一日一トライ~”その記憶の記録”

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🅿-22.楽焼き筒茶碗 2点

2022-09-13 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 茶道で使う茶碗には、形状や作り方、釉の掛け方などからいろいろな種類があります。とりわけ、楽焼きの筒茶碗はお気に入りの一つです。以下の2点は、焼成時釉が熔けた状態の茶碗を籾殻に入れ炭化焼成したものです。これらは教室で一緒に作成したもので、粘土も釉薬も同じものを使っています。




 ① 白楽筒茶碗       H9.3、径11.7




 ② 赤楽筒茶碗       H9.8、径10.2

少し大ぶりな茶碗になりましたが、比較的釉がハジかなく厚く掛かりました。炭化したため、貫入にほどよく黒が入りました。気泡は全体的に少ない方ですが、①の底部に何か所か見られます。②の口作りを見ると、縦の亀裂がたくさんできました。原因は、釉を塗った後水をトバさないで焼成したことが考えられます。 

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