『レギオン』シーズン2 ：日本初放送開始

“Legion” S2

シーズン２は何時になるのか？と思っていたら、遂に発表されました。
米国のプレミアが4月3日、そして、何と！その2日後の4月5日（木）からFOXチャンネルにて
日本初放送となるそうです。　ビックリですね。
そう言えば、シーズン1の時も、米国初放送の翌日だったと記憶しています。
F0Xチャンネル凄いですね。



↓　公式ページはこちらで
http://tv.foxjapan.com/fox/program/index/prgm_id/21319

↓　S2の Official trailerはこちら
https://youtu.be/HmBIn9De-Yc

シーズン1では8エピソードだったのですが、シーズン2では10エピソード（一部では11エピソード
と云われているのですが、定かではありません）

出演者はシーズン1と同じく
デヴィッド・ハラー　：　ダン・スティーブンス
シドニー・バレット　：　レイチェル・ケラー
レニー・バスカー　：　オーブリー・プラザ
エイミー・ハラー　：　ケイティ・アセルトン
他
に加え、今シーズンのヴィランはシャドウキングことアマール・ファルーク
（シャドウキングとは、デヴィッドに取り憑いてついていた強力なテレパシーの能力の持ち主で、
過去の戦いにより肉体を失いながらも精神のみで生存している悪役・・・・っていうキャラクター）

シーズン1の途中までの概略はチョコッとこちらに書きました。
（この記事を書いた後、勿論最後まで観ましたが、後半に関しては書く機会がありませんでした）

兎に角、デヴィッドの精神世界に肉薄する複雑な構造、TVドラマとしては手を掛けた精緻な映
像演出で惹きつけられます。
ただ、余りにも込み入っていて良く分からん！と混乱する点も確かにあります。







シリーズ1でもそうであった様に、シリーズ2でも再び万華鏡の様な、迷路の様なストーリー展開と
映像美が楽しめるのではないかと期待はしています。

何てったって、やっぱりダン・スティーブンスですもんね・・・ってのが大きな理由かも（不純な
動機？）

それにしても、この所のマーベル作品は怒涛の勢いですね。
筆頭は勿論間もなく公開になる”Avengers/Infinity War” ですが、公開を前に各局で過去の作品
の再放送をしています。
そこに、”Legion　2”　が加わり、又、近いうちに　”Agents of S.H.I.E.L.D” のS4の放送も開始
されそうだし（希望的観測）　兎に角マーベル旋風吹き荒れています。

色々楽しみが増えました。

『レギオン』S2の感想は書けるかどうか？？？　どうなりますか・・・・。

『ナイト・マネジャー』放送開始情報

”The Night Manager”


BBC Oneにて2016年2月から放送されたミニ・シリーズです。
日本ではAmazon　Primeでのみ視聴可だったので、又prime契約するか、UK版DVDを購入しよう
かと随分悩んでいたんですが・・・。
凄く観たかったのに、そんなこんなするうちにすっかり忘却の彼方に追いやられていました。

今回ビックリでしたねぇ。長らくお待ちして居りました～！
Huluでもなく、AXNミステリーでもなく、何と！Dlifeで放送開始になるとの事でございますヨ！！
嬉しい驚きです。

4月21日からの放送で、Dlife公式ページは
↓　こちらです。
http://dlife.disney.co.jp/program/drama/night_manager.html

本放送は6話だったのを、全8話構成にしている様です。
そして、嬉しい事に字幕版も放送してくれる様ですよ。（個人的には常に字幕版でなくては、なの
で・・・）
この『ナイト・マネジャー』”The Night Manager”　は、ジョン・ル・カレの同名小説（1933年
発表）に基ずくスパイ・サスペンステレビドラマ　ミニ・シリーズのですが、舞台を現代に置き換
えています。
ル・カレの作品は映像化が難しいと云われていましたが、このドラマはジョン・ル・カレの小説を
映像化した中でベストの作品と云われ、2016年のプライムタイム・エミー賞の監督賞と作曲賞、
ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞を受賞しています。


監督　：　スサンネ・ビア
出演　：
ジョナサン・パイン　：　トム・ヒドルストン
リチャード・ローパー　：　ヒュー・ローリー
ジェド・マーシャル　：　エリザベス・デビッキ
アンジェラ・バー　：　オリビア・コールマン
メジャー・ランス・コーコラン　：　トム・ホランダー
ソフィ―・アラカン　：　オーレ・アッティカ
他

