大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

東電常務が白河で謝罪 若松、喜多方でも 

2012-04-13 17:00:00 | 原子力関係
東電常務が白河で謝罪 若松、喜多方でもより転載

 東京電力の宮本史昭常務は5日、福島第一原発事故発生後初めて白河市を訪れ、鈴木和夫市長に謝罪した。
 宮本常務は「多方面に迷惑と損害を掛けてしまったことをおわびする。万全の補償に向け努力している。分かりやすい迅速な情報公開にも努めたい」と述べた。鈴木市長は「実害を被った生産者などへの速やかな賠償をお願いしたい。自主避難者等への賠償を受け入れたのも当面はやむを得ないと判断したにすぎない。東電は事業者としての責任は重く、誠意をもって当たってほしい」と述べた。
 東電側からは新妻常正福島原子力被災者支援対策本部副本部長らが一緒に訪れた。
 東電側は同日、喜多方市と会津若松市も訪れ、謝罪した。

【写真】鈴木市長(手前)に謝罪する宮本常務(左)
(2012/04/06 09:30)

内部被ばく検査名簿を紛失 川俣町民21人分 

2012-04-13 16:00:00 | 原子力関係
内部被ばく検査名簿を紛失 川俣町民21人分 より転載
 県は5日、県の内部被ばく検査を4日に受けた川俣町民の名簿76人分のうち21人分を紛失したと発表した。県によると、紛失したのはA3判の2枚組の名簿のうち1枚。10代から70代ぐらいの受検者の名前、性別、生年月日、住所、電話番号が記されていた。
 県によると、4日午前7時ごろ、川俣町保健センター前の駐車場で、受検者の移送を受託している名鉄観光サービスのバス添乗員が持っていた名簿2枚を強風で飛ばされた。
 添乗員は名簿の紛失を会社に報告していなかった。5日午前、紛失した2枚のうち55人分が記載されている1枚を川俣町民が発見し町役場に届けた。同日午後になって町が県と名鉄観光サービスに報告し、紛失が分かった。
 添乗員はバスに乗車する受検者の確認用と、検査機関である茨城県東海村の日本原子力研究開発機構(JAEA)への提出用の計2部を持っていた。
 提出用の名簿は名鉄観光サービスが処分することになっているが、実行されたかどうかは今のところ確認できていないという。
 県は6日に名鉄観光サービスの責任者を県庁に呼び、事実関係の説明を求めるとともに、名簿管理態勢の改善を求める。
 大平正芳保健福祉部次長、馬場義文地域医療課長が会見し、陳謝した。
(2012/04/06 09:31)福島民報

県「信じられない認識」 官房長官の原発再稼動地元同意「義務ない」発言 

2012-04-13 15:00:00 | 原子力関係
県「信じられない認識」 官房長官の原発再稼動地元同意「義務ない」発言 より転載
 藤村修官房長官が5日午前の記者会見で、原発の再稼働に地元の同意は必ずしも前提条件とはならないとの認識を示したことを受け、福島第一、第二原発の全10基の廃炉を国と東電に求めている県企画調整部は「仮に他県の原発を念頭に置いた発言だとしても、本県の原発事故の現状や県民感情を考えれば信じられない認識だ」と反発。「原発の立地、稼働に地元の同意が必要なのは当然。同意なしに再稼働はあり得ない」とした。
 県は全基廃炉を最上位計画の県総合計画、今後10年間の復旧・復興の指針となる県復興計画に盛り込んでいる。枝野幸男経産相、細野豪志環境相兼原発事故担当相も全基廃炉は不可避との認識を示していた。
 東電は大規模損壊した第一原発1~4号機については廃炉を表明し、3月30日に公表した平成24年度の電力供給計画でも電気事業法に基づき今月19日付で電源として廃止すると明記した。しかし、現在冷温停止中の第一原発5、6号機と第二原発の1~4号機については明確な方針を示していない。
(2012/04/06 09:33)福島民報

