
自宅から北に直線距離だと7百㍍ほど、道沿いに2キロ弱の鏑川と鮎川の合流地点あたり。至近距離の位置に「ハクチョウが来ている」と聞き、自転車で見に行った。
鏑側の堤防沿いに走ると、河川敷に人影と車。直ぐに判った。かなり広い水溜りだが、ハクチョウは人の近くに寄っている。30羽近くいるだろうか。こんな胃いるとは思わなかった。“ハクチョウやカモは誰でも写真に撮れる”と思っていた。現物を見ると・・なかなか可愛い。「コハクチョウ」なのだそうだが、個体による微妙な大きさの違いや可愛さの違いもあるような気がする。羽にグレーが入ったものもいるが幼鳥なのだそうだ。
ハクチョウはシベリアのツンドラ地帯などで繁殖し、冬に飛来してくる。この場所にも毎年飛来しているようで、地元の皆さんが手厚く保護しているようだ。鳥はカメラを向けると敏感になるケースが多いが、餌を与えられていることもあり、ここのハクチョウはレンズを覗き込んでくるような気がした。今年はピークで「50羽ぐらい」になったそうだ。

つまらない絵が2枚だが、これでも30分ほど粘り私なりに頑張った写真。「羽ばたくところ」「飛び上がるところ」「着水するところ」などドラマチックに撮ろうと思ったのだが難しい。羽ばたきはあちこちでやるのだが、焦点を当てている鳥が行動を起こすとは限らないのだ。夕方4時から餌を与えると言うことで、チャンスと思ったが思い通りにはならず、静かに食べていた。満たされている??
守る会の人曰く「一度来ただけで、思い通りの写真は取れないよ」とのこと。仰せの通りです。また「朝、6時半ごろから餌を与える。その時がチャンス」と教えてくれた。