The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

ドラマ “Bookish”(原題)初情報&ファーストルック

2024-10-28 | 海外ドラマ
”Bookish”

6 episodes

以前チラッと情報が出ていて、興味を持っていたこのドラマの情報、ファーストルック等が出ました。



マーク・ゲイティスが脚本を手掛け、また主演を務めるこのドラマはなかなか興味深いプロットです。

取りあえず内容概略は、
”第二次世界大戦後となる1946年のロンドンを舞台に、博学で型破りな探偵のガブリエル・ブックが、
古風な書店に並ぶ何千冊もの本から必要な知識を得て、謎めいた事件を解決していく。彼の周りには、
愛すべき傷ついたはみ出し者たちが集まり、ブックは彼らを保護して勇気づけ、メンターとなる。 ”
(海外ドラマNAVI、他より)

因みに、
”bookish” とは、”本好きの”、”本や学問に熱中している”、とか ”学者ぶった” と言った意味を持つ
言葉です。

ゲイティスさん扮するメインのガブリエルさんの名前はご丁寧にも "Book” ですね。  

キャストは、
脚本:マーク・ゲイティス、マシュー・スウィート
監督:カロリーナ・ジャメッタ (”ヴェラ”等)
製作:クリストファー・アルカシュ、
製作総指揮:ジョー・マクグラス(”テンペスト教授の犯罪分析ノート”)、ウォルター・イッツォリーノ

出演:
ガブリエル・ブック:マーク・ゲイティス
トロッティー・ブック: ポリー・ウォーカー
ジャック:コナー・フィンチ
ブリス警部:エリオット・レヴィ
ミスター・カインド:ポール・マギャン
他にも、
ダニエル・メイズ、ジョナス・ネイ 等









(ところで、ダニエル・メイズさん、このところ出番が多い様で あちこちでお顔を見かけます。
日本放送待ちの『ヨルガオ殺人事件』では ゲイティス御大と共演しているし、先日ご紹介した『リ
ンリー』でも出演予定とされているし、その他『木曜殺人クラブ』にも・・・と拙記事にも度々登
場していますね。 今売れっ子?)

コナン・ドイルのシャーロック・ホームズに関しては深い造詣と愛情を抱いているゲイティス御大は
『SHERLOCK』では 脚本を担当兼兄のマイクロフトを演じましたが、この『BOOKISH』について、

”「(1990年の映画)『グッドフェローズ』の言葉を借りるなら、“僕はずっと探偵になりたかったん
だ!” ですね。このシリーズをスクリーンで実現し、視聴者に戦後のロンドンに浸ってもらえるなん
て、これ以上の喜びはありません。この時代と世界は十分に検証されていないし、『Bookish』は僕が
常に作りたいと思っていた、奇妙で笑えて、スリリングな番組です」とコメント。探偵を演じる夢が
叶ったと述べた。”
とのこと。

”書籍、探偵” と いかにもゲイティス御大らしいアイテムを含んで書かれたこのドラマ。
なかなか面白そうです。
個人的にはかなり好みの作品の様に感じるのですが・・・・。

もう少し細かい情報、Trailer等出ましたら追記します。

このドラマは、
2025年に英Alibiで放送予定。

日本での放送も是非お願いしたい作品なのですが、どうでしょうねぇ・・・・。



(source : UKTV, WhatToWatch, 海外ドラマNAVI & etc.)



『シェトランド』S9 : リリース日 & 情報

2024-10-25 | 海外ドラマ
”SHETLAND”:Season 9

BBC: 6 episodes

シーズン7で大黒柱のジミー・ペレスが去り、その後の成り行きが大変危ぶまれていたこのシリーズ
です。

S8では後任として、アシュリー・ジェンセン扮するルース・カルダー警部が着任し、原作とは異なる形
でのドラマが継続するにあたって、当初大変な反響(ネガティブな物が大部分)を呼びまして、どうな
ることかと不安がありました。

一応観てみなければと継続視聴しました。
スピンオフなんだから、それはそれ、と割り切ってみればそれなりに(?)・・・で、心配したほどで
はなかったかな?と個人的な感じを受けたのですが、多くの視聴者は好意的な受け止め方をしたようで
すね。

そして、シーズン9も継続となり、いよいよ英国初放送日が発表されました。



2024年11月6日(水)BBC One での放送開始だそうです。

(既にシーズン10の製作も決定発表されています)

シーズン9のキャストは、

メインのメンバーは変わらず、

ルース・カルダー:アシュリー・ジェンセン
アリソン・”トッシュ”・マッキントッシュ:アリソン・オドネル
サンディ・ウィルソン:スティーブン・ロバートソン
ビリー・マクブライド:ルイス・ハウデン
コーラ:アン・キッド









又新たに、
イアン・ハート、ヴィンセント・リーガン等が加わり、
ゲストには、
スチュアート・キャンベル、ロバート・ジャック、ナリニ・チェッティ、ジミー・ユイル 他

現時点ではTrailerは出ていませんが、続報出次第追記します。

日本放送は勿論来年になるでしょうが、この点も何かわかり次第・・・・。




(source : BBC, WhatToWatch, etc.)







これから読む予定のミステリ:Oct./4(2024)

2024-10-23 | ブックレヴュー&情報
※ 『ミセス・ポッターとクリスマスの町』上/下 ラウラ・フェルナンデス

早川書房 2024年10月23日発売予定

【内容概略】
≪なぜか年中、雪に閉ざされた町キンバリー・クラーク・ウェイマスは、児童小説の聖地巡礼の地
として有名。だが、観光の目玉である関連グッズ店の店主ビリーが店を閉めて引っ越そうとしたこ
とで、不動産業者や作家や探偵やプロの幽霊を巻きこみ、町は大騒動に! ≫

この作品はよく分からないのですが、コージー系なのかな?
あまり悩みこまなくてもよさそうな、何となく楽しそうな作品(なのかな?)なので、軽くトライして
みようかなと。

※ 『ライルズ山荘の殺人 マーダー・ミステリ・ブッククラブ』 ラウラ・フェルナンデス

創元推理文庫 2024年11月9日発売予定

【内容概略】
≪ 〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉に新メンバー四人が加わった。顔合わせを兼ねた読書会の
課題は『そして誰もいなくなった』、過去にタイムスリップしたかのような山荘に泊まりこみで行うの
だ。ところが現地に到着した翌朝支配人が他殺死体で発見され、さらに電話線が切断され外部とは連
絡がとれず、山荘の周囲では山火事が起き……。読書会どころではない事態に、ブッククラブの面々は
どう立ち向かう?≫

早くもシリーズ第4弾になりました。
コージー系ではありますが、それほど軽くもなく しっかり謎解きにもなっていると感じました。
色々なミステリ作品に触れているのも嬉しいところ。
今作のお題は「そして誰もいなくなった」だそう。 楽しみです。

※ 『聖夜の嘘』アンドリュー・クラヴァン

ハヤカワ・ミステリ 2024年11月7日発売予定

【内容概略】
≪クリスマス間近のある夜、湖畔の町で若い司書のジェニファーが殺された。容疑者は交際相手のトラ
ヴィスで、犯行を認めていた。彼をよく知る地元弁護士のヴィクトリアは、犯行を信じられず、友人の大
学教授キャメロンに無実を証明してほしいと調査を依頼する。≫

初読み(だと思う)の作家作品です。
作者は多彩な才能をお持ちの方らしいですね。
今作は一応ミステリ作品だと思うので、初読みさせていただきます。

今回は 肩の凝らなそうな、やや軽めの作品ばかり(かな?)になりました。

それにしても・・・・。
今回取り上げた作品は、敢えてそうした訳ではないのですが 早くも”クリスマス関連”(内容はど
うか分かりませんが、少なくともタイトルが・・・)。

何だかピンと来ないのですが、焦ります。







(source : ハヤカワ、創元社 & etc.)










『リンリー警部』 リブート版製作開始

2024-10-20 | 海外ドラマ
”Lynley”(原題):BBC

4エピソード

いきなりでひっくり返りそうになりました・・・・。
長い、長い間待ちに待っていた大好きな作品です。

エリザベス・ジョージ原作の『リンリー警部 シリーズ』はかなり昔になりますが、大好きで全部読んで
おりました。
又、原作に元ずくドラマ ”The Inspector Lynley Mysteries” も日本で放送されていたことを発見して以来
全部見ておりました。

拙記事『ドラマ化された英国ミステリ小説』その(1)で最初に取り上げた作品でもありましたっけ。

かなり古い作品だったので、何とかリニューアル、リブート版の制作を待ち望んでいたのですが、なか
なか実現せずかなりの時間が経ってしまいました。

そんな中、何気なく見ていたニュースにいきなりの情報が飛び込んできて、もうビックリ!
全く予期していなかっただけに 椅子から転げ落ちそうになりました(又もや 恒例のフレーズ!)

新しいリブート版は未だ第一報ですので、ほんのサワリだけですが、

BBC製作のドラマタイトルは、”Lynley” (原題)、多分4エピソード構成になりそうですが 既に撮影
は開始されているとの事。

で、肝心のキャストですが、
製作/総指揮/脚本はスティーブ・トンプソン(”SHERLOCK”,”VIENNA BLOOD”等を手がけた)← これ
を見るだけでも期待感が膨らむのです。

主な出演は、


トマス・リンリー警部にはレオ・スーター
バーバラ・ヘイヴァース警部補にはソフィア・バークレー
その他、
ダニエル・メイズ、ニアム・ウォルシュ、マイケル・ワークアイ、ジョシュア・シャー

(今後もう少し詳しいキャスティングが分かり次第追記します)





冒頭書きましたように、原作はエリザベス・ジョージのベストセラー
『そしてボビーは死んだ』1988年
『大いなる救い』1998年
『血塗られた愛情』1994年
『名門校殺人のルール』1996年
『ふさわしき復讐』1995年
『エレナの為に』1995年
『罪深き絆』1996年
『隠れ家の死』1997年
『消された子供』1999年
その他日本では翻訳出版されていない作品も含め全部で22作品もある様です。←是非是非翻訳出版お願い!

そして、かなり昔 有難いことに偶然見つけて視聴することができたドラマ化作品は、2001年~2008年まで
6シーズン放送された(日本ではどこまで放送したんだっけ?)大変高評価を受けた作品と言われています。
(打ち切りになった際には番組存続の嘆願書が出されたとの事)
本当に残念だったし、その上に 日本ではその後再放送されないことがもっと残念なのです。

リンリー警部にナサニエル・パーカー、バーバラにシャロン・スモールという配役でした。




↑ 久々のお二人の姿(時の流れを実感・・・)

原作にあるキャラクターは、
トマス・リンリー警部は、絵に書いたようなエリート、
外見もブロンドで目は茶色(だったかな?)、スマートでギリシャ彫刻の様な美形
又出自が飛びぬけていて、アシャートン伯爵の称号を持つ貴族。
ベルグレーヴィアの邸宅に住み、サビルロー仕立てのスーツを着て、ベントレーに乗っている
といった超上流階級の立場でありながら 優秀な刑事でもある。
一見人も羨む境遇のように見えるリンリーも、伯爵としての立場、家族、婚約者等との葛藤がある。

一方相棒となるバーバラ・ヘイヴァースは労働者階級の出身。
私生活でも家族の悩みを抱えている。
あまりにも出自の異なるリンリーに対して偏見を抱いていたように感じるが、次第にいいコンビになっ
ていった(ような記憶が)

何しろ大昔に読んだ作品なので、詳細は霧の中(いつものフレーズ)。でも、大のお気に入りであった
原作とドラマ化作品ですから 他の作品に比べて記憶には残っているのです。

ドラマのナサニエル・パーカーも最初は原作のリンリーとは違う!と何となく取っつきにくかったよ
うに感じたのですが、次第に慣れ(?)と雰囲気と演技力でしっくりしてきた記憶があります。

そんな思い入れの深い作品ですが、
さて、リブート版のリンリー(及びバーバラ)はどんな風になりますでしょうか?
期待と不安(少々)です。

原作者のエリザベス・ジョージ女史は、”BritBoxとBBCの協力によって トマス・リンリーとバーバラ・
ヘイヴァースが再びテレビに登場することをとても嬉しく思います。私のキャラクターがテレビで生
き生きと表現されるのを見ることは本当に嬉しい事です』
と語っています。

撮影は既に8月からアイルランドで開始されたとのこと。

取りあえず第一報ですが、今後続報が出てくると思います。
この作品は大切なので(個人的に)順次追記していきます。

ところで、
今回の作品は、”リブート版”とされている場合と”リメイク版”とされている場合があります。
どちらも微妙に異なるのですが、何れにしても原作の雰囲気を壊さないで欲しいというのが一番の
希望ですね。


(source : BBC, Digital Spy, Telly Visions & etc.)




『極夜の灰』創元推理文庫 2024/8/22

2024-10-18 | ブックレヴュー&情報
『極夜の灰』

サイモン・モックラー(著)、富田ひろみ(翻訳)

以前『読む予定のミステリ』で取り上げた作品ですが、久々のレヴューです。

念のため内容概略をもう一度ご紹介しておきます。

【内容概略】
≪北極圏の米陸軍極秘基地。
原因不明の火災。不可解な遺体。
真相の「その先」に、また驚く!
意外性抜群の極上ミステリ!

1967年末。ある火災の調査のため、精神科医のジャックは、顔と両手に重度の火傷を負い、記
憶を失ったコナーという男と向かいあっていた。北極圏にある極秘基地の発電室で出火し、隊
員2名が死亡。彼は唯一の生存者だという。火災現場の遺体は、一方は人間の形を残していたが、
もう一方は灰と骨と歯の塊だった。なぜ遺体の状態に差が出たのか? 謎と陰謀が渦巻くミス
テリ長編!≫

事件の舞台は1967年の12月、北極圏グリーンランドの米軍秘密基地。
撤退が決まっていた基地で2人の焼死体と(うち1人は原型をとどめない灰の状態)、そしてもう
1人は重度の火傷を負いながら救出された。
焼死した2人の状態の違いの原因は何なのか、救出された1人は何を見、何を語るのか。

救出され重症の火傷の治療のため入院しているコナーにヒアリングをして何が起こったのか調
査するのがCIAの委託を受けた精神科医のジャック。

コナーと会いヒアリングを重ねる毎に不可解な状況が浮き出てくる。
秘密基地に纏わる秘密、又そこで働いていた他のメンバーの行動等が次々垣間見える毎にます
ます謎めいてくる。
と同時に、ジャックの周辺も何やら危険な雰囲気が次々を起こり、怪しげな人物たちがうろつ
き始める。

ワシントンとニューヨークを往復しながら(プロペラ機で)真相を追うジャックにも危険は迫
り、背後にただならぬものが潜んでいるのを感じさせられる。

1960年代という当時の社会情勢を反映し、米ソ冷戦の渦、ベトナム戦争の後遺症等を感じさせ
ながら、単なるスパイ小説ではなく キャラクターの性格、またジャックの視点からの描写も
丁寧に描かれている。

ジャック自身が抱える苦悩(日本人の妻を交通事故で失い、自分自身もその時の火傷のために
ひどい後遺症をもっている)によるところもあり、コナーに対して特別な思い入れもあるヒア
リングだったが、次第に状況が変化していく過程でハラハラの状況が加速していく。

最終章ではジャック自ら遺棄された極夜のグリーンランド米軍基地に乗り込み事実を調査する
事になる。

単なるスパイ小説ではなく、それぞれのキャラクターの物語であり、嫌味なく描かれているキャ
ラクター達の描き方が良いと感じました。
主人公と言えるジャックは勿論なのですが、特にCIAのドライバー(兼ボディーガード?)が良
い味を出していて なかなか気になる、そして気に入ったキャラクターでした。

殆どが男性という登場人物のなかで、コナーの婚約者の行動にはちょっど感動さえ覚えます。

二転三転の果てにたどり着くクライマックスは見事で、事件の真相、犯人の描き方には、あち
こちに伏線があったことに気づくことになります。

初読みの作家作品ですが、カバーも含め、何となく地味な感じのミステリかと思いきや、久々
のページターナー、一気読みの作品。

納得の気に入った作品だと感じました。






『探偵ミス・スカーレット』シーズン5:リリース等追加情報

2024-10-15 | 海外ドラマ
”Miss Scarlet”: S5

Masterpiece

先日第一報としてご紹介した『探偵ミス・スカーレット』のシーズン5の初放送日(@PBS)
と共にファーストルックの一部も発表されました。

第一報にも書きましたように、”デューク”ことウィリアム・ウェリントンがS4 で降板となり、
その後アレキサンダー・ブレイク警部が登場することになります。

シーズン5の初放送日(MASTERPIECE on PBS)は、
2025年1月12日
 との事

S5のエピソードは現時点では不明ですが、過去4シーズンにては各6エピソード構成だったので
多分新シーズンも6エピソードとなっているのでは?と思われます。

取りあえず、ファーストルックの一部を







S5の キャストは、
イライザ・スカーレット:ケイト・フィリップス
アレクサンダー・ブレイク警部:トム・デュラント・プリチャード
パトリック・ナッシュ:フィリックス・スコット
オリバー・フィッツロイ:エヴァン・マッケイブ
アイビー・ウッズ:キャシー・ベルトン
クラレンス:ポール・ベイズリー
ミスター・ポット:サイモン・ラダース


アメリカに渡った(らしい?)デュークに変わりスコットランドヤードに入省したブレイク警部と
女性探偵であるイライザの今後の関係は気になるところですね。

ブレイクの初お目見えの紹介はチラッと出ていましたが(下記拙記事ご参照下さい)、このトムさん
はあまりお馴染みでなかった(私だけ?)のですが、どうやら『ENDEAVOR』の初期のエピソード
にも出演していたようですね。
(全く記憶に残っていないけど・・・・)



日本での公開は勿論来年になる訳ですが(早くても?)、その前にtrailer等追加情報が出てくると
思います。

分かり次第追記していくつもりです。

※ S5の初情報は拙下記記事を

『探偵ミス・スカーレット』シーズン5 初情報







(source : Masterpiece, Yahoo News & etc.)









『シスター探偵ボニファス』シーズン3 & クリスマスSP放送

2024-10-12 | 海外ドラマ
”SISTER BONIFACE MYSTERIES” :Season 3

8 episodes : 2024年4月初放送

フト気づいたら、何とッ!12月の放送予告が出ています。
あまりの暑さにボーっと過ごしていたら、あっと言う間に今年も残り少なくなっているんですね。
年々時間の経過が早くなり、歳をとるとますます・・・というのは実感です。
それにしても、12月の話なんてねぇ・・・。
とはいえ、ようやく好みのドラマ放送が続くようなので それはそれで楽しみなのです。

そんな訳で、12月放送予定の新シリーズ情報、第一弾として、
『シスター探偵ボニファス』のシーズン3情報です。

S3に関しては、大分前に製作開始の一報を書いて以来殆ど何の情報もなかったのですが、BritBoxで
今年の4月初放送となった作品です。

8エピソード構成のS3も小さな田舎町にも関わらず色々殺人事件が起こる様です。
有名なオルガン奏者が礼拝堂の演奏中に殺害されたり、謎の誘拐事件が起こったり、さらに、
フェリックスの婚約者であるビクトリアがバミューダからやってきて何やら騒動が起こりそうだし
・・ってな感じの流れになりそうです。









キャストは、
脚本:ジュード・ティンダル
エグゼクティブプロデューサー:スティーヴン・ナイ、ウィル・トロッター他
主任監督:イアン・バーバー
出演:
シスター・ボニファス:ローナ・ワトソン
サム・ギレスビー警部:マックス・ブラウン
フェリックス・リヴィングストン巡査部長:ジェリー・イウー
ペギー・バトン巡査:アミ・メトカーフ

又、今回のゲストには、
デニス・ローソン、ルーク・ロバーツ等が出演しています。



S3のtrailerは

https://youtu.be/eOlNtPIC8E4

そして、『シスターボニファス』に関しては”クリスマス・スペシャル”の放送も予定されていますね。



このSPに関しては、昨年12月にコチラでご紹介したのでご参照下さい。
(このSPがS3のエピソード1とされている場合もある様です)

このSPもなかなか面白そうですね。
楽しみです。

シーズン3,クリスマスSPそれぞれ放送日は後日発表されると思いますので、追記するつもりです(出来れば)

その前に、
シーズン2の再放送も予定されています。

ミステリーチャンネルにて
10月17日(木)20:00~ スタート

★ 尚、シーズン4も既に製作開始されていて(リリースは大分先になりますが)、情報入り次第追記します。



 楽しみが出来ましたね。



(source : BritBox、Telly Visions, ミステリーチャンネル & etc.)




これから読む予定のミステリ:Oct./3(2024)

2024-10-10 | ブックレヴュー&情報
※ 『貧乏カレッジの困った遺産』ジル・ペイトン・ウォルシュ

創元推理文庫 2024年10月31日発売予定

【内容概略】
≪ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジの卒業生で、国際的大企業の経営者が
事故死したという報が、学寮付き保健師イモージェンのもとに入ってきた。けれど彼は数か月前、
イモージェンに命を狙われていると打ち明けていて――。≫

『ウィンダム図書館の奇妙な事件』に始まる”イモージェン・クワイ”シリーズの第3弾です。
重からず 軽からずで気に入っているシリーズです。

※ 『町の悪魔を捕まえろ』ジャナ・デリオン

創元推理文庫 2024年10月11日発売予定

【内容概略】
≪ 先の事件で心に傷を負ったフォーチュン。それでもシンフルは平常どおり――なのに、またもや
事件が。町の中年女性がネットのロマンス詐欺にあったのだ。犯人は町の住民とふんだフォーチュ
ンとスーパーおば(あ)さまふたりは、義憤にかられて立ちあがった。さらに町一番の善人に悲惨
な出来事が……。シンフルのパワフルトリオが懲りずに大暴れ≫

ワニ町シリーズも早くも第8弾です。
どうして次から次へと事件が起きるのでしょうか?
フォーチュン自身の今後が気がかりな中、フォーチュンとタフな二人のスーパーおばあちゃまが又
もや事件に巻き込まれ(自ら飛び込む?)大騒ぎが起こりそうです。

※ 『クレオパトラの短剣』キャロル・ローレンス

ハヤカワ・ミステリ(新書) 2024年10月9日発売

【内容概略】
≪1880年、ニューヨーク。ヘラルド紙の唯一の女性記者であるエリザベスと友人のカルロッタは、
ミイラのように包まれた女性の遺体を発見する。彼女の記事は話題となり、新たな遺体が発見さ
れる度に読者を魅了する。しかし、犯人もすべての記事を読んでおり…… ≫

初めての作家作品ですが、何となくタイトルに惹かれて・・・。
時代背景も興味がありますね。








(source : 創元社、ハヤカワ & etc.)







これから読む予定のミステリ:Oct./2(2024)

2024-10-07 | ブックレヴュー&情報
※ 『禁忌の子』 山口未桜

東京創元社 2024年10月11日発売予定

【内容概略】
≪救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」、
はなんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧
友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死
体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去
と現在が交錯する、医療×本格ミステリ!≫

第34回鮎川哲也賞受賞作。 
帯に、
青崎有吾氏、 東川篤哉氏、 麻耶雄嵩等先輩人気作家諸氏から絶賛の声があがっているとか。
是非読んでおきたい作品の一つです。

※ 『中山民俗学探偵譚』 柳川一

創元社 2024年10月31日発売予定

【内容概略】
≪柳田国男、種田山頭火、宮武外骨、南方熊楠、そして平井太郎……。民俗学の隠れた偉人・中山
太郎が出会った、魅力溢れる人々。『三人書房』に続く、滋味溢れるミステリ。 ≫



前作『三人書房』は平井太郎=後の江戸川乱歩が弟二人と共に「三人書房」という古書店を開き、
同時代の文人たちとの交流と共に不可解な事件の数々を描いた作品で、大正初期の情景と共に大変
興味深い作品でした。

