大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

<大飯原発再稼働>関西電力、政治判断に期待

2012-04-08 17:00:00 | 原子力関係
<大飯原発再稼働>関西電力、政治判断に期待より転載
毎日新聞 4月3日(火)21時27分配信
 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を巡る首相と関係3閣僚による協議が3日、始まったことで、早期再稼働を求めてきた関電は「一つ段階が進んだ」(幹部)として、政治判断に期待を募らせる。ただ、焦点になっている「地元」の範囲については依然不透明で、協議の行方次第では、今夏の電力不足や関電の経営悪化への懸念も高まる。

 ◇「今夏の電力13.9%不足」

 冬の節電要請期間中(昨年12月19日~今年3月23日)に、電力不足の事態には至らず、4月も供給余力(予備率)3.4%を確保できる見通し。ただ、発電電力量に占める原発の割合が約5割(10年度)と高い関電にとって、全停止の状態で夏を迎えると、供給力不足への懸念が一気に高まる。関電は3月、全停止の場合、今夏は13.9%の電力不足の恐れがあるとの試算を公表。2基が稼働した場合でも5.4%の不足が生じるとしている。今夏の電力需給見通しは精査中だが「原発の有無で供給力も節電の規模も変わる」(幹部)と政治判断を注視する。

 また、原発の代替電源となる火力発電などの燃料費負担も関電の経営に重くのしかかる。11年度の燃料費は前期比約5000億円増の1兆3000億円となる見込みで、全停止が続けば今年度は追加負担が約4000億円分増える見通し。その場合、電気料金の値上げも不可避な事態になる。

 ◇「地元」対象どこまで

 さらに、再稼働に関する「地元」の範囲を巡る周辺自治体の主張はさまざまで結論を見いだせておらず、不確定要素として残る。先月23日の定例記者会見で八木誠社長は「原子力の安全対策の説明はすべての皆さんが対象」と述べ、広く社会の理解を求める意向を示した。しかし一方で、「これまで地元の理解を賜りながら事業を運営してきた経緯を踏まえ、福井県や立地市町には議会や行政の求めに応じて、理解を賜る活動をしていきたい」として、福井県と周辺自治体とは区別する認識を明確にしている。

 大和証券キャピタル・マーケッツの阿部聖史アナリストは「重要なポイントは野田佳彦首相らが原発の意義・再稼働の必要性について一致した明確なメッセージを発するか否か」と指摘する。【横山三加子】

バラまかないで!震災がれき 燃やさないで!放射能ごみ ~放射性物質に汚染された廃棄物についての要望書~

2012-04-08 16:00:00 | 原子力関係
バラまかないで!震災がれき 燃やさないで!放射能ごみ~放射性物質に汚染された廃棄物についての要望書~より転載

要望書全文

内閣総理大臣 野田 佳彦 殿
環境大臣 細野 豪志 殿

バラまかないで!震災がれき 燃やさないで!放射能ごみ
~放射性物質に汚染された廃棄物についての要望書~

ストップ!放射能ごみプロジェクトチーム


東京電力の起こした未曾有の原発事故により降りそそいだ放射性物質は、震災がれき、家庭から出るごみ、下水の処理で出る汚泥などの廃棄物の放射能汚染もひき起こしました。

これらの放射性物質に汚染された廃棄物※1を今までと同じ施設で処理しているために、処分場から放射性物質が漏れ出しているおそれがあります※2。政府は震災がれきの全国での広域処理を進めていますが、現状での広域処理は汚染の拡散につながりかねません。放射性物質のこれ以上の拡散を防ぐため以下を強く要望するとともに、当事者である東京電力にはよりいっそう誠意ある対応をしていただくようご指導をお願いします。

私たちは、今回の原発事故によって新たな被ばくの危険にさらされることとなりました。人々、特に子どもたちの健康を守るため、省庁の枠を超え協力し、外部被ばくと内部被ばく(呼吸・食品)のすべてを合わせた一般公衆の線量限度「年1ミリシーベルト」を尊重した施策の実施を切にお願いいたします。

放射性物質に汚染された廃棄物※1 は、広域に拡散せず、まとめて処理してください。

放射性物質に汚染された廃棄物※1 は、できるだけ焼却処理をしないでください。やむを得ず焼却する場合は放射性物質対策をした専用焼却炉で焼却してください。

放射性物質に汚染された廃棄物※1 の処理にあたっては、放射性物質対策を強化してください。特に最終処分については、従来の埋め立て処分の対策強化だけではなく、構造物に保管しておくなどの新しい方法を早急に検討・実用化してください。

放射性物質に汚染された廃棄物※1 は、放射性物質の放射能レベルが十分に低くなるまでの間、放射性物質が漏れ出さないよう計画的に管理してください。

※1 東京電力の原発事故により放射能汚染された、放射性物質を含む震災がれき、一般ごみ、下水汚泥、焼却灰、除染ごみ等。
※2 群馬県伊勢崎市の最終処分場の放流水から、2011年7月15日、8月10日、9月12日に、国の基準値以上の放射性セシウムが検出されている。

原発再稼働に暫定基準…首相、とりまとめ指示

2012-04-08 16:00:00 | 原子力関係
原発再稼働に暫定基準…首相、とりまとめ指示より転載
読売新聞 4月3日(火)21時16分配信
 野田首相は3日、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、枝野経済産業相ら関係閣僚と初会合を開き、東京電力福島第一原発事故を踏まえた新たな安全基準を早期にとりまとめるように指示した。

