一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

⒲‐1.厳寒期の路面にできる「アイスバーン」と「ブラックアイスバーン」

2023-01-09 07:00:00 | Ⓝ自然界の現象と災害

カテゴリー;「Ⓝ自然界の現象と災害」~私たちの身の回りで起きる事象現象について、そのでき方やメカニズムについてまとめてみることにしました。まずは、北海道の厳寒期の特徴的な気象現象について触れ、その他、地学全般に関する内容についても考えていきたいと思います。


 旭川は、冬季間路面が凍結し”アイスバーン”になることがしばしばあります。このような場合、歩行や車の運転には雪が踏み固められた圧雪状態のときより危険なので路面状況にあわせた慎重な行動が必要になります。さらには、通常のアイスバーンとは異なるより危険な「ラックアイスバーン」という状況に遭遇することもあります。


 現在、ブラックアイスバーン状態です。

 ブラックアイスバーンとは、とりわけ、運転中遠くから見ると、路面 が融けてアスファルトが黒く濡れているように見える場合があり、実は、その場所がツルツル氷のアイスバーンになっている現象です。


 この路面の氷は、現在は融けている状態です。

でき方~冬季間、路面がいつも凍っている日ばかりでは なく、暖気が入ってきたり太陽の輻射熱で路面が融けることがあります。それが、夕方になると氷点下まで下がったり、  急に寒気が入ってきて凍ったりすることも。アスファルトは  乾いていると路面は白っぽく、雨の日や濡れている場合は黒く見えます。それが凍っても同じように黒く見えるのです。


 新雪の下にアイスバーンが隠れています。

通常、車での雪道の走行は、雪が積もっていたり、凍っていることが明らかなので注意を払うことができますが、ブラックアイスバーンの場合は、アスファルトが出ている!と思いがちになります。そのため、ブラックアイスバーンエリアに遭遇するとハンドル操作が難しくなり、スリップ事故を起こす可能性が高まってしまいます。なお、一般的に、冬道での交通事故回避には、 ①スピードを抑える、②車間距離を十分とる、②急ブレーキはしないこと。このブラックアイスバーンは、特に要、要注意!です。

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