トム・ヒドルストンに関しては何を今更　なので書く必要は無いと思いますが、リチャード・ローパー
役のヒュー・ローリーは『ドクター・ハウス』で良く知られている俳優さんです。
又、アンジェラ・バー役のオリビア・コールマンは『ブロード・チャーチ』で良い味出している上手
い女優さんだと思っていたし、その他経験豊かな上手い俳優さんを揃えた贅沢な作品だと思っていま
した。

英国放送後、日本放送を待ちながら原作本を読んだのですが、大分時間が経ってしまい　覚えていない
点がアレコレあります（何時もの事！）ただ、原作を読んだ時に、トムヒはジョナサン・パインに凄く
イメージがあっている様に感じて　トムヒの姿をジョナサンに重ね合わせて読んでいました。
一方、ローバーは原作のイメージとはチョコッと違う様にも思ったのですが、まあ、そこはヒュー・
ローリーの演技力で見方が変わるかもしれません。

又、原作でも世界各地での情景が描かれていたので、映像としても素晴らしいだろうなぁ・・・と思って
いたのですが、この点も超大作並みの豪華ロケーションが行われた様なので、各地の美しい情景目の当た
り見られる楽しみもありそうです。

↓　BBCのtrailerはこちら
https://youtu.be/g-ZcaKdvML8

↓　アマゾンビデオのtrailerはこちら
https://youtu.be/0nAJlv0IAEE


それから、余談ですが、原作者のル・カレがカメオ出演しているとの事ですから　それを探すのも楽し
みですね。

（トム・ヒドルストンのinstagramより）

S2もあるのではないかと取りざたされていたようですが　今のところ情報は出ていないですね。
どうなるんでしょう。
　
兎に角、
ジッと我慢の子で長い間待ちましたので、ジックリ楽しみましょ。


原作翻訳本　：

ジョン・ル・カレ（著）、村上　博基（翻訳）
（ハヤカワ文庫NV）　－2016/1/15

“Avengers : Infinity War” 関連あれこれ

『アベンジャーズ：インフィニティ―・ウォー』の公開日が近づいてきました（と云っても一ヶ月余り
後の4月27日ですが）。
それに伴いネット上にも情報が次々溢れ出てきました。

先ず、


シンガポールでの4月25日からの公開を前に、4月16日　マリーナ･ベイ・サンズで催されるプレミアレッド
カーペットにRDJとベネディクトが出席すると数日前に発表されました。
ここには監督のジョー・ルッソと共に、カレン・ギラン（ネビュラ）も参加するようです。
（因みに、カレン・ギランといえば、『ドクター・フー』のエイミー・ポンドですよ。懐かしいですねぇ）

又、監督であるアンソニー＆ジョー・ルッソによれば、今作が『アイアンマン』から始まった今までの
フェーズを含めたマーベル･シネマティック・ユニバースの区切りになると発表しています。そして、
キャストの誰かが死ぬ事になるのではないか・・・・との噂も出ていますが、誰？誰？
アイアンマンだとか、ロキだとか・・・。そんな～（泣）

そんな噂もあるなか、
こんなツイッターがありました。



タイトルが　”The Last Shawarma”　
↓　少し拡大してみましたが、未だ小さくて分かりずらい？(汗）

これは、言わずもがなですが、レオナルド・ダ・ヴィンチの”The Last Supper”「最後の晩餐」のモジリ
ですが、中央のキリストの位置にトニー・スタークが居ます。って事は？　誰かがユダってこと？
凄く意味深なコラージュで妄想が膨らむんですけど・・・・。

因みに、Shawarma（シャワルマ）とはドネルケバブ（←大好物）の事だそうです。　そして、”Avengers”
のエンド・クレジット後に、トニー・スタークが食べたいというシャワルマを6人が黙って気まずそう
に食べるシーンがあった事にひっかけている様です。


今回のヴィラン　サノス









兎に角、益々盛り上がってきている様ですが、マーベル作品続きだったRDJもこれで一区切りと云う事で
あれば　”シャーロック・ホームズ：3”　を何とか早くお願いします！！


