放射性物質表示の食料品店NHKより転載
放射性物質への関心が高まるなか、食品選びの参考にしてもらおうと盛岡市の食料品店が販売している食品にどの程度放射性物質が含まれているかを表示する取り組みを始めました。
この取り組みを始めたのは、盛岡市三ツ割にある食料品店です。
この店では、ことし6月から食品の放射性物質を計測する機器を独自に導入し、店に置く食品を測定していましたが、客にも測定結果を公表することにし、1日、店で計測した野菜や味噌など16点に数値を表示するラベルをはりました。
ほとんどの商品は測定できる限度を下回っていて、国の基準値である1キログラムあたり100ベクレルは下回っていたものの、数値が計測されたものについてはラベルに書き込んでいました。
買い物客は「細かく表示されていて分かりやすく、色々判断できていいです。ほかの店でもやってもらえると助かります」とか「放射線の影響などをまずは勉強しないとダメですね」などと話していました。
店長の小島進さんは「表示することで、放射能の問題を分かってもらい自分で選択できる自由を持ってほしい。測定下限値が20とか25ベクレル以下とかではなく、詳しい数字をきちんと表示するのが親切だし、理解しやすいのではないか。正しく怖がるのが必要だと思う」と話していました。
店では、客の要望に応じて食品の計測をしたり店で測定する品数を増やすなど、消費者の要望に応えていきたいと話しています。
10月01日 18時29分
正しく怖がるのが必要だという店長さんの言葉が胸に響きます
放射性物質への関心が高まるなか、食品選びの参考にしてもらおうと盛岡市の食料品店が販売している食品にどの程度放射性物質が含まれているかを表示する取り組みを始めました。
この取り組みを始めたのは、盛岡市三ツ割にある食料品店です。
この店では、ことし6月から食品の放射性物質を計測する機器を独自に導入し、店に置く食品を測定していましたが、客にも測定結果を公表することにし、1日、店で計測した野菜や味噌など16点に数値を表示するラベルをはりました。
ほとんどの商品は測定できる限度を下回っていて、国の基準値である1キログラムあたり100ベクレルは下回っていたものの、数値が計測されたものについてはラベルに書き込んでいました。
買い物客は「細かく表示されていて分かりやすく、色々判断できていいです。ほかの店でもやってもらえると助かります」とか「放射線の影響などをまずは勉強しないとダメですね」などと話していました。
店長の小島進さんは「表示することで、放射能の問題を分かってもらい自分で選択できる自由を持ってほしい。測定下限値が20とか25ベクレル以下とかではなく、詳しい数字をきちんと表示するのが親切だし、理解しやすいのではないか。正しく怖がるのが必要だと思う」と話していました。
店では、客の要望に応じて食品の計測をしたり店で測定する品数を増やすなど、消費者の要望に応えていきたいと話しています。
10月01日 18時29分
正しく怖がるのが必要だという店長さんの言葉が胸に響きます