大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

安全委の班目委員長は続投 「退任」撤回

2012-04-06 17:00:00 | 原子力関係
安全委の班目委員長は続投 「退任」撤回より転載
2012年3月30日 18時06分

 原子力安全委員会の班目春樹委員長

 原子力安全委員会の班目春樹委員長は30日、4月以降も続投する考えを明らかにした。3月末で退任の意向を示していたが、記者会見で「他の委員から非常に強く慰留され、考え直した」と述べた。
 東京電力福島第1原発事故を受け、原子力規制組織を再編、新設予定の原子力規制庁は関連法案の国会審議が始まらず、4月1日には発足できない。安全委と経済産業省原子力安全・保安院による規制体制が当面続くことになる。
 班目氏を除く4人の安全委員のうち、久木田豊委員長代理ら3人は4月16日に任期が切れる。後任が決まらなければ続ける意向を示しているという。
(共同)


大飯原発:大阪府・市が再稼働の前提に8条件

2012-04-06 16:30:00 | 原子力関係
大飯原発:大阪府・市が再稼働の前提に8条件より転載

 大阪府と大阪市の「エネルギー戦略会議」が1日開かれ、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働の前提として、原発から100キロ圏内の自治体の同意など8条件を国や関電に求める方針を決めた。今月中旬の府市統合本部で正式決定する。市は関電の筆頭株主として、全原発の廃止などを株主提案することも決めており、全国の原発再稼働を巡る議論に影響を与えそうだ。

 同会議は、府市で広域行政の一元化に取り組む「府市統合本部」の専門部会。この日、福井県内の原発事故によって放射性物質が100キロ超まで飛散するとした滋賀県の予測を踏まえ、委員らは大飯原発3、4号機を再稼働する場合、大阪を含めた100キロ圏内を地元同意の対象にすべきだと主張した。橋下徹大阪市長は「このまま再稼働すれば何も変わらない。もし変えようと思えば、このワンチャンスだ」と述べた。【林由紀子、茶谷亮、林田七恵】

毎日新聞 2012年4月1日 21時39分(最終更新 4月1日 22時48分)

大飯原発1次評価「納得せず」 枝野経産相

2012-04-06 16:00:00 | 原子力関係
大飯原発1次評価「納得せず」 枝野経産相より転載
2012年4月2日 12時30分 東京新聞

 枝野幸男経済産業相は2日の参院予算委員会で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)をめぐる安全評価(ストレステスト)の1次評価結果に関し「今の段階で私自身が内容に納得してなく、国民に一定の理解をいただけると得心しているわけでもない」と述べた。
 各地の原発停止で夏の電力供給力が懸念されているとの指摘には「経済などに与える問題も重要だが、原発事故が起きた場合の影響は比較にならない。安全を優先しなければならない」と強調した。民主党の金子洋一氏への答弁。予算委は東日本大震災復興やエネルギー政策などをテーマに、首相と関係閣僚が出席して集中審議を実施した。

電力供給力、罰則付きで報告求める…経産相方針

2012-04-06 15:00:00 | 原子力関係
電力供給力、罰則付きで報告求める…経産相方針より転載
読売新聞 4月2日(月)12時5分配信
 枝野経済産業相は2日午前の参院予算委員会集中審議で、原子力発電所の稼働停止で今年夏に電力不足が懸念されていることに関し、電力会社に罰則付きで需給見通しの報告を求める考えを明らかにした。

 報告内容を専門家が検証し、大型連休の前後までに対策をまとめる方針も示した。

 枝野氏は「正確な情報を把握する必要がある。電気事業法に基づき、罰則付きの報告聴取を電力会社にかけたい。隠している供給力、見逃している供給力がないか(専門家などに)詳細に検討させたい」と述べた。

 電気事業法106条3項は、経産相が電力会社に報告や資料の提出をさせることができると定めている。資源エネルギー庁によると、これまでも同法に基づき電力会社への報告や資料提出要求は行われている。