↓　日本版予告編
https://youtu.be/raCiEWuZcgQ

↓　official trailer
https://youtu.be/ET87HGsLEOk

「さがしもん絵本」に大人もハマる・・・らしい

最近「さがしもん」関連の絵本が大人にも大人気になっているという情報がありました。


「さがしもん」、「探し絵」といえば、昔からある　”ウォーリーを探せ”　が大人気だったし、今も
”ウォーリー” 関連で新しい作品が出版されている様です。

そんななかで、

☆『みんなでたのしむもりのえほん』


みんなでいっしょにさがそう！
長年にわたって子どもたちによろこばれてきた隠し絵の絵本の傑作『もりのえほん』を大判にして刊行
します。みんなで絵本をぐるりとかこんで、森に隠れている動物さがしをたのしむことができます。
木々の幹や枝の間に、繁った葉の中に、草むらに、ゾウやリス、ダチョウなど130あまりの動物が隠れ
ています。隠れている動物たちをさがしながら、みんなで絵本の森を進んでいってください。
（出版社サイトより）

商品情報　：
対象年齢　：　4歳～
作　：　安野光雄
製作　：　福音館書店
初版発行　：　2018年1月15日
内容　：　32ページ
税込み価格　：　3,780円

対象年齢が4歳からとなっていますが、ほんの一部だけ見た限りですが、かなり細かくて大人も苦労し
そうに思えるます。
ただ、値段が高すぎなのがねぇ・・・・。


もう一つ、絵本ではないのですが、
☆写真集　『岩合光昭の世界ネコさがし』


「内容紹介」　：
世界各地でネコさがし 街のこんなところに、あんなところにネコがいる。 各地の印象的な風景の中に
ネコを探しながら、 自由に、心地よい場所でくつろぐネコたちの写真を集めてみました。 さあ、あな
たは何匹のネコをさがせるでしょうか。

商品情報：
出版社　：　クレヴィス
発行日　：　2018年3月30日
内容　：　112ページ
税込み価格　：2,400円

もう、これは・・・・。
”岩合さん”、”ネコ”　と聞けばそれだけでヨダレが出そうな本ですが、この写真集は、それだけでは
なく写真の中に隠れているネコを探す。　と云ったように、いわば「1粒で2度美味しい！」写真集の
様ですよ。
欲しい、欲しいな～～！！

”探し絵”、”探しもん”、”間違い探し”　等は、脳の活性化とか、集中力を高めるとか、脳内の普段
使わない部分を使うとか云われていました。
アプリにも同様の物が色々出ている様です。
ワタクシ自身はPCのアプリで（スマホは画面が小さすぎマス）チョットした気分転換をしますが、結構
嵌り込みまして逆に疲れたりしますけどね（笑）
そう言えば、毎年ご紹介していた　”NORAD TRACKS SANTA” のマーケット内に”さがしもん”系のミニ
ゲームがあり、毎年クリスマスシーズンには結構嵌り込んでしまいます。

今回改めて検索してみたら　同種の本の種類の多い事！
驚きでした。

易しいものから順次ステップアップして、脳を活性化するのも良いかも知れませんね。
(最近脳が心配になっている誰かさんに？にも・・・）

早いです！映画のオン・デマンド配信情報

ビックリです！
公開されたばかりの映画が早速J:COMオン・デマンドで配信になっています。

☆ その１　：
『マイティー・ソー　バトルロイヤル』”Thor : Ragnarok”

レンタル料金　：　￥540

☆ その2　：
『キングスマン：ゴールデンサークル』 “Kingsman :The Golden Circle”

レンタル料金　：￥756

☆その3　：
『スターウォーズ：最後のジェダイ』”Star Wars : The Last Jedi”

4月15日からセル版配信　：￥2,160
4月25日からレンタル配信　：￥540

等となっています。

以前は少なくとも半年以上は待たなくてはならなかったんですが、ホント最近早いですねぇ。
この所映画館に行く時間が無く見逃していた作品もこんなに早く、しかも好きな時にゆっくり見る
事が出来るのは本当に有難いです。
尤も大画面で良い音響環境で観るのとは違うとは思いますが、DVDレンタルもした事が無いワタクシ
としては何とも嬉しい状況です。



詳細は、J：COM　オンデマンドのサイトをご参照下さい。

『エージェント・オブ・シールド』S5 & 『アベンジャーズ：インフィニティ―・ウォー』少しだけ

”Agents of S.H.I.E.L.D” Season 5　＆　”Avengers : Infinity War”


