10月日本初放送の海外ドラマ：放送日&追加情報

10月日本初放送海外ドラマ色々

10月日本初放送の海外ドラマに関して、ポツポツと小出に情報を書いておりましたが、ようやく
放送日と共に全作品情報が出そろいましたので　全ドラマ情報を一挙に書き出し纏めました。
今回の放送もすべてAXNミステリーにての放送作品です。

※　『刑事シンクレア　シャーウッドの事件』

”SHERWOOD”
6エピソード

このドラマに関しては既にコチラで概略をお知らせしてありますが、放送日が決まりましたので追
加情報です。

日本初放送は、
10月8日（土）16:00～　一挙放送

↓ trailer はコチラ
https://youtu.be/pqSF4uJTa4c

※　『英国諜報員シルヴィアのイタリア事件簿』

”SIGNORA VOLPE”
3 エピソード

このドラマに関しても概略は既にご紹介済ですので、コチラをご参照下さい。

日本初放送は
10月15日(土）16:00～　一挙放送

↓ trailerはコチラ
https://youtu.be/EguyGKInFCg

※　『秘密同盟～空白の殺人事件』

”THE PACT”
2021年初放送～　BBC One
6エピソード

このドラマは今回初めてのご紹介です。

概略は、
アナ、ナンシー、ルイ、キャットは、ウェールズにある醸造所で働いていた。最近引退したオー
ナーから事業を引き継ぎ社長となった息子のジャックは、その横暴な振る舞いで従業員たちの不
満を買っていた。そんな中、会社の創業100周年記念パーティーに行った仲良し4人組は、酔った
勢いで日ごろのジャックに対する鬱憤を晴らすべく、酒とコカインで意識が朦朧としているジャッ
クを誘拐し、パンツ姿にして森へ放置する。そしてジャックの様子を見に再び森に戻ってみると、
ジャックはすでに死亡していた…。一連の出来事によって、4人は互いを守るために秘密を守る
ことに同意し、”秘密同盟“を結ぶことになる。敏腕女性刑事とその部下でアナの夫である警察官
のマックスは、自分の妻が事件の中心にいることにも気づかず、事件を捜査していく。そして、
ある日4人に脅迫メールが届く。捜査が進むにつれ、さまざまな人たちの秘密が暴露されていく・・・
ジャックを殺した真犯人とは？

2021年5月に放送された異色の英国ミステリ・・・・となっています。
又、英国メイディアでキャストと脚本が評価されたとの事。

監督：エリック・スタイルズ、レベッカ・ジョンソン
脚本：ピート・マクタイ
出演：ローラ・フレイザー（『証拠は語る』等）、ジェリー・ヘスモンドホール（『コロネーション・ストリート』等）

又、『バーナビー警部』のジョーンズでお馴染みのジェイソン・ヒューズが登場している様です。
懐かしいですねぇ。


日本初放送は、
10月22日(土）16：00～　一挙放送

↓ trailer はコチラ
https://youtu.be/OqgJGuj3zw8

※　『マクドナルド&ドッズ　窓際刑事ドッズの捜査手帳』S3

”McDonald & Dodds” ：　Season 3
3エピソード

最新シーズンの情報は既にコチラでご紹介してありますのでご参照下さい

日本初放送は、
10月29日(土）16：45～　一挙放送

※　『アストリッドとラファエル　文書係の事件録』S3

”Astrid et Raphaëlle ”　：　Season 3

日本初放送は、
10月2日（日）12：00～　一挙放送

このドラマの最新シーズン（S3)　はコチラにご紹介済です。　ご参照下さい。


10月は日本初放送、そして硬軟取り混ぜてのミステリドラマが盛り沢山です。
楽しみが出来ました。

感想、その他は余裕があれば・・・・って何時ものフレーズで。


（source : AXNミステリー、他）

映画『ザリガニの鳴くところ』日本公開日発表

”Where the Crawdads Sing”


2018年アメリカでベストセラーとなり、日本でも2021年本屋大賞　翻訳小説部門第一位に輝いた
『ザリガニの鳴くところ』の映画化作品が日本でも公開される事となりました。

