The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『刑事モース~オックスフォード事件簿』再放送 & S9 Behind the Scenes

2023-04-30 |  ∟新米刑事モース/主任警部モース
“ENDEAVOUR”


随分久し振りの”モース”です。

ファイナルとなったS9の英国放送後、随分色々とメディア、ネット上溢れていましたが、日本での
放送があるまでは静観しようと(と言っても随分色々観ちゃいましたが・・・・)、記事にする事
は控えておりました。

そんななかこの程、WOWOWプラスで再びCase 1からの再放送情報が出ましたので、ご存知の方も
多いかと思いますが、一応念のためにご紹介しておきます。

で、再放送ですが、(勿論字幕版)

2023年5月15日(月)スタートで
平日13;00~ 2話ずつの放送
(S7のCase 27 以降は6月放送予定との事)


後は、S8とファイナルのS9の放送もなるべく早くお願いしたい所ですね。

と同時に、以前チョコッと触れました様に S9のBehind the Scenesの素敵な画像が溢れていました
のでほんの一部ご紹介しておきます。
(本編の内容に触れネタバレにならないと思われる画像のみにしておきますが、S9放送ご再度BTS
開催しようと思っていますので少々お待ちくださいマセ)

以降はS9のBehind the Scenesから

何と言っても、アビゲイルさんとショーン君のツーショットは感慨深いものがあります。
一ファンからしても、ついついオリジナルモースとショーン君の若モースを重ね合わせて見ていた
り、思い出したりしていたものですから、アビゲイルさんにとって若モースを演じたショーン君は
単に一人の共演者として以上に思いは深かったと思います。 二人の画像を観ると思いが溢れます。







このドラマの出演者チームはとても良い雰囲気で、BTSでは何時も微笑ましいシーンを見せて貰い
ました。



アントン・レッサーのブライト警視正。 こんなお茶目な姿も・・・・


ジョーン・リグビーのジム・ストレンジ


ジェームズ・ブラッドショウのマックス・デブリン


本編内容には触れないとは言いつつ、これだけは・・・・
  ↓


(ご覧になった方、ご存知の方も多いかと思いますが、このシーンを観た時トリハダもんで殆んど
泣きそうでした・・・)

そして、パイロット版(Case 1)でのトリハダもんだった最後のバックミラーのシーンも最後にちゃんと
リンク、回収されていました(画像は現時点では一応自粛します)

(S9の色々現時点では自粛して、放送後再度触れるつもりです。 
兎に角なるべく早い日本放送をお待ちしています)

S9のDVDも既に発売済です(UK版ですが)




(source : ITV,Abigail Thaw, La Gazza Ladra, Kate Saxon, Endeavourland & etc.)


これから読む予定のミステリ:2023-Apr./3

2023-04-27 | ブックレヴュー&情報
※ 『闇の牢獄』ダヴィド・ラーゲルクランツ

カドカワ 2023年5月15日発売予定

【内容概略】
≪ストックホルムで起きた、サッカー審判員撲殺事件。地域警官のミカエラは捜査に参加、尋問
のスペシャリストで心理学者のハンス・レッケと出会う。彼は鎮痛剤の依存症だった。独特の心
理分析で捜査陣をかく乱するレッケだったが、ある日ミカエラが地下鉄に飛びこもうとした彼を
救ったことをきっかけに、二人は被害者の裏の顔と、事件の奥に潜む外交機密に突き当たる。
元ピアニストの経歴を持つレッケは、アフガニスタン移民である被害者の中に音楽の痕跡を見つ
けるが、そこには凄惨な過去が待ち構えていた。上流階級のレッケと移民のミカエラ。奇妙なコ
ンビは時と国境を越え、真実に迫る――。 ≫

『ミレニアム』を執筆したスティーグ・ラーソンが急逝した後、4‐6を書き継いだ著書によるバディ
シリーズ。
北欧ミステリ新境地・・・・とあります。

『ミレニアム』・・・・懐かしいですね。 もう15年以上前になりますでしょうか、発売当時夢中に
なって読んだ事を思い出します。 多分北欧ミステリに嵌ったきっかけになった作品です。
そんな、北欧ミステリ好きにとっては気になる作品です。

