The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『Merry Christmas! ロンドンに奇跡を起こした男』日本公開

2018-11-27 | 映画
“The Man Who Invented Christmas”

Nov.22 2017年 米国公開
(しかし・・・、この邦題は何とも・・・・?)

昨年の今頃でしたか 2回程拙記事に書いたのですが、興味を持っていたにも拘らず日本公開
が未定となっていた為 又DVDか?と迷っていた作品です。
ようやく日本公開日が決定しました。

2018年11月30日から全国公開 とのことです。

この様な作品は季節モノ(?)ですから、時期を見ての公開なんでしょうね。
実際に映画館に行けるかどうか今のところ未定ですが、兎に角待っていた作品ですから何らか
の方法で是非観たいと思っているところ。

監督:バハラット・ナルルーリ
キャストは、
ダン・スティーブンス : チャールズ・ディッケンズ
クリストファー・プラマー : エベネーゼ・スクルージ
ジョナサン・プライス : ジョン・ディッケンズ
モーフィッド・クラーク : ケイト・ディッケンズ
ドナルド・サムター : ハドック/マーレイの幽霊


チャールズ・ディッケンズの作品は「クリスマス・キャロル」を筆頭に他作品も含め大昔学生時代
に読みましたね。
で、
この作品は世界中で親しまれている「クリスマス・キャロル」が生み出されるきっかけを描いてい
るのですが、実話を基にして別のアングルから描き出している様です。
史実そのままではなく、実生活の悩みを含めながらなんとか新作を生み出そうと奮闘するディッケン
ズが登場人物となるスクルージとの出会いを経て「クリスマス・キャロル」を執筆する過程をコミカ
ルなタッチを加えながら描いている...との事。








何と言っても、スクルージを演じているクリストファー・プラマー!この撮影時御年87歳の名優が
存在感を出していますね。 クリストファー・プラマーと言えば、「サウンド・オブ・ミュージック」
が一番に思い出されます(古!)




ダン・スティーブンスは、TVドラマの「レギオン S2」を途中で脱落(頭が混乱で少々疲れまして)を
したため、ちょっとお久しぶりかな?と思っていた所 先日TVで「ナイト・ミュージアム エジプト王
の秘密」を放送していたので何気なく見てしまいました。 この時カッコよく甲冑姿のランスロットを
演じていましたね(ヒゲだけど)

そんな色々な面でとても楽しみに待っていた作品です。

↓ 日本版trailerはこちら
https://youtu.be/UbHlS3kB08I


ところで、「クリスマス・キャロル」と言えば、
「ドクター・フー」のクリスマス・スペシャルでもこの作品をインスパイア、レスペクトしたエピソード
がありました。



ほんわか心温まる作品で とても好きでしたので昨年概略を書きました。

↓ こちらです。 よろしければご覧下さい。
『Dr. Who 』S5E14 "Christmas Carol” あらすじ:(1) 



実写版『ダンボ』 2019

2018-11-23 | 映画
“Dumbo" 2019


以前から情報が出ていました 実写版「ダンボ」の映画公開日が発表されました。

2019年3月29日(金) 日米同時公開に決定(日米同時です!!)


ディズニーのダンボは1941年に公開された余りにも有名で良く知られたアニメで作品です。
子供の頃観たな~って懐かしく思い出しました。 なんか泣かされたっけ。

で、今回の実写映画版のキャストは、

監督 : ティム・バートン(「シザー・ハンド」、「アリス・イン・ワンダーランド」等)
出演 :
コリン・ファレル : ホルト(サーカスの元スター)
マイケル・キートン : ヴァンデミア(サーカス団団長)
エヴァ・グリーン : コレット(サーカスの空中ブランコ乗り)
ダニー・デヴィート : メディチ(サーカス団オーナー)


髪の毛フサフサ、前髪アリのマイケル・キートン



いや~、相変わらず豪華なキャストです。
それにしても、ティム・バートンが監督ですから、これまで持っていたダンボのイメージとは異なる
独創的な世界観で描かれているのではないかと・・・・。
どんな風に描かれているのか期待と不安が入り混じりますわ。








↓ trailerはこちらです
https://youtu.be/-QPdRfqTnt4

飛んでます!