映画化情報は大分前に知ったのですが、日本での上映があるかどうか・・・と待機していたとこ
ろでした。

日本での公開に関しての情報は、

2022年11月18日（金）より全国の映画館で公開

☆　公式サイトはコチラ
↓
https://www.zarigani-movie.jp/

☆　解禁されたtrailerはコチラ
↓
https://youtu.be/W0fgYxW8cno

映画化作品のキャストは、
監督：オリヴィア・ニューマン
脚本：ルーシー・アリバー
出演：
デイジー・エドガー＝ジョーンズ、テイラー・ジョン＝スミス、ハリス・ディキンソン、
マイケル・ハイアット
他

又、オリジナル・ソング「キャロライナ」は、テイラー・スウィフトが自ら懇願して書きおろした事
でも話題になっています。

ノースカロライナ州の湿地帯で発見されたのは、将来有望な金持ちの青年の変死体。容疑をかけられ
たのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア（デイジー・
エドガー＝ジョーンズ）。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥
など湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきました。そんな彼女の世界に迷い込んだ、
心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始め──。法廷で少しずつ
語られていく、カイアが辿ってきた想像を絶する半生。浮かび上がる殺人の動機と、一向に見つか
らない決定的証拠。事件の真相に辿り着いたとき、タイトル「ザリガニの鳴くところ」に込められ
た本当の意味を知ることに──。







原作はディーリア・オーエンズ。
動物学者でノンフィクションの出版もしている著者が69歳で出版した初の小説です。

『ザリガニの鳴くところ』早川書房ー2020/3/5

この作品をご紹介したのは2年程前になりますでしょうか。
読んで直ぐに感想を書き始めたものの、色々思いがあり、電池切れになったのか　ついついその
まま下書きを置き去りにしてしまっていました。

最初『ザリガニの鳴くところ』という不思議なタイトルに惹きつけられたのですが、ストーリーは
ミステリ要素があるのは勿論ですが、湿地地帯でたった一人育った少女カイアが生きる技を学び取
り　1人生き抜いていく状況のなか起きる殺人事件、恋愛問題、人種差別等の社会問題を織り込み
ながら描き出した作品です。
なにより、著者が動物学者であるというバックグラウンドがあってこそ、背景となる湿地地帯やそ
こに生息する生き物たちの描写が生き生きと描かれています。

映画化に関して、脚本は当然ながら　画面で湿地帯の情景や雰囲気も味わえるのではないかと期待
しています。
そして、
映画ではザリガニの鳴き声が聞けるのかしら？・・・・




（source : 公式サイト、fans voice, fashion press & etc.)

これから読む予定のミステリ：その(5)

今回は硬軟取り混ぜての作品です。
期せずして、偶然ですが創元社の出版作品ばかりになりました。

※　『どこまでも食いついて』ジャナ・デリオン著　
（ワニの町へ来たスパイ）シリーズ

創元推理文庫　2022/10/11発売

”ワニの町へ来たスパイ”シリーズとしては、『ワニの町へ来たスパイ』、『ミスコン女王が殺
された』、『生きるか死ぬかの町長選挙』、『ハートに火をつけないで』に続く第5弾になりま
す。

殺し屋から逃れる為ワニの町シンフルに住む事になったCIAのスパイ　フォーチュンと地元の
凄腕おばあちゃん2人が巻き込まれる（引き起こす？）事件で大活躍大爆笑シリーズの新作。

いいですねぇ、色々煩わしい事や気持がすっきりしない時はこんな軽めで思わず頬が緩む作品
で気分転換をするのが良いです。　おばあちゃん2人組のパワーを分けて頂きたい・・・・。
好きなシリーズです。

