人生うまくいく人の感情リセット術」の感想
この本のカバーの折り返しには、
「この1冊で、世の中の『悩みの9割』が解決できる!」
と書かれている。
さすがにこれは、オーバーではないか?
と、思って読み進めた。
人には様々な悩みがある。
・ダイエットがうまくいかない。
・頑張っているのに仕事で評価されない。
・職場の人間関係に悩んでいる。
・子どもが言うことを聞かない。
・結婚相手が見つからない。
様々だ。
なぜ、『悩みの9割』が解決できるのかというと、
悩みの原因を取り除く方向の努力ではなくて、
悩みによって生じる「ネガティブな感情をリセット」する方向の努力をするというもの。
ネガティブな感情のリセットの仕方がたくさん紹介されているのが本書である。
本書の中で私のアンテナに引っかかったものを3つに分類して述べていこう。
① 既に行っているもの②やったことはあるけど続いていないもの③これからやりたいこと
① 既にやっていること
・脳をだます。
だまし方は様々だ。笑顔を作る。表情筋を操作することで、脳は楽しいのかと勘違いをして、楽しくなってくる。楽しいことをイメージする。特に寝る前に、好きな湖の湖畔で散歩していることを想像しているとよく眠れたりする。胸を張る。自信ありげな姿勢・動きをすることで物事うまくいくことが多い。
・運動をする。
私は市民ランナーですので、週末の土日で通常3時間ほど強めの有酸素運動、平日にも、1時間半ほど軽めの有酸素運動を行っている。運動が心の健康に大きく良い影響があることは身をもって経験している。梅雨時に外を走れない日が続いたりすると落ち着かない、精神的に不安定になったりする。
・締め切り仕事術
これは日常的。目の前のタスクに制限時間を設けて集中してこなしていく。出勤時刻を打ち込んだ時に目標退勤時刻も打ち込んでしまう。TO DO メモを一つずつ消しながら退勤予定時刻を意識して進める。TO DO メモをコンプリートすると爽快感を感じる。
・大切な人のために頑張る。
早朝から、家事を片付けていると
「なんでこんなことに時間を使っているのだろう?」
と、気が滅入ることがあった。
朝起きて、洗濯機を回し、前日に洗った家族4人分の食器を拭いて戸棚にしまい、洗い終わった、家族のパンツを干している時などよくそう思っていたものだ。しかし、あるとき不意に、
「自分のためだけに自分の時間を使うより、大切な家族のために時間を使えるなんて幸せだ。」と思えた瞬間があり、それ以来家事は全く苦にならなくなった。大切な人のために自分の時間と労力を使うことができるなんて幸せ。今では、早朝出勤後「10分」と区切り職員更衣室のモップ掛、職員トイレの掃除、お得意様のトイレ掃除などを毎日少しずつ行っている。きっと、エンドルフィンも出ていることだと思う。人のために何かをすると不思議と困ったことも起きない。何日かさぼると、困ったことが起こるような気がする。
② やったことはあるけど続いていないもの
・3行ポジティブ日記
これを紹介されたときには、
「是非、毎日続けよう!」
と、ブログに書き始めた。数日しか続かなかった。
たぶん、構えすぎたのだと思う。ブログに書くのなら、
「皆様に読んでもらう価値のあるものを書かなくては・・・。」
と。慣れるまでは、自分だけの日記帳に書いていくという手もあったなと振り返っている。
③ これからやりたいこと
・ポジティブ日記は、3行じゃなくても、ブログじゃなくても続けたい。
・「今、ここ」に集中する。同時並行的に処理できるものとしない方がいいものがある。
「食事をする」という行為一つをとっても、仲間とわいわい話しながら食べるときもあれば、目をつぶって、味わいたいときもある。そこまでいかなくても、この料理を全身全霊で受け止めたいというときもある。読書だって原稿書きだって、一つのことに専心して行う方が充実感がある。
・ストレスを受け入れる。・がんと闘わない方が長生きする。・「痛い!」と言った方が痛くない。目から鱗の情報でした。今後、自分や家族や友人でストレスに苦しんでいたり、がんと闘うものがいた時にはアドバイスができるように自分のものにしていきたい。
(まとめ)
感情をリセットすることは目的ではなく、手段である。自分の夢をかなえるために自分の感情をコントロールしながら今後も生きていきたい。
この本のカバーの折り返しには、
「この1冊で、世の中の『悩みの9割』が解決できる!」
と書かれている。
さすがにこれは、オーバーではないか?