何だか予告編を観るだけでも泣きそうになるんですけど。


そして、
以前一度書きましたが、ディズニーアニメ実写版映画は次々製作されるようです。

☆ アラジン
2019年5月24日公開予定(米国)日本公開未定
ガイ・リッチー監督、ウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコット出演

☆ ライオンキング
2019年7月19日公開予定(米国)日本公開未定
ジョン・ファヴロー監督、

☆ ムーラン
2020年3月27日公開予定(米国)日本公開未定
ニキ・カーロ監督、ル・フェイ出演

その他、製作予定作品は、
☆ ピノキオ
☆ ピーターパン
☆ ティンカー・ベル
☆ リトル・マーメイド
☆ 101匹わんちゃん

等公開日未定ですが続々予定されている様です。





噂のマリオカートの行列に遭遇するの記

2018-11-18 | 猫その他雑記


先月来家人が入院中の為度々面会、見舞いに行っている所でして 病院が遠く心身共に疲れて
いる今日この頃なのですが、病院が秋葉原に近く  通るたびに聖地の相変わらずの人出の多
さに驚かされます。

そんな折、義妹が先日来2度もマリオカートの行列に遭遇したと驚いていたのですが、運転走行
中でもあり写真を撮る暇もなかったと(笑)

その方面には全く疎いワタクシも流石にマリオカートの行列はニュースで見聞きした事があり、
今度遭遇したら是非写真を!と話していた矢先の昨日 突然に接近遭遇致しましたよ。
いきなり出現したので、その時は写真を撮ろうと思っていたにも拘らずタイミングを逸しまし
た。 (車を止める訳にもいかず)
この時は7,8台位の行列でしたが、コスプレをして運転している姿を見て笑わされたリ驚いた
りで・・・。

それにしても、車高が低い上に屋根も無くむき出しのカートですから 横に大きなトラックや
ら車高の高い車が来れば怖いのではないか、そして横を走る車も何となく怖いのです。

先日もニュースで公道でのマリオカート走行に関して規制するの、しないのと言われていたの
を見聞きした覚えがあるのですが、実際に傍で見ていると危ないな~という気もしたのが実感
です。
又スピードが遅いので 道が混みあう時間帯は渋滞の原因にもなりそうだと云う気もしないで
はないけど、まぁお互いの妥協点が見つかれば・・・と思ったりもしました。

兎に角 噂の現場を見てしまったという貴重な(?)体験を致しました。


 そんな訳で自分で写真を撮れなかった為、上の画像は他の方から拝借致しましたものです)






『インディー・ジョーンズ 5』製作情報少し

2018-11-16 | 映画
”Indiana Jones 5”(原題、タイトル未定)



以前『インディー・ジョーンズ』の5作目製作の発表があり驚いたのですが、その続報が少し出て
来ました。


前作の”Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull”『インディー・ジョーンズ/クリスタル・
スカルの王国』の公開が2008年でもう10年前の事だったのですが、ハリソン・フォードの年齢の事もあり
続編はないだろうなぁと思っていたのですが、嬉しい驚きでした。

当初、2020年7月10日公開予定とされていたのですが、諸事情で延期となり 2021年7月9日の公開(米国)
と発表されました。
クランク・インは2019年4月から英国での撮影開始とされています。





そして、5作目はルーカス・フィルムを買収したウォルト・ディズニー・カンパニー初のシリーズ作品
となり、スティーブン・スピルバーグは監督を続投するも、ジョージ・ルーカスは製作総指揮は勤め
ずキャラクター創造という点でのみの参加となるとか。

それにしても、ハリソン・フォードは現在76歳ですよ、大丈夫なんでしょうか?(と、余計な心配)
これまでの様なアクションは期待出来ないとは思いますですが、勿論80歳を過ぎても尚矍鑠とした演技
で活躍していらっしゃる俳優さんも多いので、アクション担当は誰か子分(?)のキャラクターに任せ
るとか?(現時点ではインディーの息子の登場は無いと言われていますが 今後どうなりますか?)等々
色々妄想してしまいますが、そうはいっても彼以外のインディー・ジョーンズは考えられないしねぇ。

とは言え、年齢的に云っても本作でハリソンが『インディー・ジョーンズ』シリーズでの卒業となると
いう事はスピルバーグも明かしている様です。
となれば、是非是非観たいですね。
でも、殆ど2年半後です。先は長いです。 でも、ハリソンも頑張っているんだから それまで元気でい
なくちゃと思うところであります。

英国での撮影開始との事で、イギリスの古い建造物や史跡等が舞台になるのかしら? 英国俳優の起用
も期待出来そうです。
未だ出演者等及びプロットは発表になっていませんが、順次出てくると思います。

