山崎豊子著『運命の人』(全4巻)(あらすじはコチラ)を読みました。『白い巨塔』も『大地の子』も、読もうかなーと本屋さんで立ち止まるだけで、今まで手を出していなかったので、初山崎作品でした。
主題は、外務密約を隠そうとする国家と、それを国民に知らせようとする政治部新聞記者の争いが軸なのだと思いますが、私はちょうど読んだ時期が8月だったこともあり、戦争が沖縄に残した爪あとを改めて考える機会になりました。
8月15日朝刊の読者欄は、戦争を経験した人々の投稿でした。読むに堪えないツライ内容ばかりですが、この日だけは平和な時間に生きる今の人間として義務だと思って、必ずすべて読むようにしています。
実際に戦争に傷つけられた人による核廃絶の意見は重いです。核の抑止力……というコトバは、人間の愚かさと弱さの象徴だと、突きつけられた気がしました。いつになったらヒトは、もう少し賢い平和のバランスをとれるようになるのだろう?
主題は、外務密約を隠そうとする国家と、それを国民に知らせようとする政治部新聞記者の争いが軸なのだと思いますが、私はちょうど読んだ時期が8月だったこともあり、戦争が沖縄に残した爪あとを改めて考える機会になりました。
8月15日朝刊の読者欄は、戦争を経験した人々の投稿でした。読むに堪えないツライ内容ばかりですが、この日だけは平和な時間に生きる今の人間として義務だと思って、必ずすべて読むようにしています。
実際に戦争に傷つけられた人による核廃絶の意見は重いです。核の抑止力……というコトバは、人間の愚かさと弱さの象徴だと、突きつけられた気がしました。いつになったらヒトは、もう少し賢い平和のバランスをとれるようになるのだろう?