The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

Sherlock : The Abominable Bride 感想と検証 : (3)

2016-01-29 | The Abominable Bride
― The Abominable Bride 『忌まわしき花嫁』 : 感想と検証 (3) ―



続きです。

再びネタバレしておりますのでお含みおき下さいませ。


衆人環視の元行われたエメリア・リコレッティの自殺事件後、リコレッティ氏が殺害され、
この犯人がエメリアであった(つまり幽霊に殺されたのだと)というあたりからホラー色が
出てきます。



そんな時、サー・ユースタス・カーマイケルの婦人 レディー・カーマイケルが夫の身を守って
くれる様依頼に訪れるのですが、そのユースタス卿は「5つのオレンジの種」が送られてきて
以来死の陰に怯えている様です。
「5つのオレンジの種」は”KKK”による復讐、暗殺予告と言う意味を持ち、正典 ”The Five
Orange Pips”
『オレンジの種5つ』で描かれていますし、S2E3の ”The Great Game” にも
引用されていました。
”KKK”(Ku Klux Klan :クー・クラックス・クラン)とは白人至上主義のアメリカの秘密結社で
特徴のあるフード付きマントを着ている様です。
このフード付きマントは後半に出て来るマントとよく似ています。(後で又触れます)


ディオゲネスクラブにいるマイクロフトが言っています。「勿論弟が依頼を受けた。君に
は監視を続けてもらいたいが、弟には気付かれたくない。分かって居るね、ワトソン?」
それに答えたのは、ジョンではなくメアリーでした。



「信用してくれて良いわ、ホームズさん」→ これって、どういう事?
やはりマイクロフトに呼び出されていたんだな・・・・メアリーはどういう立場にいるの
か又々悩まされます。 今回も正体不明のメアリー!

レディー・カーマイケルの依頼で ユースタス卿邸宅を訪れる事になった汽車の車中の
シーンは 正典パジェット版 ”The Adveenture of Silver Blaze" 『白銀号事件』のシーン
並びにグラナダ版と良く似ています。(以前も載せましたけど)。





ユースタス卿に面会し状況を確認したシャーロックの”あの”有名なセリフ、
”Come Watson, come ! The Game is afoot” (ワトソン来い、ゲームが始まった)
この正典の ”The Adventure of the Abbey Grange" 『アビー屋敷』にある良く知ら
れている語録、そして私の拘りのフレーズ(ブログタイトルにもしていますので)が
BBC版で聞かれると思っていませんでした。殆どトリハダもんでしたよ。
このセリフに関しては以前から何度も繰り返して書いていますが、”A Study in Pink"
”The game is on !" として引用されましたね。
(余談ですが、正典翻訳本では ”The game is ahoot” は「狩りが始まった」と訳さ
れていたと記憶しています)

エメリアの陰に怯えるユースタス卿邸宅で 夜中に潜入捜査で待機しながら寝室の灯りが
消えるのを待つシャーロックとジョンの状況は ”The Speckled Band” 『まだらの紐』
のシーンを思い起こさせます。

ここでの2人の会話がシャーロックの心の奥底に秘められた感情に触れるハイライト(?)ですね。



「男2人の会話だ」とシャーロックの恋愛経験、結婚感に迫るジョンと 狼狽えながら何時もの
セオリーを述べ立てるシャーロック。
レディー・カーマイケルが素晴らしい女性だと話し始めるジョンに、(彼女は見事な”甲高だ。
部屋に入って来た瞬間に分かった)と言うシャーロック。 何見てんだい!と言いたくなるのですが、
シャーロックはさり気なくアイリーンのスリーサイズも見分けていたし、見るべきものはちゃんと
見ている。 興味がある無は別にして・・・なんですねぇ。

おいおい、潜入張り込み中だろッ!と突っ込みを入れたくなりますが、ジョンの、
”Why are you so determined to be alone ? (何故1人で居たがるのか?) ”What
made you like this ?”
(何が君をこんな風にしてしまったんだ?)との問いに、
”Oh, Watson. Nothing made me. I made me” (あー、ワトソン。誰のせいでもない。
自分自身だ)
→ これが例のtrailerにあったシーンなのですが、あれを見た時点ではもっとシリアスな内容
なのかと不安になっていました。が・・・こんな流れだったんですね。まぁ、これも一貫した
シャーロックの女性観、恋愛に関する問題で 正典以来一貫して興味と論争の的であったテーマ
なので、ある意味シリアス?
で、この時ジョンに指摘された(バラされた)時計の中に入れているアイリーン・アドラーの写真。


↑ せっかくならヴィクトリア朝風のアイリーンの写真にして貰いたかったなぁ、と思うのですが。

このアイリーンの写真は正典 ”A Scandal of Bohemia” 『ボヘミアの醜聞』で事件解決の
報酬としてホームズが国王から拝受した物で、グラナダ版では引き出しに大事に仕舞ってありました。
そして、その前に 変装したホームズがアイリーンの急遽結婚式立会人にさせられたお礼
にもらった1ポンド銀貨を記念として時計の鎖に付けて置こうか・・という事で、今回時計
の中にと云う設定になったのではないかと思ったのですが、ワイルダー版でも時計の中
に入れてありました。


