ている。ペンペンと音が出るなどを形容したもののようだ。どこにでも生えており珍しくも何とも無いので、ペンペンなのかと思っていた。
もうひとつ。粥に入れるのは花茎の部分ではないだろう。固くて美味しくは食べられない。「若苗を食べる」と解説している図鑑があったが、ロゼット(写真)の頃に食べるのだろうか。七草粥は食ったが、今まで材料まで気にすることが無かった。