山開き断念相次ぐ 県内、高線量理由に 

2012-04-13 14:00:00 | 原子力関係
山開き断念相次ぐ 県内、高線量理由に より転載


 東京電力福島第一原発事故に伴う放射線の影響を懸念し、県内で今年の山開きを中止するケースが出ている。福島民報社の調べでは、いわき市の鬼ケ城山、二本松市の羽山など少なくとも10カ所で、放射線量が高いことを理由にイベントを取りやめた。例年通り実施する山では、放射線量を測定して公表する動きが広がっている。

■登山は規制せず

 放射線量を理由に山開きイベントを中止したのは、鬼ケ城山、羽山の他、二本松、田村、川俣、浪江、葛尾5市町村にまたがる日山、伊達市の霊山、川俣町の長寿山・太郎坊山と福沢羽山、花塚山、口太山、高太石山、桑折町の半田山。
 鬼ケ城山は、麓の駐車場や登山口付近などは高圧洗浄機を使い除染したが、登山道の大部分は手付かずで、高い地点では毎時1.5マイクロシーベルトあるという。家族連れの登山客が多いことを考慮し中止した。登山自体は規制しておらず、管理する「いわきの里鬼ケ城」の担当者は「登山客から問い合わせがあれば、放射線量の測定結果を伝えたい」と話す。
 日山は原発事故に伴う避難区域にまたがることから山開きを断念した。
 県内ではこの他、震災や水害で被害を受けた山林などの復旧が完了していないことから山開きイベントをしない所もある。

■試金石

 15日に山開きイベントを実施する川俣町の女神山では、地元有志でつくる「女神山を愛する会」のメンバーが登山道の草木の刈り払いなどをしてハイカーを待っている。今年はいつもの作業に放射線量測定が加わり、雪解け前から数回に分け、登山道5、6カ所で測定した。
 数値が高い所でも、毎時0.5マイクロシーベルトほどだが、例年、登山客に配っている登山マップに放射線量を記載する予定。蓮沼昇会長(78)は「山林内の放射線量が高いのではないかと心配する声が登山客から寄せられている。実際の数値を知り、安心して登山してほしい」と話す。
 県北地方と比べて放射線量が低い会津地方でも測定の動きが広がっている。檜枝岐村は、田代山・帝釈山の登山口や、会津駒ケ岳の登山道で毎日、空間放射線量を測定して結果をホームページで公表する取り組みを今月中にも始める。担当者は「県外から見れば同じ福島県。昨年は関西地方からの客足がほとんど途絶えた」と嘆く。
 天栄村の二岐山でも線量を測定する計画だ。山開きを担当する村生涯学習課の根本容作係長(50)は「春には観光シーズンが本格化する。どう風評被害を払拭(ふっしょく)して登山客の入り込みを確保するかが、村の観光の今後を占う試金石になる。山開きを観光客の呼び水にしたい」と言葉に力を込めた。

■洗い流して

 県放射線健康リスク管理アドバイザーの高村昇・長崎大大学院教授は登山中の被ばくについて「山林の除染はあまり行われていない状況だが、極端に線量が高い地域があるとは思えない。局地的に高くても、山に滞在するのは数時間で心配する必要はないだろう」との見方を示す。その上で、登山後に衣服や体に付いた土ぼこりを洗い流す対応を勧める。
 一方、「空間線量を把握することは大切」として、自治体などが登山道の空間線量を測定、公表する取り組みは意義があるとしている。