 政府は、原子力発電所の再稼働が無ければ全国で最大約1割の電力不足を予想している。これに関連し、野田首相は同委員会の答弁で、「(電力不足への対応は)供給力の積み増しと省エネの徹底になる。原発再稼働についてはあくまで安全性のチェックが最優先だ」と述べた。

福島第1原発事故で設定の警戒区域が1日に解除された福島・川内村で新年度業務を開始

2012-04-06 14:00:00 | 原子力関係
福島第1原発事故で設定の警戒区域が1日に解除された福島・川内村で新年度業務を開始より転載
フジテレビ系(FNN) 4月2日(月)12時2分配信
福島第1原発の事故で設定された警戒区域が1日に解除された福島・川内村では、新年度の業務が始まり、職員たちが復興への誓いを新たにした。
原発から、およそ22kmの距離にある川内村役場では、新年度のスタートにあわせて、辞令交付式が行われた。
2日から川内村役場では、帰村へ向けた決意を表した垂れ幕が掲げられている。
垂れ幕には、「かえる かわうち」と大きく書かれている。
モリアオガエルの生息地として知られる福島・川内村は、緊急時避難準備区域が2011年9月に解除され、2012年1月に村は帰村宣言をした。
そして、1日午前0時に警戒区域が解除されたことで、村では住民の帰還を加速させたい考え。
川内村の遠藤雄幸村長は「わたしたちができることを1つ1つ、1歩でも半歩でも前に進めていくということが、3.11以前の川内村に戻ることではないでしょうか」と述べた。
また2日朝からは、川内村の診療所や、近隣の自治体を結ぶ路線バスの運行が再開した。
バスを運行する新常磐交通の高萩孝一常務は「これからおそらく戻ってくる方もいらっしゃる。そういう人たちの後押しになればなというふうに思っているんです」と語った。
川内村には、住民2,800人のうち、300人ほどが戻っているが、4月には、およそ250人が帰還を希望しているという。

「原子力規制庁に入れず残念」 保安院で中途採用者の辞令交付式

2012-04-06 13:00:00 | 原子力関係
「原子力規制庁に入れず残念」 保安院で中途採用者の辞令交付式より転載
産経新聞 4月2日(月)11時5分配信

原子力安全・保安院の深野弘行院長(右)からの訓示を聞く中途採用者たち。本来は原子力規制庁に採用されるはずだった=2日、原子力安全・保安院(大矢博之撮影)(写真:産経新聞)
 経済産業省原子力安全・保安院で2日、4月に中途採用される職員の辞令交付式が行われた。本来は原子力規制庁の職員として採用される予定だったが、規制庁設置法案が国会で成立していないため、当面は保安院で勤務することになる。

 中途採用者は37~58歳の男女12人。原発メーカーやシステム開発会社、自衛隊などから採用され、原発の検査や審査などの業務に就くという。この日は11人が辞令交付を受けた。

 辞令を交付した深野弘行院長は福島第1原発事故に触れ、「課題は山積している。最優先は原発の安定化だ。避難生活を続けている人のことを忘れてはいけない」と訓示した。

 電力会社子会社のシステム開発会社から採用された小林容子さん(55)は「規制庁に入れず残念だが、原子力の安全の基盤を作る仕事は同じ。保安院で頑張りたい」と話した。

白煙、15メートルがれきの山 宮城 日本最大の廃棄物処理場 

2012-04-06 12:00:00 | 原子力関係
白煙、15メートルがれきの山 宮城 日本最大の廃棄物処理場 より転載 
2012.3.8 23:07 産経ニュース
 うずたかく積み上げられたがれきの山はどう見ても15メートル以上はある。宮城県震災廃棄物対策課の佐藤仁さん(37)は苦笑するしかなかった。環境省が火災防止のため、5メートル以上積み上げないよう通知しているからだ。「不安があっても場所に限りがあるので積み上げざるを得ないんですよ…」

 気温2度。大雨がたたきつけているにもかかわらず、がれきの山のあちこちから白い煙が立ち上る。中が発酵し、自然発火する寸前だ。熱を逃すためにパイプを突き立てているが、春めいて気温が上がるにつれて、ますます火災の危険性は高まる。