※ 『闇が迫る マクベス殺人事件』ナイオ・マーシュ

創元海外ミステリ 5月15日発売予定

【内容概略】
≪シェイクスピアの〈マクベス〉上映中に起きる殺人事件。容疑者は関係者のみ。
シリーズ探偵のアレン警部が不可解な謎に挑む!『闇が迫るーマクベス殺人事件』は一九八二年に死去
したナイオ・マーシュの絶筆。シェイクスピアの戯曲『マクベス』のリハーサルと上演を背景とした珠
玉のミステリで『マクベス』に詳しい人なら舞台面が眼に浮かぶほど斬新な演出が細部まで書き込まれ、
わくわくさせられる。 ≫

アレン警部シリーズの最終作品とあります。
ただ、多分(?)以前このシリーズは読んでいないので、いきなりの”最終作”となってしまうのですが、
シェイクスピアの『マクベス』との関連等楽しめそうな作品です。

※ 『シェフ探偵パールの事件簿』ジュリー・ワスマー

創元推理文庫 2023年5月19日発売予定

以前『刊行予定翻訳待ちの海外ミステリ:その(1)』でご紹介した作品の翻訳版です。

≪海辺のリゾート地ウィスタブルでシーフードレストランを経営するパールは、警察官になるという
かつての夢をあきらめきれず副業で探偵をはじめたばかりだ。そんな彼女のもとに依頼人が。パール
の友人の漁師に貸した金が返ってこないので、経済状態を探ってほしいというのだ。依頼は断ったも
のの、気になって友人の釣り船に行ってみたパールが見つけたのは、変わり果てた彼の姿だった……。
新米探偵パールが事件に挑むシリーズ第一弾。 ≫

前記事にも書きました様に、ドラマ化されており丁度再放送の予定があったのでもう一度見直しました。
しかし・・・、やはり以前観た時の印象は拭えず、今ひとつ盛り上がりに欠けるドラマになっていました。
どうもキャスティングミス、特に主演の女優さんが・・・・残念!でして(個人の感想です)

ただ、素材自体は面白そうなので念のため原作も読んでみようかな?と思っています。




(source : 創元社、カドカワ & etc.)




海外ドラマ新シーズン情報:2023(2)

2023-04-23 | 海外ドラマ
・・・・・その2です。

※ 『警視グレイス』シーズン3

”Grace”:S3
ITV 

以前何度かご紹介した ピーター・ジェイムズ原作の”Roy Grace” シリーズを元にしたドラマで、
シーズン3の英国放送も2023年3月に開始されました。

シーズン3は3エピソード、
#1 Dead Like You
#2 Dead Man's Grip
#3 Not Dead Yet

警視ロイ・グレイス:ジョン・シム
グレイ・ブランソン巡査部長:リッチー・キャンベル


正しく正統派英国ミステリであると同時にジョン・シムですから・・・・。
嬉しい限りです。



それにしても、ジョン・シムは相変わらず心に闇を抱えたり、妻が失踪、死別等辛い役が多く、
その様な役柄(except ” Doctor Who”)を演じたら天下一品(変な表現?)ですわねぇ。

グレイスも妻の失踪を何時まで引っ張るのか・・・・も平行して描かれていくのでしょうか?

