<原発事故>警戒区域からの避難者、仮払い和解成立より転載
毎日新聞 3月29日(木)22時24分配信
東京電力福島第1原発事故で福島県南相馬市から栃木県足利市に避難した1家族が東電に1800万円の損害賠償を求め、交渉を仲介する原子力損害賠償紛争解決センター(東京都港区)に申し立てた事案は、280万円を仮払金とする和解が成立した。28日付。この家族の代理人の原子力損害賠償群馬弁護団によると、警戒区域内からの避難者が申し立てた損害賠償手続きで仮払い和解の成立は初めてという。
同弁護団によると、家族は避難生活による経済的損害や精神的苦痛を訴えて1800万円の支払いを求めたが、実際の被害額を算定するためには時間がかかるため、同センターは2月、過払いの恐れはないと判断した280万円を算定前に仮払いするよう提案していた。【塩田彩】
毎日新聞 3月29日(木)22時24分配信
東京電力福島第1原発事故で福島県南相馬市から栃木県足利市に避難した1家族が東電に1800万円の損害賠償を求め、交渉を仲介する原子力損害賠償紛争解決センター(東京都港区)に申し立てた事案は、280万円を仮払金とする和解が成立した。28日付。この家族の代理人の原子力損害賠償群馬弁護団によると、警戒区域内からの避難者が申し立てた損害賠償手続きで仮払い和解の成立は初めてという。
同弁護団によると、家族は避難生活による経済的損害や精神的苦痛を訴えて1800万円の支払いを求めたが、実際の被害額を算定するためには時間がかかるため、同センターは2月、過払いの恐れはないと判断した280万円を算定前に仮払いするよう提案していた。【塩田彩】