【写真】山開きに向けて登山道の整備に励む会員=川俣町・女神山
(2012/04/06 15:34)福島民報

兵庫産ワカメ高値の春 例年の2倍の価格で取引 

2012-04-13 13:00:00 | 学習
兵庫産ワカメ高値の春 例年の2倍の価格で取引より転載 


刈り取ったばかりのワカメの加工作業が進む。今年は濃い緑色で質がいい=南あわじ市阿那賀

 全国有数の生産量を誇る兵庫県のワカメが、例年の約2倍の価格で取引されている。今年は、毎年心配される色落ちがほとんどない上、大産地の宮城、岩手県が東日本大震災で受けた被害の回復ができず全国的に供給量が少ないのが理由。(大月美佳)
 各県漁連によると、ワカメの2010年の生産量は、岩手の約1万9350トンが全国トップ。宮城(約1万6千トン)、徳島(約7千トン)と続き、兵庫は4位の約3050トンだった。
 しかし震災で養殖施設の多くが被害を受けた影響で、昨年は岩手で約500トン、宮城で約3千トンに激減。今年は岩手が例年の6~7割、宮城が7~8割に回復する見込みだが、供給不足が続いているという。
 兵庫県内産ワカメの3分の2以上を生産する南あわじ漁業協同組合によると、兵庫は生産量が例年よりやや多い上、昨秋の台風12、15号をはじめ、降雨で海に栄養分が流れ込み「近年まれにみる高品質」という。例年1キロ約500円のものが800~千円で流通する。
 同組合の小磯富男組合長(57)は自身のワカメ加工場は昨秋の台風で全壊した。「(兵庫と徳島が手掛ける)鳴門ワカメと(東北の)三陸ワカメは互いに日本一を目指してブランド競争をしていた仲。同じ漁師として一日も早い復興を望んでいる」と話す。
(2012/04/06 10:29)神戸新聞

爆弾低気圧:大気境界下がり渦発生…台風そっくりの構造に

2012-04-13 12:00:00 | 学習
爆弾低気圧:大気境界下がり渦発生…台風そっくりの構造により転載
毎日新聞 2012年04月06日 21時18分(最終更新 04月06日 22時53分)


爆弾低気圧が発達したメカニズム

 全国に暴風雨をもたらした「爆弾低気圧」の成因について、気象庁気象研究所は6日、対流圏とより上部の成層圏の境目(対流圏界面)がくぼみ、その境目に沿い気流が上昇したことで、きれいな渦を巻く台風に似た構造になったとする分析結果を公表した。【池田知広】
 一般的に気象の変化が起こるのは対流圏までで、対流圏界面はいわば気象現象の「天井」となる。気象研によると、地球規模の大気の蛇行に伴い、対流圏界面が通常の高度1万メートル付近から5500メートル付近まで下降。これが低気圧の西側に位置したため、くぼみの下部から界面に沿って気流が上昇する形となった。
 また対流圏界面が降下した影響で、気圧の谷が日本海上でも列島の近くに入り込み、東シナ海の暖かく湿った空気(暖湿流)が対馬海峡を通って気圧の谷へ流入。暖湿流の水蒸気が上昇して凝結する際に放出された熱で、低気圧付近の上昇気流が一層強められた。

人工「地震」で地下構造調査 富士川河口断層帯など

2012-04-13 11:00:00 | 原子力関係
人工「地震」で地下構造調査 富士川河口断層帯などより転載
(2012/4/ 6 15:09)静岡新聞

調査区間で地震計などを地面に取り付ける作業員ら=6日午前11時10分、富士市
 静岡大防災総合センターと帝京平成大は6日、富士川下流域の富士川河口断層帯と、糸魚川―静岡構造線を結ぶ区間で地下構造の調査を始めた。大地震を引き起こす可能性がある周辺の断層群の詳しい地下構造や海側から沈み込むフィリピン海プレートとの関係などを解明するのが目的。同区間の調査は初めて。
 調査は15日まで、富士市大淵から富士宮市、山梨県南部町を経由して静岡市葵区梅ケ島まで、計約36キロの区間で行う。期間中、大型起震車や火薬で人工的な「地震」を起こし、地下深部から地表に戻ってくる反射波と屈折波を地震計で捉え、地殻の構造などを調べる。
 富士川河口付近から北方向に延びる富士川河口断層帯は、駿河トラフの海溝型地震と連動してマグニチュード(M)8級の地震が発生する可能性が指摘される。県東部から神奈川県西部にかけての地域の地下には、フィリピン海プレートと陸側のプレートの境界があるとされるが、詳しい地下構造や断層帯との関係は分かっていない。
 これまでに周辺で行った調査結果などと併せて、巨大地震を引き起こすプレート境界の位置などを特定する手掛かりにする。
 昨年、東大地震研究所が今回の調査より東側の裾野市―小山町―山梨県富士吉田市の区間約34キロで地下構造調査を実施し、富士山南東部にプレート境界がある可能性が高いことをつかんでいる。

