『刑事モース』”The End of the Beginning”

”ENDEAVOUR” : Season 9


前回ご紹介した”The End of the Beginning”とタイトル付けた映像に関して、モースのモノローグ
の内容が気になっており、チョット調べました。

この詩は英国の詩人（古典学者、評論家）であるアルフレット・エドワード・ハウスマン（1859年～
1936年）による詩だそうで、浅学の為初めて見聞きした方の作品でした（wikipediaより）

内容がモースの生きざま、想いと重なる様でジ～ンとしてしまいます。
ここで、内容を書き出しておきますので参考になれば



↓　もう一度映像はコチラから
https://youtu.be/wh43aATynTs

”How Clear, How Lovely Bright”

How clear, how lovely bright,
How beautiful to sight
Those beams of morning play;
How heaven laughs out with glee
Where, like a bird set free,
Up from the eastern sea,
Soars the delightful day.
Today I should be strong,
No more shall yield to wrong,
Shall squander life no more;
Days lost, I know not how,
I shall retrieve them now;
Now I shall keep the vow
I never kept before.
Ensanguining the skies
How heavily it dies
Into the west away;
Past touch and sight and sound
Not further to be found,
How hopeless under ground
Falls the remorseful day.

そして、これも前回ご報告しましたが　シーズン9の英国放送開始が少し前倒しになった様で、
現時点で今年（2022年）年末前とされました。　（日本放送も是非早くお願いしたいもんです）

せっかくなので（意味不明）撮影中の様子を追加ご紹介しましょう




↑　監督の顔


↑　こちらでショーン君のお隣の男性は　本当のテムズバレー署の警部補（？）、巡査部長（？）
（＝ＤＩ）さんです。そのままドラマに出演しても良い様なイケメン刑事さんです。


（source ; Oxfordmail co.uk, endeavourland. Alexandra Butschko, TVP & etc.)

『刑事モース～オックスフォード事件簿』S9情報追加

”Endeavour” ： Season 9


撮影開始状況を書いたばかりですが、その直後にITVから正式なコメントが出ました。



やはり、現在オックスフォードで撮影開始されたシーズン9でこのドラマを終了するとの事です。



『主任警部モース』のデビュー25周年を祝うために2012年初放送されたこのドラマ、つまり
若き日のモースを描いたドラマですが、シーズン8迄33エピソード放送済で、シーズン9では
3エピソード製作予定。　若モースとしてのこのシリーズはトータル36エピソードで終了とい
う事になる様です。

最終シーズンでは、懐かしい顔ぶれ、新しいメンバー、そしてサースディ警部補との別れ等を
織り込み”many surprises”が含まれているとの事。
”many surprises”って何でしょうねぇ。
不安と期待が・・・・。
あのジョン・ソウのオリジナルモースに繋がる経緯が描かれるんでしょうか？

シーズン9の初放送は2023年とされていますが、正確な日は未発表です。

その前に、”The End of the Begininng”　とタイトルにある若モースの思い出（？）映像が
リリースされました。　若モースとしての終りですね。


↑　ここでもクロスワード


↑　このシーンは過去何度も触れた最初のエピソードのトリハダシーンを思い起こさせます

↓　こちらから
https://youtu.be/wh43aATynTs

改めてこんな映像を見せられちゃうと何だか悲しくなってしまうのですが。


↑　懐かしいシーズン1のイメージ画像

世界中の多くのファンから、残念の思いと共に　10年間の感謝の言葉がツイートされています。


(via ITV,EndeavourTV & etc.)

『刑事モース～オックスフォード事件簿』シーズン9製作開始！！？

”ENDEAVOUR”： S9


シーズン8の英国放送直後からファンの間では”シーズン9”があるのではないかと噂が飛び交って
いましたし、フライイング気味に”S9製作決定”との情報が流れたりもしていました。

しかし、
個人的には、ひつこく何度も繰り返していた様に　”オリジナルモース”（そして”ルイス警部”）に
敬意を表して”33話”で締めくくるのではないかと思っていました。
勿論、もっと観たい気持ちもありましたが、非常に複雑でもあった訳でして・・・・。



そんな事もあり、シーズン9に関しては、噂に振り回されてはイカンと心して何も書かずに居りました。
ところが、最近　”正式発表待ちだけどS9製作開始になりそう・・・”との記事が出始めていたとこ
ろで、
そして、突然・・・・。