 宮城県が石巻市の石巻港の埠頭(ふとう)で総工費2千億円をかけて建設中の災害廃棄物処理場の一角だ。広さは東京ドーム約15個分の約70ヘクタールで、5基の焼却施設を備える日本最大の処理場になる。稼働は5月とまだ先だが、ダンプカーが続々とがれきを運び込んでくる。

 どれだけの量になるのかも見当すらつかない巨大ながれきの山の中からは、がれきと呼びたくない被災者の思い出の品が次々と出てきた。野球のグラブ、教科書…。

 「ディズニーランドに一緒に行こうね」。佐藤さんは、小学6年生が卒業時に書いたとみられる寄せ書きを取り上げると「持ち主に返さないとな」と手で泥を拭った。

 処理場には「思い出品公開センター」も建設し、所有者が分かる品々を保管する予定だ。
 廃棄物処理場といえばマイナスイメージも強い。だが、もともとは売れ残った工業用地だったため、周辺に住民はおらず、幸いにも建設反対の意見はほとんどなかったという。

 プラス面も大きい。運搬や処理業者を含めると雇用効果は約2万人。県石巻事務所の技術者、百(ど)々(ど)紀雄さん(57)は「地元の人が優先的に雇用される大工場。経済波及も期待できる」と表情を緩めた。

 それでも根本的ながれき問題の解決のめどは立たない。この処理場では石巻、東松島、女川の3市町で発生した846万トンのうち約8割を処理する計画だ。普段なら3市町の一般廃棄物量の100年以上にあたるという。

 周辺地区にはがれきの1次仮置き場が点在し、石巻市内には23カ所ある。そのうちまだ1カ所からしか搬入されていないにもかかわらず、すでに置き場所に困っている状態だ。

 佐藤さんはがれきの山を見上げながら訴えた。「日本最大といっても、すべてを処理できるわけでは…。県外の協力をいただかないとがれきを処理しきれないことを分かってほしい」

(天野健作)

「100ベクレル」超の宮城県産シイタケと千葉県産タケノコなど出荷停止 新基準導入後初

2012-04-06 12:00:00 | 原子力関係
多分出荷停止になっても闇の業者が安く買い叩いて西日本の安売りスーパーに並ぶんじゃないかな…。

フジテレビ系(FNN) 4月5日(木)17時12分配信より転載

政府は、放射性セシウムの新しい基準値に基づいて、食品の出荷停止を指示した。
出荷停止となったのは、千葉・市原市と木更津市のタケノコ、宮城・村田町のシイタケ、福島県の酸川支流のヤマメで、いずれも一般食品の新しい基準値、1kgあたり100ベクレルを超えたという。
4月1日に新基準値を導入してから初めてのケースとなる。

最終更新:4月5日(木)19時32分

8千ベクレル以上廃棄物、8都県で5700トン 新処分場建設も

2012-04-06 11:00:00 | 原子力関係
8千ベクレル以上廃棄物、8都県で5700トン 新処分場建設もより転載
2012.3.30 21:39 産経ニュース
 福島第1原発事故で発生した放射性物質に汚染された廃棄物について、環境省は30日、放射性セシウム濃度が1キロ当たり8千ベクレルを超える焼却灰などが26日現在で8都県で計5700トンに上ると発表した。8千ベクレルを超えるものは「指定廃棄物」として通常の埋め立て処理ができないため、同省は3年以内に新規の処分場を確保するなどの工程表を示した。

 8千ベクレルを超える指定廃棄物は、福島県(2716トン)、東京都(980トン)、新潟県(600トン)、栃木県(525トン)、千葉県(400トン)の順で多い。最終的に13都道県で5万トンと見込まれる。これら廃棄物の処理は、発生した都道府県内で行われるのが原則で、既存の処分場の活用を最優先に進められる。

