The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

Dr. Who Christmas Specials リストと雑感など

2015-12-29 |  ∟Doctor Who
― Dr. Who Christmas Specials リストと雑感など ―

少しばかり時期を逸してしまったのですが、取りあえず今もクリスマスシーズンでは
あるし(海外では)、最近又観なおし楽しかったので Dr. Who クリスマススペシャルを
取りまとめてみました。
Dr. Whoは毎年12月25日にスペシャル版を放映していて いずれもクリスマスに因んだ、
又関連あるエピソードになっていて何れも大変楽しい内容になっています。
一応年代順にタイトルと画像リストアップしました。

The Christmas Invasions 『クリスマスの侵略者』(2005年)



The Runaway Bride 『消えた花嫁』 (2006年)



Voyage of the Demand 『呪われた旅路』 (2007年)



The Next Doctor 『もう一人のドクター』 ( 2008年)



The End of Time 『時の終わり』 (2009年)



Christmas Carol 『クリスマス・キャロル』 (2010年)



The Doctor, The Window and the Wardrobe 『クリスマスの奇跡』( 2011年)



The Snowmen 『スノーメン』 (2012年)



The Time of Doctor 『 ドクターの時』 (2013年)



Last Christmas (2014年)未だ観ていません。



The Husbands of River Song (2015年こちらも先日放映されたばかりで 未だ観ていません。




それとは別に2013年11月に”50周年記念スペシャル” として、
The Day of the Doctor 『ドクターの日』が放映されています。


これは豪華版です。
歴代ドクター、13代目迄のドクターが総出演(殆どは画像だけですが)。


そしてドクター3人が同時に出演しているという 世代の違う同一人物が同じ場に居る不思議な、
タイムパラドックスはどうなってる? なんて事は考えずに兎に角楽しい流石のスペシャル版です。
この内容については 後日余裕があれば触れてみようと思っていますが・・・・

そして、2010年以降 スペシャルの脚本は全てSteven Moffat御大です。
凄い事です(って、少々意味不明)。

スペシャルを含め ”Dr. Who"を観ていると 英国で長年国民的に愛された所以が理解出来る
様な気がします。
兎に角、子共だけでは無く大人が十分楽しめるドラマなんですねぇ。
何度見ても飽きない!
今回は自分の記憶の整理とこれからの参考になれば、とエピソードと画像のみを羅列しましたが、
機会があれば 全部はとても無理としても 気に入ったエピソードだけでも触れてみようかと考えています。



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


そんなこんなしているうちに Sherlock Special  "The Abominable Bride" 放映
が遂に3日後となりました。
長かったな~!
S3から2年、Setlockの情報が出始めてからも1年 やきもきしながらの日々でした。
そう言えば 2年前の今頃は毎日 ”Many Happy Returns”を観ながら わくわく ドキドキ
しながらカウントダウンをしていた毎日でしたっけ。
S2のあの終わり方とS3でのシャーロック生還があった訳ですし、今回の様に 云わば本筋とは
異なる(と思うけど・・・・)番外編、しかも一本だけから あの時の高揚感と期待感とは
比べ様がありませんわね。
それでも2年間の飢餓状態があった訳ですから そりゃー楽しみですよ。

さて、私共は何時観られますかしら。













NORAD TRACKS SANTA : サンタさん出発しました !

2015-12-24 | NORAD Tracks Santa
― NORAD TRACKS SANTA : サンタさん出発しました ! ―

毎年見ていたのですが、サンタさんの出発時の様子は何時も見られなかった為
今年こそは!と一応スタンドバイして居りました。


カウントダウンが終了してからが長い。
ずっと見ている訳にはいかないので、用事をかたずけながら時々ちらちら画面を
チェック。 (殆どバカです)

『サンタさん準備中』の静止画像で、


「最後に見かけたのは」と その間サンタ村の様子がテロップで流れます。

例えば、

妖精がプレゼントの用意を急がせています
最後のプレゼントをソリに運び込みました
サンタが時間を見ています
クロース夫人(奥さんがいたのですよ!)がサンタのコートと手袋の用意ををしています
サンタが妖精たちにクリスマスの挨拶をしています