↑ 左がグラナダ版、右がワイルダー版のアイリーン写真です。
* 訂正です。 後で良く見直したらワイルダー版の写真はアイリーンではないかも知れません。
とは言え設定は同じという事でお許し下さいませ。

そんな時、物音と犬の鳴き声がすると、シャーロックは ”レッドビアード” と呟くのですが、
何故ここで ”レッドビアード”の名が出るのか・・・・
”レッドビアード”の名は 今更ですが、S3E2 ”The Sign of Three” でマイクロフトがいきなり
”Do you remember Redbeard ?”(レッドビアードを覚えているか?)
と口に出すのですが、それに対するシャーロックの答えが ”I'm not a child anymore"(僕はもう
子供じゃない)→ この時はシャーロックの子供時代の何かだな? と予想できたのですが、
S3E3 ”His Last Vow” でメアリーに撃たれたシャーロックが昏睡状態の中マインドパレスに
再び現れるレッドビアードにシャーロックは、”They are pulling me down too, now" (僕の事も
殺そうとしているんだよ…)→ つまり、可愛がっていた犬が何らかの理由で安楽死させられた
のではないかと推測され、その事がシャーロックのマインドパレスの中に何時までも傷と悲しみ
になって残っているのではないかと思われるのです。 
そんな経緯から、ここでの ”レッドビアード?” の呟きは嫌な予感がするのです。





~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


計画性が無いモノで、あと何回で終わるのか予定が未定です。
宜しければ又お付き合い頂ければ幸いです。


取りあえず、



・・・・to be continued です。



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→ Sherlock : The Abominable Bride 感想と検証 : (4)








Sherlock : The Abominable Bride 感想と検証 : (2)

2016-01-25 | The Abominable Bride
― The Abominable Bride『忌まわしき花嫁』 : 感想と検証 (2) ―



いきなりですが、突然気付いたのですが 最近拙ブログをお尋ね頂く元検索サイトをみると
凄くワールドワイドになって来て、英国、中国、韓国、ブラジル、ロシアその他・・・
電脳世界の凄さに改めて驚きましたし、必ずしも日本人ではないと思うので内容が日本語
で申し訳ないと思ったり、恐縮したり、チョットした恐ろしさを感じたりしております。


閑話休題


感想と検証を続けます。


以下ネタバレしておりますのでご注意下さい。

又本編の順序とは若干順序が違っているかと思います点をお含みおき下さいませ。
(シャーロック&ジョンと書くか ホームズ&ワトソンと書くか迷いましたが、一応”シャーロック”、
”ジョン”で統一します。BBC版以外の場合は”ホームズ”、”ワトソン”といたします。)

ワトソン家の残念なメイドの描写は ”A Scandal of Bohemia ”『「ボヘミアの醜聞』でホームズは
ワトソンの靴の磨き方から推理していました。
→ ワトソン位の開業医でメイドが雇えるんですね。 この件は正典翻訳本訳注にもあり、大体の年収も
予想されていました。が、詳しく覚えていません(汗)

ジョンの所に届いたシャーロックからの電報、 ”Come at once if convenient. If inconvenient,
come all the same. Holmes”
(もし都合が良ければ直ぐ来てくれ。 もし都合が悪くてもすぐ来てくれ。
ホームズ)は ”The Adventure of the Creeping Man ”『這う男』に記述されているフレーズで、
”A Study in Pink” にも引用されていました。


↑電報を見て慌てて出掛けるジョン(画像ブレました)   

エミリア・リコレッティが口ずさんでいる歌 ”♪ Do not forget me・・・・” は1885年に発表された 
”The Maid of the Mill” と言う歌で このレコードがあるそうです。
(Triviaからの引用です)→ これを見つけ出したって凄い!と思いましたね。
Youtubeにこのレコード演奏がありまして、音源があまりクリアーで無い為今ひとつ聞き取れないのですが、
確かにあの歌詞があったと思います。


↑ それにしても、エメリア・リコレッティのメークは恐ろしいです!

ディオゲネスクラブのコンシェルジェの名前 ”ワイルダー” は 1970制作の ”The Private Life of
Sherlock Holmes”
『シャーロック・ホームズの冒険』監督のビリー・ワイルダー監督の名前を借りていると
言われています。
ゲイティス御大がこの作品が非常に気に入っていると言うことで、ワイルダー監督へのレスペクトの様ですね。
ディオゲネスクラブのシーンも良く似ています。


↑ ワイルダー版ディオゲネスクラブエントランス場面。

因みに、このワイルダー版映画は ネッシーが出てきたりしてかなり突拍子もないんですけど ワタクシ
結構好きですね。
クリストファー・リーがマイクロフトを演じていた。
最初のtrailerを観た時から ワイルダーカラーを感じたのですが、あながち的外れでは無かったなぁ、と
自画自賛(ひつこい!)

