疑問解決

小学生のときのお話。

『どうして、もう済んでしまったこと（歴史）を勉強しなくてはならないのか？』。担任の先生にその疑問が解けなければ歴史なんか勉強したくないと宣言したところ、『昔の人が色々と正しいことや間違ったことをした。それを知ることによって、これから正しく生きていくための勉強なんだよ』と教えて頂きました。幼い私は深く納得。それ以来、歴史が好きになりました。


水の流れというものが不思議で、川を造るのが好きな時期がありました。雨の中、傘をさして（濡れるのは厭だったらしい）、校庭に一人で川を造った日や、近くの織姫山にクラスの友人を数人連れて行って、上の池から下の池への間にある石畳の通路を川にしようと壮大な計画を実行した日のことを覚えています（残念ながら計画は挫折）。


今の私が、歴史学者や建築家になっていたら、「ほぉ。幼いころから」なんて感心されるエピソードになっていただろうけど、別に何ら関係ない辺りが少し残念です。

そういえば最近、疑問→実行（実験）→解決……の道筋を探求しなくなってきてるな。いかんな。

映画『マンマ・ミーア』

店番している時や、合唱の練習後に立ち寄るラーメン屋さんなどで、自分の頭の中に流れている音楽に合わせて私が踊り出すと「……変だよ、止めた方がいいよ…」と二代目が控えめに注意します。「あぁ、そうね、そうね」といつも渋々止めていましたが、確かに会話の途中でいきなり歌ったり踊ったりするのは変かも。昨夜、『マンマ・ミーア！』を見て、妙に反省しちゃいました。これから本気で気をつけます。


『サウンド・オブ・ミュージック』とか『メリーポピンズ』とかの、クラシックは大好きなのですが、最近のミュージカル映画は何故かカラダに沁み込んでこないです。メリル・ストリープと大勢の女性たちのダンスシーンや、００７（ピアーズ・ブロスナン）の熱唱、コリン・ファースの腰振りダンスを見られただけで、充分楽しめた気もするけど。


この作品は舞台で観たいかな、やっぱり。

お気に入り映画の見つけ方

今まで本当に数え切れないほどの映画を観ましたが、「是非もう一度観たい」と思う作品に出会えるのは、そう度々ではありません。時には「時間返せ～」な作品もあるし、「まぁ、そうね、こんな感じよね」と納得する作品が大半。それでも、時々「うおーー！！」という名作や「超～カッコイイ！（や、綺麗！）」という出逢いがあるので、映画は止められません。

どうしても自分で選ぶ映画は方向性が偏ってしまうので、時には友人のお薦めや、映画チャンネルで偶然見つけた映画などに挑戦するのも、大切なチャレンジだと思っています。だから、今度「ケビン・ベーコンが好きなら是非！」と友人が絶賛している映画『インビジブル』に挑戦しようかと。コレは以前も薦められたけど、怖ろしくて逃げてしまった作品。最近「若女将とTちゃんって、何気に似てるよね」と言われる友人Tの強烈プッシュ作品なので、トライしてみようかと……。やっぱりまだ少し怯えているんだけど。

今夜は、珍しく二代目が友人と呑みに行きました。こんな夜は映画鑑賞のチャンス！今夜の映画『マンマ・ミーア』は私のお気に入りリストに入るか否か。

真っ赤な自転車

お気に入りのピンクの自転車を盗まれてしまった後、「自転車欲しいよ～」と言い続けてきましたが、遂に！My自転車を入手しました。なぜ、購入ではなく、入手と表現したかというと、プレゼントして頂いちゃったので（二代目のイトコが自転車屋さんで、前回のピンクの自転車も実は結婚祝いに頂いたモノ。義父の葬儀のときに、ピンクの自転車を絶賛したら、また頂いてしまいました。おねだりしたようなものか……）。

小さいころ、本当によく男の子に間違われました。赤いランドセルを持っている子に「僕、消防署はどっちかな？」と尋ねた大人はあまりにも無神経だと思いますが、そういう経験から、「自分は女の子らしくないのだ」と知り、「よって、カワイイ色は似合わないのだ」と思って生きてきました。が、『赤・白・黄色の自転車（にわとり号）』→『ピンクの自転車』→『赤い車』→『真っ赤な自転車』、と乗り物だけ妙に派手な色に縁があります。そして、その乗り物はいつも私に何か新しい楽しみをくれます。今度の『真っ赤な自転車（名称考え中）』も、きっと何か新しいわくわくを届けてくれることでしょう！