赤鼻のトナカイ、ルドルフが鼻のフラッシュを確認しています
エルヴィス(って妖精の名前らしい)がサンタのソリを用意しています
エルヴィスがソリの重さを測っています

トナカイ達がハーネスに取り付けられました
ソリが滑走路に設置されました
サンタさんがソリに乗り込みました

エルヴィスが最後の安全チェックをしています
サンタさん 時間がその時が近づいているのを確認
トナカイたちに出発の合図
クロース夫人がサンタさんにキスを

サンタさん出発、村人たちが行ってらっしゃいの手をふりました
サンタさんは遥か下方の北極ぐまを観察中
等など、
一体いつになったら飛行中の映像になるんだろう・・・・


と言いながら 取りあえず途中第一報でした。

お暇のある方は 下記サイトでチェックなさって下さい。

http://www.noradsanta.org/


追記です
今飛行中の様子が流れ始めました!

右上の数字はサンタさんが配ったプレゼントの数で刻々と変わっていきます。

注 : マウスの操作で角度、大きさ等自由に変えて見られます。





~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~





May all the joys of Christmas filll your heart throughout the New Year !

そして、
May the force be with you !










最近の映画色々(2) : これから観たい映画色々

2015-12-21 | 映画
― 最近の映画色々(2) : これから観たい映画色々 ―
Sherlock Special  ”The Abominable Bride “ 『忌まわしき花嫁』を含め





次はこれから観たい作品なのですが、日本映画は記憶にある限り子供の頃以後全くと言って
いい程観ていなかったなか、久々に興味を持ち観てみたいと思う作品2作あります。
これらの作品は在職中に仕事を通じて得た知識、情報に基づいて制作された映画と言う事も
あり 特別に興味を持ちました。



『海難 1890』
2015年 日本・トルコ合作 (東映配給)
監督 : 田中光敏
出演 : 内野聖陽、 ケナン・エジェム、怱那汐里、アリジャン・ユジェソイベキール、
      夏川結衣 他
日本トルコ友好125周年を記念して制作された作品です。

1890年9月、オスマン帝国最初の親善訪日使節団を載せた軍艦「エルトゥ―ルル号」がその
帰路の途中 和歌山串本町沖で海難事故を起こし座礁。 乗組員618人が遭難し、500人以上が
犠牲となってしまいます。 しかし地元住民の献身的な救助食料提供等で69名の命が救われ
無事トルコに帰国する事が出来たと言われている出来事です。

そして、時を経た1980年、イラン・イラク戦争時 当時のサダム・フセイン大統領は”40時間を
タイムリミットとし、それ以降は軍用機、民間機関わらず全ての航空機を撃墜する” と宣言した
のです。
各国は現地に滞在する自国民救出の為救援機を飛ばしたのですが、日本政府は素早い判断で救援機を
飛ばす手配が出来ず テヘラン空港には215人の日本陣が残されてしまいました。
日本政府の依頼を受けたトルコ首相は 自国民500人ちかくの自国民がテヘランに残されていたにも
関わらず トルコ航空機を飛ばし優先的に日本人の救出に乗り出したのでした。

日本大使はトルコ大使から 「あの時の恩を返す時が来た」と言われたそうです。

時代を超えた日本とトルコの友好関係の源泉になって居る2つの壮大で感動的な物語が描かれ
ている様です。

「エルトゥ―ルル」号の件に関しては、私事ですが 随分前の事ですが 懇意にしていた友人のトルコ人が
串本で開かれる慰霊祭に招かれ訪日、出席した時に初めてこの事件の事を知りました。
又、イラン邦人救出の件も 当時関係者がイラン駐在だった為、この件もリアルタイムで記憶していて
感動した事を覚えています、

これらの出来事がもとになり トルコ人が日本人に友好的であると言われる所以になっているんですね。
実はそれ以前にも、日露戦争で当時のロシアとは敵対関係にあったトルコ人が大国ロシアを打ち負かした
小さな島国日本に対しても畏敬の念を持っていると言われています。

↓ trailerはこちらです
https://youtu.be/c_1a8C6M-LU



もう一作は、

『杉原千畝 スギハラチウネ』
2015年 日本(東宝配給)
監督 : チュリン・グラック
出演 : 唐沢寿明、 小雪、 ボリス・シッツ、ミハウ・ジュラフスキ、塚本高史、
      浜田岳、石橋遼、小日向文世 他