ディオゲネスクラブではマイクロフトの私室以外では一切の私語禁止とされていたのは以前のシリーズでも
描かれていましたが、今回は手話での会話になっていました。
このシーンが好きですねぇ。
全体的にダークな雰囲気の中で唯一ユーモラスなシーンで、思わずクスッとさせられます。ジョンのいい加減
な手話で意味不明な会話になっているシーン。
「ダンスの練習ばかりしていないで もっと勉強しろ」とあきれた様な顔をして とっとと行ってしまうシャー
ロックを慌てて追いかけるジョン。 あぁ、何時もの2人だなあーと嬉しくなるし、こんな時のマーティンの表情
が良くて 相変わらず上手いな~と感心しました。





そして、ここでのマイクロフトにはビックリでしたね。


昨年来、山ほど多くの画像が公開されていた時にも 何処を探してもマイクロフトの画像だけが出ていなくて
不思議に思い以前の記事にも「何故なんだろう?」と書いた事がありましたが、放映前に流出したメイク中の
画像を見て、あ~こういうことだったんですねと納得! 良く隠しおおせたと感心しました。
マイクロフト体格についての描写は ”The Adventure of the Greek Interpreter” 『ギリシャ語通訳』に描かれ
ているとおりです。


↑ 正典パジェット版挿絵のマイクロフト像です。


それにしてもゲイティス御大の特殊メイクは凄い!の一語に尽きます。手、指先までプックリしっかり行き届い
ています。





マイクロフトの面会者 ”メラス氏”の名前も同じく正典『ギリシャ語通訳』にある名前です。
ここでのシャーロックとマイクロフトの会話は相変わらず難しいんですね。
優秀過ぎる知能の持ち主である2人の会話は何時もの事ですが余人が入り込む余地がない様な感があり、理解
出来ない部分もあります。この点は今後も再検証しなければ・・・・と思います。






まだまだ続きます。




・・・・・to be continued です。



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→ Sherlock : The Abominable Bride 感想と検証 : (3)









Sherlock : The Abominable Bride 感想と検証 : (1)

2016-01-21 | The Abominable Bride
― The Abominable Bride 『忌まわしき花嫁』 感想と検証 : (1) ―


↑ ヴィクトリア朝ヴァージョンタイトル画面。

DVDを観まして、色々感じる事が多く、気付いた点等に触れてみようと思います。

セリフ詳細はdicoさんがセリフ全訳挑戦して下さったので、今回は内容詳細には触れず感想、気になった点、
等に触れて検証してみようと思います。

実際にご覧になるまで遮断なさりたい方は申し訳ありませんが回避お願い致します。


兎に角一度観て直ぐに気付くことは、これまでのエピソードもそうであったのですが それ以上に正典、グラ
ナダ版のセリフ、シーンへのオマージュに満ち溢れている事に感動します。
モファティス両氏のシャーロックおたく度満載、遊び心満載といった感じを受けました。
特にこのエピソードは正典、これまでのシリーズ、グラナダ版を観ていないと関連が良く分からないのでは
ないかと思われます。

Sherlock Specialの制作発表時から何度も示されていた ”Goasts"、”More deep, more dark” 特に”goast"
が複数になっている点が明らかにされています。
作品を通して ヴィクトリア朝部分はかなり画面のトーンがダークになっているしよりグラナダ版に近い
雰囲気になっていました。

さて 作品を観て気付いた、 正典或は今までのBBC版、又グラナダ版からの引用、類似点等順次挙げて
みました。 

”何故ヴィクトリア朝なのか?” に関しては、以前「妄想、推測」した事に殆ど正解、当たらずとも
遠からずって感じでしたね。
(自画自賛)。


今回のタイトル ”The Abominable Bride” については以前何度も書きましたが正典 ”The Adventure of
the MusgraveRitual”
(マスグレーブ家の儀式書)の中で述べられている”Ricoletti of the club foot and his
abominable wife"
(内反足のコレッティとその忌まわしい妻”と言う記述があり、これはホームズが過去に
扱った事件の名前とだけ記されています)。

導入部分はワトソンの回想、モノローグ → これも予想通り "A Study in Scarlet” or “A Study in Pink” 
でのワトソンのモノローグ形式は正典及びグラナダ版で使われている手法ですね。
これも予想通り(しつこい)。 スタンフォードの姿もあったし、誰でも想像できましたよね。



221B の外からのシーン。 これに至っては全くグラナダ版!
trailerで観た時からチョット驚く程で、グラナダ版をそのまま使ったのではないかと思われる程! 
イントロテーマ音楽もそのままという拘り(?)

Speedy's Cafeは ”Speedwell's Restaurant and Tea Rooms" となっています。



香水の香りで訪ねて来た女性がメアリーである事を指摘する :
ホームズは香水の論文を書いているし、BBC版の”The Hounds of the Baskervilles””His Last Vow”
でも香水に触れるセリフがありました。
映画版 ”Mr. Holmes”でも香水に関連する考察が使われていました。
香水には詳しいんです。ホームズは。

シャーロックが階段を昇って来た足音だけでレストレードだと分かる場面 :
”lighter than Jones, heavier than Gregson" (ジョーンズより軽く、グレッグソンより重い)のジョーンズと
グレッグソンは正典に何度か登場するアセルニー・ジョーンズ警部、とトバイアス・グレグソン警部の事ですね。
因みにジョーンズ警部は拙ブログで先日触れました 『モリアーティー』では大活躍でした。

