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粗品タオルで人形を作る

2012年12月19日 | 手作り日記




やるべきことはあるけれど、心情的には手持ち無沙汰だったので人形でも作ることにしました。本当は「よだれかけ量産計画」を遂行するつもりだったのですが、枕カバーや小さな人形作りへと迷走中の私でございます。帰省中の実家へはミシンを持ってきていないので、ちくちく地道に縫っています。せめてこれで少しでも手縫いの技術が向上するといいなぁ。


ともあれ、まずは試作を! と思い、実家で余っている粗品のタオルを数枚貰います。以下、作り方というほどのこともありませんが、写真付で一連の作業をまとめてみました。


(1)型紙を作る

半分に折った厚紙に猫型の全身輪郭像の半身を描き、はさみで切る。
厚紙を開くと、こんな感じ。

 

手足は太い方がのちのち縫いやすいですかね。


(2)型紙に合わせて、縫い代を8mmほど取ってタオルをカットし(表裏各1枚)、中表にして縫い合わせる。4センチほど縫い残しておき、そこから生地を裏返して表にする。縫い残した口から詰め物をする。大体の形を整えたら縫い残した部分を縫って閉じる。(作業の肝心な部分に限って文章だけで済ましてしまう私・・・;)

  できた。


(3)上下が分かりづらいので「頭を作るか・・・」というわけで、首の部分を絞めてみる。

 

 あっ、なんか怖い・・・!?(^o^;)

 

 寝かせると猫っぽい姿に見えますが、なんか首が絞まって見えるので(事実絞めているが;)、やっぱり元に戻す。

  ふう。これでよし。

  

 もにゃもにゃした体型だけど、これでいいや。


(4)顔を刺繍で入れる。

 

 なんか急にそれっぽくなったので、ひとまず満足する。(終わり)



所要時間1時間半ほどのやっつけ作業でしたが、どうにか完成しました。最初はこう顔の部分に憎い相手の写真を貼り付けて胴体に針を刺しまくったりする用の呪いの人形のように思えましたが、刺繍で猫らしい顔を入れてあげたら徐々に愛着を持てるようになりました。一晩明けたら可愛くすら思える。

 ↓北陸の昼の暗さに驚愕する猫さん。
  手乗りサイズ。


でもボディラインにはまだ改良の余地がおおいにありますね。なんかこのAAに見えてしかたがない(^_^;)
 


さて、試作が面白かったのでもうちょっと続けて作ってみようかな。タオル地なのでフカフカしていて手触りはいいですよ。直立できるタイプの人形も作ってみたい。ペンギンとか。
そんで、この試作品はどうしようかな。はっ、もうすぐクリスマス・・・ひとりで寂しく過ごすK氏に送ってやろうかしら・・・。いい年した男性にこんなものを送りつけても激しく「お断りだぁぁぁぁ」されそうですが、それもまた楽し。




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