この作品は、第二次世界大戦時 ナチスに迫害されたユダヤ人難民にビザを発給し「日本のシンドラー」
とも呼ばれた外交官 杉原千畝の半生を描いた作品です。

実はこの作品も個人的な思い入れがある作品で、10数年前仕事でお手伝いをした某有名経済界のVIPのイスラエル
訪問時、現地のイスラエルサイドのスタッフから「スギハラ チウネの記念館(記念碑?)」を訪れて頂いたら
どうだろうと打診があり、浅学お恥ずかしい限りですが その時初めて杉原氏の名前と由来を知り 慌てて調べた
経緯がありました。


今回書いた2作品共これまで多くの日本人には余り知られていなかった歴史的事実ですし、日本人として知って
居たい、共に感動的な作品と思い、それやこれやの思い出も含め 久々と言うより記憶にある限り子供の頃以来
初めて劇場に出向きたい日本映画であるので御座います。


その他の作品は言うまでも無く、


『Star Wars VII』 ”The Force Awakens” 
これは来月観に行く予定です。
ご覧になった方の感想が両極端なので、チョット怖い・・・
それから、今回初めて知ったのですが、日劇がSWの聖地なんだそうですね。
そう言えば、第一作はワタクシも日劇で観ましたわ(昔の日劇!)。まさに A Long long time ago ! です。
この時の記憶は鮮明なのに、その後のエピソードは何処で観たのか覚えていない・・・・

どさくさ紛れに、Star Wars のロンドンプレミアに出席した際のベネディクトをついでに・・・・




そして何と言っても肝心な、

Sherlock Special "The Abominable Bride"『忌まわしき花嫁』はTOHOに加え シネマシティー
での上映も決まったとの事で大分上映館が多くなったんですね。 どこかには行けるかしら?
まぁ、その前にDVDも届くんですけど(嬉)、出来れば大きな画面と日本語字幕版で観られれば嬉しい
ですもの。




最新版trailerはこちらです

https://youtu.be/ymanCg5kncE


因みに 日本版のtrailerも出来ています。

https://youtu.be/oTFE8IZ0xhQ

力入ってます!



『Hamlet』 は行けるかしら? (不安+心配)



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


 
いよいよクリスマスが近づいてきました。



May all the joys of Christmas filll your heart throughout the New Year !

そして、
May the force be with you ! (SW公開記念!)











最近の映画色々(1) : ”007 Spectre"

2015-12-17 | 映画
― 最近の映画色々(1) : ”007 Spectre” ―

このところ観たい作品、興味のある作品が目白押しで忙しいです。



そんな中、10日程前に 『007 Spectre』 を観てきました。
私にとっての"007”はショーン・コネリーに尽きるので(古!)その後のどのボンドにも
余りそそられず、ダニエル・クレイグにも今ひとつノリが悪く これまではTV放映、DVDなど
で済ませていたのですが、今回は ダニエル・クレイグ最後の007とも言われている中、久々に
劇場での ”007”鑑賞をいたしました。

詳細、内容は既にご存知の方も多いかと思うので 敢えて今回は触れませんが取りあえずの
感想は 面白かったですね。

の程度でこれまでのクレイグ・ボンド作品を観込んで居る程でもないので 余り詳しい知識も
無く観た殆ど素人の感じたままなのですが、全体のイメージは古き良きスパイアクション風、
過去の作品へのオマージュを感じさせられ何やら懐かしい感じも致しました。
今回はダニエル・クレイグ/ボンドとしての集大成という感じで 隠された過去が明らか
になるのですね。


最初のメキシコのビル爆破、ビル崩壊からのボンド脱出、ヘリコープターシーンで
もう十分満足よ、の感もしましたが、まぁ今回の爆破シーンの凄い事! 
メキシコ、モロッコ、ロンドンで大爆発続き・・・・どんだけ爆薬を使ったんでしょう。
モロッコの爆発シーンで使った爆薬はギネス記録だったとか。



