啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「冬の訪れ」

2017-12-05 10:32:23 | 庭の花木

「サザンカ」 ツバキ科
冬の庭に、サザンカが咲かなければ、どんなに寂しいことだろうか。今まで賑わっていた庭も、今では彩りが少なくなってしまった。冬なのだから、当然なのだけれど、それでは少し寂しく、寒さに耐えうる草花をいくつか植えた。ビオラ、ノースポール、パンジー、アリッサムそして寄せ植えの鉢。ピンク、紫、白、黄色など、いくらか庭にアクセントがついた。しかし、まだ、当家の庭で慣れないのか、何だか居心地が悪そうにしている。
さて、サザンカ。冬の訪れを予感させる頃、ちらほらと咲き始め、今は満開。心にひが灯ったように、暖かさを感じる鮮やかな色。ツバキと似ているのだが、その見分けは散り方。花びらが一枚ずつバラバラと散ってゆくのが特徴。これから強い北風が吹くと、木のもとが紅くあでやかで、まるでジュウタンを敷いたように染め上げる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする