The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

“CONCLAVE” (原題)情報少し

2024-08-03 | 映画
“CONCLAVE”


2024年製作、イギリス/アメリカ合作

何となくいきなり出てきた作品の感がありますが、単に私が知らなかっただけ・・・かもです。

題材に興味があると同時に、何といってもレイフ・ファインズ主演ですので、是非観たい作品の一つ
です。



現時点ではあまり情報が出ていないのですが、アメリカでの公開日が2024年11月1日と発表されました
ので、とりあえずの第一報を書き置いておきます。

この原題(CONCLAVE)は、ロバート・ハリスによる2016年の同名の小説に基づいて映画化された作品
です。



(因みに、”コンクラーベ”と言うのは、ローマ教皇を枢機卿による投票で選出する選挙のこと。←ひどく
大雑把ですが、皆さまよくご存じのことと思いますので・・・)。

今作のキャストは、
監督:エドワード・バーガー
脚本:ピーター・ストローハン
製作総指揮:レイフ・ファインズ、エドワード・バーガー 他 

出演:
レイフ・ファインズ:トーマス・ローレンス枢機卿
スタンリー・トゥッチ:アルド・ベリーニ枢機卿
ジョン・リスゴー:トレンブレイ枢機卿
イザベラ・ロッセリーニ:シスター・アグネス
ルシアン・ムサマティ:アデイエミ枢機卿


内容概略は、
ローマ教皇が死去し、次期教皇を決定する選挙コンクラーベが開かれることになり、 ローレンス枢機卿
はその責任者として選挙の監視を任される。 世界から枢機卿がバチカンに集まり、外界との接触を断ち、
礼拝堂に隔離されて協議が行われる。 やがて教皇の死に不審な点があることが明らかになり、 候補者が
絞られてい中でローレンスは教会の陰謀を知ることになる...
・・・・
といったスリラー?ミステリー?の様ですね。



Official Trailerは、

https://youtu.be/JX9jasdi3ic


ところで少し話がそれますが、
”コンクラーベ”と言えば、その昔のダン・ブラウンによる『天使と悪魔』を思い出しますね。


2006年角川文庫版(上、下)”Angels and Demons”
”ダヴィンチ・コード”発売直後に読みましたので、もう18年前になるんですね。

その後2009年には映画化され、トム・ハンクスのラングレン教授、ユアン・マクレガーがカメルレンゴ
でした。





(実のところ、映画化作品は原作とは色々違っていて 特にラングレン教授のイメージが違う、ストー
リー自体もあちこち変わっていたし 首をひねる部分も多かったのですが、ヴァチカンの風景、コンク
ラーベの様子等視覚的な部分がとても魅力的だったことを思い出します。
ユアンのカメルレンゴ法衣姿が素敵だったし・・・)

そんなこんなで、”コンクラーベ”という言葉も久しぶりに目にしたし、今回の映画作品は色々な意味で
大変興味深い内容になっているようです。

現時点では日本での公開は未定ですが、何とか公開されるように・・・と期待したい作品の一つです。


(source : Variety, WhatToWatch, 映画.Com & etc.)


『パディントン 3』: Trailer & 情報

2024-06-14 | 映画
”PADDINGTON IN PERU” (原題)


すっかり記憶の底に入り込んでいました。

思い返してみたら、最初にこの作品の製作情報を書いたのが3年前、その後の追加情報を2年前,
そして1年前に、と1年に一度の恒例行事のようになっていたんですね。

そして、いよいよポスター解禁と、初Trailerが紹介されました。

振り返ってみると、
最初の『パディントン』が公開されたのが2014年、
2作目の『パディントン2』が公開されたのは2017年のことでした。

今回のキャストは、
原作/製作総指揮:ポール・キング(全2作の監督、脚本)
監督:ドゥーガル・ウィルソン
脚本:マーク・バートン、ジョン・フォスター、ジェームズ・ラモント
出演:
パディントン(声):ベン・ウィショー
ルーシーおばさん(声):イメルダ:スタウントン
ヘンリー・ブラウン:ヒュー・ボネヴィル
ジュディ:マデリン・ハリス
ジョナサン:サミュエル・ジョスリン
ブラウン夫人:エミリー・モーティマー(前2作のサリー・ホーキンズからバトンタッチ)
バード夫人:ジュリー・ウォルターズ