そう言えば、シーズン2にジェームズ・ダーシーが出演していたので嬉しかったですわ。
ダーシーさま、やや渋くなったように感じましたが・・・・。



原作は2005年の”Dead Simple”から18作品刊行されていて、最新作”Picture You Dead”も刊行される
との情報が出ています(因みに、総てのタイトルに ”Dead” が入っています)

日本では、以前ご紹介しました、『会員制殺人サイト』と『2/1の埋葬』の2作品のみしか翻訳さ
れていませんね。 う~ん、何故でしょう。無念です。 

そんな訳で、大人気の警視グレイスですが、
既にシーズン4の製作も決まっています(4エピソード予定)。
リリースは2024年の予定との事。
楽しみです。

※ 『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン4

”Astrid et Raphaëlle” S4

日本でもS3迄放送済のこのドラマも 既にS4の製作、撮影は終了している様です。
現時点でエピソード詳細は分っていませんが、以前チラッと話に出ていたアストリッドの異母弟妹
が登場するとか・・・・・。 弟でしたっけ?(うろ覚え)
楽しみですね。





シーズン4のフランスでの放送開始は 2023年の8月~9月位になりそうと言われています。

日本でも視聴可能な機会が増えて来た様で、益々ファンが増えている感じを受けます。
なるべく早く日本放送して頂けると嬉しいのですが・・・・。


(source : British Period Dramas, I Hear British TV & etc.)


再び
・・・・・・to be continued です。


これから読む予定のミステリ:2023-Apr./2

2023-04-20 | ブックレヴュー&情報
※ 『アガサ・クリスティー失踪事件』ニーナ・デ・グラモン

ハヤカワ書房 2023年4月25日発売予定

以前 ”The Christie Affair” の原題で”翻訳出版待ち”作品としてコチラでご紹介した作品です。

【内容概略】
≪1926年。36歳の新進作家アガサは、愛人ナンと再婚するという夫アーチーと大喧嘩の果てに
失踪する。警察の捜索隊が組織されるが一向に行方は知れない。一方、アガサから夫を略奪し
たナンにはある秘密があった。11日間の失踪中、アガサとナンに何が起こったのか?≫

これ迄何度も映像化された アガサ・クリスティ謎の失踪事件を題材にした作品。
未だに謎に満ちた失踪事件、今回はどの様な視点で描かれているんでしょうか。

ドラマ化の追加情報は未だ出て来ませんので、これは又追って。

※ 『幽霊屋敷』(新訳版)ジョン・ディクスン・カー

創元推理文庫 2023年4月28日発売予定

【内容概略】
(名作ミステリ新訳プロジェクト)
≪かつて老執事が奇怪な死を遂げた〝幽霊屋敷〟ことロングウッド・ハウス。イングランド東部の
歴史あるその屋敷を購入した男が開いた幽霊パーティーの最中、不可解極まりない殺人事件が勃発
した! 現場に居合わせた被害者の妻がこう叫ぶ。「銃を手にした人は誰もいなかった。銃が勝手
に壁からジャンプして、空中でとまって、夫を撃ったの」不可能犯罪の巨匠カーがその持ち味を存
分に発揮した、フェル博士シリーズの逸品が新訳で登場!≫

大変懐かしい作品ですが、本当に大昔読んだもので、詳細は全く覚えていません。
新訳で読みやすくなっていると思うので、是非トライしたいところです。

※ 『暗殺者たちに口紅を』ディアナ・レイバーン

創元推理文庫 2023年5月31日発売予定

【内容概略】
≪かつてはナチの残党を、現在は犯罪者を標的とする暗殺組織〈美術館〉。社会に害をなす者の抹
殺に40年を捧げた60歳のビリーたち女性暗殺者4人は、引退の日を迎えた。記念にクルーズ旅行に
出かけたところ、組織が彼女たちを裏切り者とみなし暗殺指令を出したと判明。生き延びるには知
恵と暗殺術を駆使して反撃するしかない! 殺すか殺されるかの危険な作戦の行方は――。
MWA賞候補作の著者が贈る極上のエンターテインメント! ≫

前評判は大変面白い、ページを繰る手が止まらない等々高評価です。
楽しみ。




(source ; 東京創元社、ハヤカワ & etc.)

