日頃殆ど日本のドラマを観ないのですが、先日偶然にこのドラマの再放送をしているのに気付き
懐かしさの余り見入ってしまいました。
拙ブログで日本のドラマを取り上げるのは初めてです。
『JIN-仁』は2009年から11話、2011年に完結編として11話放送されていたドラマで、珍しくリアル
タイムで観続けていた大好きなドラマでした。
今回”レジェンド”とタイトルされているのは、オリジナルで放送された全22話をディレクターズカット
として再編集した特別編との事。
珍しく観ていた日本のドラマでしたが、出演者(特に 大沢たかおと内野聖陽)がお気に入りだった
事と、タイムスリップ+医療+歴史と興味あるテーマで描かれていたドラマであった為でしたね。
今回久々に(10年振り位になるんですね)観て、大体のストーリーは覚えていたものの、細部は
忘れている様な気がして懐かしさと嬉しさでジックリ観る事が出来ました。
内容は、多くの方がご存知かと思うので概略だけ、
平成12年東都大学附属病院の脳外科医・南方仁が救急で運ばれてきた男性患者の脳から奇形腫を
摘出したが、その患者が集中治療室から脱出し、それを止めようとした南方が階段から転落し気
を失ったが、意識を取り戻すとそこは文久2年(1862年)の幕末だった。
幕末の人々の運命や歴史を変えている事を自覚しつつ、彼らを救う為に現代から持ち込んだ知識
と幕末の人々の協力を得ながら近代医療を実現していく。
ただ、南方が手を加えた事によるバタフライエフェクト、タイムパラドックスにより南方が生き
ていた時代が少しずつ変化していく。
(一部wikipediaから)
南方先生は自分でも云う通り”歴史オンチ”であった為、次々登場する著名な歴史上の人物にビッ
クリしたり、オタオタ、思わず興奮したりする姿が等身大で微笑ましく感じます。
兎に角、出演者が皆素晴らしく、
南方 仁に大沢たかお
橘 咲に綾瀬はるか
友永未来(南方の婚約者)、花魁の野風の二役に中谷美紀
坂本龍馬に内野聖陽
橘恭太郎(咲の兄)に小出恵介
その他出番は多くは無くてもゲストも贅沢でして、
勝海舟に小日向文世
緒方洪庵に武田鉄矢
佐久間象山に市村正親
その他書ききれません
西郷隆盛、土方歳三、皇女和宮、等歴史上の人物が多く登場します。
特に、
過去多くの俳優さんが演じていた龍馬ですが、何と言っても内野聖陽さんははまり役だと感じます。
今回の”レジェンド”がオリジナルとどの部分が異なっているのか良く分からない、って言うかオリ
ジナルを良く覚えていない、ので、最初から観なおしたい・・・・と思っていたら、何とッ!Hulu
で全部配信して居りました。
有難く最初から観なおしている所です。
兎に角、
オリジナルを観た時もそうでしたが、今回久し振りに見直しても もうウルウルなんてものじゃ無く、
毎回の様にボロボロ涙を流しながら観ていますよ。
このドラマの原作はマンガだそうですが、本は読んでおりません。
が、ドラマの完成度が非常に高いとの評判ですので、あえて原作は読まずにいました。
南方を始めとして懸命に医療に取り組む姿、貧しくとも日々生き抜く市政の人々、それぞれの志の
元 命をかけて日本の未来を考え、行動する幕末の志士達の姿などが鮮やかに描かれています。
リアルタイムで観た時もそうでしたが、野風の花魁言葉が妙に耳に残って、”あちきは感動したで
ござりんす” です(笑)
ドラマの内容と共に、テーマ曲、挿入歌も素晴らしいですね。
↓ オープニング タイトル曲(これを聞いただけでもうウルウルしますわ)
https://youtu.be/12hoUh0h9mo
↓ エンディング曲「MISIA – 逢いたくていま」※第一期
https://youtu.be/MYo5alIaUOk
↓ エンディング曲「平井堅 いとしき日々よ」※第二期
https://youtu.be/vBbU1Dr5um8
南方センセイのセリフにある、
「神は乗り越えられる試練しか与えない」(これは聖書からの引用だそうですが)が今この閉塞感
のある厳しい時期にこそ身に染みて胸に迫ります。 今こそその言葉を信じたいですね。
次回放送予定は、
TBSにて
5月2日(土)14:00~ です。
最初から観なおしたい方は Huluまたは他の配信媒体でも可能かと思います。
あるいはTBSオンデマンドでも配信しているかしら?