 政府は週内に開く次回会合で基準案を示し、福井県などへの再稼働要請に向けた最終調整に入る。

 野田首相は初会合で「再稼働の判断基準がわかりにくいとの指摘がある。福島第一原発事故の原因分析を踏まえ、安全の暫定的な基準を整理してほしい」と述べた。藤村官房長官、細野原発相のほか、民主党の仙谷由人政調会長代行らも出席した。

 新たな基準は、福井県の西川一誠知事が再稼働容認の条件の一つとして、国に求めていた。経産省原子力安全・保安院は、事故時に原子炉圧力を下げて破損を防ぐ装置の強化や、非常電源の多重化など30項目の安全対策を策定しており、新たな基準は、一連の対策をわかりやすく整理して示すものとみられる。再稼働に向け、ハードルが高くなることにはならない見通しだ。

大飯原発再稼働へ新安全基準、政府が最終決定

2012-04-08 15:00:00 | 原子力関係
日本嘘つき政府が何を決定する資格があるのでしょうか。

読売新聞 4月6日(金)18時54分配信より転載

 野田首相は6日夕、原子力発電所の再稼働を巡る関係閣僚会合を開き、原発の安全性を確認する新たな判断基準を最終決定した。

 経済産業省は関西電力に、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の安全性向上計画(工程表)の策定を指示した。関電は来週前半にも提出する。閣僚会合は同原発の再稼働を妥当と判断する見通しで、来週中にも枝野経産相が福井県を訪れて再稼働容認を要請する。

 新たな判断基準は、原発の再稼働の条件となる〈1〉深刻な事故を防ぐための緊急対策〈2〉ストレステスト(耐性検査)の確認――と、中長期的な安全向上策の2段階の構成となっている。

 緊急対策は、福島第一原発の事故後に国が指示したもので、地震・津波による全電源喪失や炉心損傷を防ぐため▽電源設備▽冷却・注水▽格納容器破損▽管理・計装設備――の4項目に万全を期すよう求めている。
最終更新:4月6日(金)22時56分

ケーブルの焦げ痕、津波が原因=東海第2原発―茨城

2012-04-08 15:00:00 | 原子力関係
ケーブルの焦げ痕、津波が原因=東海第2原発―茨城より転載
時事通信 4月3日(火)20時45分配信
 茨城県東海村にある東海第2原発で昨年12月、取水ポンプ区域内の凍結防止用ヒーターケーブルに焦げ痕が見つかった火災で、事業者の日本原子力発電は3日、東日本大震災に伴う津波で同ケーブル先端部に海水が浸入し、火花が発生しやすい状況になっていたことが原因とみられると発表した。 

<大飯原発>関連工事 おおい町長が役員の会社が大量受注

2012-04-08 14:00:00 | 原子力関係
おおい町の町長はお金が好きなんですね。
本当の馬鹿だね!

毎日新聞 4月6日(金)15時1分配信より転載



 関西電力大飯原発の地元、福井県おおい町の時岡忍町長(74)が取締役を務める金属加工会社「日新工機」(同町)が10年までの6年間に関電発注の原発関連工事を少なくとも65件、計4億4800万円受注していたことが分かった。直接受注だけでも19件、約3億円分ある。大飯原発3、4号機の再稼働には、福井県やおおい町の同意が前提とされており、町関係者は「原発と利害関係の深い町長に公正な判断ができるのか」と指摘する。

 県などによると、同社は、時岡町長が88年に創業し、96年に町収入役になるまで社長を務めた。長男(42)が後を継ぎ、自身は取締役に退いたが、株の約3割を保有し、2番目の株主だという。原発の維持・補修を中心に業績を伸ばし、10年度の売り上げは約3億円。

 関電から直接受注した主な工事は、大飯原発2号機屋内外昇降設備他修繕工事1030万円(08年)や3、4号機ETA排水処理設備点検工事3610万円(10年)など。

 時岡町長は取材に、「現在は経営にタッチしておらず、報酬も受け取っていない。会社と政治は別で、会社のことが再稼働の判断に影響することはない」と話している。

 大飯原発の出力量(4基で471万キロワット)は関電の原発で最大だが、現在全てが定期検査で停止中。関電は3号機の安全評価(ストレステスト)の結果を昨年10月、経済産業省原子力安全・保安院に全国で初めて提出。4号機も翌月に提出し、野田佳彦首相らは今月5日、再稼働に必要な安全性の判断基準を了承した。首相らが今後の協議で安全と判断すれば、福井県知事や時岡町長に説明を行うとみられる。【古関俊樹、柳楽未来、遠藤浩二】

「日の丸原発」行き詰まる 台湾、日立などに支援要請 建設でトラブル続出

2012-04-08 14:00:00 | 原子力関係
「日の丸原発」行き詰まる 台湾、日立などに支援要請 建設でトラブル続出より転載
2012.3.30 17:03 [アジア・オセアニア]

 台湾電力が新北市貢寮区に建設中の第4原発2号機のタービン発電機を見学する周辺住民ら=2011年10月(台湾電力提供・共同)

 日本メーカーが原子炉の主要部分を初めて輸出し「日の丸原発」とも呼ばれる台湾の第4原発をめぐり、自ら建設を管理している台湾電力が、相次ぐ工事上のトラブルの自力解決を断念、日立製作所など日米の原発関連企業に全面支援を求めていることが30日、分かった。原発の安全を管理する台湾の原子力エネルギー委員会幹部が明らかにした。

 トラブル続出は、台湾電力の甘い施工管理や地元企業のずさんな工事が原因。福島第1原発の事故を受け、与党内からも第4原発の安全性を懸念する声が高まっている。日立などの支援が困難な場合は、建設が完全に頓挫し、馬英九政権がエネルギー政策の見直しを迫られる可能性もある。(共同)

廃炉の費用、いくらかかる?=回答・中西拓司

2012-04-08 13:00:00 | 原子力関係
質問なるほドリ:廃炉の費用、いくらかかる?=回答・中西拓司より転載

 <NEWS NAVIGATOR>

 ◆廃炉の費用、いくらかかる?