そして今作では、以前も書きましたように、
オリヴィア・コールマンが修道院長、アントニオ・バンデラス、レイチェル・ゼグラー等豪華な
顔ぶれが加わっています。





※ Trailerは

https://youtu.be/lKgitu25ZAg?t=6

第3弾の今作では、パディントンがブラウン一家の皆と共に故郷のペルーを訪れることに。
パスポート用の写真を撮るのに大奮闘のパディントン。

ペルーで”老クマホーム”で隠居生活をしているルーシーおばさんを訪ねると、修道女からおばさん
は山奥に出かけているらしいと知らされます。
おばさんを見つけ出そうと、ブラウン一家と修道女と共に広大なジャングルの奥地への旅へ出る
ことに。
様々な冒険、苦難やハプニング。 ペルーの風景も楽しめそうです。

それにしても、過去2作同様贅沢な配役ですね。
又、ちょっとドタバタやユーモアもこれまで同様期待できそうです。

『パディントン・イン・ペルー(原題)』は
2024年11月8日に英国、2025年1月17日に米国で公開予定との事。
日本公開は何時になるんでしょうね? →分かり次第追記します。



(source : BBC, THE RIVER, Deadline & etc.)


☆ 関連拙過去記事は

★ 遅まきながら『パディントン』観ました
★『パディントン 3』製作決定!
★『パディントン3』製作情報続報(少しだけ)
★“Paddington in Peru”(パディントン3)追加情報




ミヒャエル・エンデ『モモ』映画化

2024-06-04 | 映画
”MOMO”


先月でしたか、『モモ』の映画化に関しての第一報が出て、出演者としてマーティン・フリーマンの
名前が出ていました。



マーティン久しぶりだなぁ・・・いや、色々出ていることは知っているのですが こうして取り上げ
るのは随分久々なのです。

そんな訳で 少ないのですがとりあえずの現時点での情報を残しておこうと思います。

今更私如きが言うまでもありませんが、『モモ』はドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデによる
ベストセラー ファンタジー作品の一つでもあり、『ネバーエンディング・ストーリー』(果てしない
物語)と共に世界的に有名な作品で、50カ国語以上に翻訳され、全世界で1300万部以上売り上げている
とのこと。



多くの方がご存じの作品だと思うし、私自身も大昔に読んだ記憶があります。
日本では、

『モモ』 岩波少年文庫新書:2005/6/16

ミヒャエル・エンデ(著、イラスト)、大島かおり(翻訳)

念のため概略を
≪廃墟となった円形劇場に住みついた、粗末な身なりをした少女モモ。街の人々は相談をし、モモの
面倒を見ることになります。
モモに話を聞いてもらうと硬くなった心が柔らかくなり悩みが消えていく……。不思議な力を持つモ
モは、街の人にとってかけがえのない存在になっていくのでした。
ところがある日、街に「灰色の男たち」が現れます。
「時間を貯蓄銀行に貯めると命が倍になる」と言う彼らのせいで、町の人々から「時間」が奪われて
しまい――。
 
「時間」がテーマのお話。
本書の副題は「時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語」。
小さな女の子であるモモが、灰色の男たちに奪われた時間を取り戻そうと奮闘します。≫

そんな『モモ』は1986年に初めて映画化されたとのことで、その後も再度製作されていたと思います
(観た事はないのですが・・・)

今回製作発表された作品は、
脚本、監督:クリスティアン・ディッター
製作:クリスティアン・ベッカー他



モモには、アレクサ・クッドール(『ロックウッド除霊探偵局』、『デビルズ・アワー』、『Gentleman in Moscow』等)
その他メインキャストに、
アラロイン・オシュンレミ、キム・ボドゥニア、クレス・バング、ローラ・ハドック、ダーヴィット・ジュッター,
ジェニファー・アマカ・ベッテション
そして、マーティン・フリーマン

とされており、配役は現時点では不明。
(何となくインターナショナルなキャスティングですねぇ)

既にクロアチアとスロベニアで撮影は開始されているそうです。

これから順次情報が出てくると思います。
マーティンどんな役柄なんでしょう???
気になりますねぇ。

Meantime,

随分久しぶりに原作を読んでみようかな・・・・。


(source : Deadline, 海外ドラマNAVI & etc.)