 工程表では、指定廃棄物が大量に発生し処理が困難な自治体がある場合、国が責任をもって3年以内に必要な新規処分場を確保することを目指す。候補地は国有地を使うことを念頭に選び、処分場が設置されるまでの間、焼却や溶融などの中間処理を行い、保管の負担を軽減するという。福島県では双葉郡内に中間貯蔵施設を設置し、県外で最終処分する。

桐生市 がれき受け入れへ 風評被害不安の声も

2012-04-06 10:00:00 | 原子力関係
桐生市 がれき受け入れへ 風評被害不安の声もより転載

2012年4月1日東京新聞

 東日本大震災による岩手、宮城両県のがれき受け入れを亀山豊文市長が表明した桐生市は三十一日夜、同市新里町の市清掃センターで初の住民説明会を開いた。住民からは不安解消を求める意見が相次いだ。
 センターのある同町野地区、隣接する伊勢崎市赤堀町磯地区の住民ら約六十人が参加。環境省が制作した安全性を強調するビデオを紹介した後、亀山市長は「処理能力に余力があり、がれきの安全性が確認できたので受け入れ方針を決めた。受け入れ後も安全性の確認に万全を期したい」と理解を求めた。
 「バグフィルター(吸着装置)では(放射性セシウムを)ゼロまで除去できないのではないか」という住民の指摘に、センター側は「これまでもセンターで定期的に測っているが不検出」と答えた。
 また「福島県では、がれきが堤防造りに必要と聞く。わざわざ運び込まなくてもいいのでは」との意見や「農作物に風評被害のないようにしてほしい」「観測地点の選定に地元の意見を入れて」との要望もあった。
 市は五日午後七時から市民文化会館で、市民向けの説明会を開く予定。 (川口晋介)

福島原発事故後に急増している市長の急死、心不全、心筋梗塞まとめ

2012-04-06 10:00:00 | 原子力関係
僕は、昨年原発事故が起こってから一貫して今回の福島原発事故はチェルノブイリの10倍以上の被害が出ると予告してきました。
秋口から人がバタバタと死んでいくと言い続けてきましたが、遂にその日がやってきたのだな、と思わざるをえません。
チェルノブイリでは百万人が死亡したと言われていますが福島原発事故による死者は五百万人から一千万人は超えると断言しても良いです。
危機感や不安を仰ぐと批判されてもかまいません。
予想は予想、でも事実は事実です。
過去の事故の教訓から未来はある程度予測できると思います。


(2012.4.3)福島原発事故後、現職の市長の急死が相次いでいます。現在確認されているだけで、過去10ヶ月間に市長6人及び、副市長1人が急死、加えて1人が心不全による病気療養を理由に辞任しています。より転載

説明:(2012.4.3)福島原発事故後、現職の市長の急死が相次いでいます。
現在確認されているだけで、過去10ヶ月間に市長6人及び、副市長1人が急死、加えて1人が心不全による病気療養を理由に辞任しています。
また、福島県伊達市の仁志田昇司市長も先月、急性の心筋梗塞で県立福島医大に救急搬送されています。
1年間に現職の市長6人が急死した例は過去には確認されていません。

過去10ヶ月間に急死した現職の市長及び副市長は、埼玉県日高市長(73歳)、新潟県燕副市長(58歳)、愛知県尾張旭市長(67歳)、栃木県那須塩原市長(67歳)、山口県長門市長(75歳)、大阪府守口市長(66歳)、千葉県勝浦市長(59歳)の7名です。

過去10ヶ月間に心不全、心筋梗塞、大動脈瘤破裂などの心血管系疾患だと診断された現職市長は、4名です。

福島原発事故後の急増する突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患、脳梗塞に関するツイート
http://matome.naver.jp/odai/2131334318252184601

セシウム137による不妊化、心疾患、心不全をはじめとする人体への影響まとめ
『心筋細胞にセシウム137が取り込まれると、エネルギーの合成ができなくなり、突然死につながる』
http://matome.naver.jp/odai/2130162797765531901

univue 利回り氏
栃木県の那須塩原市長も急死したけど現職中急死は確率的によくあることなのだろうか RT @pooooooh3 @KinositaKouta: 埼玉県日高市長が瓦礫の焼却試験に立会、その1週間後に心筋梗塞でお亡くなりに…瓦礫焼却が直接の原因とは言いきれませんが…
2012.04.03 15:18 twitter
現職の市長の死去・体調不良
(2012.3.31)埼玉県日高市の大沢幸夫(おおさわ・よしお)市長、心筋梗塞のため死去(73歳)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120331/stm12033122390005-n1.htm

