自衛隊を目の敵にしていた手合いがゴロゴロ転がっている民主党政権が今度は福島原発から半径20キロ圏内にある自治体庁舎の除染作業に陸上自衛隊を派遣するようだ。『困った時の自衛隊頼み』で何かあると、ソレッ自衛隊と気軽に出動させる傾向がある。自衛隊大嫌いで社民党から寝返った辻元清美など阪神淡路大震災時、支援物資を配らず、「自衛隊から食物は貰ってはいけません」など反自衛隊の文句を箇条書きにしたビラを配り捲くった。政府は陸自化学防護隊300人程度派遣するという。除染作業自体はそう難しい作業ではないので民間業者に委託すれば不景気対策にもなるだろう。内閣主催の国賓の国王晩餐会を欠席して仲間の金集めパーテイに馳せ参じた無知蒙昧を己で認めた一川防相「除染作業開始までに拠点場所の除染を早急にやると自衛隊の能力が期待される。民間には難しい」などと強調したという。そんなに民間が困難ならば今後始まる広範囲の除染作業が出来ない事になる。自衛隊の本来の任務は国防であるのに政府は事前調査もいい加減で、出動や派遣を軽々しく決める。こんな調子でやられるから『政治の道具』『便利屋』じゃないと防衛庁から不満が出るのは当然だ。代議士会にも出ず本会議もサボッて高額の歳費を懐にしている石コロ、鼻くそ議員こそ、率先垂範20キロ圏内の除染作業に駆り出したらどうだ。幾らかは『美談』になって今後そう遠くない内にある選挙に有利だろう。平野国対委員長「党内は弛んでいるとしか言いようがない」などと慨嘆しても駄目だ。お子様以下の連中だ、除染作業で汗を掻かせれば一石二鳥だ。