2回目の下見で山頂コースを断念。
山頂コースを試しに登ってみて
M君やSさんが体力的に無理で、T君がふらつき滑落するイメージが浮かんだ。
S君は岩場を乗り切れないであろうことが予想できた。
5年生はたぶん大丈夫だろう。(特別支援学級の3人は難しいか?)
24人中7人は山頂コース無理だろうから
3回目の下見で
「牛ヶ首」コースを登ってみた。
現地では
「幼稚園児でも登る。」
と言われているコース。(だそうな)
登り始めの最初は、深い霧。
景色は全く見えない。
「晴れていれば右側素晴らしい景色なんだよぉ。」
と話しながら少しずつ登っていく。
時々、後ろを振り返り着いてきているか確認。
因みに私、先頭。早すぎないように常に注意をしていた。
霧から霧雨、そして小雨へ。
それもすぐに上がり、霧も晴れてきた。
15分ぐらい歩いたところで、ほんの少し景色が見えるあたりで
「一休み。給水です。」
因みに児童の並ぶ順は、
前の方から特別支援の3人、その後ろは、通常学級の体力が心配される子→体力に余裕がある子。(6年生・5年生サンドウイッチ)
教員は適当な感覚で配置。
先頭の私のリュックの中には、AEDが入っているという感じです。
給水タイムで止まっていると前から4番目のM君の顔はすでに汗でびっしょり。
「M君、大丈夫か?」
「大丈夫です。」(まぁ、そう答えるよね。)
うん。いい気合いだ。
登りの後半、スタート。
児童先頭のS君
「もう着く?」×100万回(笑)
まだだよ。もうすぐだよ。あそこを超えたらゴールだよ。
何度となくかわされた会話。
「やったぁ。」
到着です。
高速の渋滞もあり、時間は押していますが、
集合写真撮影。
「では、お昼にします。自然の中にゴミは出さないように気を付けます。後で回収しますから。
部屋ごとに準備ができたら、食事係さんのいただきますでいただきましょう。
では、移動してください。」
・特別支援学級は、K先生のもとに集まりお昼の準備。
・5年生は、さっと部屋ごと(学年男女別ということですが)に分かれてさくさく準備。
・6年生女子は、1人欠席のため2人での参加。2人なのですぐに場所を決めて準備にかかる。
・で、6年生男子は・・・。
バラバラな方向に歩き始める。(お互いのコミュニケーションなし。)
遠くに歩き始めているT1君とT2君に声をかける。
「部屋ごとに固まって食べましょうって話したでしょう。」
「えっ!部屋ごとなの?」
「えっ!」(やはり、そうきましたか。)
この子たち以外は、既にいただきますをして食べ始めています。
「シートを敷いて、お弁当を出して、いただきますをしようね。」
自分の準備をして、何も言わない部屋長H君に声掛けをするように指導。
やっと、いただきますをしてすべてのグループを見回って戻ってくると
R君の弁当袋のひもがほどけなくて四苦八苦。
ほどいて差し上げました。
私は、朝、セブンで買ったおにぎり3つだったので
歩きながら、声かけて回りながら、あっという間に完食。
少しずつ霧が晴れ、景色が良くなってきたので
子供たちにも景色を楽しむように声掛けをしました。
そうこうしているうちに
「それ」
が起きました。
ちょっと、バックのバランスが崩れた拍子に
ベンチからバックが落ちたのです。
「それが何か?」
とお思いになるでしょう。
私だってまさか、そんなことが起こるとは思ってもいませんでした。
バックが落ちた瞬間に、
「ビービービービー!」
そうです。
AEDの蓋が開いてしまったのです。
AEDが何かをしゃべり始めました。
実は、びっくりしてしまって、何を言っていたのか、覚えていません。(笑)
多分、パッドを外してください。とかなんとか言ってたのでしょう。
なかなか止められませんでした。
どこかの停止ボタンみたいのを押すのかと光るボタンを押してみたり
スイッチみたいのを探してみたり。
「蓋を閉じれば?」
冷静な校長先生がつぶやいたので
開いた蓋を閉じてみたら
一瞬で止まりました。
校長先生ありがとうございました。
そんなこんな騒動(でもないか)の後
だんだん、霧雨から小雨に変わってきました。
「早めに下山しよう。」
で、噴煙の上がる方には行かずに
食事を早めに切り上げさせて、下山。
下りの方が滑って転びやすいから
ゆっくり、歩幅も狭く。
と声をかけ。
大人も入れて30人のグループですので、全体を把握することは難しくないです。
時々後ろ向きに歩き、岩に足を取られ転びそうになりながら
ロープウェー山頂駅に到着。
20分後のロープウェーで降りることになりました。
トイレに行かせたり、並ばせたり、運転手さんに電話連絡したりして
下りのロープウェーに乗りました。
乗ると、なんと!
登りのロープウェーと同じおばさんでした。
下りでも元気に解説してくれました。
山麓駅に着くと
「大雨」
宿まで1時間トイレに行けないよ!
というとトイレに行く子続出。
その間に
ロープウェーの会社の方のご好意で運転手さんにすぐ近くまでバスを付けてもらえるように連絡してもらいました。
軒先にバスの入り口をつけてもらい、一切濡れることなくバスに乗り込むことができました。
結果
この雨の中
ほとんど濡れることなく
登山をすることができたのです。
「パチパチパチ」
バスの中で、お弁当の残りを回収。
いざ 宿に 出発!