 


5月初放送海外ドラマ(覚書)

2023-04-16 | 海外ドラマ
既に拙記事でも取り上げたドラマもありますが、放送日確認を含め取りまとめました。
殆んど自分の覚書の様な物ですが、お役に立てば幸いです。

今回もAXNミステリ―にての放送分です。

※ 『ガマシュ警部スリー・パインズ村の事件簿』

”Three Pines”
8 エピソード

このドラマの概要は既にコチラでご紹介しましたので、ご参照下さい。
今回は放送日を追記しました。

ポワロとホームズをおさえ、2021年の“最も愛されている探偵”に選ばれたアルマン・ガマシュ警
部の正義感と名推理が光る!



軽快で心地よい「古典ミステリー」とダークで気骨のある「現代的な犯罪ドラマ」がバランスよく融
合したミステリーシリーズである。
愛妻家で正義感に満ちたガマシュを演じるのは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021
年)でドクター・オクトパスを演じた世界的人気俳優アルフレッド・モリナ。40年以上のキャリアを
持つアルフレッドが、特別な能力を持ちながらも、知的で思いやりのある主人公を魅力的に演じている。

カナダ・ケベック州捜査局のアルマン・ガマシュ警部は、他人には見えない―日常の中に潜む非日常、
平和の中に隠された悪―を見抜くことができる。一見のどかで平凡に見えるスリー・パインズ村で起
きた連続殺人事件を捜査するうちに、彼は長く隠され続けた真実を見つけ、自身が抱えた苦悩とも対
峙することになる。

また、本作では、今世界的に注目されている、カナダにおける先住民族に対する虐待が描かれており、
欧米ではその揺るぎないリアリズムで賞賛を集めた。
古典的なディテクティブ・ミステリーでありながら、現代的な社会問題が描かれている点にも注目し
てみていただきたいシリーズである。
(AXNミステリー公式より)

放送日は、
2023年5月7日(日)16:00~

※ 『警視ファン・デル・ファルク』シーズン3

”Van del Valk” S3
3 エピソード

英国出身のニコラス・フリーリングによるオランダを舞台にしたミステリ小説が原作で、アムステル
ダム警察のファン・デル・ファルクを主人公にした作品。

原作は1960年代から発表された作品ですが、ドラマは現代のアムステルダムに、キャラクターも現代
的に再構築されています。

2020年4月に英国ITVで放送され、初回放送ではBBCの視聴率を上回り、同日同時間帯において英国
No.1を獲得し大ヒット!
オランダ・アムステルダムで発生する事件に、いつも仏頂面で近寄りがたいが実は女性に優しい頼れ
るリーダーでもある警視ファン・デル・ファルクが、ファルクの右腕的存在であるLGBTのルシエン
ヌ、天才的分析力を持つクルーバス、食いしん坊のフリース、頼れる監察医ヘンドリックを率い、ア
ムステルダムの街を縦横無尽に走り回り、事件を解決していく。
(AXNミステリー公式より)



過去に何度も書きましたが、ファン・デル・ファルク警視を演じるマーク・ウォーレンはこれまで
どの作品でも”悪役”又はチンピラっぽい役柄が多く、殆んど悪役顔に感じていたんですが、今回のド
ラマでは、何となく憂いを帯びた頼りになる刑事を演じていて、何時ものイメージが覆されました。

過去に彼の妻に起きた事故(?)を引きずっている様子でしたが、今シリーズでは彼の悲しい過去
が明かされるとか・・・・。

オランダの風物を楽しみながら正統派英国ミステリを楽しめるという、ちょっと不思議な構図では
ありますが、一粒で二度美味しい(死語だけど得意フレーズ)ドラマです。

放送日は、
2023年5月28日(日)16:00~

※ 『ヴェラ~信念の女警部』シーズン12

”Vera”

このドラマも何度か取り上げましたが、S12も英国での初放送に関してもコチラでチョットご紹介し
ましたのでご覧下さい。



そのシーズン12も早くも日本初放送とのことで、

放送日は、
2023年5月21日(日)16:00~
但し、
この場合は前半3エピソードのみの放送で、
後半2エピソードは2024年放送予定とされています。

短いですかシーズン12のtrailer

https://youtu.be/X9ixOXDKL18

ただ、
以前も書きました様に、
S12は4エピソード構成
#1 “Against the Tide”
#2 “For the Grace of God”
#3 “Blue”
#4 “The Darkest Evening”
となっているので、どの様に分けられるのか、何故分けられるのか分かりません。