レストレードがリコレッティ夫人の事件を説明するシーンで、221Bの居間が現場にあるかの様な設定、画面
構成は斬新で驚かされます。



シャーロックのセリフ ”My Boswell is learning” (僕のボズウェルも成長したもんだ)
の”ボズウェル”は英国の伝記作家 James Boswellで、これは”A Scandal of Bohemia" ( ボヘミアの醜聞)
の中でのホームズの言葉 ”I am lost without my Boswell" (僕のボズウェルが居ないと困るんだ)に由来し、
 ”The Great Game” で ”I'd lost without my blogger”(僕のブロガーが居ないと困る)にも引用
されていました。

”Elementary, My dear Watson”
 (基本的な事だよ、ワトソン君) は有名なホームズ語録の1つですが、
今回BBC版で初めて聞けました。
S1の時だったか、ゲイティス御大が 「Elementaryは現代の若者が使うには古臭い言い回しなので シャー
ロックには言わせなかった」と語っていたと思います。
マイクロフトはS1~S3で2,3回言っていましたっけ。

メアリーに届けられたカードに書かれた ”M” は一瞬モリアーティー(?)かと思ってしまったのですが
 ハドソンさんから「誰から?」
と聞かれ「イングランド」と答えたと言う事は マイクロフトの事なんですね。、”Immediately” で呼び
出され嬉しそうなメアリー って事はメアリーとマイクロフトが何故繋がっているのか・・・。



モルグでのモリーちゃんの姿は 昨年画像が出回った時点で 何かの冗談かと思ってしまいましたが、よく
考えてみるとこの時代の女性の地位(女性蔑視の状況下)を示す時代背景を表しているんでしょう。
そう言えば、今度書く予定をしている(頓挫してます!)『コナン・ドイルの事件簿』に於いても、何とか
医学大学に入学を許可された女子学生が周囲の偏見や迫害にあい男装をして通学する記述がありました。



まだまだ沢山ありますので、



・・・・・to be continued





→ Sherlock : The Abominable Bride 感想と検証 : (2)








Benedict misc. (33) : The Abominable Bride その他情報

2016-01-18 | The Abominable Bride
― The Abominable Bride その他情報 ―


(source : nixxie-fic)



Sherlock Special “The Abominable Bride” のDVDが昨日やっと届きまして取りあえず一回観ました。
今回は実際に作品を観るまで情報遮断!なんて偉そうに言っていたくせにtumblrさんがご親切にも(皮肉!)making, behind the
scenes等詳細画像大量にアップして下さっていた為 殆ど内容は分かってしまっていたのですが、これから個々のセリフを含め
細かに観込んで行きますので 追って情報等載せるかも知れません。
今回のエピソードは色々思う所も多いのですが、ネタばれになるといけないので 少し時間をずらして書いてみるつもりです。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


話が変わりますが、イマジカBSチャンネルで『英国男優2016』と銘打って人気英国俳優出演作品(TVドラマ、映画)を放映するとの事です。

↓ こちらでご確認下さい。
http://www.imagica-bs.com/British/MonthlyFeature/

その一つに ベネディクトが出演した2005年の作品『To The End of The Earth』 が(新世界~航海の果てに)と言うタイトルで
日本初放送されます。(字幕版です)
3月25日(金)12:30スタート 



この作品はワタクシ個人的には数年前某YouXXXXで全編通して観られたのですが(今は観られないと思います)今回は字幕版と言う事ですから
楽しみではあります。
話題の悶絶卒倒シーン!!(←あ、ワタシだけ?)を含め 若いベネディクトが観られますよ。
是非ご覧ください。

同サイトに「現代英国男優ブームを牽引するスターから、往年の英国俳優まで 人気実力共にトップクラス英国男優60名のプロフィール
をご紹介」のページは嬉しいですね。
懐かしい顔ぶれ(先日惜しくも亡くなったアラン・リックマンも勿論含まれています。)や最近大人気の俳優さんが全て網羅されています。

↓ こちらです。
http://www.imagica-bs.com/British/Profile/
注 :トップページは上記と同じですので、ページ上段 ”profile”クリックして下さい。



こんなに連日更新するつもりはなかったのですが、年頭に書きました様に今年は色々忙しくなりそうです。
とは言え、相変わらず不定期更新になるかと思います。










アンソニー・ホロヴィッツ著 『モリアーティ』 読みました

2016-01-17 | ブックレヴュー&情報
― アンソニー・ホロヴィッツ著『モリアーティ』―


Anthony Holowits 『Moriarty』       『モリアーティ』駒月雅子訳 角川書房                            
- Sherlock Holmes is dead and darkness falls


アンソニー・ホロヴィッツ著による『絹の家』に続く コナン・ドイル財団公式認定2作目です。

帯に「シャーロック・ホームズは滝壺に消え、巨悪が動き出す」
…驚愕のどんでん返しが読者を待ち受ける・・・とあるし、本のタイトルにもなっている事もあり、”モリアーティは
生きていた!”
となるのだろうと予想はできるのですが、 読む前から何となく内容予測が出来てしまいました。

今回の作品の主人公は アメリカのピンカートン探偵社の調査員フレデリック・チェイスの視点で語り進められます。
自己紹介には 「名前はフレデリック・チェイスと覚えていてほしい」とあります。
ライヘンバッハの滝で起きた悲劇の後、アメリカの犯罪組織の首領 クラレンス・デヴァルーを追って来たチェイスと
モリアーティの死亡を確認に来ていたアセルニー・ジョーンズ警部の2人が手を組みデヴァルーの追跡劇が展開されます。