(2012.3.14)福島県伊達市の仁志田昇司市長、急性の心筋梗塞で県立福島医大に救急搬送
『3月14日、急性の心筋梗塞で県立福島医大に救急搬送されていました。
一命は、とりとめた、とのこと。』
http://prepper.blog.fc2.com/blog-entry-222.html
http://www.city.date.fukushima.jp/profile/mayor/index.html
http://www.city.date.fukushima.jp/profile/aisatu.html

(2012.3.28)新潟県燕市の菊地剛副市長、閉塞性黄疸のため入院先の長岡中央綜合病院で死去(58歳)
http://suzukitsutomu.seesaa.net/article/260756722.html
>http://www.kenoh.com/2012/03/28kikuchi.html

(2012.2.7)愛知県尾張旭市の谷口幸治市長、膵臓がんのため、名古屋市千種区の県がんセンターで死去(67歳)
http://www.47news.jp/news/2012/02/post_20120207125430.html

(2011.12.27)沖縄県宜野湾市の安里猛市長、心不全による病気療養中のため市長職を辞任する意向(59歳)
http://www.47news.jp/localnews/okinawa/2011/12/post_20111227105157.html

(2011.12.4)栃木県那須塩原市の栗川仁市長、胸部大動脈瘤(りゅう)破裂で死去(67歳)
http://www.asahi.com/obituaries/update/1204/TKY201112040369.html

(2011.10.8)山口県長門市の南野京右(のうの きょうすけ)市長、ぼうこうがんで死去(75歳)
『膀胱に悪性腫瘍が発見されたため8月1日に阿野徹生副市長を市長職務代理者に指名して入院療養に努めた。しかし現職のまま同年10月8日、膀胱癌のため宇部市内の病院で死去』
http://www.47news.jp/localnews/yamaguchi/2011/11/post_20111115132035.html

(2011.7.1)大阪府守口市の西口勇市長が病気療養のため退職届(66歳)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110701/elc11070113590000-n1.htm
(2011.7.27)大阪府守口市の西口勇前市長、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去(66歳)
https://twitter.com/#!/k_nishibata
『退任から1ヶ月も経たないうちの死去』
『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎で、高齢者に多く発症』
http://tomohito.blog.so-net.ne.jp/2011-08-08

(2011.6.12)千葉県勝浦市の山口和彦市長、肺がんのため死去(59歳)
『4月中旬からせきが続くなどして体調を崩し、5月7日に肺炎と診断されて入院し、同9日から公務を離れていた。 』
http://www.asahi.com/obituaries/update/0612/TKY201106120180.html
元市長・前市長死去:
(2012.3.24)桐生市の日野茂元市長、急性肺炎のため死去(73歳)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120327ddlk10060211000c.html

(2012.2.22)滋賀県守山市の高田信昭氏(たかだ・のぶあき)元市長、老衰のため栗東市内の病院で死去(90歳)
http://www.47news.jp/news/2012/02/post_20120222143903.html

(2012.2.3)「市建国記念の日奉祝会」会長、長崎県佐世保市の桟熊獅元市長、胃がんで死去(88歳)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120212/01.shtml
http://www.asahi.com/obituaries/update/0207/SEB201202070013.html

(2012.2.21)千葉市の松井旭氏(まつい・あさひ)元市長、肺炎のため死去(84歳)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120221/lcl12022118330005-n1.htm

(2011.12.11)神戸市の笹山幸俊(ささやま・かずとし)前市長、消化管出血のため神戸市の病院で死去(87歳)
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201112100088.html

(2011.12.14)福島県郡山市の青木久元市長、肺炎のため郡山市の病院で死去(89歳)
http://www.47news.jp/localnews/hukushima/2011/12/post_20111217101834.html