5月放送は他にも予定されているのですが、余力があれば追加していきます← 不確定



(source : AXNミステリ― & 他etc. )



海外ドラマ新シーズン情報:2023(1)

2023-04-13 | 海外ドラマ
個人的に気になるドラマ中心で恐縮ですが、新シーズン更新情報をボチボチとご紹介して行きます。

以前書いた記事内容と重複しているドラマもあるかと思いますが、その点大目に見て下さいませ。

※ 『ミステリ―inパラダイス』シーズン13

”Death in Paradise” S13

このドラマも着実にシリーズを重ねていますね。
この度シーズン13の製作も確実となりまして、ネビル・パーカーがセント・マリー島にとどまる事に
なりました。

シーズン1からシーズン12迄、各8エピソード、そしてシーズン10、シーズン11それからシーズン12の
”クリスマ・スペシャル”を加え、トータル99エピソードとなる為、
シーズン13は100エピソード目から始まることになりました。





100エピソード目というマイルストーンを祝う為、沢山のサプライズが企画されている様で、出演者
も現時点では未定ですが、ネビル・パーカーをはじめとするレギュラー出演者に加え、特別ゲストの
出演も予想されるようです。
S13の製作は2023年5月から開始と言われていますので、今後順次情報が入ると思います。
順次追記していきます。

※ 『刑事ダルグリッシュ』シーズン2

”Dalgliesh” S2 : 6エピソード
Acom TV 

以前コチラでご紹介した、P.D.ジェイムズによる『ダルグリッシュ』シリーズのドラマ化シーズン2が
4月24日 米国Acom TVにて初放送になると発表されています。
(英国内での放送日は現時点では分っていません)

シーズン2もシーズン1と同様に、原作3作品を2回に分けての放送で、トータル6エピソード構成にな
るとの事。

原作タイトルは、
”Death of an Expert Witness” 日本での翻訳本タイトル『我が職業は死』
“A Certain Justice” 日本での翻訳本タイトル『正義』
“The Murder Room” 日本での翻訳本タイトル『殺人展示室』

出演はS1に引き続き、
アダム・ダルグリッシュ:バーティ・カーヴェル
ケイト・ミスキン巡査部長:カーリズ・ビア
S1のチャールズ・マスターソンに代わり、
ダニエル・タラント巡査部長:アリスター・プラマー






シーズン1も大変好評だった様で、バーティー・カーヴェルは流石に端正で重厚な演技で素晴らしい
ダルグリッシュだったと高い評価を得ています。
(話しは逸れますが、そんなダルグリッシュなのですが、BBC版の『蒼ざめた馬』を観てひっくり返り
ました。カーヴェルさん、とても同じ方とは思えません)

ただ一点、ケイト・ミスキンが原作のイメージと違うのですが・・・・とは言え、これは個人的な
感想ですので。

原作が長年愛されたという作品でもありますが、ドラマ化作品もその様に良い評価を得た為に、既
にシーズン3に製作も決まっています。
この件も情報出次第追記します。

シーズン2のtrailerは

https://youtu.be/OM52vwF5QA0



(source : British Period Dramas, I Hear British TV & etc.)