山頂コースを試しに登ってみて
M君やSさんが体力的に無理で、T君がふらつき滑落するイメージが浮かんだ。
S君は岩場を乗り切れないであろうことが予想できた。
5年生はたぶん大丈夫だろう。(特別支援学級の3人は難しいか?)
24人中7人は山頂コース無理だろうから
3回目の下見で
「牛ヶ首」コースを登ってみた。
現地では
「幼稚園児でも登る。」
と言われているコース。(だそうな)
登り始めの最初は、深い霧。
景色は全く見えない。
「晴れていれば右側素晴らしい景色なんだよぉ。」
と話しながら少しずつ登っていく。
時々、後ろを振り返り着いてきているか確認。
因みに私、先頭。早すぎないように常に注意をしていた。
霧から霧雨、そして小雨へ。
それもすぐに上がり、霧も晴れてきた。
15分ぐらい歩いたところで、ほんの少し景色が見えるあたりで
「一休み。給水です。」
因みに児童の並ぶ順は、
前の方から特別支援の3人、その後ろは、通常学級の体力が心配される子→体力に余裕がある子。(6年生・5年生サンドウイッチ)
教員は適当な感覚で配置。
先頭の私のリュックの中には、AEDが入っているという感じです。
給水タイムで止まっていると前から4番目のM君の顔はすでに汗でびっしょり。
「M君、大丈夫か?」
「大丈夫です。」(まぁ、そう答えるよね。)
うん。いい気合いだ。
登りの後半、スタート。
児童先頭のS君
「もう着く?」×100万回(笑)
まだだよ。もうすぐだよ。あそこを超えたらゴールだよ。
何度となくかわされた会話。
「やったぁ。」
到着です。
高速の渋滞もあり、時間は押していますが、
集合写真撮影。
「では、お昼にします。自然の中にゴミは出さないように気を付けます。後で回収しますから。
部屋ごとに準備ができたら、食事係さんのいただきますでいただきましょう。
では、移動してください。」
・特別支援学級は、K先生のもとに集まりお昼の準備。
・5年生は、さっと部屋ごと(学年男女別ということですが)に分かれてさくさく準備。
・6年生女子は、1人欠席のため2人での参加。2人なのですぐに場所を決めて準備にかかる。
・で、6年生男子は・・・。
バラバラな方向に歩き始める。(お互いのコミュニケーションなし。)
遠くに歩き始めているT1君とT2君に声をかける。
「部屋ごとに固まって食べましょうって話したでしょう。」
「えっ!部屋ごとなの?」
「えっ!」(やはり、そうきましたか。)
この子たち以外は、既にいただきますをして食べ始めています。
「シートを敷いて、お弁当を出して、いただきますをしようね。」
自分の準備をして、何も言わない部屋長H君に声掛けをするように指導。
やっと、いただきますをしてすべてのグループを見回って戻ってくると
R君の弁当袋のひもがほどけなくて四苦八苦。
ほどいて差し上げました。
私は、朝、セブンで買ったおにぎり3つだったので
歩きながら、声かけて回りながら、あっという間に完食。
少しずつ霧が晴れ、景色が良くなってきたので
子供たちにも景色を楽しむように声掛けをしました。
そうこうしているうちに
「それ」
が起きました。
ちょっと、バックのバランスが崩れた拍子に
ベンチからバックが落ちたのです。
「それが何か?」
とお思いになるでしょう。
私だってまさか、そんなことが起こるとは思ってもいませんでした。
バックが落ちた瞬間に、
「ビービービービー!」
そうです。
AEDの蓋が開いてしまったのです。
AEDが何かをしゃべり始めました。
実は、びっくりしてしまって、何を言っていたのか、覚えていません。(笑)
多分、パッドを外してください。とかなんとか言ってたのでしょう。
なかなか止められませんでした。
どこかの停止ボタンみたいのを押すのかと光るボタンを押してみたり
スイッチみたいのを探してみたり。
「蓋を閉じれば?」
冷静な校長先生がつぶやいたので
開いた蓋を閉じてみたら
一瞬で止まりました。
校長先生ありがとうございました。
そんなこんな騒動(でもないか)の後
だんだん、霧雨から小雨に変わってきました。
「早めに下山しよう。」
で、噴煙の上がる方には行かずに
食事を早めに切り上げさせて、下山。
下りの方が滑って転びやすいから
ゆっくり、歩幅も狭く。
と声をかけ。
大人も入れて30人のグループですので、全体を把握することは難しくないです。
時々後ろ向きに歩き、岩に足を取られ転びそうになりながら
ロープウェー山頂駅に到着。
20分後のロープウェーで降りることになりました。
トイレに行かせたり、並ばせたり、運転手さんに電話連絡したりして
下りのロープウェーに乗りました。
乗ると、なんと!
登りのロープウェーと同じおばさんでした。
下りでも元気に解説してくれました。
山麓駅に着くと
「大雨」
宿まで1時間トイレに行けないよ!
というとトイレに行く子続出。
その間に
ロープウェーの会社の方のご好意で運転手さんにすぐ近くまでバスを付けてもらえるように連絡してもらいました。
軒先にバスの入り口をつけてもらい、一切濡れることなくバスに乗り込むことができました。
結果
この雨の中
ほとんど濡れることなく
登山をすることができたのです。
「パチパチパチ」
バスの中で、お弁当の残りを回収。
いざ 宿に 出発!