啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「アサギマダラ」

2014-10-02 12:34:06 | その他
 「アサギマダラ」 (浅葱斑) タテハチョウ科
 「赤城自然園」に神秘の渡りチョウ「アサギマダラ」が飛来しているとの情報を得、早速Aさんと出かけたのは昨日。赤城I、Cから車で約10分、赤城山西麓、約36万坪の広大な自然園だ。動植物が豊かで一年を通じて楽しむ事が出来る。夫と何度も訪れた場所だ。園内では、早速ツマグロヒョウモンチョウのお出迎え。シュウメイギク、サラシナショウマ、アキノキリンソウ、キバナアキギリ・・・数えたらきりがない。ゆっくり園内を散策。と、何と!四季の森のエリア、お花畑には一面のフジバカマが咲き乱れ、そこに、あの、「アサギマダラ」が集団で乱舞!その数は「ゾクッ」とするほどだ。翅が浅葱色、透明感があり頭まで斑。身体の割には翅が大きい。渡りチョウとして有名で、春から夏にかけ南から北へ移動し、秋になると南下するという。しかも、集団で。暑い所はあまりお好みでないようだ。
そして、初体験のマーキング。チョウを網で捕獲、あの薄い半透明の翅に、捕獲の日付け、A,P(赤城自然園の頭文字)、当地で何番目の捕獲かの番号を記入。再度放つ。それらが、遠くに飛び、再捕獲した人が赤城に連絡し、当家に教えてくださるというシステム。そうすることでチョウのルートが解るのだと教えていただいた。現在確認されているのは、赤城から何と1300km離れた喜界島だという。この生命力に脱帽です。
 出口に向かい、ふらふら歩いていると、猛スピードで私たちの前を横切ったリス君。走っては止まりを繰り返しながら、興味津々こちらの様子をうかがっていた。そのしぐさはとても愛らしく、微笑ましい。楽しい自然とのふれあいであり、晩秋にはもう一度訪ねたい。
コメント (3)
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