『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』

2023-09-17 | 映画
”The Wonderful Story of Henry Sugar”


以前映画化情報を書いて依頼すっかり忘却の彼方になっていたのですが、ようやく配信情報が
入って来ました。一年振りですね。

前回の記事内容と重複する部分もありますが、この作品について少し・・・・。

作家ロアルド・ダールの短編集『奇才ヘンリー・シュガーの物語』を元にしてウェス・アンダー
ソンが監督メガホンを取った作品です。
結局Netflixでの配信になったとの事で、9月27日リリースと発表されました。

キャスト:
監督/脚本:ウェス・アンダーソン

出演:
ベネディクト・カンバーバッチ:ヘンリー・シュガー
レイフ・ファインズ:ロアルド・ダール
その他
デヴ・パテル、ベン・キングズレー、リチャード・アイオワティ 等
(何と言っても、このキャスティングが凄い!)











作品は4部構成になっている様で、
今回リリースされたのは、第1部37分の作品の ”First Official Trailer”

https://youtu.be/4RdncisZ_QA

その他の3部は、

"The Swan” (17分)


”The Red Catcher” (17分)



”Poison” (17分)


(これらのTrailerが順次リリースされるのか、現時点では不明ですが、今回 ”First Official Trailer”
となっているので、多分リリースされるのでしょう←希望的観測)

この作品は今年のヴェネツィア映画祭のコンペティション外でプレミア上映され、4分間のスタン
ディングオベーションを引き起こしたとの事。

今回のFirst Official Trailer で、随分久し振りにベネディクトの高速セリフまわしを聞いてとても懐
かしく感じましたわ(遠い目)

何しろ、豪華な出演者ではあるし、作品自体もとても興味があります。
原作は、随分前に読んだので、細部は霧の中(得意フレーズ)ですが、概略は前記事をご参照下
さい。


現時点ではDVDが発売されるかどうか定かではないのですが、Netflix難民としては、期待をして
待つばかりです。

※ 前回記事は、

『奇才ヘンリー・シュガーの物語』映画化情報



(source : Netflix, 映画.com & etc.)


『ロスト・キング 500年越しの運命』

2023-09-05 | 映画
“The Lost King” 2022年

この映画の事は全く情報を持っていなかったんですが、何という手落ち!!
これは外せないでしょ。
あの”リチャード3世”の遺骨発見の立役者となったフィリッパ・ラングレーの実話の映画化です。

と、書いたものの、リチャード3世の遺骨発見情報は知っていたものの、その立役者となったのが
フィリッパ・ラングレーと言う女性であった事は全く知りませんでした。

今更ですが、
リチャード3世は1485年ボズワースの戦いで戦死。
その後遺骨は行方不明となっていました。

取りあえずこの作品の概要を;
仕事も家庭もうまくいかず、浮かない表情を見せるエディンバラの主婦フィリッパの日常から始まり
ます。息子とともに観劇したシェイクスピア史劇で、リチャード三世の既成事実に疑問を持つ彼女で
したが、「シェイクスピア批判か?」と一蹴されてしまいます。悶々とした日々を過ごすフィリッパ
の前に現れたのは、彼女の幻が作り上げたリチャード三世! 「これは、運命の出会い!?」と感じてか
ら、フィリッパはレスターを訪れたり、リチャード三世教会に入会して、いろんな人物とコンタクト
を取るなど、遺骨探しに没頭します。そして、ついにリチャード三世の遺骨が埋まる場所を探し出し
たフィリッパでしたが、そこはなんと地面に「R」という文字が書いてある駐車場だったのでした……!