「エージェント・オブ・シールド」のシーズン５は、米国では2017年12月からABC TVにて既に放
送が始まっていますが、その中のエピソード12　” The Real Deal”　で全シリーズを通して記念す
べき100話目を迎えます。
そして、マーベルTVの代表であるジェフ・ローブはインタビューで　「100話目には重要な出来事
が起こるだろう」と語っている様です。　何が起こるんでしょうね。（既に米国では放送済）

↓　この100話目を記念した動画
https://youtu.be/KLDX37HGw4I
（source : #SHEILD100）

↓　シーズン5のtrailer
https://youtu.be/YQJKgtAktLQ


そして、フィッツとシモンズがようやく長い春に終止符を打ってゴールインするらしい。
それから、ランス・ハンターも復帰する模様。

現在のところ、この後のシーズン6があるのか、シーズン5で終了するのかははっきり発表されてい
ない様ですが、　取りあえず日本で何時配信されるのかは未定、不明ですね。

それより前に、
シーズン4が何時観られるのか・・・・。

Huluは未だ当分先の事になりそうですが、何やら噂によれば　Dlifeチャンネルで4月28日から放送
されるらしいと聞きました。
色々調べてみたのですが、正確な情報が見つかりません（泣）
何方かご存知の方　教えて頂ければ嬉しいんですけど・・・・・。

ところで、
お気に入りのコールソンさんですが、いよいよ来月（4月27日）公開予定の　『アベンジャーズ：
インフィニティ―・ウォー』 ”Avengers : Infinity War” にカメオ出演しているかも・・・という
噂が出ていましたが。
どうなんでしょう？？？


その　『アベンジャーズ：インフィニティ―・ウォー』はオールスターキャストで凄く楽しみなの
ですが、マーベルのキャラクター総勢67人集合？って、いやいや、そんなに沢山出られても私ナン
ゾには到底全員は分かりませんから・・・。
　
個人的に注目は、ドクター・ストレンジとトニー・スタークですもん。　

この人も忘れてはいけません。ロキ！


そして、上映時間が何と156分（2時間半超え）だそうですね。　大変！
楽しみだけど、体調を整えて臨まないと・・ですね（大袈裟）

グラナダ版『ボヘミアの醜聞』再掲 ：（3）

グラナダ版　”A Scandal in Bohemia”　Revision : (3)

The Adventure of Sherlock Holmes
(1984年）

・・・・・　やり直し：　その(3)



翌日ホームズは失業した馬丁に変装してサーペンタイン通りにあるアイリーン・アドラーの住まい
ブライオニ―ロッジに現れます。（※　グラナダ版ホームズとして初めての”変装”です。アクセント、
しゃべり方は勿論、歩き方までまるで違う見事な変装です）
近くの馬車小屋で雇われる事になり　仕事をしながらアイリーンの家の様子を伺います。


（この後、221Ｂに戻り、変装と作ったメークを落としながらワトソンに状況を話すシーンと交互に
描き出されます。）

ホームズは「2時間ほどそこに居た。アイリーン・アドラーはあの辺りの男たちに大人気だ。”あん
な美人は世界中探してもいない”と皆が口を揃えて言う。」

　
（※　ホームズが屋敷の前に居ると、アイリーンがピアノを弾きながら歌う声が聞こえる。それを
聞いたホームズが感銘を受けた様な表情をするのです←これも正典には書かれていないグラナダ版
オリジナルの部分です）　

（※　アイリーンが歌うアリアは、コックス監督の選曲で、アルト歌手キャスリーン・フェリアが
得意であったヘンデルの歌劇『ロデリンダ』の”あなたは不安なのですか”という曲。　だそうです）
「彼女の歌声はまるで天使の様だった」と云うホームズ。
そしてアイリーンは静かに暮らしており、夕方5時に外出して7時には戻る。それ以外は教会に行く
だけだ。　そして、御者から聞き出した事には、ゴドフリー・ノートンという男性が毎日欠かさず
訪れる様だという事でした。
確かノートン氏は弁護士だった筈だというワトソンに、「それは不吉だな」とホームズ。

そんな時突然彼のノートン氏が馬車でやってきてアイリーンの部屋に入り、直ぐに慌てて戻り　馬
車に乗ります。12時までに到着する様に急いで聖モニカ教会に行くように御者に言いつけています。