他にも色々ありますので
・・・・・to be continued です。



”A Haunting in Venice”(原題)ケネス・ブラナー版ポアロ3作目:続報

2023-04-10 | アガサ・クリスティ
”A Haunting in Venice”

20世紀フォックス

以前第一報をご紹介した、サー・ケネス版ポアロ3作目の続報が出ています。

前回の記事と重複する部分もありますのでお含みおき下さい。

この作品は、アガサ・クリスティの原作『ハロウィーン・パーティー』を元にした作品で、サー・ケネ
ス・ブラナーが監督、製作、主演(エルキュール・ポアロ)を手掛ける作品ですが、ようやく撮影風景
が少しと追加情報が出てきました。

以前ご紹介しました様に、”A Haunting in Venice”(原題)は、1969年に出版されたアガサ・クリスティ
の「ハロウィン・パーティー」に元ずくもので、今作では、時代背景を第二次世界大戦後に、そして舞
台をイギリスの村ウッドリーコモンからベニスに移してという設定に変えられています。
静かなイギリスの村から華やかなベニスに舞台が移されている事は魅力的で、華やかになるのでは、と
想像しますが。











一線を退き、世界で最も魅力的な街で引退生活を送るポアロは 意に反して交霊界に出席するが、その
ゲストの1人が殺害された事で行動を起こす事になる・・・・。
といった感じの概要になる様です。
ブラナー監督によれば、本作は前の2作以上に原作をアレンジした内容で、これまで以上にポアロの人
物像を描くと発言している。 とのこと。
う~ん、どうなんだろう・・・・、とは思うものの、気になる作品ではあります。

キャストは、
監督:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
製作:ケネス・ブラナー、ジュディ・ホフランド、ケヴィン・J・ウォルシュ
出演:
ケネス・ブラナー(エルキュール・ポアロ)
カイル・アレン
カミーユ・コタン
ジェイミー・ドーナン
ティナ・フェイ(アリアドネ・オリヴァ夫人)
ジュード・ヒル
ケリー・ライリー
ミシェル・ヨー




それぞれの詳しい役柄は未発表ですが、
以前ご紹介した サー・ケネスの自伝的映画と言われた『ベルファスト』に出演したジェイミー・
ドーナンとジュード・ヒル、又『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(←タイ
トル長すぎ)でアジア人女優として初のアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー、等魅
力的な顔ぶれが揃っています。

既に全米公開日が
2023年9月15日と発表されています(日本公開日は未定)

この後、より詳細情報、trailer 等出次第追記していきます。

 第一報、原作等に関しては下記過去記事をご参照下さい

”A Haunting in Venice”(原題) /ケネス・ブラナー版ポアロ 3作目製作開始



(source : Deadlne、Screen Online, IGN Japan $ etc.)




これから読む予定のミステリ:2023-Apr./1

2023-04-07 | ブックレヴュー&情報
今月も引き続き多くの新作が発売予定になっています。
忙しい、けど、楽しみです。

※ 『スウェーディッシュ・ブーツ』ヘニング・マンケル

東京創元社 2023年4月11日発売予定

【内容概略】
≪一人孤島に住む、元医師のフレドリックは、就寝中の火事で住む家も家財道具もすべてを失う。
その後警察の調べで火事の原因が放火であったことが判明、さらに自分の家に火を付けたと疑い
をかけられてしまう。そんなとき、離れて住む娘のルイースから、パリで警察に捕まっているの
で助けて欲しいという電話が入る。フレドリックは単身パリに向かうが……。
CWAインターナショナルダガー賞を受賞した、北欧ミステリの帝王最後の作品。 ≫

刑事ヴァランダー シリーズでお馴染みのスウェーデン作家の作品。
ヘニング・マンケルは久し振りです。

※ 『円周率の日に先生は死んだ』ヘザー・ヤング

ハヤカワ・ミステリ文庫 2023年4月11日 発売予定

【内容概略】
≪ 3月14日――円周率の日――に、数学教師アダム・マークスの焼死体が発見された。第一発見
者はアダムの教え子サル・プレンティス。死体は偶然見つけたと言ったきり口を閉ざすサルに、
社会科教師ノラ・ウィートンは疑念を抱く。
11歳の孤独な少年サルとアダムの出会いから焼死事件までの数ヵ月間と、平凡な教師ノラが真相
解明のために奔走した焼死事件後の数週間。それぞれの視点が重なるとき、すべての謎が明らか
になる。

