啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「マンリョウ」

2017-01-06 09:29:39 | 庭の花木
 「マンリョウ」  ヤブコウジ科
 ドーンと鈍い音。しかし、それはかなり大きい。みれば、ヒヨドリが、リビングのガラス窓に体当たり。突然の音に、心臓がドキッ! 頭からぶつかったとすれば、脳震盪でも起こしているのではないか、と心配したが、しかし、実に素早くUターンし、スーイと飛び去った。 木々の細く込み合った枝でさえ、野鳥が枝にぶつかって倒れたのをみた事もないし、聞いたこともないのに、何もよりによって、大きな窓にぶつかることもなかろうに・・。だって、まだ朝の事ですよっ。
 名前のおめでたいマンリョウ(万両)。丈は、70cm程度。常緑小低木。葉は、縁がギザギザ。以前、赤い実のセンリョウ(千両)をアップしたが、両者の違いは、実のつけ方と、単純に理解している。センリョウは葉の上に、真っ直ぐに実をつけるが、マンリョウは葉の下に、しかも下向きに実をつける。赤い色の実が、おめでたさを一層引き立てる気もするが、当家のものは、淡い黄色。直径は1cm足らず。地味で目立たない実なのに、今朝はびっくり。何と、なんと、一粒もない!!  二度びっくりさせられた朝でした。
 
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