現地時間昨日（5月22日）にファンの方々によって投稿された撮影中の画像が（日本時間）今朝
から出回り初めまして、もうビックリでございますよ。





撮影中のショットベタ貼りですが・・・

とても複雑で微妙な気持ちもありますが、でも、やはり嬉しいし楽しみではあります。

なにしろ今現在ITVからの正式発表が出ていないので、リリース時期、エピソード数、プロット等
は不明ですが、ベースになるのは1972年だろうと言われています。
そして、新シーズンでもショーン君自身監督を兼ねるエピソードもあるようです。

これで、シーズン9が出来る事がはっきりしましたので、今後情報が出次第順次追記していきます。



（via endeavourland,Glendeavour, Kati & etc.)

日本初放送の英国ミステリ（6月放送分）

6月はAXNミステリーにて、日本初放送の英国ドラマが予定されています。

※『警部補アーノルド～チェルシー捜査ファイル』

”The Chelsea Detective”
2022年初放送
8エピソード

ロンドンで最もリッチで華やかな街の1つであるチェルシーを舞台にした最新ミステリ。

チェルシーで生まれ育ちながら、チェルシーの高級住宅街を横目にオンボロのハウスボートに住む
マックス・アーノルド警部補は最近、父を亡くし、また、妻とも別れたばかりだった。
一方、彼の相棒であるプリヤは一見クールで優秀な刑事だが、産休から復帰したばかりで、プライ
ベートでいろいろあるようだった。生活や人生についての問題をそれぞれに抱えている二人だが、
事件解決の良きパートナーとして関係を築いていく。

『ヴェラ』、『ブラウン神父』、『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』、『ミステリーin パラ
ダイス』等を仕掛けたスタッフが手掛けた作品。

脚本：グレン・レイカー、ピーター・フィンチャム他
監督：ダルシア・マーティン、リチャード・シニー
出演：
エイドリアン・スカーボロー：マックス・アーノルド
ソニータ・ヘンリー：ブリヤ・シャムシー
他

因みに、
主演のエイドリアン・スカーボローは、『1917』、『英国王のスピーチ』にも出演し、ローレンス・
オリヴィエ賞も受賞した舞台俳優でもある名バイプレーヤーです。



このドラマは、派手さはなさそうですが落ち着いて観られる正統派の英国ミステリの様で、楽しみ
です。

放送は、
6月19日（日）16：00～

↓　Trailerはこちら
https://youtu.be/HUjvJOV5pfI

このドラマは既にシーズン2も製作決定の様です。

※「人形は指をさす』

”Ragdoll”
2021年初放送
6エピソード

殺害された6人の犠牲者の遺体がバラバラにされた後、１つの体に縫い合わされて作られた“ラグ
ドール”と呼ばれる一つの死体が発見される。事件の真相、犯人の狙いとは？



原作：ダニエル・コール
脚本・製作総指揮：フレディ・シボーン
出演：
ヘンリー・ロイド＝ヒューズ：ネイサン・ローズ
タリッサ・ティシェイラ：エミリー・バクスター
ルーシー・ヘイル：レイク・エドマンズ
他

因みに、
”Ragdoll”とは、”ぬいぐるみ人形”の意味で、ネコの種類にもありますね。

ストーリー概略を見ると怖ろし気な内容の様に感じますが、怖いもの見たさ（？）でもあります。
一瞬、大昔に読んだ島田荘司氏の『占星術殺人事件』を思い浮かべましたが・・・・。

放送は、
6月12日(日）16：00～

↓ Trailer はこちら
https://youtu.be/rKUGtRBYB-k

『オビ＝ワン・ケノービ』いよいよです！

“OBI=WAN KENOBI”

ルーカス・フィルム/ディズニープラス
6エピソード






↑ ダースベイダー

以前ご紹介しました様に、いよいよ配信日が近づいてきました。
繰り返しになりますが、
2022年5月25日　Disney＋にての配信です。

ヘイデン・クリステンセンの出演が発表されて以来、ファンの盛り上がりもいや増しになっていました。
そんななか、プロモーション画像も含め、新trailer 等もリリースされウェブ上連日の大賑わいです。