そして ”C” のアンドリュー・スコットは憎々しかったですね~。
予期して以上の存在感のある出番で、”00部門” 廃止に動きかける冷酷なキャラクターは
殆どモリアーティーに被ってしまいました。
シャーロックにビルから飛び降りろと言ったモリアーティーでしたが、今回は最後に自分が・・・・
あ、ネタばれしました(汗)



”Q"がcuteで(しゃれ?)萌えの方も多いとか。
そして ”M” (レイフ・ファンズですもん)は何となく人間臭く、自ら現場に出て走り
回る姿が新鮮でしたね。

現場から離れるように”M” から指示されたボンドが ”Q” が改造中の”009仕様”の車を
内緒で失敬してしまうのですが、未だ完成していなかった為 爆弾切れだったり 009仕様の
曲が装備されていたり、チョットユーモラスなシーンもありましたデス。

そして、モニカ・ベルッチは妖艶で存在感、貫禄十分で美しかったのですが、余り出番が
多くなく勿体無い・・・感じも少々ありました。

あ、書き出すと止まらなくなりそうですが、今回はこの辺に止めておきます。
2時間半余は少々長すぎるのではないかと思っていましたが、あっという間でした。
最後に ”James Bond will return” とテロップがありましたので、ダニエル・クレイグ
としては多分最後となるのでしょうが、作品自体は又続くのでしょうね。
となると、次のボンドは・・・・ 個人的に色々頭に浮かべてみるものの 難しいですね、
この人!って言える俳優さんは思い浮かびません。
ちっとやそっとの人では難しいですものね。

最後に歴代ジェームズ・ボンドです。

写真左側から、
2代目 : ジョージ・レイゼンビー(6作品出演)
3代目 : ロジャー・ムーア(7作品出演)
6代目 : ダニエル・クレイグ(3作品出演)
初代  : ショーン・コネリー(7作品出演)
5代目 : ピアース・ブロスナン(4作品出演)
4代目 : ティモシー・ダルトン(2作品出演)
 
(やっぱり ショーン・コネリーは濃いわ)




次回はこれから観たい作品について書きたいと思います。









Mr. Holmes (2) : 映画版

2015-12-13 | Mr. Holmes
―Mr. Holmes (2) : 映画版 ―


Mr. Holmes
”The Man beyond the Myth of Sherlock Holmes”

Director : Bill Condon (ビル・コンドン)

Cast :
Sherlock Holmes : Ian McKellen (サー・イアン・マッケラン)
Mrs. Munro : Laura Linney(ローラ・リネイ)
Roger : Milo Parker(マイロ・パーカー)
Tamiki Umezaki : Hiroyuki Sanada(真田広之)
Thomas Kelmot : Patrick Kennedy(パトリック・ケネディー)
Ann Kelmot : Hattie Morahan(ハティ・モラハン)
Dr. Barrie : Roger Allam(ロジャー・アラム)
Inspector Gilbert : Philip Davis (フィリップ・デイヴィス)

前回原作について書いてから間が空いてしまいましたが 映画版DVDを観た感想等
書いてみました。

昨年夏だったか 初めてMr.Holmesの画像が発表された時、サー・イアンが随分
老けたなぁと言うのが最初の感想でした。 が、後に色々情報を見た時にあれは
メークの為せる技だったと知り驚くと同時に己の浅はかさを知りました。
そうですよね、実年齢より20歳位も年上の役柄だし、最後の事件の時の映像を
見れば一目瞭然だし、あのメーク技術に驚かされました。



田舎暮らしをしている93歳のホームズの姿は記憶も途絶えがちなので 忘れそうに
なるロジャーの名前をシャツのカフスに書き残して置く。 これは日本に行った際
ウメザキの名前も書いていました。

このエピソードは正典にもあり、”The Adventure of the Naval Treaty”「海軍条約事件」
の中で - ”That is of enormous importance" said Holmes making a note upon his
shirt-cuff. (あれはとんでもなく重要な事だ、と言ってホームズはシャツの袖口
にメモを書いた)ーとあります。


そして姿勢、歩き方等全く93歳にしか見えない。
ロジャー少年を演じたマイロ・パーカーは可愛くて、純真で大きな瞳を輝かせてホームズの
話を聞く様子、甲斐甲斐しくホームズの世話をする様子、瞳を輝かせながら色々な事に興味を
持つ等とても良い演技をしていました。 可愛いです。