アセルニー・ジョーンズ警部は「四つの署名」に登場した警部ですが、チェイスとの初対面時にホームズもかくやと思われ
るような人物像推理を展開します。
あの「四つの署名」の時とは同人物とても思えない冴え方でビックリします。
ジョーンズ警部は「四つの署名」でホームズに痛い目に会されて以来、すっかりホームズに傾倒し、ホームズの捜査方法、
研究資料、著書等を読みまくり ホームズの手法にのめり込んで、正にホームズが乗り移ったかの様な働きをしますが何
とも危うい感じも受けます。
ジョーンズ警部とチェイスがホームズとワトソンの様に捜査に取り組んでいきます。

クラレンス・デヴァルーはモリアーティと手を組みロンドンの暗黒街にも支配の手を広げようと画策していると思われ
ていた中、モリアーティも亡き後 一手に暗躍する気配が漂い始め、その間にも次々に事件が起こり スコットランド・
ヤードが総力を上げて
調査を開始します。

スコットランド・ヤードの捜査会議には正典でお馴染みの警部面々が一同に会し捜査に取り組みます。
レストレード、グレグソン、ホプキンズ、ブラッドストリート、フォレスター、グレゴリー、パターソン、ヨール、マク
ドナルド等のホームズ談、それぞれかかわった事件の名前と共描かれているので正典を読んでいると嬉しい点ではあります。
捜査会議でホームズの死に哀悼の意を表しながらも 心底彼の死を悲しんでいる様子が見られないのが何とも歯痒いという
か、散々世話になったくせに・・・と言いたくなったのはワタクシだけでしょうか・・・
 
次々起こる事件は、誰が犯人か、黒幕は誰かと混沌としながら興味は尽きません。
最後に起こる衝撃の事実に関しても ヒントは最初から散りばめられているし、よく読めば最初から提示されていると言っ
ても過言ではないかも知れません。

何れかの場所で思いがけなくホームズ登場!となるのかと思いきや、結局ホームズ自身とワトソンは彼らの話題の中以外に
は登場しません。
これは少し寂しい。

この作品を読んで感じるのは、正典を読んでいないと面白さが分かりにくいのではないかと思われました。
一方 ”クライムノベル”として捉えても ハラハラさせられ かなり興味が湧くのではないかとも思います。
ライヘンバッハ対決の謎、各所に散りばめられた正典エピソード等々 シャーロキアンにとってみればこれ程楽しい作品は
ないだろうと感じます。

ただ、一点ネタバレになるかもしれませんが、アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』を思い出しました。(と書けば
分かっちゃいますね)。

最後にワトソンの手記として 『4つのヴィクトリア像』という短編が載せられています。
『6つのナポレオン』を彷彿とさせられるタイトルです。
これはライヘンバッハ以前  ホームズの所にジョーンズ警部が相談に訪れる、『モリアーティ』の前の事件で、ジョーン
ズ警部がホームズに傾倒するきっかけになった事件だったのです。
ここでやっと何時ものホームズと結婚直後のワトソンが一緒に行動して捜査を行うシーンが書かれていてホットしましたね。


尚、前作『絹の家』はオソマツではありますが 拙ブログで書置きましたので もし興味がおありでしたら覗いてみて下さい
ませ。

http://blog.goo.ne.jp/ocicat0306/e/7fe07f17b0e68ca0c3c93c225a2d8a0a










Laurence Fox 色々 その(5) : 「ミス・マープル」出演お知らせ

2016-01-14 | Laurence Fox
― ローレンス・フォックス 『ミス・マープル』に出演急ぎお知らせです ―




Mistyさんからお知らせ頂き、何とローレンスが「ミス・マープル」に出演回放映予定との事で 番組案内を見てみました。

AXNミステリーで 1月17日(日) 夕方5時から放映の ”The Sittaford Mystery” (シタフォードの謎)に出演している様です。
2008年本国放映のジェラルディン・マックイーワン版です。
ティモシー・ダルトンも出演しているんですね。
そう言えば、ティモシー・ダルトンはDr. Whoにも出てましたわ(又話が逸れた)


↑ なんか美しいじゃあありませんか!

ワタクシ個人的にはミス・マープルはジョーン・ヒクソン版が一番だったので、その後はあまり熱心に観ていなかったんです。
特にマックイーワン版はやや苦手なので、AXNミステリーで再放映している事は知っていたのですが、殆ど観流していたので
この件については全く知りませんでした。
お知らせ頂かなければ危うく見逃すところでした。
Mistyさん 有難うございました。

ただ、残念ながら吹き替え版の様で 一応「二か国語版」となっているので リモコンの音声切り替えで英語版に変換は
出来ると思います。
但し、残念ながら今回の場合日本語字幕は多分切り替えられない様です。
でも、やはりローレンスの声で聴きたいので、取りあえず音声切り替えにトライ致しましょう。