キャスト:
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:スティーブ・クーガン、ジェフ・ポープ
出演:
フィリパ・ラングレー:サリー・ホーキンス
ジョン・ラングレー:スティーブ・クーガン
リチャード3世:ハリー・ロイド
その他
マーク・アディ、リー・イングリビー、アマンダ・アビントン
(リー・イングリビーは『孤高の刑事ジェントリー』が懐かしいですね。そして、アマンダも出ている
様です←又さっと流す)
※ リチャード3世に扮するハリー・ロイドは、”ゲーム・オブ・スローンズ” でお馴染みですね

Trailer はコチラ

https://youtu.be/02qgTO8uejQ

この作品は色々な意味で感慨深いし、特別に興味のある作品です。

リチャード3世に関しては、古くはシェイクスピアの作品で”異形の悪王”のイメージで知り、その
後(これも大昔になりますが)ジョセフィン・テイ著の『時の娘』で別のイメージを持ちました
が、何しろ何が正しいのか分からない歴史上の人物でもありながら興味を持っていた人物でした。

その後、ロンドンオリンピックを機に製作されたシェイクスピア作品特集”THE HOLLOW CROWN”
(日本では『嘆きの王冠』)の中でリチャード3世パートも製作され、これが何ともベネディクト・
カンバーバッチのリチャード3世という事で 当時大いに盛り上がり(含むワタクシ)夢中で見入った
物でした。

その時も随分久し振りに『時の娘』を読み直したのですが、この作品はミステリとしても名作とさ
れているし、大変納得出来る内容で、リチャード3世の実像を考え直す機会にはなりました。
リチャード3世に関しては、世界中に”Richard III Society” があり、歴史上でリチャード3世の正し
い姿、存在を研究している集まりがあります。

そんな中、1912年、行方が分からなかった王の遺骨が発見されたというニュースがあり、その事
からこれまでの説を覆す事実が色々と分かって来ました。

(この遺骨発見のニュース動画は”The Hollow Crown”『リチャード3世パート』にも載せました)

その後王の遺骨は再埋葬されたのですが、その時の情報も過去記事に載せてあります。

そんなこんなで、リチャード3世には特別の思いを持っていた為、今回の映画も大変興味深い思
いで是非観たい作品になりました。

又、その後ひつこく『時の娘』も読み直しましたので、宜しければご覧下さい。
歴史ミステリ不朽の名作といわれています。 何度も読み返す大好きな作品です。
 
『時の娘』ジョセフィン・テイ著


* その他の 『嘆きの王冠』に関しては、右カテゴリー欄
”The Hollow Crown”
をご参照下さい (とんでもなく豪華な出演者です!!)


尚、
『ロスト・キング 500年越しの運命』日本公開は、
9月22日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー




(source :British culture, Culture-pub.jp, 映画.com. & etc.)





リドリー・スコット監督『ナポレオン』2023

2023-07-20 | 映画
"NAPOLEON” 2023年


以前から気になっていた作品ですが、余り情報も出ずにいましたが、ようやく日本公開日と共に
trailer等もでてきましたので、初情報として分かっている事を纏めてみました。

キャスト:
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ、リドリー・スコット
製作:リドリー・スコット、ケヴィン・J.ウォルシュ、ホアキン・フェニックス
出演:
ナポレオン・ボナパルト:ホアキン・フェニックス
ジョセフィーヌ:ヴァネッサ・カービー










今回の『ナポレオン』は、
歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトが いかにして皇帝の座へ上りつめたの
かを壮大なスケールで描く作品。
彼が唯一愛した妻 ジョセフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で 歴史に残る数々の戦争を仕
掛けた”軍人ナポレオンの真の姿”に迫る。
とされています。

リドリー・スコットとホアキン・フェニックスのタッグは、『グラディエーター』以来となります。

過去にも色々な形で映像化されていたナポレオンですが、今作ではどの様な形で表現されているの
か、又戦闘シーン等を含む壮大なスケールの映像、イングランド、マルタ島、モロッコなどのロケ
地の風景・・・・等々色々な意味で興味深い作品です。

今回リリースされたTrailerは

https://youtu.be/5vCjxX5Ltrs

日本公開日は、2023年12月とされています。

詳しい情報が出次第追記します。

少し話が逸れますが、
ナポレオンのエジプト遠征の映像を見ていて、フト以前コチラでご紹介した『ヒエログリフを解け』
を思い出しました。


感想は書けずじまいでしたが、ノンフィクションでありながらミステリを読んでいる様なワクワク感
で分厚い作品ながらページを繰る手が止まらない作品でした。



(source : FASHION PRESS, IGN Japan, Screen Online & etc.)