その後すぐにアイリーンも家を出てもう一台の馬車に乗りますが、その姿を一目見たホームズは明
らかに心を動かされた様な表情となります。そしてワトソンに、「一瞬で男に命を捧げさせる様な
絶世の美女だった」と云うと、ビックリしたワトソンは「君らしくないな 、ホームズ」

（※　常日頃のホームズの態度とはそぐわない言葉に、これを聞いたワトソンが原作にはないツッコ
ミをして、その点を強調しています）。　それに対して、「たとえだ、ワトソン、他意はない」と
ちょっと言い訳がましいホームズ。

ホームズも慌てて2人の後を追う為馬車を拾い教会へ急がせます。


教会では今まさに2人の結婚式が執り行われようとしているも立会人（花婿の付添人）が居ない為
式は出来ないと司祭から断られそうになっていた。

大慌てのノートン氏は、こっそり忍び込んでお祈りをしている振りをしていたホームズを呼び込み
間に合わせの立会人とし、やっと結婚式を終える事が出来ました。

教会を出て明日の朝会う約束をして別れるノートンとアイリーンは別々の馬車に乗ります。
走り出した馬車を止めたアイリーンはホームズを呼びます。　一瞬驚いた様な表情のホームズ。



馬車に走り寄ったホームズに、お蔭で式を挙げる事が出来たとお礼に金貨を渡すアイリーン。
固辞するホームズに、「今日の記念に取って」と云うアイリーン。


「1ポンド金貨をくれた。　僕はこの出来事の記念に時計の鎖に付けておこうと思う」というホームズ。


　

その後の計画を尋ねるワトソンに、
SH : 先生、君の勇気と慎重さが必要だ
JW : 任せてくれ
SH : 法律に触れる事でも？
JW : かまわないよ。
SH : 逮捕されるかもしれないぞ？
JW : 正統な理由があればかまわないよ
SH : 勿論理由はある
JW : じゃあ君の言う通りにするよ
SH : Splendid！良いね！




ワトソンもホームズの計画に従う約束をするのです。




・・・・・　to be continued です。




← 　グラナダ版『ボヘミアの醜聞』再掲：（2）　　
→　グラナダ版『ボヘミアの醜聞』再掲 ：（4）

『SHERLOCK』S4 : 日本語字幕版初放送

もう既にご存知の方も多いだろうし、どうしようか迷っていて遅くなってしまいましたが、一応書き
残しておきます。

『シャーロック』に関して書くのは本当に久し振り。

随分遅れましたね。
やっと　S4の日本語字幕版初放送の発表がありました。

AXNミステリーにて、

☆　E1　「6つのサッチャー」”The Six Thatchers”　先行放送　：　５月5日（土）20：00～

☆ 全3話レギュラー放送　：
E1　「6つのサッチャー」”The Six Thatchers”
E2　「臥せる探偵」”The Lying Detective”
E3　「最後の問題」”The Final Problem”
5月12日（土）22：00　スタート（毎週土曜日）

そして、何時もの様にこれまでのシリーズの再放送も予定されています。
☆ S1～S3　＋Special 「忌まわしき花嫁」”The Abominable Bride”　：　一挙放送
5月4日（金）深夜0時スタート

だそうです。
S4のUK放送から一年半近く経ってしまいましたね。
以前のシリーズは　お正月本国放送後半年位にBS放送（吹き替え版）、夏頃には字幕版放送に
なっていたのに、S4は字幕版は放送しないのかと思ってしまいました。

BS放送はこれまでも観た事が無く（吹き替え版なので）　AXNミステリーの字幕版を待っていた
のですけどね。
S4はブログを書いている時は殆ど毎日の様にUK版DVDを観ていて 　ブログを書き終わった途端
力尽き（気力も）、その後8ケ月余り全くDVDも観ていなかったんです。
しかも、今回は日本語版DVDも購入せず。こんな事はかつて無かった事。
どうしようかなぁ・・・・。
放送迄2ヵ月程ありますので、それまでに観るかどうか考えましょう。