 ◇最低でも1兆1500億円 燃料の状況でさらに増加も
 なるほドリ 東京電力福島第1原発1~4号機の廃炉について、内閣府原子力委員会の専門部会が報告書をまとめたけど、廃炉にいくらお金がかかるの?

 記者 東電の財務事情に関する政府の第三者機関「経営・財務調査委員会」は、米スリーマイル島原発事故の経験を踏まえ、少なくとも1兆1500億円に上るとみています。でも、これは10月時点の試算で、もっと膨らむ恐れがあります。

 Q どういうこと?

 A 原子炉建屋内の放射性物質を取り除く除染や格納容器の修復・冠水作業などが長期化すればもっと増えます。現時点では、核燃料が原子炉内部でどう溶けているか見て確認することはできません。燃料の状況によってはさらに時間や費用がかかります。「最終的にいくらかかるか予測もつかない。数兆円単位に上る可能性もある」と東電幹部はみています。

 Q 普通はどうやって廃炉にするの?

 A 通常は原子炉の温度を100度以下にする「冷温停止」にしたうえで、「洗う」(除染)▽「待つ」(放射性物質の安定貯蔵)▽解体する(原発施設の解体・撤去)--の3段階で廃炉を進めます。この場合でも完了までに15年程度かかります。でも、第1原発の場合は燃料が壊れており、冠水などの作業がさらに必要になるため、完了までに通常の倍の30年以上かかるとみられています。

 Q それでは廃炉費用がかさみそうだね。

 A 経済産業省資源エネルギー庁は今回の事故が起きる前、第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(出力110万キロワット)の場合、1基659億円、第1原発を含む全国54基では3兆円と推計していました。一方、事故後、民間シンクタンクは第1原発の廃炉コストは10年間で最大20兆円になると推計しています。二つの試算の違いを見ても、今回の事故が残したツケがいかに大きいかが分かりますね。(科学環境部)

==============

 ご質問をお寄せください。〒100-8051毎日新聞「なるほドリ」係

毎日新聞 2011年12月8日 東京朝刊

4号機2012年1月以降、2回爆発の疑い『東京都の下水12月⇒1月セシウム48倍に急上昇』

2012-04-08 12:00:00 | 原子力関係
東京も居住するには不適切な町になってしまいましたね。
何処に逃げようかな?

4号機2012年1月以降、2回爆発の疑い『東京都の下水12月⇒1月セシウム48倍に急上昇』より転載

4号機2012年1月以降、2回爆発の疑い
『東京都の下水12月⇒1月セシウム48倍に急上昇』
1月6日に発表された福島県および関東一円のセシウム降下量は、
事故後とほぼ同じぐらいのレベルに達した。
http://takedanet.com/2012/01/post_43b1.html
しかし、文科省は1月7日と8日のデータの公表を中止すると発表

1月2日9時~1月3日9時
文部科学省発表の定時降下物のセシウムの値(福島市のもの)が急上昇。
加えて、事故を起こし倒壊の噂のある4号機から煙が出ていたという情報があり、
緊急事態だと、ここ2、3日(1月5日前後)ネットで騒がれていたようだ。
1月2日の定時降下物の値の急上昇について、
1月6日になって記者たちから東電に質問が殺到しているという情報も。
http://mscience.jp/truth/?p=1160

自民党参議院議員 片山さつきのブログ http://satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/6587985.html より
1月7日、福島市や、関東地方で、放射能数値が突然10倍くらいに上がったという情報が流れ、事実文科省のデータは上がっていたようですが、いつも連絡をとりあっている友人の、立谷相馬市長〔南相馬の隣の市)と、つい今しがた、以下のような情報、意見交換をいたしました。

(略)ただし、さきほど、南相馬の元市議会議員から市長に連絡がはいり、1月9日にまた、福島第一で(おそらく4号炉だと思うが)なんらかの爆発が起きており、それを政府が隠している、という話であった。

4号機が2012年1月以降、2回爆発したらしい。
http://blog.goo.ne.jp/yumi-artist0121/e/591ebeaf3ea6b70182a5f684962ff825 (転載開始)
”4号機が2回今年に入って爆発したらしいです。”
この情報は少し前に知っていましたが、ウラが取れず情報発信を控えていました。
1月9日に4号機が爆発し、それを国が隠蔽している、、、と国会議員の片山さつき議員がブログで発信していました。
私もこの情報を知り、「本当かしら?」と思っていたものの、警戒はしていましたが、
アメリカのメディアが今年に入って4号機が2回爆発した、、と報じたので、ウラづけができたと思います。
アメリカの報道はこれ→http://planetark.org/enviro-news/item/64430
That reactor, which erupted into explosive flames twice last week, triggered a warning from U.S. officials last week about higher risks for radiation from the stricken plant than Japanese officials had disclosed.
アメリカのメディアのサイトに、下線で示したところを訳すると、
4号機が、先週に2回爆発した、、。と述べられています。そして、その爆発によって、アメリカ側が現在警戒を高めている、、と報じられています。
日本のメディアは、この4号機の爆発をまったく報道していません。
信じられません。
たぶん4号機の爆発で、今年に入ってから関東、東北の放射能線量が去年の3,4月ごろと同じような高い値になっているものと思われます。
2011年3月の原発爆発のときも、日本一般国民には何も知らせられず、被爆した人がたくさんいました。
このときと同じように私たちには2012年の4号機の爆発はまったく知らせれていません。
(転載終了)