＊　感想は一作目の『ワニの町へ来たスパイ』だけしか書けていないのですわ。

※　『優等生は探偵に向かない』　ホリー・ジャクソン著

創元推理文庫　2022/7/20

『自由研究には向かない殺人』の続編です。（何時もの事ですが、感想を書きそびれています）　

内容概略　：
≪　友人の兄ジェイミーが失踪し、高校生のピップは調査を依頼される。警察は事件性がないと
して取り合ってくれず、ピップは仕方なく関係者にインタビューをはじめる。SNSのメッセージ
や写真などを追っていくことで明らかになっていく、失踪当日のジェイミーの行動。ピップの類
い稀な推理で、単純に思えた事件の恐るべき真相が明らかに……。≫

※　『マーダー・ミステリ・ブッククラブ』　C.A.ラーマ―著　

創元推理文庫　2022/8/10

内容概略　：
≪　ミステリが大好き、クリスティが大好きなアリシアとリネットの姉妹が出した読書会──ブック
クラブのメンバー募集の告知に応えてきたのは、古着ショップの女性オーナー、毒薬ミステリ好き
の医師、平凡な主婦、図書館員の女性に博物館勤務のゲイの男性といった面々。はじまりは順調だっ
たが、二回目の読書会で早くもトラブルが。主婦のバーバラが会場に現われなかったのだ。
どうやら前日から家にも帰っていないらしく、事件に巻きこまれたのかもしれない。アリシアはブッ
ククラブのメンバーの協力のもと、彼女をさがし始めるが……。　≫

＊　”マーダー・ミステリ・ブッククラブ”　シリーズ開幕
となっていますので、今後続編が出る予定になっているらしい？ですね。

※　『裏切り』　上&下　シャルロッテ・リンク著　
　
創元推理文庫　2022/6/30

内容概略　：
≪　スコットランド・ヤードの女性刑事ケイト・リンヴィルが休暇を取り、生家のあるヨークシャーに
戻ってきたのは、父親でヨークシャー警察元警部・リチャードが惨殺されたためだった。名警部だった
彼は、刑務所送りにした人間の復讐の手にかかったのだろうというのが地元警察の読みだった。
激しい暴行を受け自宅で殺されていた父。いったい誰が、なぜ……？　≫

本国で160万部超の大ベストセラーとなったドイツミステリの女帝による傑作。　
となっています。
上下刊でもあるし、内容的にもかなり読みごたえがありそうです。



（source : 東京創元社）



・・・・・・to be continued （多分）

『奇才ヘンリー・シュガーの物語』映画化情報

”The Wonderful Story of Henry Sugar”


ロアルド・ダール原作の『奇才ヘンリー・シュガーの物語』が実写映画化されるとの情報が出てい
ました。
(実は、この情報は今年の初めに出ていたのですが　下書きを書いたまま忘れていました。
そんな訳でチョット遅ればせながらの情報ではありますが・・・・）

1977年に出版された短編集「奇才ヘンリー・シュガーの物語」は、父親の遺産で暮らす博打好き
のヘンリー・シュガーが、友人の邸宅で奇妙なノートを発見する表題の作品など、フィクション
とノンフィクションを含めた7作品が収録されている。

予定されている出演者の顔ぶれを見て、これは見逃せません！の一作になりそうです。

監督/製作/脚本は、ウェス・アンダーソン

ヘンリー・シュガーにはベネディクト・カンバーバッチ

その他の出演者がこれ又ツボですよ～！
レイフ・ファインズ、デヴ・パテル、ベン・キングスレーの出演が発表されています。
役は不明ですが、何と豪華版でしょう。　この顔ぶれだけで観たくなりますね。

ウェス・アンダーソンとレイフ・ファインズは『グランド・ブダペスト・ホテル』以来、その他の
3人はアンダーソン監督と初タッグとなります。

リリース時期は2023年とのことですが、具体的な日時は未定です。
が、又もやNetflix配信になる様です。

因みに、
原作は既に読了したのですが、何時観られるか　先の事になるとそれ迄覚えていられないかもって
（又何時ものフレーズですが）、又読みなおさなければでしょうね。

