いくつかの体調不良がコンボしたおかげで、しばらく寝てました。寝まくり。
それで、その間中、夢ばかり見ていました。目が覚める前に、だいたい2本ずつくらいを夢見ているのですが、「ああ、もうすぐ覚めてしまいそうだから、ちゃんと覚えておこう」と気張っているにもかかわらず、起きた途端にさらさらと記憶が流れ落ちてしまうので残念。いやまあ、今のところはたいして面白い夢を見ていないからいいんですけど。
ゆうべはK氏が「朝まで Star Trek DS9!」とか言って、夜中から明け方まで第7シーズンを7話分くらい見るのに付き合ったら、またまたたいそう疲れました。というわけで、びっくりするほどの単純さに自分でも呆れてしまいますが、そのあとの夢で私は大好きなジャッジア・ダックス(←DS9の登場人物。美女)に向かって、「私があなたをどのくらい愛しているか、どんなふうに愛しているか、とても一言では説明できないですよ…」と泣きながら訴えていました(ちなみに、ゆうべ見た中にはジャッジアは登場しません…;)。
ジャッジア・ダックスに熱い想いをぶちまけながら、私は、「しかし私が愛しているのは、ジャッジアなのか、ダックスなのか……多分そのどちらも愛しているんだ」ということを伝えたいのに、うまく言えずに悶々としていたようです。ドラマを見ていない人には何のことだかサッパリですよね。スミマセン。
トリル人のジャッジアと、彼女の体内に共生するダックスとは、厳密には違う生命体です。ひとりだけど二人(もっと厳密には共生生物ダックスは寿命が長く、ホストを次々と変え、ジャッジアはその8番目のホスト。ダックスを共生させることで、ホストは歴代ホストの記憶を受け継ぐことになるらしい。なので、体はひとりだけど、人生は8人分。みたいな)。
第6シーズンと第7シーズンにかけては「ダックス・インパクト」とでも言うべき衝撃展開があって、私はここを乗り越えるのにかなりの年月を要したわけですが、こないだとうとう乗り切りました。予想どおり、数日間は立ち直れませんでした。もうだめだと思った……。だけど、あの夢を見たからには、もう大丈夫な気がする。もう大丈夫というサインだという気がした。
とにかく、どうにかDS9自体のクライマックスもいよいよ目前で、およそ10年がかりでようやく、私はこのドラマシリーズを見終えるということになりそうです。
さびしい。さびしい。たまらなく、さびしい。
うーむ。だけど、見れば見るほど、DS9は面白いドラマだと思う。面白いなあ。面白い。宇宙は広いのに、そこには未知への興味と果てしない冒険があるのに、どうして……という深い物語。どういうオチをつけるのか、楽しみでなりません。
あ、2本立てでもう一個夢を見ましたが、そちらはどこかの喫茶店兼貸本屋(?)かなんかのお店で、店主のおじさんが親切にも私に「この短編集には、こういう作品が入っていてね……」みたいに教えてくれるという内容でした。その短編集が異常に面白そうで、私はたいそう興奮しておりました。喫茶店の経営はやや厳しいらしく、色々と苦労がありそうな気配で……。あとは忘れた。
春にはどうして夢ばかり見るのでしょうね。