最後の事件となったケルモット夫人事件(原作はケラーなんですけど・・・)は原作とは違った
状況でしたね。 
50歳代(?)のホームズを演じたサー・イアンは気品があり自信に溢れた様子が素晴らしかった
のですが、無事解決したと思われたにも拘らず死を選んだケルモット夫人の最後を知ったホームズの
憔悴が心に響きます。



原作の三部構成は映画版では入れ子状態で挿入されています。
又原作とは違う表現をされている部分も何か所かありました。
原作とは異なる表現になる事は脚本的によくある事だとは思うのですが、今回原作を読んだ後に
映画版を観ると、違和感がある事は拭えません。 
結果的に良いか悪いかは判断出来ませんが、一番はロジャーの扱いで最後を観てひっくり返る程
ビックリしました。
映画版の方が救いがあるとは思うのですが・・・・ 難しい所ですねぇ。

それと、ケルモット夫人の行動も違った描き方がされています。
尤も、原作の時にも書いたのですが、確かに原作でのケルモット夫人の行動とそれに伴う
ホームズの行動が曖昧だった為、映画の脚本では理由付けがなされているのだと思いましたけど。
そして、ケルモット夫人に会う際、ホームズがホームズの姿で接触し、しかもケルモット夫人
もホームズである事を知っていた。 等原作で感じた曖昧さを納得させる様なシチュエーション
に持って行っていた様な気きがしました。







このシーンは、ホームズがワトソンが書いた作品を元に作られた 自分を主人公にした映画を観て 
苦虫を噛み潰したような様な表情をしているのが面白いです。


何より残念だったのは日本のシーンですよ!
原作で感じたカリンの詳細な日本描写が生かされていない。
ハリウッドや海外作品で描かれる日本の映像と同じ様に 国籍不明(韓国風?or中国風?アジア風?)。
着物、食堂のセット等ありがちではあるけど、本当に残念な映像でした。
日本の映像はロンドンにセットを組んだそうですが、もう少し細かい日本人の意見或はカリン自身の
意見を聞いて欲しかったと感じます。








文句はその位にして・・・・

ただ、再度言いますが サー・イアンの老ホームズの演技は素晴らしいの一語に尽きます。
老いて思いのままにならない身体と記憶の衰えに戸惑いながらも ロジャー少年との交友を深めていく姿は
微笑ましいし 心温まります。
ロジャーの事故を知って泣き崩れるホームズは まさに「人間ホームズ」を感じさせられ感動します。



最後のこのシーンは原作にも書かれているのですが、小さな石を今は亡きワトソン、マイクロフト、ハドソンさん
等親しかった人々の墓石の様になぞらえて その中心に座り祈りをささげる様な姿は ホームズがやっと心を
開いて自分を取り戻した様子に思え 胸が一杯になり滂沱の涙・・・・
他にも何度も泣かされましたが個人的にはこのシーンが一番感動的だったのです。



サー・イアンはこの作品でオスカーの主演男優賞の候補に入ると言われていますが、来年2月発表でどうなりますか。



日本での映画公開は来年(時期は未定)との事です。









 

NORAD TRACKS SANTA : 今年もやってきました

2015-12-09 | NORAD Tracks Santa
― NORAD TRACKS SANTA : 今年もやってきました ―


1年前にもこの記事を書いたのですが 今年も又この時期になりました。
早いもんですねぇ。



↓こちらが今年のofficial trailerです。
https://youtu.be/DdHSLHGPAgc

又同じ内容になりますが 取りあえずこのイヴェントの趣旨から・・・

NORAD ”North American Aerospace Defence Command)” (北米航空宇宙防衛司令部)
Tracks Santa (サンタ追跡)は今年で60周年を迎えます。



基本的には12月24日にサンタさんが北極の自宅を出発し 世界中の子供たちにプレゼントを
届ける為 トナカイのそりに乗って飛び回るルートをリアルタイムで追跡するのが目的です。
上空から3D映像で世界中の地理、風景が映し出され、又同時にサンタさんが子供たちに配った
プレゼントの数がカウントされ映し出されます。
先頭は赤鼻のトナカイ”ルドルフ”です。