原作のご紹介：
『奇才ヘンリー・シュガーの物語』


内容（「BOOK」データベースより）
ヘンリー・シュガーは、父親の遺産で暮らす大金持ち。賭け事が大好きで、一日とて働いたことが
ない。ある夏の週末、友人の邸宅で退屈していたとき、奇妙なノートを見つけた。最初のページに
こう記してある。「イムラット・カーン 目を使わずして見る男」そのあまりに不思議な内容に興奮
したヘンリーは…。標題作のほかにも、奇怪な物語、自伝的な物語など、興味つきない短編を収録
した珠玉の一冊。

一応児童書になっていますが、やや対象年齢が高めの作品で、個人的には大人がじっくり読める、
大人の心を掴む作品ではないかと感じます。

映画化は短編集全部を含むのではないかと言われていますが、オムニバス形式になるのか、或は
すべての短編ストーリーをアレンジしたものになるのか不明の様です。




（source : 映画．com, フロントロウ、&　etc.)

『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン3：日本初放送

”Astrid et Raphaëlle ”　Season 3

8エピソード（2022年8月フランス初放送）
　
多くの方が首を長くしてお待ちかね（私も含め）だった、シーズン3の日本初放送日が近づいてき
ましたので　念のため放送日を確認しておきましょう。

暫らくの間気付きませんでしたが、NHKでも放送が開始されたとのことで、益々このドラマのファ
ンが増えたようです。　そのせいか拙関連記事にも以前より多くの方にご訪問頂いています。

AXNミステリーにて、
10月2日（日）12：00～

そして、その前にS1とS2の再放送もあります

シーズン1（9エピソード）10月1日（土）16:00 am～
シーズン2（8エピソード）10月2日（日）03:05 am～

過去にも何度かメインキャストは触れましたが、ここで再度出演者をリストアップしておきましょう。

アストリッド・ニールセン：サラ・モーテンセン
ラファエル・コステ：ローラ・ドゥワーレ
二コラ・ベラン：ブノワ・ミシェル
カール・バシャール：ジャン＝ルイ・ボーイ
アーサー・エンギエン：メレディーン・ヤコビ
アラン・ガイヤール：ジェフロワ・ティーボー
アンガス・ニールセン：アリオシャ・イオヴィッチ
ヘンリー・フォーニエ：ハスキー・キハル
ウィリアム・トマ：ジャン＝ブノワ・スイコ
タナカ　テツオ：斎藤健吾
マチルダ・ニールセン：エリザベス・モーテンセン
マティアス・フォレスト：　ユベール・ドゥラットル
テオ・コスト＝ルジェ：ティミ＝ジョイ・マルボー
他

シーズン2では、アストリッドとラファエルの関係も益々堅固になり、アストリッドも周囲の心遣い
にも助けられ行動範囲が広がっていきました。

それぞれのエピソードの内容には触れずに置きますが、最終話はなかなか感動的な内容で、危機的
状況に陥ったアストリッドとラファエルをテツオ、ウィリアムを筆頭に社会力向上クラブのメン
バー等々が全員の力を合わせて助ける状況は思わずホロリとさせられました。
アストリッドを助けに思わぬ懐かしい人の登場もあり・・・・。
しかし、
最後は今後の展開に不安が残る、チョット心配なクリフハンガー的要素も帯びた終わり方でした
ので、新シーズンでどの様な展開になるのか　益々期待が膨らみます。

以前書きましたが、ラファエルのお誕生日に悩みに悩んだアストリッドが”指抜き”をプレゼントし
た時の会話はホロリとさせられたのですが、今度はお返しにラファエルがアストリッドに”方向磁
針”をプレゼントしましたね。
アストリッドはラファエルにとっての方向磁針なのだと・・・。
お互いにとって、指抜きと方向磁針があって友情がなりたつのだと。

又、
アストリッドとテツオの関係も近づいては来ているものの、なかなか歯痒いものです。
とは言え、アストリッドにとっては各段の進歩だとは思われますが。
そして、幼い頃に別れた母親との関係も変化が訪れていますので、この点も興味深いですね。