車同様、自転車の運転も実はあまり上手ではない（中学生のとき、消防署の前でバッターンと転び、レスキュー隊の方に助けていただいた経験アリ）ので、安全第一で頑張ります。また友人たちから「あんな遠くまで自転車で行くの！？」という目撃メールが届くのを楽しみにしながら、攻めの自転車ライフを送るぞぉ！

お盆です

今年は義父の新盆なので、お店は休んでいませんが（遊びにも行かないし、寝坊も出来ないので、じゃあ開けとくかって感じで）、取引先は軒並みお休みなので、とても静かです。

昨夜は、義姉もウチに泊まったので、義母と４人で焼肉をしました。明日からも弔問の方がいらっしゃるのに、仏壇のお部屋をモウモウにして焼肉もどうかと思いましたが、まぁ久しぶりにお義父さんが帰ってきたことだし……ということで、気にせず、豪快に焼いて食べて呑みました。

「あれ？今なにか音がしたよね？」等と言う度に、「あー、きっとお義父さんだよー」という会話になります。昼間、お客様がお線香を手向けてくださるときは、「あー、もうお葬式から５ヶ月も経つのか」と寂しい気持ちが先に立ちますが、そうやって家族で話していると本当にお義父さんが帰ってきたような気持ちになる、お盆って、昔の人が考えてくれた残された者たちのための時間だなと思いました。またしても、昔の人々が考えた「人が亡くなったときの一連の行事」ってよく考えられているな、との実感を新たにしています。

そんなにお肉とか食べないお義父さんだったから、きっと昨夜は「お父さんはコレをいただきますよ」と、私たちが食べているのを横目に、プシュッ、プハーッとやっていたことでしょう。

私はイチゴ！

昨日、マーケットの駐車場で、カキ氷屋さんが出ていました。その前で小さい子が何味にするかを迷いまくっていたら、氷屋さんが「ミックスでもいいよ」と提案し、結局「レモンとイチゴのミックス」ということで落ち着いていました（それが美味かどうかは不明）。

カキ氷は何味！と決めていますか？

私は、マクドナルドで「飲み物は何になさいますかっ？」と尋ねられる度に動揺して、最初に目に入ったモノを言ってしまい、「うー、本当は他のが良かった」と後から悔やむことが多いタイプなので、色々なモノを予め決めておくようにしています。喫茶店ならクリームソーダ、ミニストップならソフトクリームのミックス味、というように。

昔読んだ雑誌で、カキ氷を選ぶとき「イチゴ！」という女の子はかわいこぶっている感じがして同性に嫌われると書いてありました。それ以来、どうも気になって、本当はイチゴがいいけど、悪ぶって「メロン」を選び、「ほら、ゾンビ～」と舌を出していましたが、もうかわいこぶっても誰にも文句を言われない年齢領域に入りましたから、これからは堂々と「イチゴ！」と答えようと思います。

あー、本当に嬉しい

ポストカードを収集していると書きましたが、同じく集めている記念切手同様、溜めずにガンガン使ってしまいます。切手は、私の趣味を知った友人が『切手収集ファイル』なるものをプレゼントしてくれたので、それが一杯になるまでは１枚づつとっておいたのですが、最近はもう入らなくなったので、買ったそばから使います（こういうのは、コレクターとはいわないのかも？）。

ただ、送られてきたポストカードは大切にとってあります。偶然手元にあったのかもしれないけど、「おぐ（松本さん）にはコレ！」と選んでくれたのかもしれないし。

足利市民合唱団の定期演奏会「カルミナ・ブラーナ」のために、わざわざ東京から観に来て下さったデザイナーさん（二代目が昔お仕事でお世話になった方）に、足利のワインとジュースをお礼の気持ちでお送りしました。