東京都の下水 セシウム合計が前回(12月)の48倍に急上昇
2012年1月2日~5日の測定結果 東部スラッジプラント(江東区新砂) 不検出 1,100 1,300 前回(12月)→45 26 24 
ヨウ素が不検出に変わっているが、
検出限界値を高く変更することにより隠蔽されていると思われる
(参考情報) 福島『検出限界値を変更』みんな「ND」が可能 一ケタ操作で100万ベクレル違う!
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/b042533f687b14cd52faa43321619c1c

'12記者リポート:志賀原発 ストレステスト終了、今後も続く安全対策 /石川

2012-04-08 12:00:00 | 原子力関係
’12記者リポート:志賀原発 ストレステスト終了、今後も続く安全対策 /石川より転載
毎日新聞 4月2日(月)12時59分配信
 ◇費用は250億円超
 東京電力福島第1原子力発電所の事故以降、原発は次々と運転を停止し、残りは北海道電力泊原発3号機だけとなった。政府は原発の安全が確認された上で、地元の理解を得て再稼働させるとしている。北陸電力志賀原発(志賀町)でも「安全を確認する」ために課せられたストレステストが終了し、経済産業省原子力安全・保安院の審査を受けている。テストでは何をチェックし、結果がどうだったのか、またそれ以外に進めている安全対策について改めて検証する。【衛藤達生】
 ◆燃料損傷までのシナリオ
 福島原発事故では放射性物質が飛散しないために燃料棒の金属ケースが高熱で溶け、さらに燃料棒自体も溶け崩れた。こうした「燃料損傷」を防ぐためには、原子炉を冷やし続けなければならない。
 志賀原発ではまず、原子炉隔離時冷却系という高圧注水装置が稼働する。この装置は緊急時に自動で動き始めるが、長時間動かすためには非常用ディーゼル発電機などで外部から電気を送る必要がある。これができなければ、低圧注水装置で水を原子炉に送らなければならない。一方、水を入れ続けると、原子炉を納めている格納容器内の圧力が高まり、水が入らなくなる。これを避けるために、圧力を外部へ逃すための配管に設置してある格納容器ベント弁を開かなければならない。
 テストの主な内容は、この一連の流れに関わる装置や弁などの各設備が(1)地震の揺れ(2)津波の高さについて、設計基準をどれだけ上回って耐えられるのか(裕度)を算出するものだ。志賀原発ではこれ以外にも冷やし続ける方法があるが、最も揺れや津波への耐性が低いのがこの流れだったという。
 ◆テスト結果は?
 志賀原発の設計基準は、地震の揺れが600ガル、津波は5メートルとなっている。テストの結果、地震の揺れに対しては両号機とも最も裕度が低かったのは格納容器ベント弁や配管の1158ガル。一方、津波では両号機とも原子炉隔離時冷却系の15・3メートルだった。
 設計基準は各原発が影響を受ける地震や津波の規模を想定して定められている。テストで判明した裕度は設計基準をどれだけ上回って耐えられるかを示したものだ。つまり地震では想定の1・93倍まで、津波では3・06倍まで耐えられることになる。これ以上の地震や津波が起きなければ、安全と言えるという。福島第1原発では最大675ガル(想定比1・13倍)の揺れと13・1メートル(同2・30倍)の津波を観測した。
 ちなみに志賀原発は福島原発事故後、緊急安全対策を実施し、地震の揺れに対する裕度は12~41%、津波に対する裕度は両号機とも35%上昇した。
 ◆「更なる対策」とは
 北陸電では緊急対策以後も、高さ15メートルの津波を防ぐ防潮堤の工事に着手したり、原子炉への注水にも使える消防車を合計5台に増やすなどの「更なる対策」を実施している。この対策は裕度の向上にはつながらないが、裕度以下でも想定より大きな地震や津波に襲われた際に、危険な状況を回避したり、いち早く安全な状態に戻すために役立つ。
 一連の対策の費用は250億円以上になるとみられる。さらに、福島原発事故も行われた放射性物質を含んだ蒸気を外部へ放出するベントで、放射性物質を吸着させるためのフィルターを設置するためにはさらに数十億円増える可能性もある。原発再稼働の見通しは立っていない。しかし、冷やし続けなければいけない核燃料がある限り、今後も対策をおろそかにはできない。

4月2日朝刊

福島へ行った

2012-04-08 12:00:00 | 原子力関係
ガイガーカウンターを持って自分の目と足を使って現地を確認するというのは正直偉いと思います。
自分の地元の福島が放射性物質で汚染されてしまい、人が住むには不適切な危険地帯になってしまったのはどうしようもないです。
でも今も数多くの福島県民が日常生活を送っています。
現地レポートしてとても優れていると思いますので全文紹介致します。
事故が起こってから僕も三度程福島に用事で行きましたが正直気分が悪かったです。
と同時に、自分の生まれ育った故郷が死の町になってしまったことに悲しさと悔しさでいっぱいでした。
人間の非力さを身に沁みて感じる日々です。

