一日一トライ~”その記憶の記録”

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🅼-44.“病気にならない生き方”(44)~「あとがき;エントロピーからシントロピーへ」1/2

2022-09-03 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 「あとがきエントロピーからシントロピーへ」を2回に分けて要約します。



 同年齢でも、老けてみえる人と若々しい人がいる。その違いは、その人の食歴、生活習慣、水、睡眠、生活習慣、そしてモチベーションの違いから生じた「違い」である。その人がどんな人生を歩んできたかは、全て体に表れている。全ての生き物は、生れた瞬間から「死」に向かって歩み続ける。どのような命も必ずいつかは死ぬのは自然の摂理である。しかし、その歩みの速度を変えることができる。

 人間は、自らに肉体的精神的なストレスを強いながら、その道のりをわずか40年で駆け抜けることもできれば、体と心をいつくしみ、道中の景色をパートナーや友人と楽しみながらゆっくり百年かけて歩むこともできる。どちらの道を選択するのも、個人の自由。でも、どちらの場合もゴールにあるものは同じ。それならばゆっくり人生を楽しんだ方がよいと思いませんか?

 

 例えば、ここに一本の釘があるとしよう。その釘は、時間の経過とともに、いつかは錆びてぼろぼろになって「崩壊・破壊」する。この速度は環境によって大きく変化する。塩分を含んだ海沿いの場所では釘は錆びやすくなるが、そのような場所でも定期的に塗料や油を塗ってコーティングしていけば、錆びの発生を長期間抑えることができる。このように、何らかの手立てを講じていけば、「崩壊・破壊」のスピードをおさえることができる全ての命は「死」が宿命づけられている以上、「崩壊・破壊」の流れの中で存在する。しかし、自然の摂理は、この流れと同時に「修復・再生・甦生(蘇生)」の機能も命に与えられている

 日々、私たち人間の体は、新陳代謝という形で「修復・再生」される。病気になっても自然治癒力が働く。このことが正常に働くためには、自然の摂理に則した生活をすることが必要である。そのことは、端的に言って「よい食物」と「よい生活習慣」である。あわせて、「精神力」である。

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