『ブート・バザールの少年探偵』、『木曜殺人クラブ』、『かくして彼女はヘレンとなった』等
の作品とともに2021年度アメリカ探偵作家クラブ賞(MWA賞)にノミネートされた傑作。 ≫

ちょっと目を引く変わったタイトルですが、そう言えば、”円周率”は、”3.14・・・・・”でしたね。
そして、
wikipediaによれば、
2009年にアメリカ合衆国下院で3月14日を「全米円周率の日】とする決議案が可決されたとのこと
で、又この日はアルベルト・アインシュタインの誕生日(1879年3月14日)であり、日本では1997年
に日本数学検定協会によって「数学の日」にもなっている。
・・・とのことです。

※ 『金庫破りときどきスパイ』アシュリー・ウィーバー

創元推理文庫 2023年4月28日発売予定

【内容概略】
≪第二次世界大戦下のロンドン。陸軍のラムゼイ少佐に捕まった金庫破りのエリーは、諜報作戦
上の重要文書を回収するため、ある屋敷の金庫を解錠しろと命じられる。彼と一緒に屋敷に忍び
込むと、金庫のそばには死体があり、文書は消えていた……。
凄腕の女性金庫破りと堅物の青年将校、正反対の二人の波瀾万丈の冒険。≫

初読みの作家さんですが、元々コージー系でデビューされた方の様です。

コージー系はあまり得意ではないのですが、今作はコージー系と言えるのかどうか分かりません。
チョット異なる様な感じを受けましたので興味を持ちました。 どうでしょうね。



(source ; 東京創元社、ハヤカワ & etc.)







『シスター探偵ボニファス』S2情報

2023-04-04 | 海外ドラマ
”Sister Boniface Mysteries” : Season 2

2023年 10エピソード

「ブラウン神父」のスピンオフ作品ですが、時代背景、イギリスの田舎町で起こる事件、と興味深い
設定のなか、修道女でありながら警察と協力して事件を解決するシスター・ボニファス。
と色々な意味で楽しめる まったりしていながら 謎解きはしっかり出来ていると感じましたので、
かなり好きなドラマです。



シーズン2も既に製作済で、2023年4月4日にBritBoxにて初放送。

メインキャストはS1に引き続き、
シスター・ボニファス:ローナ・ワトソン
サム・ギレスビー警部補:マックス・ブラウン
ルース・ペニー(地元新聞の記者):ミランダ・レイズン
フェリックス・リビングストーン巡査部長:ジェリー・ユウ
ペギー・ボタン巡査:アミ・メトカルフ
✩ ブラウン神父(マーク・ウィリアムズ)のゲスト出演があるかどうかは不明です。







法医学の博士号を持ち、MI-5からの誘いも断った事があるという 飛び抜けて優秀な頭脳を持つ
シスター・ボニファスはベスバを乗り回し、現場へ駆けつけます。
ミステリが大好きでアガサ・クリスティを愛読。地元警察の科学顧問を務めるというユニークな
女性。 
 
1960年代の長閑な田舎町を舞台に、キュートなシスター・ボニファスとその周囲で起きる事件。
ユーモアもあり、まったりながらシスターの科学捜査の方法、腕前等色々な楽しみがあります。

個人的には随分前からの推しであるマックス・ブラウン。
扮するギレスビー警部補は仕事が出来るんだか何だか・・・すっかりシスターを頼っている風。
(マックスさん、流石にお腹のあたりが少しポッチャリになって、チョット涙なのですが)
ルースが気になりながら なかなか進展せず。

意欲的でスクープを狙っている地方紙の記者ルース・ペニー。意欲的でロンドンの一流紙で働く
ことを狙っている。 彼女のファッションがなかなか興味深く楽しい。

等、その他警察のメンバー、修道女達それぞれ良い味を出している興味深いキャラクター達が
楽しませてくれます。

シーズン2も10エピソード構成で、
01. I Don't TryThis at Home
02. The Shadow of Baron Battenberg
03. The it Girl
04. The Book of shadows
05. St. George's Defence
06. The Tight Squeeze
07. Stiff Competition
08. Dead Air
09. Stage Fright
10. The Good Samaritan

S2のtrailer はコチラ ↓
https://youtu.be/_Uxs4FMo1HY?list=TLGGKZtN9CLAijwyODAzMjAyMw&t=11

日本での放送は現時点では未定ですが、何とか早く観られると良いのですが。
楽しみです。

 シーズン1に関しては
↓ コチラをご参照下さい
『シスター探偵ボニファス』日本初放送



(source : British Period Dramas, I Hear British TV & etc.)