↓　ビルの壁面にはこんな風に










プロモーションでのユアンとヘイデン君のツーショットは感動の涙モノですねぇ。
20年の時を経て、再びこんな2人を見られるとは・・・


↓　こちらが日本語字幕版の新Trailerです
https://youtu.be/U2s7Ag0kMfU

ここで、再度キャスト等をご紹介しておきましょう

監督：デボラ・チョウ
製作総指揮：キャスリーン・ケネディ、ユアン・マクレガー、ジョビー・ハロルド

出演：
オビ＝ワン・ケノビ：ユアン・マクレガー
アナキン・スカイウォーカー（ダース・ベイダー）：ヘイデン・クリステンセン
オーウェン・ラーズ：ジョエル・エドガートン
ベル・ホワイトサン・ラーズ：ボニー・ビエス
その他
モーゼス・イングラム、クメイル・ナンジアニ、インディラ・ヴェルマ、ルパート・フレンド、
オシェア・ジャクソン・ジュニア等

配信日が近づいてきてはいるのですが、私自身は以前書きました様にDisney＋加入していない
ので、今悩んでいる所でして。
この際加入するか、少し我慢してDVD発売を待つか・・・・・。　う～ん、どうしよう。

（source : Disney+, Star Wars & etc.)

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』キャラクターポスター＆New Trailer

”House of the Dragon”

HBO Max
Season 1 ;　10 episodes



今回は、登場人物のキャラクターポスターと共に、新予告編が公開されました。







S1の10エピソードでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』での出来事以前にウェスタロスを支配して
いたターガリエン家の背景の物語が描かれているそうです。
舞台は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前、ターガリエン家の統治が終りの始まりを迎えつ
つあり、それによって家族感の争いが起こる。又、ドラゴンの死もありそうだ。
（IGN Japan）

↓　New Trailer はこちら
https://youtu.be/Wg86eQkdudI

"History does not remember blood. It remembers names"

公開迄3ケ月余り。
何時、どこで観られるかしら・・・・・。

(source : HBO, IGN Japan & others)

新シーズン待ちの海外ドラマ（2022）：その2

前回コチラに書いた記事の続きです。

※　『シェイクスピア＆ハサウェイの事件簿』S4

”Shakespere & Hathaway : Private Investigators” Season 4
BBC 1

S1：2018年（10　エピソード）
S2：2019年（10　エピソード）
S3：2020年（10　エピソード）
S4：2022年（9　エピソード）

シーズン4の英国初放送は2022年2月14日
エピソード数は、”9”　となっていますが、これに”クリスマス・スペシャル”が一話加わる様です。

メインキャストのシェイクスピアとハサウェイに加え、セバスチャンも勿論続投です。

シェイクスピアの故郷である　ストラットフォード・アポン・エイボンの風景も楽しみながら、まったりと
謎解きが楽しめるミステリで、かなり気に入ってるドラマです。

割と早い日本放送が期待出来るのでは？（勝手な予想）と思いますが、分り次第追記します。

※　『アストリッドとラファエル　文書係の事件録』シーズン3

”Astrid et Raphaëlle ”　Season 3

S1；2019年（9エピソード）
S2：2020年（8エピソード）

以前ご紹介して　3月にシーズン2の放送があったばかりですが、既にシーズン3の情報が出回っています。

現時点では正確な放送日は未定の様ですが、一応8エピソード構成で、2022年内にはリリース予定となるの
ではないかと言われています。

メインの出演者は変更無い様ですが、新しい顔ぶれも参加するようです（これについては追って）。

アストリッドを演じるサラ・モーテンセンの演技は相変わらず素晴らしく、アストリッドが徐々に経験値を
広げ、成長していく姿が良く描けています。
アストリッドに対する周囲の人々の姿勢、視線も暖かいし、自閉症と言う症状を理解しようとする姿も良く
描けている様に感じます。

相変わらず日本テイストが色々取り入れられていて、ヤクザや入れ墨まで描かれていたのには驚きなのです
が、以前も書きました様に　かなり良く日本関連を研究なさっている様で、訪米の映画、ドラマで描かれて
いる様な珍妙な日本関連事項表現は殆んど感じられないのが凄いと思いますね。