日本の上空を飛んだ年もありました。
確か2011年仙台上空、 2013年は神戸上空を飛んだと思います。
今年はどの様なルートでどこの国の上空を飛び どんな景色が見られるのか楽しみです。



今年も、北米警戒システムと呼ばれる NORAD レーダー ・システム、35,888 km の静止軌道上の
熱感知衛星、 サンタ・カメラ・ネットワーク、カナダのCF-18 戦闘機、アメリカのF-15・F-16・F-22
戦闘機で追跡、エスコートします。



この数年毎年楽しみにしているのですが、今年もオフィシアルサイトがオープンされ
ました。


↓ こちらです。
http://www.noradsanta.org/

画面右上で日本語に変更も出来ます。

今年も既に出発までのカウントダウンが始まっていますが、出発を待つ間には同画面からミニ
ゲームやクリスマスに関する動画、音楽、この企画の説明、来歴等のコンテンツも楽しめる様に
なっています。
又同サイトオンラインショップでは60周年記念の公式ロゴ入りパーカー等のリンクもある様です。

↓ サンタ村の画像 :
 
このページから ゲーム、音楽等を選びます。

↓ ミニゲーム画面

毎日一つづつゲームがオープンになります。

↓ ショップ画面


↓ NORAD司令部画面

このイベントの歴史等が学べます。




又Googleでも『サンタを追いかけよう』のサイトが始まり ゲームやクリスマスに
関して学んだり楽しめる内容になって居ます。
こちらも既にカウントダウンが始まっています。



https://santatracker.google.com/#village


サンタさんがサンタ村を出発するのは太平洋標準時24日(日本から16時間遅れ、だったと思います。)
今年は日本上空を飛ぶのではないかと・・・・
それまで忘れない様に楽しみに待ちたいと思っています。








 

『ルイス警部』 : Behind the Scenes Gallery 

2015-12-05 |  ∟ルイス警部
― 『ルイス警部』 : Behind the Scenes Gallery ―

BSでの「刑事フォイル」ローレンス出演回放映があったせいなのか この所又
ローレンス関連、「ルイス警部」関連ページを見に来て下さる方が増えました。
現在AXNミステリーで「ルイス警部」再放映中ですが、先日も書きました様にS9の
日本放映が何時になるのか分からず、又ローレンスも当分俳優としての仕事も見られ
ないだろうという寂しさもあり、ルイスBehind the Scenes Galleryで懐かしもうと
思います。 お好きな方にも一緒に楽しんで頂ければ幸いです。


先ず、「ルイス」撮影現場画像ですが、偶然居合せた方の投稿でした。
(投稿者さんsource見失いました、スミマセン!)










これは「銃弾の行方」の時の様な気がするのですが(違ったかしら?)、本編では
ハサウェイ川に落ちていないので deleated sceneなのか、他のエピソードだったのか・・・・
ローレンスは「寒かった!」、「高級なスーツと靴がダメになっちゃった!」と言って
いたそうです。
ホント寒かったでしょう。 俳優さんも大変です。
それにしてもハサウェイは色々災難に遭いますねぇ。

ムチ打ちになったり、銃で撃たれたり、火事に巻き込まれたり・・・

ムチ打ちはS7E1 ”Down Among the Fearful”「痛みなき殺人」のエピソード内での
事だったと思います。


↓ その際に又ケヴィン父さんと遊んでいます。又キス魔迫ってる?



実はこの画像 手前下にローレンスの後頭部があるのですが、画像載せた後にフト誤解を
招きそうなアブナイ雰囲気がある様な気がしまして ケヴィン父さんの部分のみに差し替えました。フーッ!