又、ウォルト・ディズニー・カンパニーの会長兼CEOのボブ・アイガーによれば、『インディー・ジョー
ンズ』シリーズ第5作が「最終作ではない」と語っているとか・・・。
何やら女性で、って声も聞こえてきました。 なんだかねぇ。

続報出次第又追って。





”ロキ”スピンオフドラマや ”東京コミコン2018” 等少しだけ

2018-11-11 | 海外ドラマ
何となく久々にトムヒの話題です。

その1:


”ロキ”を主人公とするスピンオフドラマの製作が正式発表されたようです。
これはウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOが公式に認めたとか。
言わずもがなですが、トム・ヒドルストン主演でしょうね。 又スカーレット・ウィッチの名前も挙がって
いる様です。
その他のMCU作品スピンオフドラマも企画されていて、それら一連のドラマは 2019年ディズニーが開始す
る新ストリーミング・サービス(「Disney+」)の主力コンテンツとなり、米国では2019年後半に稼働開始を
予定している様です。

”ロキ”スピンオフの放送も何時になるやら?結構先のになりそうですけどですけど楽しみに待ちましょう!


その2:



もう既に大騒ぎになっている 「東京コミコン2018」ですが、
これは、2018年11月30日(金)~12月2日(日)の3日間幕張メッセで開催されるイベントですが、詳細はこち
らから

https://realsound.jp/movie/2018/11/post-275741.html

そして、今回は何とッ!トムヒがゲスト参加する事に決まったそうですね。


もう大変な騒ぎになっている様ですが、トムヒとの写真撮影&サイン会チケットはそれぞれ28,000円ですって! 
う~ん、高い? 目の前でトムヒが見られるなら安いモン? 
因みに両チケット共に発売数分で完売したとか。そりゃぁそうでしょうとも。
チケットゲットした方は羨ましい限りですが、夢の様な気持ちでしょうね。

その他の参加予定ゲストは、
↓ こちらでご覧下さい。
http://tokyocomiccon.jp/guest.html

イベントが始まったら怒涛の様に情報が出回る事でしょうね。











『湖畔荘』ケイト・モートン著

2018-11-08 | ブックレヴュー&情報
『湖畔荘』 “The Lake House” 上&下

2017/8/31 東京創元社刊
ケイト・モートン(著)、青木 純子(翻訳)

内容紹介
ロンドン警視庁の女性刑事が問題を起こして謹慎処分となった。女児を置き去りにして母親が失
踪したネグレクト事件を担当していて上層部の判断に納得がいかず、新聞社にリークするという
荒技に走ったのだった。ロンドンを離れ、コーンウォールの祖父の家で謹慎の日々を過ごすうち
に、打ち捨てられた屋敷・湖畔荘を偶然発見、そして70年前にそこで赤ん坊が消える事件があり
その生死も不明のまま迷宮入りになっていることを知る。興味を抱いた刑事は謎に満ちたこの事
件を調べ始めた。70年前のミッドサマー・パーティの夜、そこで何があったのか?仕事上の失敗と
自分自身の抱える問題と70年前の事件が交錯し、謎は深まる!
内容(「BOOK」データベースより)

数か月前、『忘れられた花園』が面白いと勧められていて、一応読むべきリストに入れてあった
のですが、その前に偶然同じ作家の作品とは気付かず手に取った作品です。
なので、初読みの作家さんの作品です。

訳者あとがきにもあります様に、ケイト・モートンはゴシックロマンス風ミステリー作家として
世界中に熱狂的なファンを持つオーストラリアの若手実力派と言われています。

今回初めて読んで、独特の作風を感じましたした。

ストーリーはかなり入り組んでいて、大きく3つの年代に別れています。
1.-1910年代ロンドン 
2.-1930年代コーンウォール
3.-2003年ロンドン

先ず、1933年コーンウォールにあるエヴァダイン家の屋敷「湖畔荘」(ローアンネス)で開かれた
ミッドサマー・パーティーの夜一歳の誕生日を目前にした末の息子セオドアが姿を消した事から
始まります。 警察の捜査にも拘わらず身代金の要求も無く、行方が全く分からなくなって未解決
事件となっています。

70年後の2003年、ロンドン警視庁の女性刑事セイディ・スパロウは事件で問題を起し謹慎処分を受
け 育ての親である祖父バーティーが暮らすコーンウォールの家に身を寄せていた。
ある日犬を連れ周囲をジョギング中のセイディが偶然見つけた廃屋、全ての家具等が放置されたまま
の家に興味を持ったセイディがこの屋敷で過去に起きた事を調べ始める。
そして、エヴァダイン家の次女、事件当時16歳であったアリス・エヴァダインが今は超売れっ子の推
理作家(86歳)である事を知り アリスに接触し謎を解こうと行動し始める。
アリス、長女のデボラ姉妹もそれぞれに事件に関する秘密を心に抱え70年過ごしてきた。