それから、
ラファエルは、息子のテオ君の事、又父親との関係、そして何より嫌みな検事フォレストとの関
係が今後心配事項で。






↑　アビーロード風？

シーズン3も本国フランスでは益々視聴率が上がったとの事で、8月から既にシーズン4も撮影開
始されているとの事です。
まだまだ楽しみが続きそうですね。

新しい情報が出ましたら又追記して行きます。

『ナイブス・アウト：グラスオニオン』追加情報色々

”Glass Onion : A Knives Out Mystery”


前回タイトル決定情報をお知らせしましたが、徐々に続報が出てきました。

先ず、邦題は、『ナイブス・アウト：グラスオニオン』に決まりました。

そして、
2022年9月に開催さていれるTIFF（ﾄロント国際映画祭）で世界初公開され、その後12月23日
(金）よりNetflixにて独占配信される事が決定したようです。（2022年11月一部の映画館で公開
される予定との事ですが、日本ではどうなるのか不明です）

今回初映像、キーヴィジュアル等が公開されました。




先ずはTrailerから
↓　コチラです
https://youtu.be/O12srm3OeKw

キャストは、
監督、脚本、製作：ライアン・ジョンソン
出演：
ブノア・ブラン（名探偵）：ダニエル・クレイグ
マイルズ・ブロン（億万長者）：エドワード・ノートン
カサンドラ・”アンディ”・ブランド（テクノロジー起業家）：ジャネール・モネイ
クレア・デベラ（コネチカット州知事）：キャスリン・ハーン
ライオネル・トゥーサン（マイルズの部下の科学者）：レスリー・オドム・Ｊｒ．
ペグ（バーディーのアシスタント）：ジェシカ・ヘンウィック
ウィスキー：マデリン・クライン
バーディー・ジェイ（ファッション・デザイナー）：ケイト・ハドソン
デューク・コーディー（YouTubeのスター）：デイヴ・バウディスタ
役柄不明：イーサン・ホーク

本作の舞台は地中海に浮かぶ孤島。エドワード・ノートン演じるIT業界の大富豪マイルズ・ブロン
は親しい友人を招き入れ、架空の殺人事件をテーマにしたミステリーゲームに興じようとするが、
実際に殺人事件が発生してしまう。参加者はたちまち容疑者へとなってしまい、探偵ブノワが事
件解決に乗り出す。







前作から引き続き監督と脚本を担当するライアン・ジョンソンは、「前作では、視聴者は事件を
外側から眺めていましたが、本作ではブノワの目線を通して登場人物を見渡し、まるで作品の世
界に入り込むことができるようになっています」と本作のストーリーについてコメントした。
又続けて、「アガサ・クリスティのように全作品が全く新しい本のように作り、それぞれの作品
に意義をもたせたかったんだ」とレジェンド的なアガサ・クリスティ作品を彷彿させつつ、現代
的な新しい要素を巧みに加えたミステリー好きにはたまらない本作制作への思いを語っている。

(source : IGN Japan, THE RIVER、SCREEN ONLINE, Netflix)

TIFFでのお披露目ではかなりの高評価だったようです。

そう言えば、
ブノア・ブランと言えば、前作でもアメリカ南部訛りだったのですが　ダニエル・クレイグは
その訛りを忘れていた為　この作品に取り掛かる前にこのアクセントを思い出すのに3，4か月
のトレーニングが必要だったとか・・・。

前作もそうであったのですが、興味深い出演者と共に、アガサ・クリスティの作品を彷彿させ
つつ、現代的な新しい要素を巧みに加えたミステリとなっている様なので、一作目同様大変楽
しみな作品です。

関連過去記事は下記をご参照下さい
↓
☆　『ナイブス・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
☆　『ナイブズ・アウト 2』情報少し
☆　『ナイブス・アウト 2』 タイトル発表

『ロード・オブ・ザ・リング』日本公開20周年記念・IMAX劇場公開

”The Lord of the Rings”


『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚である『力の指輪』がAmazon videoで配信始まりましたね。
実はまだ観ていないんです。　余り時間の余裕が無い為、もう少し経ってからジックリ観ようと思っ
ています。