↓ これはどのエピソードだったか忘却の彼方(汗)




↓ これはかなり以前の画像です。


こんな風に本当に仲良しの2人が楽しみながら続けたシリーズだからこそ あの絶妙な会話や雰囲気が
作り出されたのだと思います。
何度も観なおしたいドラマです。



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


ここで全く違う話題なのですが、 以前感想を書きました アンソニー・ホロヴィッツの「絹の家」
の次作「モリアーティー」の翻訳本が出版されました。
コナン・ドイル財団公認ホームズ作品第2作です。
又読むつもりですので、もし余裕があれば内容、感想等触れてみようと思っています。




Sherlock Spec. "The Amominable Bride" 情報

2015-12-01 | The Abominable Bride
― Sherlock Spec. “The Abominable Bride “  情報 ―

※ prom.画像等を含めて色々 ※


(source : Nixxie-fic)

いよいよ放映迄あと一ヶ月となりました。
そのせいか この所大量の情報が溢れ出てきています。
prom.画像、ベネディクトを始め マーティン、モファット&ゲイティス両御大の
インタビュー記事、コメント等 余りに多いので全部一度には読み切れず 少しずつ
読み進めては途中でお休み状態が続いています。



そんな中 プロットの一部が出てきました。
(Mistyさんが既に記事を書かれていて 綺麗に翻訳をなさっていたので ご了承頂き
引用させて頂きました。 スミマセン自分の労を惜しみまして(汗)。 Mistyさん
ありがとうございます。)

“Dr. John Watson, meet Mr. Sherlock Holmes”
「ワトソン先生、こちらはシャーロック・ホームズさんです。」

We've been here before – but what if this wasn't the modern day but the late Victorian
period ? What if the world's most famous consulting detective and his best friend lived
in a Baker Street of steam trains, hansom cabs, top hats and frock-coats?
「覚えのあるシーン。だが、もしそれが現代ではなくビクトリア時代後期だとしたら、どうだろう?
世界一有名な諮問探偵とその親友が住んでいるのが、蒸気機関車と辻馬車が走る、シルクハットと
フロックコートの時代のベーカー街だとしたら?」

Welcome to 'Sherlock' in 1895 !
「1895年の 'シャーロック’へ、ようこそ!」

Some things, though, remain reassuringly the same. Friendship, adventure and especially, MURDER・・・・
「だがありがたいことに、常に変わらないものもある。友情と冒険、そしてもちろん、殺人…」

Why is Thomas Ricoletti a little surprised to see his wife dressed in her old wedding gown ?
Because, just a few hours before, she took her own life・・・・
「トーマス・リコレッティが、古いウエディングドレスを着た妻を見て驚いているのはなぜか?なぜなら、
ほんの数時間前に彼女は自らの命を絶ったのだ。」


Mrs.Ricoletti's ghost now appears to be prowling the streets with an unslakeable thirst for
revenge. From fog-shrouded Limehouse to the bowelsof a ruined church. Holmes, Watson and their
friends must use all their cunning to combat an enemy seemingly from beyond the grave and the
final, shocking truth about・・・・the Abominable Bride !
「リコレッティ夫人の亡霊は、今や復讐の欲望に駆り立てられ、獲物を求めてさまよい歩いているようだ。
ある時は霧が死に装束のようにまといつくイーストエンドの湾岸地区で、またある時は廃墟となった教会の奥で。
ホームズとワトソン、そしてその友人たちは、一見死から甦ったかのような敵と“忌まわしい花嫁”の恐ろしい
正体に立ち向かうため、あらゆる巧妙な手段を講じなければならない! 」


以前も書きましたが、”The Abominable Bride" は正典 ”The Musgrave Ritual”「マスグレーブ家の儀式書」
からの引用と言われています。
このエピソードは ”A Study in Scarlet" 「緋色の研究」で ホームズがワトソンと出会う前の事件で、思い出を
ワトソンに聞かせている事件の中の1つとして、”・・・・a full account of Ricolettii of the club-foot, and
his abominable wife” 「内反足のリコレッティのひどい妻の完全な記録」 とだけ語られている部分をモチーフに
していると思われますが、正典でもこの事件の内容につては詳しく触れられていません。
これが 今回上記のプロットを含めどの様に展開されているのか非常に興味があります。





↓ 下の2枚はディオゲネスクラブ内と思われますが、今回未だ何処にもマイクロフト画像が出てきていません。
  あちこちで言われているのですが、何故でしょう?









いずれにしても、この作品は S3 そして次のS4の事は一旦脇に於いて 特別なそして純粋に楽しめるエピソードに
なって居る事を期待してます。
(S4は想像するだに恐ろしいんですもの・・・・勝手な想像ですけど。)