するとほんの数日後、お礼状が届きました。よく見ると、私が送ったワインを、ものすごくオシャレに撮影・デザインしたポストカードだ……。


嬉しかった～。飾ってあるそのカードを眺める度に、ニヤニヤしちゃうくらいに。

『フットルース』

探し物をすると、以前探していたモノとか、自分的お宝を見つけたりします。

先日、自分で録画したらしい『フォーウェディング』と『フットルース』のビデオテープが出てきました。前者はレンタルビデオ屋さんでずーっと探していたので（無いんですよ、意外と）即効観たのですが、後者は見そびれていました。昨夜、私の作業が終わり、二代目にバトンタッチ、彼の作業が終わるまで私の手は空いたので、「んじゃ、失礼して」と、カウチ・アイスで、『フットルース』を観ました。

ケビン・ベーコンはカッコイイし（今でも好き）、ダンスやファッションがとても古めかしいけど、それはそれでカッコイイ！そして、何よりやっぱり、音楽がイイ～！！若いころ、「超～カッコイイ」と思って、そのサントラを聴きまくっていたので、ある意味思い出の音楽です（「え？コレも？」っていうくらい、有名な曲揃いなんですよ。日本のアーティストも何人もカバーしてヒットしているし）。

しかし、
『この街にはダンス禁止令があるんだ』
『この街に音楽とダンスを取り戻すぞ！』
……あのー……というリアリティの無いストーリーなのに、昔の私は「そうだ！レン（ケビンの役名）、がんばれ！」とのめり込んだのですから、純粋でしたね。

魔の手

留学中、ある女性にルームシェアしないか、と誘われました。彼女は本当にいい人で、私もホームステイは楽しいけど大学から遠いし、年配の同居人がちょっとでも帰宅が遅くなると心配するので友人と遊びに行くことができず、悩んでいた頃でした。そこで、彼女と物件を見に行ったりして、かなり気持ち的には固まっていました。ところが、別の友人が声をかけてくれたのです。「彼女は危ない宗教にハマっていると聞いた。一緒に住むのは止めた方がいい」と。彼女は純粋に、おとなしそうな日本人の私とルームシェアしたかっただけかもしれないけど、もし最初から布教が目的だったとしたら……。


ものすごく落ち込んで、銀行をズル休みし、渋谷のセンター街をボーっと歩いていたとき、妙に元気なお姉さんに声をかけられました。「アンケートに答えていただくだけで、沢山商品を差し上げます！」。別に何の予定も無かった私はフラフラと付いていきました。ある女性グッズの新商品開発に向けたアンケートでした（今その商品は市場でかなりのヒット商品）が、あの時声をかけてきたのが、バイト熱心なただのお姉さんじゃなくて、ヒトの失意につけこみ、麻薬の世界に引きずり込もうとするヒトだったとしたら……。


そんなコトを、選挙の話題などそっちのけで、のりピー事件ばかり報道しているニュースを見ながら、つらつらと考えていました。決定的な魔の手に合う前に、「石橋叩いても、そう簡単に渡るべからず」なパートナーと出会えて、ラッキーだったな、わたしは。

ポストカード

昨日は立秋でした。

今年こそ、友人たちやご無沙汰してしまっている人々に暑中お見舞いを書こうと思っていたのに、間に合いませんでした。年賀状を整理し、住所録を改訂し（去年この作業をサボったら、何枚も戻ってきてしまい猛反省）、大量のポストカード・コレクションから「この人にはコレ～、この人にはコレ～」と選んで積み上げ……までやって、力尽きました、トホホ。

「この人にはコレ～」で思い出すのは、自分たちの結婚式。披露宴は身内だけでこじんまりとやったので、友人を集めて会費制の立食パーティをしました。お見送りの際に、何かちょっとプレゼントを渡したい。はて？何にしよう？と考えた結果、ポストカードとカードスタンドにしました。ロフト、東急ハンズ、伊東屋などで、「この人にはコレ～」とイメージしながら１枚づつ選び、１００枚以上のカードを積み上げ、「ひえ～、間に合わないよぉ」と、美容も気にせず、徹夜しまくりで必死で書きました。人から、「アナタってこういうイメージだよ」と言われるのって興味深くないですか？中には「私／俺はこんなイメージかよ！」と不服そうな方も何名かいらっしゃいましたが！

新婚旅行の行く先々で、あらゆる乗り物に酔い、さんざん二代目に迷惑をかけたのと、このポストカード徹夜との間には、因果関係が……あっただろうな、やっぱり。