誠天調書より転載


放射能を怖がる人々は非国民 マスクをする者は非国民 内部被曝を気にする者は非国民。

非国民と言われようが何だろうが それはともかく
営業の現場で生きてきた俺からすると 何事も自分の目で確かめる というのが結構に基本なので
福島へ行ってきました。
千葉から日帰り 即仕事の強行軍。滞在時間は本当に僅か。

ガイガーカウンターを持って 予備知識を俺なりに得て そういう生兵法で行きました。
おそらく命は削ったでしょうが、得られたモノは本当に多かったですね。

ただし他の人は真似しないように。 あの線量は マジに危険なので。


まずは此方を


2012/03/17(土) 早川由紀夫の火山ブログ 放射能測定器の比較 SOEKS エステー・エアカウンタ(改訂)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-479.html
・どの測定器も1マイクロ前後をよく測れるように調整してあるようだ。
 0.2マイクロ以下と5マイクロ以上はうまく測れない機種が多い。
 とくに、SOEKS(ガイガーカウンタ)は0.2マイクロ以下では有意に高く出る傾向がある。

・実勢価格7000円のエステー・エアカウンタSが健闘している。

 基準に用いたクリアパルスA2700はシンチレーション。実勢価格11万円。
 ホリバのRadiもほぼ同じ機能。
こういうデータの出し方は流石で 本当に助かります。

俺は
SOEKS-01MC で連続的な数字を出しつつ エアカウンターで補完していく
という使い方をしています。

概ね 使い方としては間違ってなかった という感じでしょうか。
こっちで使う限り SOEKSの01MCの場合にエアカウンターと比べて有意に高く出る傾向は感じませんが。
まぁ そういう数値を測る場合、常備して 気象などを考慮しながら何度でも測る 
をして「空気を掴んでいく」コツを掴むのが良いんじゃないかと思ってます。


いずれにしても「空気を掴む」という ある程度の使用上の熟達は要するので
使い慣れていくしかないですよね。


2012/03/20(火) 早川由紀夫の火山ブログ 放射能散歩11
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-481.html

2012/03/17(土) 早川由紀夫の火山ブログ 放射能散歩10:福島市
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-480.html

福島市の雨どい。9.999マイクロ以上。2012年3月16日。 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=EewO1ibojJA

コレは酷いw でも まぁ そうなるよね。



早川由紀夫の火山ブログ 放射能汚染地図(六訂版)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-473.html

2012/03/14(水) 早川由紀夫の火山ブログ 新聞・雑誌で紹介された放射能汚染地図
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-478.html

読売新聞千葉のデマ記事、2011年5月16日
http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/k/i/p/kipuka/110516yomiuri.jpg



東北道を北上 外気を入れない走行中の車両内からの測定で
那須の付近から数字が一気に上がりやすく 0.40μsv/hを普通に超えていく。
須賀川付近では0.50μsv/h~
郡山付近では0.60μsv/h~
一気に0.35付近にまで下がる事もあるが那須より北で0.30μsv/h以下となる事は無かった。

サービスエリアの中などは妙に低い、0.22前後になったりする、除染をしているのかな?w
けれども 其処を出てチョットすると一気に跳ね上がった。幾らなんでも不自然だったw
ただSAやPaの中の地表面を測ると1.50μsv/hを越えたりしていた


福島市へ入る、予想以上に低い。
0.20を切ったりする場所も有ったりする。
柏市の方がヤバいじゃん。
とか思うと 一気に0.40~0.60まで跳ね上がる。

マスクをしている人は千葉に比べれば僅かに多いくらいか、
花粉の人が多い時期 と考えれば、むしろ かなり少なく感じた。

清掃を徹底的にしている所なんかの場合なのだろうか
福島市内の商業施設の一部なんかは0.11~0.13まで下がったりもしている。
かと思うと 車で1分も走らずに0.60μsv/h~となる。
ほんと数値は斑に出るんだよね。

概ね
0.40~0.60μsv/hが60%位
0.25~0.40μsv/hが30%位 柏くらいな場所
0.25μsv/h以下が10%位
0.20μsv/h以下になる場所は かなり稀


福島市から川俣町を経て114号を東へ行きました。
0.40~0.60の中で だんだん平均が明らかに0.60に近くなっていく。

やはり数字が斑である。0.35μsv/h以下な場所だって少なくないが だんだんと稀になる。
0.50以上が当たり前になるかと思えば ふいに0.35平均になったりもする。

で 数字が低い集落に人が多く住んでいる感じが有る。
けれども数字が高い集落は明らかに人の気配すら無い。
そういう場所は 雰囲気が露骨に違う。

また 明らかに高いのに人が多く残っている集落も有ったりする。

0.40を超える線量を越える場所で年寄りと幼稚園児以下の孫が玄関先で普通に居るのを見かける。
俺は どうすれば良いんだろう。

川俣町の市街までは まだ其れでも人の気配が完全には消えない。
むしろ線量が低い場所(それでも0.30より低い位な程度)では明らかに人が多い場所だったりもする。
何処にでも見るような複数の店舗が入る大型のショッピングモールが有り
其の大きな駐車場は来店者で多く埋まっている。
線量は柏の葉な程度か 其れよりもチョット低いくらいか

