東日本大震災復興構想会議の最後の会合で五百旗頭議長が「秋が深まる頃には被災地で復興が始まることを期待していたが、政権の移行や与野党の調整、政治の混乱で時間を費やされた。政治の混乱で政府の取り組みが遅れている」と苦言を呈したという。この五百旗頭は小渕、福田政権などで会議に参加していたからか防大校長に2006年8月就任を依頼したのは首相の小泉だ、就任した時は素人だから、判らぬと言っていた。2006年北京で「日本が起こした侵略戦争は日本の国益を損ねた」などと講演をしたり、小泉の靖国参拝を非難していた男だ。それをアキカンが議長に起用した、そして復興構想会議での第一声が増税だった、政府が言うと波風が立つからアキカンに依頼されたのだろう。何ヶ月も会議を開いたが大して役に立たぬ構想をブチ上げた、提言したのが復興財源を所得税、法人税、消費税の基幹税を中心に臨時増税を行うことを求めた。政治学者なら学芸会内閣がモタモタしていたのだからカンカラに発破を掛けて迅速な行動を提言すればいくらか早くなっただろう。自民から民主に起用な二股膏薬が功を奏してこの度文化功労者に選ばれた。『文化の向上発達に関し特に功績顕著な者』だそうだがどんな功労があったかね。野球の王も選ばれているから文化は何でも文化のようだ。防大定年65歳で09年3月だったが1年ずつ3回までの勤務延長をしていたが3月退任する。後任には慶大の国分良成教授(現代中国政治・外交)を内定したという。軍備増強を進めている中国の専門知識も起用の判断にしたとみられる。