啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「勝り草」

2021-12-08 11:23:39 | 庭の花木
 秋を送り冬を迎えた。庭は、ほぼ枯草の世界。霜が降り草花は萎れつつあるが、なかでも菊はまだ花姿をとどめている。名の知れぬ赤色や黄色、そして小菊など目を愉しませていてくれる。菊はしばしば‟まさり草”とか‟東の籬”とかと呼ばれている。まさり草は勝り草とも記し、寒さにも負けず咲いている姿が、他の植物に比較し、勝っているということからの命名か。また、東の籬は、菊は太陽の光を好むので、このような異名がつけられたのかと、勝手な想像をしている。
 昨晩は冷たい雨が時には強く降り、その雨音のリズムが耳に心地よく、少しざわめいていた心を落ち着かせてくれた。今日は雨が主役の一日になりそう。
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