啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「窓辺の花」

2017-01-24 11:34:40 | 庭の花木
 「シクラメン」  サクラソウ科
 鉢に植えられた、満開のシクラメンからは、麗しい香りが、漂ってくるかのような、期待感を抱かせるが、残念ながら、誰かさんの歌のような“シクラメンの香り”はしない。しかし、窓辺に置かれた、小さな鉢であっても、紅く、うつむいて咲く花は美しく、みていると心が和む。地中海地方が原産というが、日本には、明治時代に伝わったとのこと。時代と共に、花の改良も行われ、色もさまざま、フリンジ咲き、八重咲き、さらに、芳香シクラメンなども登場。シクラメンは、鉢植えで、しかも、室内で楽しむもの、という認識だったが、ガーデンシクラメンもあり、戸外で、寒さにも耐える品種もあるという。また、葉も見どころ。丸みのある、ハート型も可愛らしい。
 冬の花として定着しているシクラメン。毎年、年末には、トキの島の義父母に送っているのだが、いつも喜んでいただいている。しかも、それを枯らすことなく、次の年にも、また花をつけるというのだから驚く。私も、管理の方法を調べ、それなりに手入れをするが、元気そうに見えるのは、せいぜい初夏あたりまで。群馬の平地の、猛烈な蒸し暑さには、耐えられないのかもしれない。
コメント (2)
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