AXNミステリーが試聴出来ない方は申し訳ありません。

取り急ぎ、ご案内のみ書き置きました。




ドラマ 『The Hollow Crown』 (1) : はじめに 

2016-01-13 | The Hollow Crown
― The Hollow Crown 「嘆きの王冠」 : (1) はじめに ―



The Hollow Crown はBBC のShakespeare Unlokedと題されたシェイクスピアプロジェクトで 2012年のロンドン
オリンピックを記念し 文化的オリンピックの一環として企画された作品です。
”Hollow"とは中身が無い、空しい、空虚なといった意味がありますが、Hulu版は「嘆きの」と題しています。
そうなんです、Huluで12月14日から配信されているんですよ。
これまでDVD購入するかどうか思案していた所、何というナイスタイミング!
何れベネディクト出演の ”The War of The Roses”も本国放映になる予定なので、その前に一応予習をしておきましょう。

The Hollow Crown の構成は、

Richard II
Henry IV (part 1 & part 2)
Henry V

“The War of the Roses”
Henry VI (part 1)
Henry VI (part 2 & part 3)
Richard III
となっています。


主なキャストは、
Richard II :
Bolin gbroke・・・ Rory Kinnear
John of Gaunt・・・ Patrick Stewart
King Richard・・・ Ben Whishaw
Duke of York・・・ David Suchet
Duches of York・・・indsay Duncan
Thomas Mowbray・・・ James Purefoy


↑ ”Richard II”パートのキャストです。 ポアロのデヴィッド・スーシェの姿もありますね
(画質が荒くてスミマセン!)

Henry IV以降、
Henry IV・・・ Jeremy Irons
Falstaf・・・ Simon Russell Beale
Prince Hal(Henry V)・・・ Tom Hiddleston
Hotspur・・・ Joe Armstrong
Kate Percy・・・ Michelle Dockery

The War of The Roses「薔薇戦争」版では、
Cecily, Duchess of York・・・ Dame Judi Dench
Richard III・・・ Benedict Cumberbatch
Queen Elizabeth・・・ Keeley Hawes
Duke of Backingham・・・ Ben Daniels
Queen Margaret・・・ Sophie Okonedo
Ann・・・ Phoebe Fox
King Luis・・・ Andrew Scott
その他


↑ ”The War of The Roses”のキャスト発表の時の画像です。



↑ もう一年半程前になるでしょうか。 リチャード3世最初の公式画像でした。



(source : #HOLLOWCROWNFANS)


英国の歴史は”何とか何世”、”何とか何世”が複雑で入り組んでいて難しいですねぇ。
歴史で勉強した事なんぞ遥か忘却の彼方だし、このドラマを観るにあたり少しでも勉強し直すのも良い機会に
なるかと思います。

The Hollow Crownもこれからじっくり観るつもりですので 後日感想等書いてみたいと思っています。

又今後はリチャード3世に関してボツボツ始めなければ・・・。
(只今予習再開中)


Dr. Who S3E6 :  ”Lazarus Experiment” あらすじと雑感

2016-01-09 |  ∟Doctor Who
― ”Lazarus Experiment (ラザルスの欲望): Huluでは「ラザルスエクスペリメント」―
2007年放映

監督 : スティーブン・グリーンホーン
脚本 : リチャード・クラーク

主な出演者
ドクター : デヴィッド・テナント
マーサ・ジョーンズ(コンパニオン) : フリーマ・アジマン
リチャード・ラザルス : マーク・ゲイティス


遅まきながらHulu with fire TV stickでデビューして以来 CSでは未放映だったDr.Whoを全て観ようと頑張っています。
テナント版はやっと全編complete !
New Generationがあと少し、ってところです。

その中で、色々記憶に残るエピソードや 特に興味のあるエピソードが幾つもあるのですが、今回はマーク・ゲイティス御大が
自ら出演しているエピソード「ラザルスエクスペリメント」が色々な意味でかなり面白かったので 少しばかり触れてみます。

ゲイティス氏はこの時までに既に「ドクター・フー」の脚本を何本か書いていたのですが、このエピソードに俳優として自ら出演
する事に並々ならぬ意欲と喜びを寄せていたそうです。

概要は :
現代のロンドンに戻ったドクターとマーサ。
76歳の科学者のリチャード・ラザルス教授が「人間の本質を変える」と言う実験に挑もうと していた。 マーサの姉ティッシュは
ラザルス教授の広報担当であったので、両親と共にパーティーに参加したマーサ。 勿論ドクターも出席。


↑ドレスアップのドクターはカッコ良いんですが、足元は何時ものスニーカー。

華やかなパーティーの中、ゲストが見守る中装置の中に入った教授が数分後に出て来ると すっかり若返った姿に変身していた。





ラザラス教授は「若返りの機械」を発明したのである。しかもその機械を一般向けに売り出して金儲けを企んでいたのだったが、
直後ラザルス教授のDNAに変化が生じ異常な食欲を覚える。 この原因は変化の影響でエネルギー不足に陥っている為だと
推測された。

装置に不信を抱いたドクターとマーサがラザルスの実験室に侵入したところ その若返りの装置の為細胞が不安定となり遺伝子情報が
書き換えられるのだと突き止めた。
一方ラザルスの変化は次第に進み 人間とは異なる怪物に変化し始め スポンサーであったシルヴィアも殺害しエネルギーを飲み込み
ミイラ化させてしまった。