“Paddington in Peru”(パディントン3)追加情報

2023-06-28 | 映画
”Paddington in Peru”(原題)


最初にパディントンの3作目製作発表を取り上げたのが2年前でした。(コチラで)
そして、続報としてタイトルが決まったという情報を書いたのが丁度一年前(コチラで)
そして、ようやく撮影開始の情報が入って来ました。



前回書きました様に、3作目となる”Paddington in Peru”は、タイトルからもわかる様に
パディントンの生まれ故郷である南米ペルーが舞台。赤い帽子と青いジャケットがトレードマーク
のパディントンとブラウン一家がアマゾンの熱帯雨林を抜け、ペルーの山頂を目指す思いがけない
旅へ出るという。

そして、キャストの顔ぶれも発表され始めました。
監督:ドゥーガル・ウイルソン

出演者としては、
ブラウン家のヘンリー・ブラウン(ヒュー・ボネビル)、ジュディ(マデリン・ハリス)、ジョナサン
(サミュエル・ジョスリン)は続投と言われていますが、お母さんメアリーのサリー・ホーキンスは戻
らず、代わりにエミリー・モーティーマーが出演するだろうと言われています。
又、パディントンの声はベン・ウィーショー君(当然!)でしょうね。



そして、


アントニオバンデラスがリバーボートの船長ハンター・カボット役、
オリビア・コールマンがペルーの老クマホームの修道女
等の豪華な出演者が予定されている様です。

その他の出演者も決定し次第発表されると思います。

”Paddington in Peru”(原題)の撮影は2023年7月24日に開始予定とされています。

又情報が出次第順次追記しましょう。

ところで、
全く知らなかったのですが、ウクライナのゼレンスキー大統領がパディントンの声優を勤めていたと
の事!(いや、知らなかったのは私だけかも・・・・)



ゼレンスキー大統領が以前は人気コメディアンであった事は知っていたのですが、パディントンにも
関わっていたとは・・・・。
「パディントン」、「パディントン2」のウクライナ版でのパディントン声は下記から

https://youtu.be/-vlb4z9ge5E



(source: Variety, THE RIVER、FRONTROW & etc.)



『アラビアンナイト 3千年の願い』日本公開

2023-01-12 | 映画
”THREE THOUSAND YEARS OF LONGING”


ー 「三つの願いをかなえてあげよう」 ー

何時もとはちょっと毛色の違う作品のご紹介です。

ジョージ・ミラー監督の最新作で、原題”Three Thousand Years of Longing”(原題)が『アラビアン
ナイト 三千年の願い』の邦題で日本公開されることが決定しました。

2023年2月23日よりTOHOシネマズ日比谷 他にて全国公開されるとの事。

この作品は A.S. バイアットの短編集 ”The Djinn in the Nightingale's Eye” を原作としてミラー
監督自身が90年代後半から映画化を模索して来た ”願い” を巡る寓話となっているそうです。

キャストは、
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー、オーガスタ・ゴア
製作:ダグ・ミッチェル、ジョージ・ミラー
そして、
イドリス・エルバが魔人(ジン)
ティルダ・スウィントンがナラトロジー(物語論)専門の学者であるアリシア

ストーリー概略は、
アリシアはナラトロジー(物語論)の専門家。孤独を愛し、空想の世界に生きていた。講演先のイ
スタンブールで美しいガラスの小瓶をお土産に買ったが、ホテルの部屋でそのフタを開けた途端、
中から突然巨大な魔人“ジン”が現れた。 魔人はアリシアに、瓶から出してくれたお礼に「3つの
願い」を叶えようと申し出る。そうすれば魔人も呪いが解け、自由の身になれるのだ。だがアリシ
アはその申し出を後回しに、3000年の時空を超え、魔人が目にしてきた奇想天外な出来事の数々を
追体験していく。それは夢の中で夢をみるような旅だった。

