啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「秋の日に」

2017-11-02 22:04:05 | その他

ススキの穂が光り、赤い実が空に映える秋の日。群馬県立歴史博物館、グランドオープン記念、企画展「海を渡って来た馬文化」展を妹と観にでかけた。展示説明文によれば、群馬県の県名は、古代から所在した群馬郡に由来。そして、群馬郡の群馬は、元々は「久留末」(くるま)と読まれていたという。
陸上をより長く、より速く移動する能力をもつ馬。野生の馬を、最初に飼育したのは、紀元前4000年のウクライナに暮らす人々といわれ、その文化は、ユーラシア大陸の東西に広がり、中国、朝鮮半島、そして日本へと伝播した。日本列島、最初の馬具は、4世紀~5世紀の兵庫県の古墳から出土とのこと。畿内と東国は、馬を利用した内陸の道の成立により、政治的関係が実現。海を渡って来た馬文化は、上毛野地に定着したようだ。展示品は盛りだくさん。馬具の名称など、今まであまり認識していなかったが、勉強になった秋の1日だった。
ところで、…初めて知った、ぐーちょきシニアパスポート。これは、協賛店舗で提示すると、「ちょい得」サービスを受けられるカードとのこと。なんと、今回、入場券が2割引❗️ただし、群馬県人のみ。これを知った妹。(彼女は他の県、割引なし)。他の自治体ではこんな事きいたことない。群馬県はセコイ、とバッサリ。
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