そんな折ですが、ご本家の『ロード・オブ・ザ・リング』の日本公開20周年を記念して、3部作の
IMAXでの劇場公開が予定されています。
以前も書きましたが、もう20年経ったんですね～。　早いもんです。

製作発表時最初の顔合わせの貴重な画像

（皆若かった～、オーリー君坊主頭だし、サー・イアンも若い！）

で、”旅の仲間達”の新旧姿も公開されています。





彼等が着ているT-シャツと帽子に書かれているエルフ語（？）は ”You Are All Welcome Here” と
いう意味だそうで。　
又、エルフ語の下には色々な色の耳が描かれていて　これは、ドラマ版の『ロード・オブ・ザ・
リング/力の指輪』で有色人種がキャスティングされた事で様々な反対意見や中傷があった事に
対するメッセージで、”旅の仲間”もこれに賛同してのアピールの様です。人種の多様性や肌の
色は関係ないよって事だとか。

劇場公開予定は、

『ロード・オブ・ザ・リング』”The Felloship of the Ring”　：　9月16日（金）


『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』”The Tow Towers” ： 10月7日（金）


『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』”The Return of the King” ： 10月28日（金）


公開予定劇場一覧はコチラ
↓
https://www.tohotheater.jp/service/imax/

又、
最新予告編の映像も解禁されました。
↓　コチラ
https://youtu.be/cNP5TwSFbMY

又、『ロード・オブ・ザ・リング』トリロジー・フィルムコレクションとして、
4K　ULTRA HD&HD デジタル・リマスター　ブルーレイセット（18枚組）も初回限定生産分の発売
も案内されています。

　

　
(Source : TheOneRing, TOHOシネマズ公式、シネマカフェ & etc.)

これから読む予定のミステリ：その(4)

あれよあれよという間に9月に入り、少しずつ涼しさを感じるようになると益々読書量も増えてき
ます。

今回は最近の中でも最も期待値の高い新作ばかりが重なってしまいました。
嬉しい、楽しみ、だけど忙しくなりそうで・・・・。

※『殺しへのライン』アンソニー・ホロヴィッツ著

創元推理文庫　2022年9月12日発売予定

内容概略：
≪『メインテーマは殺人』の刊行まであと３ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンと
わたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネル
諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者のひと
りが死体で発見される。椅子に手足をテープで固定されていたが、なぜか右手だけは自由なままで……。
年末ミステリランキング完全制覇の『メインテーマは殺人』『その裁きは死』に続く、ホーソーン＆ホロ
ヴィッツシリーズ最新刊！ ≫

今回は、”ホーソーン&ホロヴィッツ”のコンビ作品の最新作です。
謎解きは勿論ですが、この2人のキャラクターも楽しくて好きなシリーズです。

ホロヴィッツさん精力的に新作を刊行して下さり楽しみが増えました。

※『キュレーターの殺人』M.．W．クレイヴン著

早川文庫　2022年9月14日発売予定
※（今現在未だカバーが発表されていないので、原作表紙です）
※　翻訳本の表紙発表になりましたので追記しました（9月8日）

『ストーンサークルの殺人』、『ブラックサマーの殺人』に続く”ワシントン・ポー”シリーズの最新作
（3冊目）です。

内容概略：
≪クリスマスの英国カンブリア州で、切断された人間の指が次々発見された。プレゼントのマグカップ
のなか、ミサが行われた教会、そして精肉店の店内で――。現場には「＃ＢＳＣ６」という謎めいた文
字列が。三人の犠牲者の身元を明らかにしようと国家犯罪対策庁のワシントン・ポー刑事とステファニー・
フリン警部、、ティリー・ブラッドショー分析官らが捜査に乗り出す。だが彼らはまだ知らない。
この連続殺人の背後に想像を超える巨悪「キュレーター」が潜んでいることを……。
ポーやティリー、フリンたちが相対する敵の正体とは！？　驚愕必至のシリーズ第三作。≫