そして 其処から数キロ114号を更に西から東へ進み 349号と交差する川俣町の小作交差点へ差し掛かる、
其処の十字路は何故か殆どが東へ直進せず北か南へ 殆どの車が曲がる。
俺は東へ直進する。

「計画的避難区域」の検索結果 - Yahoo!検索


福島県ホームページ - 組織別 - 計画的避難区域対象市町村について
(ア) 計画的避難区域

1)基本的考え方

○ 事故発生から1年の期間内に積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれのあるため、住民等に概ね1ヶ月を目途に別の場所に計画的に避難を求める。

○ 国際放射線防護委員会(ICRP)と国際原子力機関(IAEA)の緊急時被ばく状況における放射線防護の基準値(20から100ミリシーベルト)を考慮。

2)区域の範囲

○ 飯舘村(全域)

○ 川俣町の一部(山木屋地区)

○ 葛尾村(20km 圏内を除く全域)

○ 浪江町(20km 圏内を除く全域)

○ 南相馬市の一部

○ 川俣町の一部(山木屋地区)という場所だったんだね
http://www.asahi.com/politics/update/0421/images/TKY201104210601.jpg

明らかに雰囲気が変わる。
それまでも よくある田舎の光景にして人の気配が無さ過ぎる は有っても
其の交差点の先は 露骨に人の気配が消える。

田舎の道であっても 道端に自販機は在るもんだが 完全に消える。
郵便ポストに「廃止」の張り紙が有る。

田んぼの跡であろう。荒れ果てている。
なるほど 田は人の手が入らないと死ぬ というのは こういう事を言うのか、と思い返す。
路地には まだ雪が残る。

数キロ進むと線量が跳ね上がる、0.80~0.95μsv/hとなる。

幽霊とか霊感とか そういうモノは全く信じない俺なんだけど、
目に見えないモノへ恐怖する とは こういうことなのか、と冗談抜きに怖くなった。
千葉に比べれば確かに気温は低い、でも此の悪寒は そういうモノではないだろう とね。

異様なまでに違和感ある光景が目の前に有る。
単に荒れ果てた限界集落とか言う話とも違う異様な光景。
集落そのものは荒れ果てては無いんだからね。
避難先は そう遠くないのかもしれない、時々に見に帰ってるのかもしれない。
10kmも行かない先に
今も 其処より まだマシな線量な程度の「人と車が今も多く集まるショッピングモール」が
あるんだから。

人気のない集落を眺める 其の違和感。
それは ある意味では本当に微妙な差でしか無いんだけどね。
何て言えば良いんだろう。この違和感はね。

あまり物事を深く考えない者達は あまり物事を観察していこうとしない、かもしれないが
何かと 無駄な考え休むに似たりなまでに考えたりしてしまう俺が見る
其の人の気配が消えた世界は 今に思い返すほど 怖い。

幽霊とか霊感とか そういうモノは全く信じないから 怖いとか思わない俺だけど
都市で生きてきた俺は そういうトコから恐怖を感じるのかな とか思った。


福島県伊達郡川俣町山木屋 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/32573
1.85μSv/h

計測日:1月27日15時
計測機器:エステーエアカウンター
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m


福島県伊達郡川俣町山木屋 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/16977
1.39μSv/h

計測日:10月9日21時
計測機器:Polimaster PM1208M
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m
大体こんな感じでした。この辺りまで行きました。

1μsv/hは確実に超えます。
開けた 何でも無い土の上の地表面でも 3μsv/hを越えます。

正直 時間切れでも有りましたし 心も折れました。
怖かったです。情けないですけど今回の俺にはコレが限界でした。


で 測ってガイガーで
そのまま144号を東へ行き交差点から399号で北へ行くと飯舘村の方角です。
DASH村の場所ですね。 其の辺りをこそ測りたかったんですが。
止めて正解だったかもしれません。数字が ぶっちぎれてます。


福島県伊達郡川俣町山木屋 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/32572
3.62μSv/h

計測日:1月27日15時
計測機器:エステーエアカウンター
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m


福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24952
6.824μSv/h

計測日:11月10日16時
計測機器:HORIBA PA-1000Radi
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m

放射線量マップ - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24835
5.555μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:HORIBA PA-1000Radi
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m


福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24951
8.507μSv/h

計測日:11月10日16時
計測機器:HORIBA PA-1000Radi
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m


福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24840
9.37μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m


福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24882
11.16μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m

道路(アスファルト)のほうが山の中より空間線量が低い感じです



福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24872
14.82μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(土) 地表 1m


福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24884
17.68μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m

この空間線量もうわけがわかりません!


福島県双葉郡浪江町大字赤宇木 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24897
19.76μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(アスファルト) 地表 1m




福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24903
53.21μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外 地表 5cm
ありふれた感じの砂利の場所で計測


福島県双葉郡浪江町大字赤宇木 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24894/
80.99μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(土) 地表 5cm
道路脇の土と草と落ち葉の堆積場所(だいたい60μSv/h以上ありました)


福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24886
85.3μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(土) 地表 5cm
道路脇の草むら、古い落ち葉とかも堆積している所


福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24843
135.7μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(土) 地表 5cm

少しずらして計測。ほんの少しずれるだけで線量が大きく変わります。
比較用にガイガーカウンターのSE社Monitor4の計測も載せます
Monitor4はミドルレンジを使うとピピピっではなくジリジリという不気味な音なのでちょっと怖いです