鳩山由紀夫ノート

2012-04-13 10:20:00 | 学習
新ベンチャー革命さんのブログはとても参考になります。
特にアメリカの権力者の動向について鋭く分析しています。
自分の知らない世界を分かりやすく解説してくれていてとても為になります。

鳩山元首相、日本政府の制止を振り切ってイランへ:オバマとの絶妙の連携プレイか?悪徳ペンタゴン外務省よ、ザマーミロ!より転載

1.鳩山元首相、周辺の制止を振り切って、イラン訪問へ

 鳩山元首相が2012年4月6日、イランに向けて出発しましたが、その直前、本人がブログに決意表明しています(注1)。

 本件、野田政権も日本政府も中止するよう要請していますが、鳩山氏はそれを拒否しています。さらにルース米大使も懸念していると新聞報道されていますが、中止しろとは言っていないようです。

 鳩山氏はこれらの反応を承知した上、中止要請を振り切っています。

 本件を報道する日本のマスコミの記事を読むお人好し日本国民は、鳩山氏は何を考えているのか、非常識も甚だしいと感じるでしょう、なぜなら、欧米諸国はイランの核開発に反対して、イランとの貿易を制限しており、日本もそれに同調しているからです。

 さて、本ブログでは鳩山氏のイラン訪問を批判的に報道する日本の大手マスコミを悪徳ペンタゴン日本人勢力とみなしています。

なお上記、悪徳ペンタゴン日本人勢力および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。

2.鳩山氏は悪徳ペンタゴン日本人勢力を挑発しているのか

 上記の悪徳ペンタゴン・マスコミの報道振りから、誰もがわかるのは、鳩山氏が悪徳ペンタゴン日本人勢力(野田政権含む)と対立しているということです。本ブログは依然として民主党の小沢・鳩山グループ(小鳩グループ)を支持しています。その最大の理由は、両グループはアンチ悪徳ペンタゴンであり、対米自立志向であるからです。ここで断っておきますが、両氏は決して単なる反米ではなく、反・米戦争屋です、誤解なきように・・・。

 鳩山氏は2010年6月、無念の首相辞任を余儀なくされています(注2)が、本ブログでは鳩山氏を辞任に追い込んだ元凶は外務省に巣食う極め付き悪徳ペンタゴン官僚だと思っています。

 だから、鳩山氏の行動は彼ら悪徳ペンタゴン日本人勢力に対する挑発である可能性があります。

3.鳩山氏は米国戦争屋の仕返しを恐れていない

 今回の鳩山氏の行動は米国戦争屋ジャパンハンドラー連中の神経を逆撫でする挑発ですから、その仕返しが怖いので、普通ならこんな行動をとらないはずですが、あえて、挑発に踏み切っているわけです、なぜでしょうか。

 上記の疑問を解くには、直近のイラン情勢を観ておく必要があります。アンチ戦争屋かつアンチ・ネオコンであるオバマ米大統領は米国をイラン戦争に巻き込みたくないという信念を持っていることはすでにわかっており、オバマはこれまでイスラエルにイラン攻撃を自制するよう説得してきました。その甲斐あって、12年いっぱいは少なくとも、イラン戦争はなさそうであることが確認されています(注3)。

 要するに、米国内において、対イラン戦略に関し、日本の悪徳ペンタゴン勢力を仕切る米国戦争屋(現在、米国政権から下野している)の意向よりも、米国の正統政権であるオバマ政権の意向の方が、優勢になっていることを意味します。