『DOCTOR WHO』S10 : 配信開始になります

『ドクター・フー』：シーズン10


何時になるかなぁと待って居りました。
やっと
3月31日（土）からHuluで配信されることが発表されました。


S10 は、英国放送がApr.～Jul.2017で、全12エピソード（＋Christmas Special)
（因みに、本題には関係ないのですが　本国では”Series”表記なのを　日本では”シーズン”表記に
なっているんですよね。　何故なんだろう？）
S10は12代目ドクターであるピーター・カパルディ最後のシリーズです。


そして、このシリーズではコンパニオンがビル・ポッツ（パール・マッキー）に変わりました。
なんかね、慣れないせいかもしれないけど　ちょっとアレなんですが・・・。
見慣れて馴染めばそれなりに、って感じなのかも知れませんけどね。
ちゃんと観てから又感想書きましょうね。（書ければ）

そう言えば、S10のドクターの画像を見ていて、髪の毛が・・・・随分変わりました。
左がS8最初の頃、右がS10　爆発してます！


それから、以前（大分前ですが）ご案内したのですが、S10にはポアロのデヴィッド・スーシェが
ゲスト出演しています。

S10E4　”Knock Knock”（日本語タイトルは未定）にランドロード役です。
楽しみですね。

そして、最後のクリスマス・スペシャルでいよいよ12代目のRegenerationになります。
なので、是非今回はクリスマス・スペシャルも含めて配信して頂きたいのですが・・・・。
以前もチラッと書きましたが、今回のregenerationはこれまでのドクターとは大分趣が違っています。
どのドクターのregenerationも見ていて辛くなってしまうのですが、今回は再生までのモノローグが
長いんです（5分位ありますよ）って余計な事言っちゃいましたね。　（実は観ちゃったのです←汗）

そう言えば、”クリスマス・スペシャル”の未放送の分が幾つか残っています。
これらの配信はどうなるんでしょう？　何とか早くお願いしま～す。

S10のofficial trailerはこちら　↓
https://youtu.be/j4e50iHelW8
　
ところで余談ですが、このPeter Capaldiなんですが、最初の頃から”カパルディ”表記が多かったもの
でそれに合わせて書いていたのですが、最近 ”キャパルディ” 表記も増えてきました。
（”パディントン”のサイトでは　”キャパルディ”表記です）
迷ってしまって色々発音を聞き比べてしまいました。
同じＵＫの方々の中でも　”カパルディ”　もあり、　”キャ”に近い方もあり、　”キャパルディ”
と聞こえる方もあります。
Moffat氏は、『彼はスコットランド人であり、”カパ―ルディ”　なんだ』と云っています。
同じ英国の中でも色々なので、　取りあえずこれまで通り　”カパルディ”　表記にさせて頂きます。
（何時も云っている事ですが、外国語をカタカナ表記するのは本当に難しい。　悩、悩）

グラナダ版『ボヘミアの醜聞』再掲：（2）

グラナダ版　”A Scandal in Bohemia ”Revision”：　(2）

The Adventure of Sherlock Holmes
(1984年）

・・・・・　修正：　その(2)

派手なお召し物でマスクの紳士にワトソンを紹介するホームズ。

↓　正典パジェット版挿絵の国王


初めましてと握手をしようと手を伸ばすも全く無視され戸惑うワトソン。

どちら様ですか？と名を問うホームズに、ボヘミアの貴族であるクラム伯爵だと名乗ります。
2人だけで話したいという伯爵に　毅然として「お断りします。私同様彼にも全てお話し下さい」と
応えるホームズに、「君がそう言うなら信用しよう」と渋々従う”伯爵”。
”伯爵”は、この件は2年間極秘にする様に。　2年後には問題でなくなる。だが今は欧州全体の歴
史を揺るがせかねない問題なのだと言います。

そして、”クラム伯爵”も実は偽名である事、面倒な問題がおき公になればボヘミア王室ホルムシュ
タイン家の危機を招きかねないという紳士に対し、「それも承知しておりますよ。”陛下”」と云う
と驚いた様な紳士は、「その通りだ、私は王だ」と云ってマスクを取り去ります。

「ウィルムヘルム陛下だと気づいていました。　カッセル・フェルムシュタイン大公でありボヘミア
国王」それを聞いてビックリ仰天のワトソンは慌てて立ち上がります。　それを制した国王は語り始
めます。


「10年程前にワルシャワを訪問した時に　かの有名なアイリーン・アドラーと出会った。」”かの有名な”、
当然知ってるだろ？の王にもピンとこないホームズはワトソンと人名簿を調べます。