↑この怪物の姿はかなり恐ろしいです。 物凄いスピードで動き回るCGが良く出来ていましたねぇ。

エネルギーを補充したラザルスは一旦人間の姿に戻り、マーサの姉のティッシュを誘惑する。 後を追って来たドクターとマーサの
目の前で再び怪物の姿に変化した教授のせいでセキュリティが作動し研究所は封鎖されてしまう中 怪物が人々を襲い始めた。
マーサとドクターは何とか会場の招待客を外に逃れさせた。

実験室に怪物を誘い込んだドクターが ガスを充満し爆破しようと試みたが失敗。
何とか装置のエネルギーを外に解放し怪物に向けて発射し ようやく怪物を倒す事が出来た。 息絶えた怪物は若いラザルス教授に
姿が戻っていた。


↑人間の姿に戻ると生まれたままの姿になってしまうので あられもないお姿です・・・

ラザルスの遺体を乗せた救急車が事故を起こし、現場に駆け付けたドクター、マーサ、ティッシュが見たものはミイラ化した救急隊員
の遺体だった。

ラザルスは生き返り、サザーク大聖堂に逃げ込んでいた。


人間の姿に戻っていたラザルスは昔この場所でロンドン大空襲に怯えていた記憶があり、その時になす術もない死に立ち向かおう
と決め そしてそれが成功したのだと語るが、ドクターは「死も人間の一部だ」と否定し、諭すが ラザルスは「死を退ける努力する
事こそが人間の本能だ」と反論しつつ、その間も肉体は変化し続けていた。
ドクターは「長いだけが最良の人生ではない」と諭すが、聞く耳を持たないラザルスはドクターに襲い掛かる。
(ここでラザルスに語るドクターの言葉は 900年以上生きて来たドクターの心からの実感であろうし、この時のドクターの寂しそう
な表情が哀しい・・・)

その時、マーサとティッシュはドクターの言葉を思い出し、身を挺して大聖堂の鐘楼迄ラザルスをおびき寄せ誘い込んだ。
そしてドクターが大聖堂のオルガンの音をソニックドラーバーで増幅し、その音響に耐えかねた怪物は鐘楼から転落し、元の老人
の姿に戻って死亡した。



「オルガンも弾けるのね」と言うマーサに、「ベートーベンに教わったんだ」とドクター。

事件が解決したドクターが再びマーサを旅に誘うが、「ただの乗客なら嫌だ」と云うのを聞き、正式にコンパニオンとして迎え入れ
る事となった。

マーサの家の留守電には母親から「ドクターは危険よ、一緒に居ると命を落とすわ。ハロルド・サクソンから聞いたの」と言うメッ
セージが残されていた。


以上が大変雑ではありますが、ザット内容ご紹介でした。
無理な若返りを願ったり、命を操作すれば それに対する代償は大きいですよ。 と言う警鐘と教訓を感じます。
昨今の ”アンチ・エイジング”に踊らされる状況を考えると身につまされますね。




ところで、 このエピソードに関しては幾つか思う事があります。

最初は、リチャード・ラザルス教授の名前。
これを見た途端、例の場面を思い出しました。



ラザルス(ラザロ)は、聖書に於いて ”病死して4日目にイエスが起こした奇跡によって蘇生したと伝えられている” 聖人で、この
エピソードでも”復活”、”蘇生”の意味で象徴的に使われているのだと思います。
シャーロックS3でシャーロック復活作戦のコードにも同じ意味で使われていたのですね。
何か因縁を感じました。(考え過ぎ?)

それから、ゲイティス御大のメークのお見事さ。

気合が入って居る様子が伺えました。
そう言えば、シャーロック・スペシャルのマイクロフトのメークも凄!・・・あ、ネタバレしてしまうので自主規制。

ここからは禁断の領域に入ります(危)!
ゲイティス御大の髪の毛がぁ~~。 フアフサじゃありませんか。
シャーロックS1の3年位前の作品ですが、急激な変化だったんでしょうか(暴言)


話が少し逸れますが、 以前もチョット触れたことがありますが 代々のドクター
それぞれの得意のフレーズがあります。

9代目ドクター(Christopher Eccleston)
”Fantastic !”

10代目ドクター(David Tennant)
”Alons-y !”(フランス語で ”さあ行くぞ!”って言う掛け声だそうです)
”What ?!” (これが妙に好きなんです。 このWhat ? が可愛いですね←変態)

11代目ドクター(Matt Smith)
”Geronimo ! ”(何でアメリカインディアンの酋長の名前なんだろう?と思っていたら、第二次世界大戦で米軍の
落下傘兵が降下時の掛け声として ”行くぞ、それっ!” って言う意味で使われていたそうです)。
”Bowtie is cool ! ”(蝶ネクタイってカッコ良い!)、bowtieだけでなく、色々な場合に ”cool !” を使いますね。


Dr. Whoに関しては、他にも色々好きなエピソードがありますので 折に触れて
又書いてみようと思っています。



Laurence Fox 色々: 舞台出演情報

2016-01-05 | Laurence Fox
昨年中にアップするつもりで用意していたのですが、載せるのが少々遅れました。




当分の間俳優業を休止すると言われていて寂しい思いをしていた ローレンス・フォックスが2月から公演予定の
”Patriotic Traitor" に出演する事が発表されました。