戦争で心を病んてしまった父親、母親エリナの苦悩、家族それぞれが抱える秘密と悩み等を織り込み
ながら時代を行き来しながら物語りが進みます。
時代が行きつ戻りつしながら、又同時に登場人物が入れ替わり、それぞれの視点、立場で描かれる場
面転換で、同じ場面に居ながら、それぞれの立場からの視点で異なる現実が次第に見えてきますが、
アチコチに散りばめられたピースが多く次々に予想が覆されます。

男児失踪事件の謎解きと共に、かつて湖畔荘に住んでいた家族の秘密が徐々に明らかになり、それぞ
れの人々が抱える秘密、罪悪感等が入り混じり、又同時にセイディ自身が過去に犯した罪と苦しみ等
が並行して描かれていきます。

そして、最後に至って思いもよらかなった「えッ?そうだったの?」という驚き。

本格推理小説でもあり、又同時にそれぞれの登場人物の心情を細かく表した人間ドラマとしても素晴
らしく良く書かれている作品だと感じました。

結末は心安らぐ心地よさで後味の良い作品でした。





『パトリック・メルローズ』日本初放送情報

2018-11-03 | 海外ドラマ
“Patrick Melrose”

2018年5月初放送(Showtime, スカイ・アトランティック)
全5エピソード

もう既にあちらこちらでお知らせが書かれていますので 今回はパスしようかと思ったのですが、
もしかしてご存知ない方もいらっしゃるやもしれないと、一応書き残して置くことに致しました。

以前書きました様に、7月下旬にUK版DVDが手元に届き、一応全エピソードを観終わって早くも
3ケ月経ってしまいました。(そして既に霧の彼方←早過ぎッ!)
色々へビーな内容でもあり、人間関係も複雑、時代設定も代わり、等々一度観ただけでは全部を
理解出来ないと、再度観直そうと思いつつ未だに手を付けられずにいるところでして、従って感
想も書けず・・・というテイタラクであります。

そんな折、
日本での放送は無理かと思ったりしていたのですが、予想外に早く日本初放送の発表がありました。
しかし~・・・・。
又もや”スターチャンネル”なんです。 従ってワタクシ自身は観られません(泣)
まぁ、その後何れかのチャンネルで放送してくれることを期待しつつ。

スターチャンネルでの日本初放送は、

スターチャンネル1 : 12月23日(日) : 第一話先行無料放送 23:00~
スターチャンネル2 : 1月7日(月) : 本放送スタート 23:00 ~

※ 因みに、ドラマは原作の2作目”Bad News”が最初のエピソードになっています。
大人になったメルローズを最初に持って来た点は導入方法としては分かりやすかったし、ツカミは
バッチリだと思います(←エラそう)

↓ 詳しくはスターチャンネル公式ページでご確認下さい
https://www.star-ch.jp/patrick-melrose/

又、これも以前ご案内しました原作翻訳本に関しては、既に一作目は発売になっています。
「パトリック・メルローズ 1 :ネヴァー・マインド」 早川書房(2018/10/18)

エドワード・セント・オービン(著)、国広 喜美代、手嶋 由美子(翻訳)

以前翻訳本のカバーがどうなるのか気になっていると書いたのですが、原作本そのままで使わ
れています。
2作目(バッド・ニュース)は11月20日発売予定となっています。
そして、1ヶ月ごとに1冊づつ追加発行されるとの事。(全5作です。)
2作目のカバーは未だ発表されていない様ですが、1作目同様そのまま原作のカバーが使われ
ることになるのでしょうね。
原作本に関しては下記に書きましたのでご参照下さいませ。

『パトリック・メルローズ』原作翻訳本刊行決定

尚、日本版DVDは未だ発売になっていない様です。
UK版のみ発売になっていますが日本でも購入出来る様になったようです。

(DVDのカバーも同じ画像です)
¥2,615(11月3日時点)
(因みにワタクシが購入時は£10.82でした)

※ 原作本&DVDに使用された”スーツ+バスタブ”ですが ドラマの中でもバスタブが何度か出
てきます。 これが何を示唆するのか?今の段階では良く理解出来ていません(汗)