2年前の3倍弱増加 双葉郡の要支援・要介護新規認定者より転載
県内で昨年度に介護保険の要支援・要介護の新規認定を受けた高齢者は、比較が可能な東日本大震災前の2009(平成21)年度に比べ5631人増の2万5377人となり、このうち双葉郡8町村では3倍弱まで増加したことが、20日分かった。東京電力福島第1原発事故による避難の長期化や生活環境の激変で体調を崩しているケースが多いとみられ、高齢者の健康対策の充実が急がれる状況だ。
同日、福島市で開いた介護予防市町村支援委員会で、県が速報値として明らかにした。
県によると、市町村ごとの人数は公表していないが、双葉郡や飯舘村など、原発事故で避難を強いられた町村で増加率が高い傾向にあるという。中には、65歳以上の高齢者に占める新規認定者の割合が約16%となる町村もあった。
(2012年9月21日 福島民友ニュース)
県内で昨年度に介護保険の要支援・要介護の新規認定を受けた高齢者は、比較が可能な東日本大震災前の2009(平成21)年度に比べ5631人増の2万5377人となり、このうち双葉郡8町村では3倍弱まで増加したことが、20日分かった。東京電力福島第1原発事故による避難の長期化や生活環境の激変で体調を崩しているケースが多いとみられ、高齢者の健康対策の充実が急がれる状況だ。
同日、福島市で開いた介護予防市町村支援委員会で、県が速報値として明らかにした。
県によると、市町村ごとの人数は公表していないが、双葉郡や飯舘村など、原発事故で避難を強いられた町村で増加率が高い傾向にあるという。中には、65歳以上の高齢者に占める新規認定者の割合が約16%となる町村もあった。
(2012年9月21日 福島民友ニュース)