ランプシェードの下絵付けが終わりました。コンプレッサーでの釉掛けは、外気温は氷点下では凍っています。そのため、日中の最高気温がプラスになる日を待っていました。1月の旭川は、めったに最高気温がプラスの気温になりません。今回の窯には、このランプシェードが丁度入るスペースを確保してあります。それに、この焼き上がりで、教室の作品の加飾を決めるという使命!もあります。
1/26、北海道に暖気が入ってきて2℃(実際には2.8℃)になるという天気予報です。後は、雨や風のないことを願っていました。
~加飾の終えたMyランプシェード~
① 赤い部分は鉄絵(➡黒)、黒はゴス(➡青)、グレイは織部釉(➡緑)。
② 横から見たところです。
③ 白っぽい部分はコバルト釉(➡コバルト色)です。
④ 反対側横から見たところです。
⑤ 斜め上から。中はゴスを全面にスポンジで塗っています。
さあ、どんな色が表れるでしょうか!?
天気予報通り、朝から外の空気は、春近し!と言った感じの色です。しかし、昼近くなって小雨が降りだしました。風も少しあります。
昼なってもやみません。午後のブレークtimeを終えても、条件は変わりそうもありません。雪のない時期は、少しぐらいの雨でも外で釉掛けできるように波形トタンを張ったスペースを作っているのですが、冬期間は外してあります。
15:30、今日やらなければ2~3週間は遅れるか!?と、トライすることに。車庫のシャッタ-を開け、ナントか工夫して "Let's do it."です。
ちょっと格好悪いが、雨に当たるよりこの方がイイかーと。
スタンバイOKです。
釉掛け開始です。
上の方から中に向けて掛けました。
ひっくり返して下から中にしっかり掛けました。
トラブルもなく、釉掛けを終えることがでました。一安心です。今回掛けた釉は、昔調合し使っていなかったた自作の石灰透明釉です。釉は古くなっても問題なし!ですが、どんな結果になるかーとテストも兼ねて。2月中旬から、時折暖気も入ってくるので釉掛けのチャンスはあります。どんな作品に焼き上がるか楽しみであり、また心配です。