 鳩山氏はこのような米国内政治情勢を踏まえて、イラン訪問を実行しているのは間違いありません。

 鳩山氏はイランに核兵器開発を止めるよう要請すると公言しています(注1)が、オバマがイスラエルにイラン攻撃を止めろと言っていることと辻褄は合います。いすれにしてもオバマは立場上、イスラエル説得のためイスラエルには行けても、イラン説得のためイランに行くことは不可能ですから、誰か代理を立ててイラン説得をしたいはずです。

 一方、オバマ派のルース米大使が鳩山氏のイラン訪問を懸念していると悪徳ペンタゴン・マスコミが報じています(注4)。しかし、訪問中止を強く求めていないようです、現に、鳩山氏はイランに旅立ったわけです。

 要するに、鳩山氏はオバマ政権からの暗黙の了解の上で、イランを訪問したことがわかります。困ったのは悪徳ペンタゴン官僚の仕切る日本政府の方なのです。

4.今年の夏にイラン戦争が起きたら日本は大変なことになる

 2012年の夏、日本の54基の原発がほとんど停止します。同じタイミングでイラン戦争が起きて、ホルムズ海峡が封鎖されたら、日本は深刻なエネルギー不足となります。

 世界の石油価格を操作しているのは米戦争屋ボスのRF財閥であり、彼らはむしろこのようなオイル・ショックで儲けようと企んでいますから、オバマ・鳩山ラインの連携プレイで2012年にイラン戦争が中止されれば、困るのは米戦争屋ボスであって、われら日本国民にとって願ってもないことです。

 鳩山氏は日本の国益のためにイランに行って核兵器開発を止めさせると言っていますから、それはその通りなのでしょう。その意味で、ルース大使の言う“懸念”の意味は、アンチ戦争屋の鳩山氏が帰国後、米戦争屋に仕返しされるのではないかという“懸念”なのではないでしょうか。

 いずれにしても、野田政権、外務省、マスコミの悪徳ペンタゴン日本人勢力の鳩山批判姿勢は、米戦争屋の利益となっても、日本国民の利益では決してないことを、われら国民はちゃんと理解する必要があります。

青森・六ヶ所村「核施設」に活断層と東京湾に流れ込む放射能汚染水

2012-04-13 10:00:00 | 原子力関係
青森・六ヶ所村「核施設」に活断層と東京湾に流れ込む放射能汚染水(2)より転載
掲載日時 2011年06月24日 11時00分|掲載号 2011年6月30日 特大号

目前にある“人災”危機

 核施設を想定外の地震や津波が襲い、未曾有の被害を出すのは天災ではなく、人災である。
 「今すぐ日本中の核施設全てを廃炉にせよ」という国民の声もわからないではない。
 一方、我々の食卓に並ぶ農産物や魚介類にも安閑とはしていられない。

 漁業関係者が言う。
 「今はカツオ漁が真っ盛りです。今年のカツオは豊漁で型も大きい。ところが、銚子の漁師の中には、銚子から福島沖で捕れたカツオを銚子港で水揚げするのではなく、わざわざ清水港で水揚げする連中がいるんです。福島沖で捕れた魚を清水港で水揚げすれば“清水産”となる。魚は水揚げした港が産地になるので、これは決して偽装ではありません。しかし、消費者からすればたまったものではない」

 政府は、環境保護団体・グリーンピースの福島沖から周辺地域の水質調査の申し出を断ったが、文科省が5月に行った調査では、宮城県気仙沼から千葉県銚子沖の沖合にかけての広範囲で放射能汚染を確認した。
 これらの海洋汚染がいったい魚介類にどれほどの影響を及ぼしているのか、一刻も早い調査が望まれるところだ。
 それでは、福島沖からは250キロ離れ、直接、海流の流れも影響しない東京湾はどうか。これが実は安全とは言えないようなのだ。