そしてアリシアは、魔人も、さらに自らをも驚かせることになる、ある願い事をするのだった……。









というのが内容概略です。

内容は肩が凝らない楽しそうな感じですが、かなりインパクトが強い主演の2人の手堅い演技で
ケミストリーが期待出来そうで、ただのおとぎ話では無さそうな気がします。
そして、アリシアの最後の願い事が何だったのか・・・・気になります。

尚、カンヌ国際映画祭で初お披露目をした本作は 6分間に渡るスタンディング・オベーション
を浴びたそうです。

↓ Trailer はコチラ
https://youtu.be/FfIPjhaFGEM

加えて、イスタンブールでのロケもある様なので、久し振りに懐かしいトルコの風景が見られ
るかしら・・・とその点も楽しみ。

原作の ”The Djinn in the Nightingale’s Eye”




(source : THE RIVER, FASHION PRESS & etc.)

『オッペンハイマー』初Trailer & その他情報

2023-01-03 | 映画
”Oppenheimer” 2023


新年おめでとうございます。
この数年すっきりしない年明けを迎えていましたが、今年こそは明るい兆しが見える年になります
様に心から祈るばかりです。
皆様にとっても良い年になります様に、そして引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

さて、
新年最初の記事は期待の大作『オッペンハイマー』に関して。

これ迄何度か追っていましたこの作品ですが、Trailer第一弾が公開されていたにも拘らずアップ
するのが後回しになっていました。



クリストファー・ノーラン監督が手掛けるこの作品は多くの注目を集めているのですが、過去記事
にも書きました様に ピューリッツァー賞受賞作品「オッペンハイマー『原爆の父』と呼ばれた男
の栄光と悲劇」を原作として製作、ノーラン監督自身が脚本を手掛けているという点でも注目され
ているのですが、その他”超超”(繰返す)豪華な出演者、又撮影方法も 「65mmのIMAXカメラと
65mmの大判フィルムの組み合わせで撮影され、IMAXでは初のモノクロのアナログ部分もある」
という手の込んだ作りをしている点でも目が離せない作品です。

今回リリースされた初 Official Trailerはコチラ

https://youtu.be/bK6ldnjE3Y0



今回の第一弾予告編では、
「未来を想像しても、その映像は恐ろしいものだ」「彼らは(原爆)を理解し、使用するまで恐れな
い」「この兵器を信用できるかわからない。だが選択肢は残されていない」というオッペンハイマー
の言葉と共に、原爆開発の様子や爆炎を交互に映し出す。

撮影は65mmのIMAXカメラと65mmの大判フィルムの組み合わせ出撮影され、IMAXでは初のモノクロ
のアナログ部分もあるとの事。
又、核爆発のシーンは CGを使用せずに実写に拘って撮影されているとの事。
色々な点でノーラン監督の拘りが感じられます。

そして豪華な出演者の顔ぶれ。
これは、過去にも繰り返しひつこく書きましたが 兎に角超豪華版です。
もう一度ここに書いて置きましょうね(役名、役柄が未発表も多いですが‥‥)

キリアン・マーフィー:ロバート・オッペンハイマー
エミリー・グラント:キャサリン・オッペンハイマー
マット・デイモン:レズリー・グローヴス
ロバート・ダウニー・JR:ルイス・ストローズ
フローレンス・ビュー:ジーン・タットロック
その他
レミ・マレック
ケネス・ブラナー
ゲイリー・オールドマン
ジェームズ・ダーシー
他豪華出演者(書ききれないので、取りあえず個人的思い入れのある名前だけを書きました)


↑ 右はRDJのファーストルック(白髪?!)