『ヴェラ~信念の女警部』S13情報/ジョーが!!

2023-04-01 | 海外ドラマ
”Vera” 

Season 13

以前コチラの記事でご紹介しました様に、”ヴェラ”のS12が2023年1月から2月にかけて英国
初放送されました。

ところが、それに合わせる様に エイデン役のケニー・ドーティーがS12 を以て降板という
残念な情報が出て、がっかりしながらもS13自体継続されるのかどうか・・・・の不安もあ
り、暫らく様子をみていました。



ケニー・ドーティーは自身のインスタグラムでもこの事を発表しており、”思い出をありがと
う”と発信していましたので、そのニュースは事実なのだとは思っていました。

しかし、何度も書いて来た様に ブレンダさんの年齢のこともあり、ドラマ自体継続されるの
かどうかの心配もありましたし、又エイデンの代わりが誰になるのか・・・と大変気になって
いてたものの、ちゃんとした情報が出たらこの点を取り上げようと思っていた所でした。

そんななか、数日前、”ジョーが戻って来る” と発表され、ファンは大喜びでネット大いに盛り
上がりました。
これは全く予想外で、勿論ワタクシもビックリでしたね。 
なので、当然S13も継続製作という事で、嬉しいニュースではあります。



前回の記事にも書いたところでしたが、
デヴィッド・レオン扮するジョー・アッシュワーズは、S1~S4(全16エピソード)の出演後”栄転”
と言う理由で交代となり、多くのファン(含むワタクシ)が残念に思っていたのですが、次にケニー・
ダウティー扮するエイデン・ヒーリーに交代。
エイデンも随分長く続き(S5~S12全34エピソード)、何となく慣れ親しんできたところでした。

そんなところに今回のビッグニュース!
ジョーがどの様になって戻ってくるのか・・・・楽しみです。
ただ、何度も触れましたが ジョーの奥さんとヴェラの関係が微妙だったのでそこがどの様に描か
れるのかって所も興味ありですね。



又、エイデンと共に”ジャック”役のイビナボ・ジャックも降板となります。
ブレンダさんもコメントを出し、「ケニーとイビナボは”ベラ”のメンバーとして一緒に仕事が出来
てとても楽しかったし、寂しいわ。 又デヴィッドが戻って来るなんて感無量、嬉しくてたまらな
いわ。スタートが待ちきれないわ」と発信していました。
ブレンダさんデヴィッドの交代の時は本当に残念がっていましたもんね。
又2人のやり取りを見るのが楽しみなりました。

そう言えば、原作者のアン・クリーヴスもジョーの復帰に関して、嬉しいと歓迎のツイートが出て
いました。


↑ 中央アン・クリーヴス女史(大分前のショットですが)

S13 は2023年夏撮影開始と言われています。
情報は順次追記していきます。

又、冒頭にも書きました英国放送が済んだばかりの最新シーズン12も6月にAXNミステリーで日本
初放送されるとの事です。

割と早い日本放送になりましたね。 と思ったら、
何と、
前半3話のみの放送で、後半2話は2024年放送予定。 となっているのですが・・・・。 
何ですと? 来年ですか? 何故でしょう。  
それと、情報では4 エピソード構成となっていたと思うのですが、どうなっているのでしょうか?
この点も意味不明です。

何れにしても放送日並びに追加情報あれば追記します。



(source : ITV, Daily Express, The Northern Echo & ect.)