しつこく親不知日記その3を…。てゆーか、その2って書いたっけ? 覚えてないですけどどっちにしろ、もういい、って話ですよね。いやでも、知りたい人もいるかと思って……悪趣味でスミマセン(/o\)
というわけで、今回も以下ややグロ注意です。
************************
さて、今日は3本目の親不知を抜いてきました。これまでは上顎の最奥に生えていた左右の親不知を抜いたのですが、今日は左の下顎の奥にある親不知を抜いちまいます。3本目にもなると、そろそろ抜歯の恐怖にも慣れてきました。わはは。気楽に行こうぜ!
と、予約時間通りに歯医者さんへ行くと、最初に魔術のようにあっさりと歯を抜いてくれた院長先生ではなく、またしても若先生がいらっしゃいます。うーむ。この先生でもいいんだけど、前回は結構顎が疲れたんだよなー。手が大きくていらっしゃるのかしら。まあ、私のはたいした施術でもないから仕方ないのかな。経験を積む的な意味で。
そして早速麻酔をかけられ、先生がおっしゃるには下顎の親不知を抜くのはちょっと大変とのこと……。え? そんな、今さら言われても……;
しかしよく聞くと、上顎の時に比べてしっかり生えている分、抜くのに時間がかかるというだけで、そう大差はないとのこと。もう麻酔もかけちゃってるので、今さらやっぱやめますとも言えず、「やっちゃってください」とお願いしました(←というつもりですが、今回はかなりきつく麻酔がかかっていたので、私はモゴモゴとそれ風な音を出しただけでしたが、先生には伝わったようでした)。
麻酔のために舌の先から唇まで痺れてきましたが、どうやらそれで良いそうです。うーむ、こんなにしっかり麻酔をかけるからには、下の奥歯を抜くというのはどうやら本当に大変そうだぞ、と心配になります。
そして、いつものように先生が問題の歯をぐいぐいと圧してきます。おっしゃっていたように、なかなか抜けません。焦る私。そして焦る先生。かなり強い力で顎ごと圧されるので、抜歯の痛みというよりも顎の痛みに耐えかねて、私は思わず先生の腕を押しのけてしまいました。いや、そんなつもりはなくて、「痛かったら左手を挙げてくださいね~」と言われていたので左手を挙げたら、そこに先生の腕がちょうどありまして…私は顔をタオルで覆われているので、よく見えなかったのです。
先生は「痛みますか?」と気遣ってくれますが、私が「いえ、歯の方ではなくて顎が…」的なことを言うと、安心したようにさらにぐいぐいと圧してくださいます。ひょえ~(泣)顎が外れる~~―――。
地獄の数分間が過ぎ。
「さあ、もう抜けますから、がんばってもうちょっと口を開けてください!」と言われ、「無理でふ…」とも言えず(なにしろ口を開けたままでは喋れないので)、私はがんばってカクカクと震える顎をどうにかあんぐりと開けました。結局、歯がいつ抜けたのかは分からないくらいに抜歯自体の痛みはなかったのですが、とにかく顎が疲れた。やっぱり今回も顎が疲れた…とほほ;
麻酔のせいなのか、疲労のせいなのか、とにかくいつもよりも盛大に放心した私は、またしても夢のなかを歩くように家路についたのでありました。
ああ、あと1本。残りはあと1本だ――。
***********************
そして、抜歯が済んで2時間後の現在。麻酔はまだ切れません! 凄い! 超強力!
それにしても、わざわざお金を払って歯を抜いてくるなんて、私ってどんだけマゾなんだ。でもあとちょっとで終わりだ! この分だと今月中に全部終わりそうです。はやく終わってくれ!