啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「冬を愉しむ」

2021-12-27 12:08:05 | 庭の花木
「シモバシラの霜柱」 
 山陰、近畿北部などに大雪の情報。交通にも影響が考えられ、厳しい寒さが連日続いている。当地でも、日中最高気温は6°Cの予報。晴れており、上州名物のからっ風は、さほどでもない。しかし、空気は乾燥し、県内山間部では雪が降り続いている模様だ。
 秋に小さな白い花を、茎に沿って咲かせていたシソ科のシモバシラ。花後、根元から30cm位残して切り、放置しておくと、寒い日、枯れた茎の根元に‟霜柱”に似た氷の結晶ができる。枯れた茎の毛細管を伝わって吸い上げられた水分が、茎を割り外にしみ出て、凍っているのだ。現在すでに正午を回っているのに、まだ解けないでその姿を見せている。
 昨夜は、うっつらうっつらしている間に夜が明け、早朝、庭の片隅で見つけたシモバシラの霜柱。これから迎えるであろう厳しい冬と厳しい寒さの中にも、それを愉しむ何か心の支えがあって欲しいものだ。
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