福島県双葉郡浪江町大字津島 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24866
140.2μSv/h

計測日:11月10日15時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外(土) 地表 5cm

少し移動(といっても1m)するとこの当たりが一番高い感じでした。
1m以内でも線量が数十μSv/h単位で変わります


福島県双葉郡浪江町大字赤宇木 放射線量測定情報 - 測ってガイガー!
http://hakatte.jp/spot/24931
158.4μSv/h

計測日:11月10日16時
計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
計測場所:屋外 地表 5cm

道路端部の溝部分



先日の岩上の話、鉄腕DASHでの話 を考えれば
こういう数字が出ても 不思議ではない と想定してしまう。



https://twitter.com/Lulu__19/status/181234105822883841
放射能をこわがる人々を、非国民の扱いとする。
これをファシズムと言わずして、何と表現するのか?
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2012/03/post_6601.html
俺は、愚かな聖戦の蛮勇よりも 素直に恐怖を口にする 方を選ぶよ。



http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-473.html
早川由紀夫の火山ブログ 放射能汚染地図(六訂版)
http://gunma.zamurai.jp/pub/2012/0305Gmap.jpg
上記の数字の場所を 早川マップで確認してみよう
 川俣町から東南東へ進みそして北へ進む
つまり8μsv/hの枠のにギリギリ入る部分である。
現状では一般人が入って測定できる最も高い数値の部分とも言えるかもしれない。

その色の部分を その早川マップの水戸の位置から
仮に風や雨の影響が角度を南西の方向で同範囲に拡がった場合 
如何なる事態が起きるのか?

水戸の すぐ傍に在るのが 東海原発だ

原発防災対策の重点区域 半径30キロ圏に拡大。 水戸市、京都市、鹿児島市など県庁所在地もUPZ対象に
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/11/post-841f.htm。

停止中の東海第2原発…近隣の水戸市民の89%が再稼働
http://atmc-tokyo.com/status_of_tokyo/16145/

異様な世界の中で俺が感じた恐怖は 俺のマヌケな行動が生んだ悪寒でしか無かったのだろうか?

「それでも原発を再稼働させようとする」連中へ欠片も人間性を覚えなくなる、
福島へ行って あの地域を見て 俺は心の底からそう思った
何を考えているんだ とね。

恐怖を恐怖として感じられない鈍感さが有れば 大量虐殺や民族浄化も容易く出来ちゃうだろうね。




http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-473.html
早川由紀夫の火山ブログ 放射能汚染地図(六訂版)
http://gunma.zamurai.jp/pub/2012/0305Gmap.jpg
今一度コレを見る。帰りは川俣から349号を真っすぐ南へ進む。
しばらくは0.30~0.50を前後するも0.30へ近い数字が多くなる 柏の葉よりチョット高い感じな程度だ。

福島県の南部中央の船引から小野 に入ると 今度は極端に線量が下がる。
千葉市と殆ど変らない0.20を超える事が殆ど無くなる。
むしろ場所によっては 千葉市の俺の家の周辺部よりも明らかに低い0.15以下すら普通になっていく。
人も車も多い、全く何も問題を感じなくなってしまう。
測ってガイガーでも ハッキリそういう数字が出ている。

福島県内でも 此処まで数字が極端に変わるんだね。と
福島の高線量に驚く というのもあったが この数字の差にも驚いた。

そのまま磐越道~常磐道へ入り千葉へ向かうも もう0.30を超える高線量な場所は出てこない。
時折に数字が0.25前後まで上がる事も有るが 0.20を超える事すら少なくなる。
福島の高線量を経験した後だと高く感じなくなってしまう、それ位に鈍感となってしまう。
よっぽど柏の葉の周辺の方がヤバい。

ただ、なるほど この鈍感になる感覚はマズいな と思ったw


帰りながら思った。
那須周辺から北側の方がよっぽど線量的に高い アレは絶対に人命へ関わる線量の高さだ。

でも
いわき周辺は福島第一原発から距離的には ずっと近いものの 線量の高さは ずっとマシだ。
ホテルハワイアンも 周辺の数字を考えれば其処まで高くないかもしれない。

つまり この両方ともが 福島第一原発テロ事件の「風評被害」を受けている形になっている。

那須以北は 観光客側が危険を知らされずに訪れる「風評被害」を受ける形になっている
いわき側は 観光客側が実際の危険の状況を知らされずに「風評被害」を受ける形になっている。


まだハッキリとは言いきれないけど
其れはオカシイと 言えるだけのモノは自分の目で見てきた。

茨城県北部は 思った以上に汚染はされていない感じが有る
栃木県北部は 思った以上に汚染されている感じが圧倒的に有る。

福島県の殆どの場所危険だ。
ただし南部の一部 あぶくま洞などが有名だが
其の周辺部は 場所によっては、東京の一部よりも よっぽど低い可能性もある。
 

では 何故こういう細かい部分の話が周知されないんだろうか?


福島を走っている時は ずっとFM福島を聴いてきた。
完全に狂っていた。
ニュースで僅かに触れる以外に 一度として被曝と汚染を番組の話題として取り上げなかった。
異様にも程が有る位に 復興だの絆だの 叫びまくっては
挙句の果てに 安全で人が沢山に来ている を言いまくっていた。


断言する。 「風評被害」を作っているのは マスコミ新聞テレビ大手メディアの側である。


那須以北の危険性を 数字を出して何故に言わない。
いわき周辺の安全性を 数字を出して何故に言わない。

那須周辺部よりも 柏周辺部よりも
ずっと数字が低い「いわきのハワイアンズ」かもしれない
とか言うのは絆じゃないとでも?w


ディズニーリゾート内は 0.15以下になりやすいという話は聞いた
けれども浦安市は全体的に0.15以上になりやすい。

マスコミ新聞テレビ大手メディアから
何らかの観光施設が具体的に数字を出していく
という事を何故にしないのか?