 放射能に詳しい医師の話。
 「東京に降り注いだ放射能も非常に高く、東電が持っている資料と政府の発表する数値には三桁のズレがあるといわれています。しかも、セシウムは水に溶けやすいことから、多摩川や荒川から東京湾に流れ込む。これからも放射能の垂れ流しが続くことを考えると、かなりの汚染が進むでしょう。ことにアサリなどの魚介類、カレイ、キスといった底魚の汚染が心配されます。江戸前寿司も姿を消すかもしれません」

 こんな状況下、厚労省の関係者は言う。
 「当然、東京湾についても関係機関が調査はしていると思います。しかし、それが発表されないのは、まだ分析中か、混乱を招かないよう発表しないかのいずれかでしょう」

 何も発表されないからといって、安心というわけではないのだ。
 放射能汚染のモニタリングを地上10メートルの地点で行うよう指導している政府。放射能被害を過小にしたい姑息な魂胆がミエミエではないか。
 汚染が食卓に上る魚介類にも及ぶとなると、その補償は無限大に膨らむだけに、おいそれとは発表できないだけなのだ。
 漁業大国、日本の魚は日本海、九州産、外国産に限るという日がくるのも、そう遠くはないのかもしれない。

福島原発事故のこれから チェルノブイリ隠された男女生殖器機能不全の実態

2012-04-13 09:00:00 | 原子力関係
チェルノブイリ原発事故では百万人が亡くなったと言われていますが福島原発事故では五倍から十倍の死亡者が出ると自分は思っています。
こんな予測外れて欲しいけどね…。

福島原発事故のこれから チェルノブイリ隠された男女生殖器機能不全の実態(2)より転載
2012年4月6日 14時00分

 もし、出生率が低くなっているとすれば“フクシマの脅威”にさらされている私たちにとっても無関係ではない。国際電話で何人かのチェルノブイリ被曝者に当たってみた。
 「精神的なものもあるかもしれませんが、子供はできませんでした。放射線の被害じゃないかと何度もかけあいましたが、甲状腺がんではないので、『まずその可能性はないだろう』と。でもこっそりとドイツの知人医師に確認したら『まだ研究データが出ていないだけで、放射線被曝者の女性が不妊となりうる可能性は高い』ということでした」(ベラルーシの主婦・45歳)

 ソ連崩壊後、チェルノブイリはウクライナ共和国となり、賠償責任を問われることになったロシアの“政府御用達”学者たちは、偽データを流し続けたといわれている。極東事情に詳しい、ジャーナリストの田中健之氏が語る。
 「当時のソ連にとって原発被害に対しての医療は、人類で初めての経験だったので難航したという事情もあったでしょう。ウクライナは人種的に、ウクライナ系とロシア系に分かれており、政治がいま一つ安定していなかったこともあります。ただし、被曝者は住居も医療も無料で提供されていると聞きます。ベラルーシでも多くの放射性物質が飛散しましたが、同じく医療には今も手探りの感があるようです」

 事故から時が経ち、良識ある医師たちや関連団体の努力によって、今まで関係性が認められなかったさまざまな身体の異常に対しても、ようやく着目されるようになってきたという。

 そんな中、衝撃的なリポートの存在が明らかにされつつある。
 「実態ははるかに深刻だ。旧ソ連初代大統領ゴルバチョフ氏の科学顧問を務めたロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士を中心とする研究グループが、2009年にまとめた報告書『チェルノブイリ-大惨事が人々と環境に及ぼした影響』(原題Chernobyl :Consequences of the Catastrophe for People and the Environment)は、英語だけでなくロシア語、またウクライナ、ベラルーシ現地の膨大な記録や文献から、犠牲者数を少なくとも98万5000人と見積もっている」

 これは、福島の原発事故を受け、より正確な被害報告を日本国内にもいち早く知らしめるために立ち上げられた『チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト』(http://chernobyl25.blogspot.com/)という研究サイトの発信文だ。
その内容は、日本政府のゆるい見識を戒めるのに十分な言葉で埋め尽くされている。