啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「クサイチゴ」「ウシハコベ」

2013-05-06 09:11:57 | 山野草

孫達がいなくなって静寂が戻った。良く見ていないテレビもつけっぱなしにしないと寂しくなってしまう。ゴールデンウィーク最終日。2人でどこかへ出かけよう。

「クサイチゴ」はバラ科キイチゴ属の落葉小低木。草丈が0-60センチと低く、草のように見えることから名が付いている。毎年写真は撮るのだが、似たものが多く、種を特定するのを悩んでいるうちにボツになってしまっていた。林の縁や道路の則面などでやや日陰の場所に多く、生命力が強く刈り取ってもまた芽を出す。

花期は4-5月。花は白で5弁花。花径は2・5-3センチほどで良く目立つ。花の中央部にオシベ・メシベとも多数付いている。果実は大粒で赤く熟すと食べられる。

「ウシハコベ」はナデシコ科ハコベ属の越年草。草丈は4,50センチに達することもある。ハコベ属も似たような形態をしており区別が難しい。

春から夏にかけ白いく径1センチほどの小さな花をつける。花弁は5枚だが、深い切れ込みがあり10枚に見える。茎の先端部の5本の花柱を立てるのが特徴(ハコベ属は3本が多いという)。写真の個体をウシハコベにすることのポイントとしたが、やや自信がない。 


コメント
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