啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「冬の香り」

2017-12-23 10:09:35 | 庭の花木

「ニホンズイセン」
読書の波が、ドド〰️と押し寄せて来る時は、脇目もふらずそれに集中してしまう。しかも、一つの作品が気にいると、その作家のものばかりに没頭。今年のお気に入りは、原田マハ。当方、アートに造詣があるわけでなく、からっきし門外漢とはいえ、彼女のアート小説は、読むほどに面白い。勿論、小説の域はでないけれど、楽しめるという視点では、魅力的であり、生きているうちに、本物をみるべき名画があること、に気づかされる。
ギリシャ神話によれば、美少年、ナルキッススは、泉に映る自分に恋をして、水中の自分を抱き寄せようとして、溺れ死ぬ。スイセンの属名を、ナルキッススというらしいことが、本に記述されてあったが、確かに花の少ないこの時節、甘い香りと立ち姿は目立ち、たとえれば、美少年そのものかも知れない。花言葉「自己愛、うぬぼれ」など。自分の姿に恋をする…そこからの花言葉でしょうか。
コメント (2)
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