(2011.7.28)高知市の松尾徹人(まつお・てつと)前市長、膵(すい)がんのため南国市の高知大学医学部付属病院で死去(64歳)
http://www.47news.jp/news/2011/07/post_20110729185253.html
市議:
(2012.3.14)宮崎市議の岩井一氏、急性心不全のため死去(46歳)
『環境・エネルギー問題対策特別委員会副委員長を務めていた。』
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20120314ddlk45060481000c.html

(2011.12.16)元衆院議員で元奈良市長、奈良県議の鍵田忠兵衛(かぎた・ちゅうべえ)氏、心不全のため死去。(54歳)
http://www.asahi.com/obituaries/update/1216/OSK201112160163.html

(2011.11.2)静岡市議会議長の石川久雄氏、心不全のため静岡市清水区の病院で死去(73歳)
http://www.47news.jp/localnews/shizuoka/2011/11/post_20111102164857.html

武田邦彦先生ノート 5

2012-04-06 09:00:00 | 原子力関係
正しく認識した方が解決が早くなる・・・なぜ1年1ミリを隠したか?より転載


(計算の一部を間違えましたので、修正して再掲載します。またこの記事で「肺がん」としているのは、「気管、気管支、肺がん」を合計したものです。少しずつ厳密にしていきます。)

ここでは多くの反撃は予想されますが、タバコと肺がんの関係についてその基本的なデータの解説を行います.私はなぜタバコのことが書きたくなるのか?その理由が自分でもわからなかったのですが、最近、それはハッキリとわかってきました。まずタバコのことを話す前に、私は次のことはよくわかっていることを確認しておきます.


1) タバコを吸うと呼吸器系の障害が起こる確率が高くなることが医学的には明らかになっている、

2) タバコの煙が我慢できないほどのストレスになる人がおられること、

3) 呼吸器系が弱く、大変に苦しんでいる方が多いこと、

4) 原発の問題が大変な時に、タバコのことを書いて反撃を受けるのは不利になるとご心配される方がおられる、

しかも、私自身はタバコを吸いません。でも、それだからこそ、私はタバコの問題を取り上げたいし、それが子供の被曝を減らす一つの力になると思っているからです。

・・・・・・・・・

この図は喫煙率と肺がんの発生数を示したグラフで厚労省などの公的機関から出ているものです。まず第一に喫煙率が下がると肺がんが増えるという常識とは逆の関係になっています。

でも、この記事では「禁煙運動」、つまり「タバコをすうと肺がんになる」という話が「誠意のある言い方か」というのに絞ります。この話が出てきたのは20年前の1990年以後ですが、その時点での喫煙者の数と肺がんの数との関係をこのグラフから計算してみましょう。

1990年の成人男性は約5000万人(調査上の問題あり)、同じく1990年の男性の肺がん死亡者は約1万4000人(タバコを吸うと肺がんになる危険性が1.6倍になるというデータから計算)です。つまり、タバコを吸っている人が1万人いるとそのうちその1年には2.8人が肺がんで死亡するということを意味しています。

・・・・・・・・・(冷静に読んでください)・・・・・・・・・

私の親しい医師は「心臓や脳の病気より、今はガンの方が良い。だから武田さん、ガンは平気ですよ」とアドバイスをしてくれます。少し表現が問題ですが、ある人が「俺は肺がんで死にたいからタバコを吸おう」と思ったとして、それは現実的でしょうか? もう少し精密に計算をしてみます。

1990年に死亡した人は男性で約50万人ですから、そのうちタバコを吸っていた人は30万人ということになります。また、肺がんで死んだ男性の内、2.8万人がタバコを吸っていて、1,8万人が吸っていなかったので、その差は1万人です。

つまり、ざっとした計算をすると、もし今までタバコを吸っていなかった人が、「タバコを吸って肺がんになろう」と決意したとします。その人が一所懸命、タバコを吸っても、30万人に1万人、つまり30人に1人ということになります。

