毎日を大切に

本日の天気はと

決してラクではないものの、それでもこーして毎日働くことが出来るっちゅーのは至極有り難いことでございます。

というのも、先月末に発表された先々月の完全失業率は5.4％にも上ったそうで、今後しばらくは上昇基調をたどりそうな気配です。

今回の各党のマニフェストをザっと拝見いたしましたが、どれも根本的な解決には至らないであろう案で埋めつくされているようですから、在庫調整は順調でも、この分の”調整”はまだまだ続きそうな感じがいたします。

わたくしめの関係する業界もそうですが、一時的なことであれば、別に問題にならないと思います。

ただ、今回の不況が、金融機関や投資家等に対し、なんらかの構造的変化をもたらしたとするならば、われわれ業界も相当の策を練らない限り、継続困難な状況も出てくるやもしれません。

単純に処理し得る仕事は、民間ではもはや存在し得ず、これに加え、価格競争に晒される等、労働の質と価値のギャップの開きを、ただただ漫然と傍観してきたというのが現状じゃなかろうかと思うのです。

全部が全部「余剰」とは考え難いものの、前回バブル崩壊後のソフトランディングとは全く異なるハードランディング下、この急激な変化に事業形態がついていっていない、そんな気がするのです。

さらに突っ込んで考えてみると、組織単位での理念や行動ってことはもう当たり前で、そこで十二分にチカラを発揮し得る個々人の評価に及んでいるのが現状です。

だもんで、わたくしめ個人的には、失業率を減らす最良策としては、技術云々以前の「人間力」を高める中長期的なプログラムの作成・実効しかないんだろうと感じております。

よく面接なんかのNGワードに

「勉強させてください」

みたいのがあります。

たしかに勉強しなきゃいけないけど、そんなんは入ってからその場その場で考えりゃイイことで、重要なのは「一体全体、自分はココで何をして会社、そして社会に貢献したいと思っているのか」ってことだと思います。

おんぶにだっこの社員・組織はもう完璧にいらない時代なんでしょう。

よくココロして毎日を大切に過ごさねばならないと感じます。

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