最初に製作開始の画像を見た時にも感じたのですが、オッペンハイマーを演じるキリアン・マー
フィーの雰囲気がこれ迄と違っている様に思えました。 役作りのためでしょうが 顔がほっそり
痩せて見えるのでオッペンハイマーご自身にもよく似ていますし、細かい役作りに注目が集まって
いるとの事です。特に目の表情がオッペンハイマーを彷彿させると好評だそうです。

既に”傑作の予想”、”オスカー像が見える”等々の感想が寄せられているとの事。
期待感が盛り上がる作品です。

”OPPENNHEIMER” は2023年7月21日 全米公開予定(日本公開は未定)

これから順次情報が出てくると思います。
かなり期待作品なので、その都度追記していこうと思います。

(source : CinemaCafe net & etc)

関係過去拙記事は下記ご参照下さい

※ クリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』初情報
※ 映画 『オッペンハイマー』追加キャスティング情報


ところで、話しが少し逸れますが、
お正月を迎え、何となくマッタリテレビを鑑賞しておりましたところ、アレ?と画面を観直
しました。



偶然にもノーラン監督の『インセプション』をやっておりましたわね。
この作品は2010年公開の映画ですが、何故か見逃していました。

これが又出演者が豪華版で、
レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディー、マイケル・ケイン、渡辺謙、そしてキリアン・
マーフィーも・・・・となかなか豪華ですよね。
内容はSFアクション系(?)ですが、しっかり観ていないと頭がグチャグチャになってしまい
ました。
何故この作品を見逃していたのか・・・・? 多分ディカプリオだからかな?(ディカプリオ
苦手なので・・・・)。
でも、いいタイミングでした。
皆若い、キリアン・マーフィーも若かった(しみじみ・・・)
 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


新しい卯年。
マスク無しで気兼ねなく外出できる年になります様に。



『エンパイア・オブ・ライト』サム・メンデス監督新作日本公開決定

2022-11-25 | 映画
”Empire of Light”

2022年

名匠サム・メンデス監督が、5度のアカデミー賞作品賞受賞を誇るサーチライト・ピクチャーズと
タッグを組んだ最新作『Empire of Light(原題)』の邦題が、『エンパイア・オブ・ライト』に
決定。

日本公開日も2023年2月23日に決定し、併せてポスタービジュアルが解禁となりました。

サム・メンデス監督と言えば、『007 スカイフォール』、『1917 命をかけた伝令』等を手掛け
た事で良く知られていますが、今回は初の単独脚本作品で 自ら「最も個人的な思いのこもった作
品」と語る作品となっているとの事。

そして、2度のオスカーに輝く撮影監督ロジャー・ディーキンス、音楽のトレント・レズナー&アッ
ティカス・ロスとともに、多感な少年時代に経験した激動の80年代の記憶を辿りながら、今を生き
る人々に向けてかけがえのないメッセージを紡ぎ出したと言われるこの作品の概要は、

【1980年代初頭のイギリスの静かな海辺の町、マーゲイト。辛い過去を経験し、今も心に闇を抱
えるヒラリーは、地元で愛される映画館、エンパイア劇場で働いている。厳しい不況と社会不安
の中、彼女の前に、夢を諦め映画館で働くことを決意した青年スティーヴンが現れる。職場に集
まる仲間たちの優しさに守られながら、過酷な現実と人生の苦難に常に道を阻まれてきた彼らは、
次第に心を通わせ始める。前向きに生きるスティーヴンとの出会いに、ヒラリーは生きる希望を
見出していくのだが、時代の荒波は二人に想像もつかない試練を与えるのだった…。】
と言った内容の作品です。







出演は、
ヒラリ―・スモール:オリヴィア・コールマン
スティーヴン:マイケル・ウォード
Mr.エリス:コリン・ファース
ノーマン:トビー・ジョーンズ

と、何とも豪華な名優が揃いました。



因みに、
コリン・ファースさまとトビー・ジョーンズ(”さま”無しかいな?)の2人共演となると、『ティンカー、
テイラー、ソルジャー、スパイ=裏切りのサーカス』を思い出しますね~(遠い目)

アカデミー賞主演女優賞をはじめ、数々の賞を獲得し続けるオリヴィア・コールマンも次々良い作
品に出演しています。

↓ Trailerはこちら
https://youtu.be/OQo-GqYs5ns

サム・メンデス監督が思いを込めたと言われ、贅沢な出演者のこの作品。 
これは逃せませんですね。



(source : THE RIVER, 映画.com & etc.)