・・・・・・・・・

この「30人に1人」というタバコを吸うことによって肺がん死になる人の確率をどのように考えるべきでしょうか? まず「タバコを吸うメリット」の方から見てみましょう(カッとならないように)。

ある高校の同窓生60人の人が高等学校を卒業してまもなく、約半分の人が20歳でタバコを吸い始めたとします。それは1930年のことでした。それから60年、ずっとタバコを吸い続けた30人が1990年にお亡くなりになり、そのうちの2人が肺がんで死にました。またタバコを我慢していた30人亡くなりましたが、肺がんで死んだ人は1人でした。

確かにタバコを吸っていた友達のうち2人が肺がんで亡くなりましたが、タバコを吸っていなくても1人は肺がんでしたから、その差はわずか1人。人によって感じ方が違うと思いますが、ある人は「えっ!60年も好きなタバコを我慢しても、2人が1人になるだけ?! それなら俺は吸うよ」という人もいれば、「俺は我慢は平気だ。禁欲的生活が好きだからたとえ1人でも我慢する」という人もいるでしょう。

つまり、人生そのものはその人のものですから、データを提供する人はあくまでも「正しいデータを正確に」提供すれば良いのであり、神様ではないのですから、「こうした方が良い」などと言う必要は無いのです。

禁煙運動を進めている人は熱意が溢れて、「タバコを吸うと肺がんになる」と言っておられますが、これは少し言いすぎで「タバコを吸うと、肺がんになる比率自体は低く、30人に1人ぐらいですが、やや危険なので注意をした方が良いでしょう」と言うぐらいが適切と思います。

・・・・・・・・・

タバコが呼吸器を痛めることは確かです。タバコの臭いが嫌いだったり、煙で苦しむ人がいることも確かです。でも、だからといってタバコを吸うことによって30人に1人しか肺がん死が増えないのに「タバコを吸うと肺がんになる」と言うのは「脅し」の一種でもあるでしょう。

むしろ、「タバコを吸って肺がんになる可能性は少ないけれど、人に迷惑をかけるから自重したら」というぐらいが誠意ある言い方のように私は思います。ところで、グラフが示すこと={喫煙率が下がると肺がん死が増える}と、「副流煙は喫煙の危険性の40分の1だから、副流煙を吸って肺がん死になろうとしても、1200人に1人になり、ほぼ関係がない」ということについてまたジックリと考えてみたいと思います。

ところで、私が「損」を承知でタバコのことを取り上げたのは、最近、深く考えることがあるからです。それは「事実→解析→意見→感情」と進むのがまともで誠意ある道筋ですが、識者と言われる人の言動をみると「周囲→損得→意見→事実」となっていて、それを一般の人に言うと、一般の人が「周囲→感情→意見」になっているので受け入れやすいという識者の作戦のように見えます。

「私がタバコを吸うかどうか」という「喫煙が是か非か」とはまったく関係のないことが問題になるということは、現在の社会が「損得で発言が変わる」ことを前提にしているように思えます。

特に評論家の方は「現場」と少し離れているので、事実に対する重みが少なく、自分が接している相手が「受け入れやすい」ほうに流れるような気がします。つまり、「タバコを吸っても肺がん死が増えるのは30人に1人か!」と判っても、社会が「タバコを吸うと肺がんになる」と決まっていたら、データを言わないとか、データがウソだということ(自分の損得のためにデータを取捨選択する)の方に舵を切るのです。

これもどはっきりしたデータがあっても、「タバコを吸うと肺がんになる」と言われたのですから、この日本社会では「みんなで言えば」なんでも通るのです。誠意をもってデータを提供しても罵倒されるだけの社会、それはまさに「村八分」、「魔女狩り」の社会のように私には見えます。それとも「庶民はバカだからデータではなく、結論だけを教えればよい」という日本の知事によく見られる現象です。

福島原発で、子供が被曝しても心が痛まなかったり、法律で1年1ミリと決まっていてもそれを口に出さなかったりする原因がわかったような気がします。

(平成24年3月14日)
武田邦彦