【今朝の会話】
私:(日に日に父親似になってくる息子の顔を眺めながら)たっちゃんはやっぱり男の子だねえ。
息子:おかあさんは、女の子だよね!
私:へへ…まあな。でも、実はお母さんや黒部のお姉ちゃん(=私の姉)みたいに年を取ってると「女の子」じゃなくて「女の人」と言うべきなんだよね、知らなかったかもしれないけど、残念だけど…(あと、「お姉ちゃん」は「お姉ちゃん」て呼ばされてるけど、ほんとは君の「伯母」さんなのだよ)
息子:え〜〜!?(笑) “いっぽう”、たっちゃんはまだチビッこいので男の子なのでした!
息子は3歳にしては、口が達者なほうです。どこで覚えてくるのか知りませんが、「一方」などという単語を正確に使いこなします。また、知らない人を相手に話す時や、話す内容が「報告」的なものである時には必ず「敬語」で話すのでした。サザエさんちのタラちゃんみたい。リアル・タラオ。そういや「タラオ」と「たっちゃん」、名前も似てるな!
それにしても無口な母親(私)とほとんど二人きりで過ごしたにも関わらず、わりと言語能力の高い息子です。ひたすら大人向けの鉄道DVDで育てたおかげでしょうか。ありがとう、村田さん!(←ナレーションの)
ナレーションと言えば、『きかんしゃトーマス』や『ムーミン・パペットアニメーション』といった息子の好きな作品でもナレーションが挟まるためか、息子はひとりで電車ごっこをする時などにも、
☆誰か「うわーーーっ、だっせんするぞ〜〜〜!」「キーーー、キキーー!(ブレーキ音)」
☆ナレーション「たいへんなことがおきました。そのとき、◎△★したのです…」
と、一人芝居とナレーションをそれぞれ声色を変えつつ同時にこなしながら遊んでいます。
「テレビや映像では子供の言語は育たない」と言われますが、息子はそれなりに育ったようですね。よ、良かった…! 間が持たない時にDVDなどを観せまくってしまったので心配でしたが、今のところは大丈夫そう。あーでも彼は会話のキャッチボールみたいなのは苦手かも。超一方通行だわ。
思い返すと私も「ラジオ」で育ちました。ラジオと振り子時計のチクタクいう音が、私の幼少の記憶です。私は息子に比べてずっと多くの人に囲まれて育ちましたが、やはり会話のキャッチボールは苦手です。投げられたボールを受け取ったのかどうかも分からないように黙り込んで静かに過ごすのが落ち着く。
いやいや、落ち着いている場合じゃない。対話も大事ですよね。息子がこうなのはやっぱり私のせいかもしれません。彼がガンガン一方的に話しまくるのは、私が本当に聞いているかどうか分からないからなのかも。
息子よ、もっと話そうか。ちゃんとキャッチボールをしよう。
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