今作も又実在の人物たちの魅力的な姿が描かれているだろうと期待の作品です。

※ 『山の王』上/下 アンデシュ・デ・ラ・モット

扶桑社海外文庫 2024年9月27日発売

【内容概略】
≪レオ・アスカーはスウェーデン・マルメ警察署重大犯罪課の女性警部だ。彼女は、資産家の娘ス
ミラ・ホルストと元恋人のマリクの失踪事件について捜査を進めようとするが、ホルスト家の顧問
弁護士で自身の母親でもあるイザベルの差し金で、国家作戦局から派遣された元上司のヨナス・ヘ
ルマンに捜査権を横取りされたうえ、突然事件の担当からも外され、署の地下にある「リソース・
ユニット」へと異動させられる。
そこは得体の知れない曲者たちの集う「迷宮入り事件」専門の謎の部署だった……。 ≫

魅力的なキャラクター、サイコ犯との息詰まる攻防、意想外の展開。北欧警察小説の新たな傑作、
ここに登場!

以前から北欧ミステリの独特の雰囲気が好きなので、今回初お目見えの作品がどの様な感じかとて
も興味があります。
ただ、”迷宮入り事件専門部署”、”はぐれモノの寄せ集め” と聞くと これまでにも何作か同じタ
イプの作品があるので 同様のカラーなのかな?とチョット気になるところではあります。





(source : 創元社、扶桑社 & etc.)









『プロファイリング パリ犯罪捜査課』11月日本初放送

2024-10-04 | 海外ドラマ
”Profiling”(Profilage)


11月にアクションチャンネルにて日本独占初放送予定のフランスドラマです。

この数か月フランスドラマ漬けで胸やけ状態になりかけていて、取捨選択を迫られていました。

そんな中、ふと気になったこのドラマですが、アクションチャンネルのイントロダクションによれば、

【独占日本初】犯罪学専門のプロファイラーと、パリ司法警察の捜査チームが難事件を解決!世界
100以上の地域に販売され、2014年にはフランスで最も視聴されたNo.1クライムドラマが日本初上陸!

■ 被害者や殺人犯の心を読み解く犯罪学専門のプロファイラーと、厳格で手順を重んじる敏腕警視。
やり方が正反対の二人がコンビとなり、難事件を解決していく大ヒットクライムドラマが日本初上陸!
本作はフランスのテレビ局TF1で2009年から2020年まで全10シーズンが放送されたロングラン・シリー
ズで、世界100以上の地域に販売されたグローバル・ヒット作。シーズン5の最終話が860万人の視聴
者を獲得した2014年にはフランスで最も見られたテレビシリーズとなった。

とのことで、
大変人気のドラマだった様ですが、2009年初放送とチョット古い作品です。
2009年初放送以来2020年まで10シーズン製作されたという大変人気のあったドラマとの事。
内容も気になります。

今回初放送となるのはシーズン1&2の各6エピソード(計12エピソード)との事ですが、出演者を見
てチョット気になりました。



チョット情けない顔つき(暴言)、だけどとても人間味あふれるあのお顔は・・・、
以前割と気に入って観ていた 『インヴィジブル~遺体身元特定チーム』 のギョーム・クレモアザン
さんですね。(他の出演者はあまりお馴染みではない(←私だけ)ので、それはそれとして(意味不
明)。警視マチュー役との事ですが、メインとしてはS1とS2の出演となっているみたいですね。

犯罪学専門の心理学者クロエは、殺人犯や被害者の心情を読み解くプロ。パリ司法警察の敏腕警視
マチューをはじめ、IT犯罪の専門家や法医学者などが集結した捜査チームに加わることになる。
手順を重んじるマチューと、独自のやり方で進めるクロエはぶつかりながらも互いに協力し、難事
件を解決に導いていく。

というのがアクションチャンネルにある内容紹介です。





そのクロエを演じているのがオディール・ヴィルマン(『フランス絶景ミステリー』等にも出演)、
その他、
ジャン=ミシェル・マルシァル、ラファエル・フェレ

フレンチミステリは軽妙、おしゃれだったりもあるのですが、少し真面目にしっかりしたミステリ
もあるので捨てがたいです。
そんな系統になるのでは?と感じて、一応観たいリストに入れました。

アクションチャンネルでの放送は、
2024年11月18日(月)夜9;00スタート(2話連続)







(source : TFI, アクションチャンネル、& etc.)