そして、アストリッドとテツオの関係も微笑ましく、今後どの様になるのか・・・。
この、テツオさんもなかなか面白いキャラクターで、数学オタク？語りだすと止まらない様で（笑）
演じているのはパリ在住の齋藤健吾さんというミュージシャンでもある方だそうです。

この作品も放送日決まり次第追記します。

※　『バルタザール 法医学者捜査ファイル 』S4

”Barthazar”　Season 4
8エピソード

S1 2018年　6エピソード
S2 2918年　10エピソード
S3 2020年　8エピソード

数か月前にシーズン3を観たばかりですが、既にS4も製作済です。

S3もクリフハンガーで終っているのですが、アノ人の事や、アノ人（特に女性陣）の事は想定内の事
（個人的に）だったのでひっくり返る程の意外性はなかったのですが、兎に角色々な趣向で楽しませ
てくれます。

そう言えば、バック警部がS3で終了との事ですね。　
ストーリー上はどの様な形で引き継ぐのか？　職場の移動とか？なんでしょうか。
そして、そのバック警部に替わる新しい相棒が上の画像の方らしいです。
個人的にはバック警部の女優さんチョット苦手だったので、特に残念な思いはないのですが・・・
（お好きな方には申し訳ありませんが）

まぁ、そんなこんな（どんな？）で、まだまだ楽しみが続くバルタザールです。

日本放送は未定ですが、この件も分かり次第追記します。

それまでの間、trailerを見て妄想しましょう
↓　コチラです
https://youtu.be/9JDm5PmAWO0

『アントワーヌとマリーヌ～プロヴァンスの事件簿』初放送

”Murder in Provence” Investigating Judge Antoine Verlaque”

2022年3月　BritBox初放送
3エピソード

数か月前に見かけて以来気になっていた新作ドラマですが、思いがけなくも早々と日本初放送に
なる様です。

2022年3月に英国初放送になったこのドラマは、M.L.ロングワースの原作を元に製作された作品で、
南仏のプロヴァンスを舞台に繰り広げられるミステリだそうです。



何と言っても、主演がロジャー・アラムである事が一番で、風景も楽しめそうだし、色々な要素を
含んだミステリの様なので、要注意（？）作品です。

とは言え、原作はフランスが舞台、登場人物も勿論フランス人という作品でありながら、出演者が
英国俳優（殆んどが）、で英国で製作された”英国ミステリ”であることが今ひとつ不思議なのですが、
考えてみれば今更始まった事ではなく、過去にも『刑事ヴァランダー』（スウェーデン）、『メグ
レ警部』（フランス）等、新しい所でも『警視ファン・デル・ファルク』（オランダ）、あ、それ
から『マスケティアーズ』も”三銃士”だから(フランス）だし、等々、外国の作品が ”英国ドラマ” と
して扱われていて、何となく違和感も感じなくなってくる場合もありましたし、不思議な気がしな
くもなく・・・と複雑な思いもあるのですが・・・。

と、色々考えると混乱する（私だけ？）ので、ここは”フランスが舞台の英国ドラマ（？）”の感じで
楽しめばいいのかな？と思う次第でありますわ。

何と言っても、”サースディ警部補”以来、久々に他作品でロジャー・アラムを見るのが楽しみですし。







「ダウントン・アビー」の脚本家＆「女王ヴィクトリア 愛に生きる」の監督という制作陣と、「主任
警部モース」のモースの若かりし頃を描いた「刑事モース〜オックスフォード事件簿〜」でモースを
温かい目で見守り育てる上司役で日本でも人気となったロジャー・アラム＆「ブラウン神父」「ザ・
クラウン」出演のナンシー・キャロルという英国ドラマファンなら馴染み深いキャスト陣がタッグを
組み制作された、機知に富んだカップルが南仏プロヴァンスの街に潜む闇や秘密を解き明かしていく
最新ミステリー。
（AXNミステリー公式ページより）

日本初放送は、
AXNミステリーにて、
6月26日(日）4：00pm～

出演は、
ロジャー・アラム、ナンシー・キャロルをメインに、
他にも、
キアラ・セトル、パトリシア・ホッジ、ジョン・ライト　それから　ジョナサン・アリスも出演しています。

↓　trailerはコチラ
https://youtu.be/F8itaEt-Id4?t=26