と、思って読み進めた。
人には様々な悩みがある。
・ダイエットがうまくいかない。
・頑張っているのに仕事で評価されない。
・職場の人間関係に悩んでいる。
・子どもが言うことを聞かない。
・結婚相手が見つからない。
様々だ。
なぜ、『悩みの9割』が解決できるのかというと、
悩みの原因を取り除く方向の努力ではなくて、
悩みによって生じる「ネガティブな感情をリセット」する方向の努力をするというもの。
ネガティブな感情のリセットの仕方がたくさん紹介されているのが本書である。
本書の中で私のアンテナに引っかかったものを3つに分類して述べていこう。
① 既に行っているもの②やったことはあるけど続いていないもの③これからやりたいこと
① 既にやっていること
・脳をだます。
だまし方は様々だ。笑顔を作る。表情筋を操作することで、脳は楽しいのかと勘違いをして、楽しくなってくる。楽しいことをイメージする。特に寝る前に、好きな湖の湖畔で散歩していることを想像しているとよく眠れたりする。胸を張る。自信ありげな姿勢・動きをすることで物事うまくいくことが多い。
・運動をする。
私は市民ランナーですので、週末の土日で通常3時間ほど強めの有酸素運動、平日にも、1時間半ほど軽めの有酸素運動を行っている。運動が心の健康に大きく良い影響があることは身をもって経験している。梅雨時に外を走れない日が続いたりすると落ち着かない、精神的に不安定になったりする。
・締め切り仕事術
これは日常的。目の前のタスクに制限時間を設けて集中してこなしていく。出勤時刻を打ち込んだ時に目標退勤時刻も打ち込んでしまう。TO DO メモを一つずつ消しながら退勤予定時刻を意識して進める。TO DO メモをコンプリートすると爽快感を感じる。
・大切な人のために頑張る。
早朝から、家事を片付けていると
「なんでこんなことに時間を使っているのだろう?」
と、気が滅入ることがあった。
朝起きて、洗濯機を回し、前日に洗った家族4人分の食器を拭いて戸棚にしまい、洗い終わった、家族のパンツを干している時などよくそう思っていたものだ。しかし、あるとき不意に、
「自分のためだけに自分の時間を使うより、大切な家族のために時間を使えるなんて幸せだ。」と思えた瞬間があり、それ以来家事は全く苦にならなくなった。大切な人のために自分の時間と労力を使うことができるなんて幸せ。今では、早朝出勤後「10分」と区切り職員更衣室のモップ掛、職員トイレの掃除、お得意様のトイレ掃除などを毎日少しずつ行っている。きっと、エンドルフィンも出ていることだと思う。人のために何かをすると不思議と困ったことも起きない。何日かさぼると、困ったことが起こるような気がする。
② やったことはあるけど続いていないもの
・3行ポジティブ日記
これを紹介されたときには、
「是非、毎日続けよう!」
と、ブログに書き始めた。数日しか続かなかった。
たぶん、構えすぎたのだと思う。ブログに書くのなら、
「皆様に読んでもらう価値のあるものを書かなくては・・・。」
と。慣れるまでは、自分だけの日記帳に書いていくという手もあったなと振り返っている。
③ これからやりたいこと
・ポジティブ日記は、3行じゃなくても、ブログじゃなくても続けたい。
・「今、ここ」に集中する。同時並行的に処理できるものとしない方がいいものがある。
「食事をする」という行為一つをとっても、仲間とわいわい話しながら食べるときもあれば、目をつぶって、味わいたいときもある。そこまでいかなくても、この料理を全身全霊で受け止めたいというときもある。読書だって原稿書きだって、一つのことに専心して行う方が充実感がある。
・ストレスを受け入れる。・がんと闘わない方が長生きする。・「痛い!」と言った方が痛くない。目から鱗の情報でした。今後、自分や家族や友人でストレスに苦しんでいたり、がんと闘うものがいた時にはアドバイスができるように自分のものにしていきたい。
(まとめ)
感情をリセットすることは目的ではなく、手段である。自分の夢をかなえるために自分の感情をコントロールしながら今後も生きていきたい。