”Patriotic Traitor" ( 「憂国の反逆者」って言う感じでしょうか、)は第二次世界大戦当時親しい友人関係に
ありながら意見を異にする立場になった Charles de Gaulle(シャルル・ド・ゴール)とPhilippe Petain(フィリップ・ペタン)
の事実に基づいた作品だそうで、ローレンスはド・ゴールに扮し、フィリップ・ペタンにはオリヴィエ賞の受賞者でもある
トム・コンティが扮するとの事ですね。

シャルル・ド・ゴールは言うまでも無く、フランスの第8代大統領であり、第二次世界大戦においては本国失陥後
ロンドンに亡命政府自由フランスを樹立し、レジスタンスと共に大戦を戦い抜いたとされます。
(wikipediaから)


一方、フィリップ・ペタンに関しては知識が無かったので 今回少しだけ調べました。

フランスの軍人であり、政治家。
第一次世界大戦においてヴェルダンを守り国民的英雄となり、総司令官,元帥と
なる。 1940年にフランスが崩壊するとドイツ、イタリアと協定を結び 国家元首に就任して政権を掌握、戦争から
自国を守ろうとしたが 積極的にドイツに協力する破目になる。 フランス解放後フランスの法廷における裁判に
よって反逆罪で死刑判決を受け、その後減刑されたが、服役中に死去。 歴史の中で果たした役割は裏切り者では
無く、愛国者であったと考えるものもいる。
(wikiから引用)


暫らく演技する姿が見られないのかと寂しく思っていたのですが、舞台とは・・・
嬉しいけど 観に行けないし(涙)
でも徐々に情報が出て来る事と思われますので、せめて画像なり見られれば良いんだけど。
なんったって ”あの” シャルル・ド・ゴールですよ!
髭は? 若い頃でしょうから髭はないでしょうね~(又髭に拘る!)
軍服? う、うぅ~見てみたい。楽しみです!

それにしても、あのアクセントでフランス人の役って どうなるんでしょう・・・・


公演は Park Theatreで2月23日~3月19日迄との事です。




又日本から観に行く方もいらっしゃるんでしょうか。
追加情報が出てきたら追加情報載せましょう。




Benedict misc. (32) 今年のベネディクト

2016-01-02 | Benedict Cumberbatch関連
― 明けましておめでとうございます―


(source : nixxie-fic)

↑ これって、去年の年始にも使ったわ(使いまわし)でも、好きなんです!


昨年は思いもよらず大勢の方にお立ち寄り頂き 本当に有難うございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年は「ハムレット」公演も有った為 余り露出も多くなく、その為情報収集も怠り
ベネディクト関連の情報を載せる事が少なくなって居ました。
今年は又色々出てきそうだし、何と言っても ”シャーロックS4” の撮影も始まるし
又もや忙しくなりそうです。

そこで、今年予定されているベネディクト出演関連(予定も含め)列挙してみました。



”Dr. Strange” は事前に少々杞憂があったのですが、最新画像が久々に(?)
カッコ良く、美しかったので嬉しかった~!
ヘアースタイルも宜しいじゃございませんかぁ。
と思っていたら、これを見た身内の第一声が 「あ、サリーちゃんのパパだッ!」
何とッ!と思ったものの、「言われてみればねぇ~」と思わず納得(笑)
日本での映画公開は予定より遅れ 来年1月になっているようです。






”Black Mass” は日本公開が1月30日に決まった様です。
ジョニー・デップのメイクは驚きだし、ぽっちゃりのベネディクトだし・・・
が、今ひとつ食指が動かない(汗)。




今後撮影開始予定と言われているのが、”The Current War”
これは大分前に一報をかいたのですが、トーマス・エジソンとライバルのジョージ・ウェスティングハウス
がテーマの実録風の様ですね。
ウェスティングハウスはジェイク・ギレンホールが決まった様です。






TV ドラマは ”The Hollow Crown” のRichard IIIが何時放映になるのか・・・
日本では何時観られるのか? 
どんなリチャード3世になっているのか 待ち遠しいですよ。
1年半位前の予習が途中になっていたので 現在再開中。




その他 post-production中の作品は :
”Jungle Book ”
”Magik” この2作品はいずれも声の出演ですね。

”Zoolander-2 ”
 (これは、チョット・・・・複雑です。なので画像は自粛)

”Flying Horse” は一応announcedのままになって居ますが、どうなるのか未定です。


そして、何と言っても シャーロックS4の撮影開始が春からの予定になっています。
どうなるんでしょう・・・・ ストーリーに関しては凄く心配。
でも、又あのクルクルヘアーが見られるのが楽しみです。
ヴィクトリア朝のシャーロックがお好みの方も多いようなんですが、やっぱりワタシ
はあのクルクルヘアーのシャーロックが好き!


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


遂に昨晩本国で ”The Abominable Bride” 放映がありました。



徐々に感想や情報が出回っています。
取りあえずジックリ様子見をしていますが、ただ一点、予想もしていなかった展開があった様な・・・・
いや~ビックリ!(意味深) いや、ネタばれになるので今は書かずに置きますが
何れどなたかがお書きになると思いますし、追ってしっかり全部落ち着いて見てから書いてみようと思っています。

 
以前の様に 度々更新が出来ませんが、今年も色々取り混ぜて取り上げて行こうと思っておりますので
これからもどうぞよろしくお願い致します。