早川書房公式によれば、
”早川書房のミステリ文庫でいまいちばん売れている本シリーズ”　だそうです。

これまた非常に楽しみな作品です。

※『魔術師の匣 』上/下 　カミラ・レックバリ/ヘンリック・フェキセウス著

文春文庫　2022年8月3日発売

カミラ・レックバリと言えば、”エリカ&パトリック”シリーズが良く知られていますが、今作は
北欧ミステリの女王による新シリーズ開幕作品。

内容概略：
≪女性刑事と男性メンタリストが忌まわしい過去に端を発する奇術連続殺人に挑む。

女は箱に幽閉され、剣で貫かれて殺されていた。まるで失敗した奇術のように……ストックホル
ム警察の刑事ミーナは、メンタリストで奇術に造詣の深いヴィンセントに協力を依頼する。奇術に
見立てた連続殺人が進行中なのだ……。スウェーデン・ミステリーの女王レックバリが一流メン
タリストとコンビを組んで送り出した新シリーズ第1作。≫

60か国43言語で刊行され、売上は3000万部を突破。スウェーデン・ミステリーの女王カミラ・
レックバリが長年の友人でもあったスウェーデン屈指のメンタリスト、ヘンリック・フェキセウ
スとタッグを組んだ新シリーズ第1作である本書は、人口900万人のスウェーデンで20万部を売
り上げ、36か国での翻訳刊行が決定しています。

出来れば感想を書きたいとは思いつつ、どうなりますやら・・・・。



（source : 東京創元社、早川書房公式、文芸春秋）

クリスチャン・ベール主演 “The Pale Blue Eye” : First Look

”The Pale Bule Eye”　（原題）

2022

この作品の事は事前に全く知らなかったのですが、突然（私的には）”First Look”が出て、初めて
情報を得ました。
何しろ、クリスチャン・ベールですから　スルーする訳にはまいりません。

今回のfirst look では、誰が誰やら分かりませんが、何となく不気味な雰囲気が漂います。　

”The Pale Blue Eye”(原題）はルイス・ベイヤードによる2006年出版の同名小説を元に製作され
たアメリカのゴシック犯罪スリラー映画です。

キャストは、
監督/脚本：スコット・クーパー
製作：スコット・クーパー、クリスチャン・ベール他
出演：
クリスチャン・ベール（オーガスタス・ランド―）、
ハリー・メリング（エドガー・アラン・ポオ）
その他、
ジリアン・アンダーソン、ルーシー・ボイントン、シャーロット・ゲインスバーグ、
トビー・ジョーンズ、等々









キャストを見てお気づきかと思いますが、”エドガー・アラン・ポオ”の名前が出ています。
で、原作内容を見てみると、

【引退した名警官ガス・ランダーは、ウエストポイント陸軍士官学校のセアー校長に呼び出され、
事件の捜査を依頼される。同校の士官候補生の首吊り死体から、何者かが心臓をくり抜き持ち
去ったというのだ。捜査の過程でランダーは、ひとりの協力者を得る。彼は青白い顔の夢想家で、
名をエドガー・アラン・ポオといった―青年時代のポオを探偵役に迎えた、詩情豊かな傑作ミス
テリ。】

原作者のルイス・ベイヤードは、米国の作家（1963年11月30日誕生）で、エドガー賞長編賞や
エリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガ―賞にノミネートされた【陸軍士官学校の死』（The
Pale Blue Eye）を含む、”Mr.Timothy”, “The Black Tower”,”The School of Night” 等の歴史ミステ
リは11か国語に翻訳されている。

そんな訳で、この原作も読んでいなかったのですが、翻訳本も出版されていました。
これから遅ればせながら読んでみようと思っています。

原作の”The Pale Blue Eye”


翻訳版は、
『 陸軍士官学校の死 』上/下 (創元推理文庫) – 2010/7/10

ルイス・ベイヤード（著）、山田蘭（翻訳）

尚、”The Pale Blue Eye” は、 2020年12月23日から特定の劇場公開（何処か分からない)の後、
2023年1月6日からNetflixにて配信予定となる様です。