柏の葉の周辺部の汚染に比べての 駅前のララポートの極端な線量の低さ
をマスコミ新聞テレビ大手メディアが出すのは「風評被害」になるというのかい?

これが絆ってヤツですか そうですか。


TPPを重視して あらゆる所へ競争原理を導入する そういう資本の論理の猛加速を片手で始めながら、
絆だの 復興だの 頑張ろうだの 美辞麗句を並べたてるのが もう片手の仕事だ。



まぁ 息を吐くように嘘を吐くのがマスコミ新聞テレビ大手メディアなのだから
結局は自分の目で確かめるしかない。

早川マップは 早川教授自身が言っているように万能ではない。
そして マスコミ新聞テレビ大手メディアは息を吐くように嘘を吐く。
情報を最後の最後で取捨選択するのは自分自身だ。
其の為にも 今回に福島へ行った のは本当に良かったと思う。

写真一枚も撮らず 動画一つも撮らない。
まさに自慰行為そのもの。

なのでウチの情報は 何一つ信じては駄目ですよ

食べて応援CM、TOKIO山口達也がセシウム20.47Bq/kgの内部被曝。

2012-04-08 11:00:00 | 原子力関係
福島の食物を食べて応援するのは勝手ですが内部被爆するのは目に見えてます。
食べて応援するのは自殺行為と同じでしょう。
CMを作っているのは電通ですから電通は殺人企業と言われても仕方がないでしょう。
早く死にたい人は食べて応援すれば良いでしょう。
僕には全く関係ないことだから…。


食べて応援CM、TOKIO山口達也がセシウム20.47Bq/kgの内部被曝。より転載

食べて応援してたのか、気にしなかった結果なのか。
気になります。体調は、大丈夫なのだろうか…




バンダジェフスキーWiki
小児の臓器と臓器系統では、50Bq/kg以上の取りこみによって著しい病理学的変化が起きる。10Bq/kg程度の蓄積でも、特に心筋における代謝異常が起きる[20]。ゴメリ州に住む小児のうち、体内放射性元素濃度が11 - 26Bq/kgの者は心電図異常の発生率の割合が6割に達し、37 - 74Bq/kgの蓄積の者では9割に至る[21][22]。1997年に死亡したベラルーシの小児の心臓からは平均600Bq/kg以上、成人からは平均100Bq/kg以上のセシウムが検出された[23]。例えば突然死した43歳の心臓ではセシウム137が45.4Bq/kg検出され、びまん性(広範な)心筋細胞融解、筋線維間浮腫、著明な筋線維断裂が認められた[24][25]。

警戒区域田村、川内は解除 高線量8町村、進まぬ再編

2012-04-08 11:00:00 | 原子力関係
警戒区域田村、川内は解除 高線量8町村、進まぬ再編より転載

 

 福島第1原発事故で警戒区域などの避難区域に指定された福島県内11市町村のうち、田村市と川内村で1日、警戒区域が解除された。南相馬市の区域指定も近く解かれ、復興へ一歩を踏み出すが、残る8町村のほとんどと政府の協議は難航している。区域見直しは4月以降に持ち越しになった。(加賀山仁)

<分断危ぶむ>
 区域見直しの現状と各市町村の対応は表の通り。田村市と川内村、南相馬市は放射線量が低く政府との協議が比較的順調に進んだ。低線量の楢葉町も防火、防犯対策が整った段階で解除の見通しが立っている。
 これに対し、線量の高い地域は協議がはかどらない。政府案では、線量に応じて帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域の三つに分割される自治体が多く、「住民を分断しかねない」と抵抗を招いている。
 3月、避難住民への新たな賠償指針が文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会から示されたことで、自治体の慎重姿勢が強まった。
 精神的損害の賠償請求期間が帰還困難区域なら5年(1人計600万円)、居住制限区域なら2年(計240万円)などと差が出て、住民間に不公平感が生じたためだ。

<首長も反発>
 馬場有浪江町長は3区域に分ける政府案に対し、「区域見直しが賠償の差別を招いてはならない。確実な復興策が示されるまでは見直しに応じない」と反発。渡辺利綱大熊町長も「賠償が不平等にならないよう町全域を帰還困難区域にすべきだ」と主張する。
 自治体が区域見直しに難色を示す理由はほかに(1)帰還住民が元通りに仕事して生活できる基盤整備の具体策が示されていない(2)確実な賠償が保証されていない(3)除染の実効性に疑問がある-など。「自治体の要望や疑問に対する政府説明が不十分」との不満も強い。
 田村市は当初、避難区域の全面解除を検討したが、賠償打ち切りを懸念して避難指示解除準備区域指定の道を選んだ。
 政府は3月末までに区域見直しを終える目標だったが、大半の自治体の同意を得られず、一部達成にとどまった。
 「見直しによって立ち入り可能な地域を広げないと生活基盤の再建が遅れる」(原子力災害対策本部の富田健介審議官)と理解を求めるが、合意点を見いだす段階には至っていない。


2012年04月02日月曜日河北新報社