人名簿によれば　『1858年ニュージャージー生まれ。オペラ歌手としてワルシャワ等で活躍。引退後
ロンドンに在住。時折音楽会に出演』とあります。


アイリーン・アドラーと深い仲になったという当時皇太子であった国王の回想シーンが挿入されます。
目隠しをさせ楽団の演奏で2人だけで踊るシーン、射的や乗馬で的確な腕を披露するアイリーン、そし
て男装をして王と2人でナイトクラブでカンカンを見て遊ぶシーン等（※これらは正典には書かれてい
ないオリジナルシーンですが、アイリーンの”男装”は　さり気なく後のある場面のヒントにもなって
います）
　

そしてそんな折、国王がポートレイトを写す際アイリーンがつと傍に寄り添い2人の写真が撮られたの
だと言います。
それを聞いたホームズは、チッ、チッ、チッ、と舌を鳴らし「それはまずい。実に軽率でしたね」に、
国王は「彼女は美しく魅力的で、賢く大胆な女性だった。当時はまだ皇太子だった。若気の至りだった。
が、今は30歳だ（←30歳？これが？）」色々言い訳する国王。


↑　グラナダ版として初の”尖塔のポーズ”

↑　こちらが正典「ボヘミアの醜聞」内、シドニー・パジェット版挿絵にある”尖塔のポーズ”
この後、歴代のホームズがこのポーズをとる様になります。

↑　BBC版ベネディクトのシャーロック、ガイ・リッチー版R.D.Jr.のコラージュ（何度も載せてスミマセン）

ホームズが写真を取り戻そうとしたのか尋ねると、「試みたが失敗した。買い取ろうとしても売らない
だろう」という国王。
それでは盗めば・・・いうホームズに、5度試みた。2度強盗を雇い、一度は荷物を奪った、待ち伏せを
2度したがことごとく失敗。写真は見つからなかったのだと言います。


それを聞いたホームズは大爆笑。　ムッとする国王
私の身の破滅だと困り果てる国王は、スカンジナビア王の第二王女クロチルド姫との結婚を控えており、
先方は厳格な家柄であるし　王女も潔癖症である。　アイリーンの事が知れると破談になるに違いない。
そのアイリーンは例の写真を来週月曜日の婚約発表の後送ると云って来たと云います。

ホームズは他に事件を抱えているが後3日あるので何とかなるだろうと（チョット勿体ぶって）国王を安
心させます。
そして、「この件の報酬は？」と尋ねると、国王は持ってきていた布袋2つを出し、「金貨で300ポンド、
紙幣で700ポンドある」と。　
これを聞いたワトソンはビックリ仰天で椅子から飛び上がります。

（※　合計1000ポンドは現在の貨幣価値にすると約2,400万円相当とか・・・！！　そりゃ～腰を抜かす
程ビックリしますわ）
（※　報酬には拘らない筈のホームズが珍しく自分から報酬を確認するのは、国王への戒め、お灸をす
えるの意味もあるのかも知れない）

アイリーン・アドラーの住所を聞いた後、「近いうちに良い知らせを」と国王を帰します。

見送りをするワトソンは丁寧にお辞儀をしますが、鷹揚に頷く国王。一方ホームズは知らん顔で見送り
もせず暖炉の傍でパイプをくゆらし始める。それを見た2人があきれ顔。


国王を送り出したワトソンは、喜色満面でもみ手をしながら国王の置いて行ったお金を取り上げ、
「”ロマノス”で食事ができるぞ。　だが金曜日までは3日しかない」というワトソンに、「それまでに
は解決する。週末にはセント・ジェームス・ホールでチャイコフスキーの演奏会があるんだ」と自信満々
のホームズ。
(※　”ロマノス”が良く分からないのですが、多分普段はとても手が出ない高級なレストランなんで
しょう）


1人にしてくれとワトソンを自室に追いやったホームズは、国王が置き忘れて行ったマスクを手に取り
何やら思案顔（アイデアが浮かんだ？）





・・・・・ to be continued です。




←　グラナダ版『ボヘミアの醜聞』再掲 ： (1)
→　グラナダ版『ボヘミアの醜聞』再掲 ：（3）　

●　『グラナダ版シャーロック・ホームズ』 ： Index