啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「森の呼吸  1」 赤城自然園

2019-08-22 13:07:03 | 山野草
 「レンゲショウマ」 キンポウゲ科
 ”レンゲショウマが見頃だから、一緒に行かない?” そういう彼女は、野鳥が大好き。鳥を追って、昨年はブータン、今年は北海道へと旅をしたという。それに、花の名前もよく知っている。行きたい山があれば、どこへでも、一人で出かける勇ましさ。数年間プールに通っているうちに、いろいろな人と出会う。時間的にも余裕のある人たちで、趣味も幅広い。そういう人たちから学ぶ事も多く、この年齢で、新たな友人が出来るとは何と幸せなことか。また、そのことにより自身の環境も豊かになり、同じ趣味を共有できる友に出会えたことに感謝したい。
 自宅からおよそ1時間30分。同行者4名。夫と何度も訪れた、赤城自然園。優しい緑の風に抱かれながら、フカフカの道を登ってゆくと、早速、シラヤマギクやアカソなどが迎えてくれる。そして、賑やかなセミも。”家できくセミはうるさいけれど、森のセミは涼しさを感じるよね”と同行のSさん。納得の感あり!
 今回のメインの花は、レンゲショウマ。森の妖精、とも言われるレンゲショウマ(蓮華升麻)が、園内を彩る。日本固有種。花径4cm程で、下向きに咲く。花の形がハス(蓮)の花を思わせる所から蓮華、そして葉はサラシナショウマに形が似ていることからの命名、と図鑑に記してあった。淡い紫色の花姿は上品で、”可愛いらしい”としか表現できないほどの美しい花。大好きな花。絶滅危惧種。

「シラヤマギク」  キク科
 長年、名前が分からず悩んでいた花。園内を巡回している係員さんに教えていただいた。野菊。




「アカソ」
 何度も見ているのに、初めて知った名前。教えていただいたのに、忘れてしまいそう・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする