大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

3.11はアメリカによる人工地震

2012-10-13 22:13:55 | 学習
人工地震の実態ブログより転載


3.11はアメリカによる人工地震
中丸  ・・・。アメリカの潜水艦が、核爆弾を三陸沖や福島沖の地底10キロメートルのところに、しかも同じ経度のところに8箇所くらい埋めたんです。で、そういうことをすると、周波数が狂ってしまうんです、だから茨城県で地震の少し前、3月4日頃だったかと思いますが、イルカや鯨が50数頭打ち上げられていましたよね。それから、時限装置、もしくはリモートコントロールでこれらの爆弾を爆発させ、地震を誘発させたんです。

   私の大学院時代の友人の中には、今、ペンタゴンにいる人間もいるし、米国政府の中にいる人間もいるので、そのようなソースからの情報によると、今回アメリカの潜水艦が核爆弾、つまり原爆を海底に仕掛け、そして離れていくときの影響で、艦隊の海底の両側の岩盤が落ちてしまった。そのために潜水艦自身が座礁してしまったりして、地震の規模が大きすぎたことで、ちょっとやり過ぎてしまった、という話になっているようです。あれほど被害が出るとは思わなかったみたいです。そこで、海軍の幹部3人くらいが軍法会議のようなものにかけられて更迭されてしまったと。要するに、アメリカと日本の長年のマッチポンプの関係において、「脅して金を取る」という「脅し」の部分が過ぎてしまったということらしい。

   今回のことが前もって計画されていたというのが分かるのが、原子炉に強く影響の出る場所を選んでいるということと、地震の約3ヶ月前に、プルトニウムを何らかの形で導入していたということです。プルトニウムは漏れてしまうと人体に与える危険性の非常に高いもので、放射性元素の中でも特に、身体や内臓を強く損傷させる作用を持ちます。これについては記者会見のときに、保安院の人がポロッとこぼしていましたね。「アメリカから、汚染した水を海に流すように言われた」と。プルトニウムを入れた汚染水を海に流せば証拠が消えるじゃないですか。原子炉も爆発したのではなくて、爆発させていますよね。

   原子炉に関しても、なぜイスラエルの会社に全部丸投げして安全管理を任せているのか。日本は原子力発電の分野において、世界に輸出できるような優秀な技術を持っているはずなのに・・・。さらに津波の直撃を受けた直後、「闇の権力」の息がかかった2人の工作員が「あること」をしました。それは、核燃料棒が収納されている圧力容器などを冷やすための初動を阻止したことで、それによって、核燃料棒をプールの水から露出させ、数日後には水素爆発させることに「成功」したんです。

竹本  やはり、そうだったんですか・・・。

中丸  太平洋戦争中、1944年のアメリカのドキュメントの中に、「いざとなったら、日本の沿岸に核爆弾を埋めてやろう」という記録が残っています。

竹本  それは聞いたことがあります。

中丸  彼らは今回、それを実際にやったといえるでしょう。イルミナティのある人に、「これはあなた方がやったんですか」といったら、「人口削減において日本は一番のターゲットだ」と。「できれば日本は全滅させたい」みたいなことを平気で言うんです。何しろ現在の70億の地球人口を20億人程度にしたいわけですからね。

竹本  僕自身は霊能者ではないのですが、実は地震が来るのが直前に分かる人間なんです。ちょっと不思議な体で、十二指腸の調子が元々よくないのですが、地震の前になると、必ず十二指腸が疼(うず)くんです。そして地震が終わると十二指腸が治る。(笑) ところが、それが今回はなかったんです! だから人工地震説というのは正しいかもしれないです。そういえば、3.11の2週間前にニュージーランドで起こった地震についても、同じように考えられていますか?

中丸  これも、まったく同じですよ。
     クライストチャーチの地震だって、前日に100頭以上もの鯨が座礁して海岸に打ち上げられていましたよね。やはり潜水艦の動きのせいで周波数が狂ってしまったからと思われます。今回の地震で、地底の岩盤までが動き出しているみたいです。

竹本  3月以降、地層が10メートルくらい動いているみたいですね。・・・。

中丸  ヒラリーさんは、地震後の4月17日に来日しましたね。このときの彼女はアメリカの代表である国務長官としてというよりも、まるで「闇の権力」の使者としてやって来たように見えました。たった5時間の滞在の間に、菅さんら政府要人、そして天皇陛下にも会いましたよね。地震から間もない時期に天皇陛下も被災地を訪問したりして、まだお心を痛めている状況なのに、国家元首でもない人との会見に応じなければならない、というのも由々しきことです。この来日は、表向きには、災害のお見舞いと支援を表明し、日米同盟をアピールするというものでした。しかし裏では、皇室への何らかの要求と、それ以上に無謀な政府への要求があったようです。お金をくださいと言ったって、天皇はサインなんてしないですよ。アメリカの金融体制と軍産複合体と戦争の仕組みが崩れ始めて、私腹を肥やせなくなってきたという理由から彼女が来日したのは明らか。彼女は何らかの要求をしたはずです。

   私はあの大地震後、すぐに中国に行ったんですが、同時期に、東京電力の会長や、中部電力、中国電力の役員クラスも皆中国に行っていたそうですね。中国は、発電と送電を別々にしようと、もう動いているそうです。日本でもそういう話が出てきているので、その件でちょうど視察に行っていたようです。そんなときに、あのタイミングで事故が起きたんです。温家宝さんが、「あの緻密で勤勉、規律的に優れた日本人が携わっていながら、あれだけの事故を起こすというのなら、中国だったら大変なことになる」といって、100基ほどもあった中国の原発新設計画を凍結したそうです。

   ちなみに温家宝さんの話を聞いてみると、四川省での(大地震の)体験があったので、日本の震災直後にレスキュー隊や災害救助犬など地震の専門家たちを、150人ほど送り込んで協力したいと迅速に日本政府に連絡したそうです。でも、しばらく返事が返ってこない。そこで再度連絡を入れたら、150人のゼロを一つとって、15人だけ受け入れるという返事をもらったそうです。その一方で、アメリカからは1万5000人の兵を入れているわけです。まったく日本は、どこまでアメリカにベッタリなのかという・・・。

竹本  日本が海外からの支援を断っていたことは、後に問題になっていましたね。原発に関しては、ドイツも撤廃に積極的だし、スイスも中止の方向のようです。

中丸  スウェーデンもそうだし、他の国もそういう流れになってきています。これを機に中止しなければダメですよ。

   日本の首相官邸には、「IAEA(国際原子力機関)」から送り込まれた、デヴィッド・ウォーレットというアメリカ人がいて、3月17日からずっと官邸に住み込んでいたようですね。彼はIAEAの上から3番目のポジションの人だそうですが、アメリカ大使館やワシントン、そしてウィーンにあるIAEAの本部と連絡を取りながら、菅さんに全部の指示を与えていたそうです。そして菅さんは、それをそのまま受け入れていたそうです。菅さんが時々、周囲に何の相談もなく思いつきをポンポンと言っていたのは、こういうことなんです。側近の人でさえ、この現状を知らなかったそうです。

「原発ゼロは無責任」自民と経団連が一致 

2012-10-13 21:45:09 | 原子力関係
ムジナはあの世に行ってほしい!


「原発ゼロは無責任」自民と経団連が一致 
2012.10.9 22:53産經新聞より転載
 自民党の安倍晋三総裁ら党幹部と経団連の米倉弘昌会長らが9日、都内で懇談会を開き、2030年代の原発ゼロを目指す野田政権の方針について、無責任だとの認識で一致した。安倍氏は「エネルギーについては責任ある対応をしていく必要がある。原発の比率は下げるが、30年代にゼロにする考え方はとらない」と強調した。

 安倍氏と米倉氏はデフレ脱却と円高是正が必要だとの認識でも一致した。

 安倍氏と経団連幹部の会談は、安倍氏の総裁就任後初。経団連側が内閣改造を終えたばかりの野田政権より先に、野党第一党の自民党新執行部と会談するのは異例だ。衆院選後の政権交代をにらんだ対応とみられる。自民党側にも経団連の要望を今後の政策に反映させることで、衆院選で財界の支援を得たいとの思惑があるようだ。

 米倉氏は冒頭、「中国との関係悪化は経済界に影響を及ぼしている」と懸念を示した。安倍氏は「日本に断固として領土を守るという意志がないと思われる間違ったメッセージを発することが、日中関係をあやうくする」と指摘。さらに「政治と経済界が意志をひとつにしていくことが結果を出していく」と述べた。

高浜原発:協定締結なければ、再稼働賛成せず 京都知事

2012-10-13 21:37:42 | 原子力関係
高浜原発:協定締結なければ、再稼働賛成せず 京都知事
毎日新聞 2012年10月12日 20時55分(最終更新 10月12日 21時32分)より転載


関西電力高浜原子力発電所の(左から)1、2、3、4号機=福井県高浜町で、本社ヘリから望月亮一撮影
拡大写真
 京都府の山田啓二知事は12日の記者会見で、関西電力高浜原発(福井県高浜町)をめぐり、同社との原子力安全協定締結に関する協議が難航していることについて「京都府は『準原発立地県』だ。協定が結ばれなければ再稼働に賛成する気は全くない」と述べた。

 京都府は同原発のPAZ(予防防護措置区域、半径5キロ)に舞鶴市の一部が含まれ、立地県以外で全国で唯一PAZに入る。府は昨年9月、原発再稼働の際に事前協議することなど福井県並みの安全協定の締結を求め、関電と協議を始めたが、進展していない。

 一方、再稼働した大飯原発での安全対策の進捗(しんちょく)状況を確認するため、今月16日、滋賀県と共同で現地に原子力防災専門委員を派遣することを明らかにした。派遣は今年7月に続いて2回目。【古屋敷尚子】

両陛下、除染作業を初視察=仮設住宅の被災者も見舞う―福島

2012-10-13 21:34:39 | 原子力関係
両陛下、除染作業を初視察=仮設住宅の被災者も見舞う―福島

時事通信社
2012年10月13日(土)17時07分配信より転載

 天皇、皇后両陛下は13日、福島県川内村を日帰りで訪れ、東京電力福島第1原発事故による除染作業を初めて視察された。その後、仮設住宅の被災者もお見舞いした。

 両陛下の福島県訪問は昨年5月11日以来で、除染作業視察と同県再訪を強く希望したという。

 第1原発から25キロの上川内早渡地区に到着した両陛下は、民家の屋根の洗浄や庭の表土の剥ぎ取り作業などを視察。天皇陛下は作業員を「ご苦労さま」とねぎらい、「ほとんどがセシウムですか」などと質問。作業で放射線量が目標値以下に下がると、「良かったですね」と話した。

 続いて、自宅が旧警戒区域にある47世帯97人が暮らす下川内仮設住宅を一軒一軒訪問。被災者に陛下が「随分いろいろ大変でしたね」、皇后さまが「体を壊されませんでしたか」などと言葉を掛けた。 

<東電>「原発事故、対処できた」 備えの甘さ認める

2012-10-13 21:30:48 | 原子力関係
<東電>「原発事故、対処できた」 備えの甘さ認める

毎日新聞:記事一覧
2012年10月12日(金)21時32分配信より転載

 東京電力は12日、福島第1原発事故に関して「事前の津波評価に基づく対策や過酷事故対策を十分に取っていれば事故に対処できた」とする見解を示した。今年6月、旧経営陣の下でまとめた社内事故調査委員会の報告書では「想定外の津波が原因」などとし、自己弁護とも取れる姿勢に世論の批判が集中した。今回は従来の見解を覆し、事前対策の不備を初めて認めた形だ。

 東電は同日、有識者で構成する取締役会の諮問機関「原子力改革監視委員会」の初会合を開催。監視委の監督下で改革の具体案を練る社内の「原子力改革特別タスクフォース(TF)」が示したたたき台に、新たな見解を盛り込んだ。

 たたき台では、想定を上回る津波の可能性を突き詰めて考慮すれば対処できた▽海外の過酷事故対策を参考に安全設備を多様化できた--などと指摘。記者会見したTF事務局長の姉川尚史・原子力設備管理部長は「会社の見解と考えていい」と述べ、社内事故調との見解の相違を認めたが、理由については具体的な説明がなかった。

 監視委の委員長には、米原子力規制委員会(NRC)のデール・クライン元委員長が就任。TFが年内をメドにまとめる改革案を審査し、進捗(しんちょく)状況を監督する。【和田憲二】

今頃言い訳!これから続くよ1

依然高い線量 福島第1

2012-10-13 21:27:38 | 原子力関係
お手上げ状態。


依然高い線量 福島第1
産経新聞 10月13日(土)7時55分配信より転載
 東京電力は12日、廃炉作業が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)を報道機関に公開した。事故から1年7カ月がたつが、依然作業に支障をきたすほどの高い放射線量を記録。放射性物質を含んだ汚染水も増え続け、東電は対策に追われている。

 報道機関への公開は今年5月以来4回目で、原子力規制委員会が9月に発足してからは初めて。今回は、新しく設置された汚染水処理装置や1、2号機が山側から初めて公開され、国内外の報道機関など45人が参加した。

 現場では地下水が建屋に流れ込んで汚染水になる前に水をくみ上げる井戸の設置工事も進行中。1号機と2号機の間で毎時10シーベルトが確認された原子炉建屋の排気筒付近では報道陣を乗せたバスが間近を通る方法で公開された。

 今回の現場公開で、最も高い線量が測定されたのは、4号機タービン建屋の海側を走行中の車内で、毎時1千マイクロシーベルトだった。

首相、福島第1原発を視察 4号機建屋で作業確認へ

2012-10-13 17:00:00 | 原子力関係
首相、福島第1原発を視察 4号機建屋で作業確認へより転載

 野田佳彦首相は7日、東京電力福島第1原発事故からの復興状況を確認するため福島県を訪問した。昨年3月に水素爆発を起こした第1原発4号機建屋内に午後、初めて入り、廃炉に向けた作業を視察する予定。政権最重要課題の「原発事故との闘い」に取り組む姿勢をアピールする狙いだ。
 首相の福島県入りは就任後5度目で、第1原発の視察は2回目。
 午前中に警戒区域で警察官らを「良好な治安なくして復興と再生なし」と激励。原発事故の対応拠点「Jヴィレッジ」で、原発事故直後に現場で対応に当たった作業員8人と懇談し「恐怖の中で格闘した皆さんに、国民の1人として感謝する」とねぎらった。


2012年10月07日日曜日 河北新報

足りない「復興交付金」 県内市町村から増額要望

2012-10-13 16:00:00 | 学習
足りない「復興交付金」 県内市町村から増額要望より転載

 国の復興予算の使途が問題化する中で被災地では予算不足が表面化、県内では被災市町村の復興を財政支援する「復興交付金」が足りないとして増額要望が相次いでいる。
 復興交付金はこれまで3回配分され、県や市町村が進める生活基盤復旧や被災者の生活再建事業に重点的に振り分けられたが、津波被災地の浜通りでは要望額を上回るなど手厚い配分があった一方、中通りの一部市町村は事業の「緊急性」などを理由に決定が見送られるケースが目立った。被災した道路や上下水道の補修に関して要望が通らず、復旧が思うように進まない市町村事業もある。
 また、県が県内への企業立地を促すための目玉施策とする「ふくしま産業復興企業立地補助金」は、1次募集分の予算が約1000億円不足し、国に予算増額を求めているが、国は査定を厳しくして補助を圧縮するよう県に求めるなど、限りある復興予算をめぐって考え方の違いが際立っている。
(2012年10月7日 福島民友ニュース)

13日に原発事故支援法フォーラム 郡山

2012-10-13 15:00:00 | 原子力関係
13日に原発事故支援法フォーラム 郡山より転載

 原発事故子ども・被災者支援法に理解を深める福島フォーラムは13日午後5時半から郡山市労働福祉会館で開かれる。
 原発事故子ども・被災者支援法ネットワークと県弁護士会の共催。同法の周知と被災者や自治体、支援する人らの訴えを政府に届け、被災者のためになる支援策の実現を目指す。東京都に続き2回目の開催。
 同法の概要説明やネットワークと県弁護士会の問題提起、県内で暮らす住民や自治体の意見発表などを行う。定員200人、参加費無料。申し込み、問い合わせは日弁連 電話03(3580)9956へ。

( 2012/10/07 09:21 カテゴリー:主要 )福島民報

放射能事故の実態をめぐる報道で ようやく変わり始めた日本の空気感 2

2012-10-13 13:00:00 | 原子力関係
放射能事故の実態をめぐる報道で
ようやく変わり始めた日本の空気感
より転載
ダイヤモンドオンライン

現実を直視してこなかった
大手メディアの報道にも変化の兆し

 きのうの毎日新聞一面トップに、その傾向を裏付けるような記事が掲載された。

〈東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡り、県が委員らを事前に集め秘密裏に「準備会」を開いていたことが分かった。準備会では調査結果に対する見解をすり合わせ「がん発生と原発事故に因果関係はない」ことなどを共通認識とした上で、本会合の検討委でのやりとりを事前に打ち合わせていた。出席者には準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めもしていた。

 県は、検討委での混乱を避け県民に不安を与えないためだったとしているが、毎日新聞の取材に不適切さを認め、今後開催しない方針を示した。

 検討委は昨年5月に設置。山下俊一・福島県立医大副学長を座長に、広島大などの放射線医学の専門家や県立医大の教授、国の担当者らオブザーバーも含め、現在は計19人で構成されている。県からの委託で県立医大が実施している健康管理調査について、専門的見地から助言する。これまで計8回あり、当初を除いて公開し、議事録も開示されている〉(毎日新聞 2012年10月03日)

 私への評価はいまだ貶められたままだ。ドイツでの、発してもいない発言を勝手に捏造され、誤報の訂正を行なったものも無視され、講演録にも当たらずに雰囲気だけで私を中傷した匿名の捏造ツイッターのつぶやきをそのまま信じた江川紹子氏などを筆頭とする知識人たちは、当初、福島県などが発表した健康調査などの情報を信じ、同業者の仕事には誹謗で応える始末だった。

 そしてその中に私への感情的な攻撃も含まれていた。

 しかし、私自身は、実はそれでも構わなかった。それも多様な言論空間を実現するひとつの意見だと思っていたし、そもそも、そうした人たちに反論している暇があったら、自分自身は少しでも福島の声を集めていたかったし、その地で発信もしたかったからだ。
 また、そのための作業である新メディアの設立に時間を費やしたかったということもある。そういえば、驚くべきことだが、原発事故と放射能の問題で、私自身に直接質問を投げかけてきたジャーナリストや知識人は、この一年半、いまに至るまで、畠山理仁氏とプチ鹿島氏と朝日新聞の奥山俊弘記者の3人だけである(ただし、奥山氏は私の反論と発言だけを削除して記事にするというアンフェアなことをしでかしたが――)。

 実は、勇ましいことを述べている他の人は、陰でいろいろ言っているだけにすぎないのだ。

 いや、私のことなどどうでもいいだろう。しょせん、先ほども述べたようにこうした状況に陥ることはあらかじめ予測していたのだからだ。

 ただ、今回こうやって初めてこの件について触れたのには理由がある。

 それは、いまようやく、震災から一年半が経って、日本の空気感が変わり始めたという実感があるからだ。その兆しは大切にしなくてはならない。

 具体的には、これまで県民の健康被害やそれにともなう隠蔽、そうした現実を直視してこなかった大手メディアの報道ですら変化を余儀なくされたということだ。被ばくの安全を訴えてきた斗ケ沢秀俊記者のいる毎日新聞が、一面トップの記事でそれに触れたのが何よりその象徴だ。

 果たして、江川氏や斗ケ沢氏は今回の毎日新聞の記事を「デマ」や「ウソ」と言うのだろうか?

 今、ジャーナリストであり続けたいと願うならば、それこそ現実を直視せず、時代の雰囲気に呑まれてしまったこうした知識人たちこそ変わるべき時期に来たのではないだろうか。

 みな個別に取材して、個別に自分の信じたことを報じる。それこそが筆者が米国の新聞で学んだ多様性を重視するジャーナリズム本来のあり方ではないか。

 日本で報道に携わる人々が、早くそうできるようになることを、元ジャーナリストとして、私は心から願っている。

放射能事故の実態をめぐる報道で ようやく変わり始めた日本の空気感 1

2012-10-13 12:00:00 | 原子力関係
放射能事故の実態をめぐる報道で
ようやく変わり始めた日本の空気感
より転載
ダイヤモンドオンライン

 福島の放射能事故の実態については初めから隠蔽の連続だった。

 それは県民の健康調査についても同じだ。思えば、昨年3月13日(事故後二日目)、原発からわずか3キロの地点にいたフォトジャーナリストの広河隆一さんと電話で話した時から何一つ変わっていないのだ。あの時、高線量の放射能が漏れていることを訴えても、政府も、行政も、東電も、そしてメディアもまともに動こうとしなかった。

 前例踏襲主義とそうあってほしくないという根拠のない願望が彼らの行動を縛ったのだ。

 いや、そればかりではない。現地で取材するジャーナリストたちが、現地から送ってくる恐ろしい取材結果を突きつけても、そうしたものには「適当だ」「デマだ」「インチキだ」「危険を煽る」という、それこそ未取材の適当な理由でもって目を瞑り、取材もしない記者たちが中心となって、誠実なジャーナリストたちの信頼を貶めようとする始末だったのだ。

 それは主にテレビ・新聞の記者たち、あるいはそこに巣食う心無い評論家や知識人たちによって作られた当時の日本に広がる哀しい空気であった。

 そうした状況は事故から一年経った今年4月、私がドイツで講演した時も変わらなかった。

 福島の住民の健康が危険にさらされている実例をいくつも挙げて、15ヵ所の講演と8つのメディアでのインタビューに答えた後も殺伐とした日本の空気は変わらなかった。

 ドイツでは、質問も反論も受けつけ、検証可能なようにデータのクレジットも明らかにして示し、それを公にしたにもかかわらず、「デマだ」とそれこそが根拠のない誹謗で私の発言をもみ消そうとしたのだ。それは徹底したものだった。
健康被害の可能性を
報じるだけで糾弾される空気

 ある者は在日ドイツ大使館にドイツ語で緊急の手紙を送付し、「貴国が招いているウエスギタカシという人物はとても危険なデマゴーグであるので入国させないようにされたし」という手紙を送っている(実物は私の手元にある)。

 また、日本では有名なジャーナリストは、ドイツ帰国直後の大阪弁護士会での私の講演の際、あろうことか、「上杉隆を大阪で講演させると大阪弁護士会の信頼を問われる。すぐに取りやめるべきだ」という旨の電話を入れて、信じがたい言論封殺を行なった(大阪弁護士会に確認)。

 さらに言えば、その有名ジャーナリストはツイッター上の偽情報を鵜呑みにして、以後も、私を攻撃し続けることになる。

 私はそうした感情的な空気に包まれた日本の情況を悲しむと同時に、早く健全な変化の訪れることを心から祈ったものだ。

 なにしろ、私がドイツ講演や2月のルクセンブルグスピーチ(EU議会のオーフス会議)で使用したデータのほとんどは、国連やIAEA、あるいは日本政府や東京電力などの公的な機関から引用したものだったからだ。

 だが、当時の日本の現実を直視しない空気は想像以上にひどかった。それ以降も多くのジャーナリストたちが、健康被害の可能性を報じるだけで、徹底的に糾弾される状態が続いたのだ。

 もはや溜息しか出なくなっていた。私の福島通いも、それまでとは形を変え、事故直後と同じように、静かに人知れず、黙って訪れそっと東京に戻るようなスタイルになっていった。

 とくに福島の医療関係者たちに、きちんとした県民の健康管理をすることがみなさんの務めであり、職業上の倫理だと訴えた4月の福島・須賀川での講演以降、その当の医療関係者に対して、県の検討委員会から圧力がかかるようになってからはなおさらだった。

 福島での取材を開始した当初、私は今後自分の身に起こるであろうことについて、予測を立てていた。そして、その予測は見事に、しかも予想よりも早くその通りになり始めた。

 それはこうだ。

 私が福島で放射能事故や健康被害の可能性についての発言をすれば、必ず過剰反応して否定する人物がたくさん出てくるだろう。それはウクライナ、ベラルーシの例でもそうだった。そして、私の発言が事実だと判明したとしても、そうした彼ら彼女らの態度に変化は見られないだろう。いやむしろ、その事実を否定できなくなったと分かった途端、ファクトで論じることを止め、そうした発言を続ける私のような人物に、「嘘つき」「インチキ」というムードによるレッテル貼りを行い、自らの虚構の正当性を守ることに汲々とするだろう。そしてまた、「王様は裸だ」と言ってしまった人物に対しては、徹底的に信頼を貶める作業に必死になるだろう。なぜなら彼ら彼女たちのつまらないメンツを守るにはそうするしかないからだ。

 過度に一元化された日本の情報社会において、そういういわれのない誹謗中傷に、知識人と呼ばれるさもしい人々が容易く便乗し、自らの過ちを隠すためにもその流れに乗るのだ。さらに、数年後にミスに気付いた時には、私(上杉などのジャーナリスト)だけではなく自分たちもきちんと報じていたと叫びだし、自らの過失責任を回避するはずだ。

 そしていま、私の予測通り、そうした卑怯な人々の掌返しが始まった。

 だが、私はそれを心から歓迎する。なぜなら、それによって、ようやく正しい情報が福島の県民に知らされはじめ、正当な判断が行える環境が整い始めることになったからだ。

放射線量10シーベルト、緊張感走る報道陣 福島第1原発公開ルポ

2012-10-13 11:51:53 | 原子力関係
お手上げ状態!制御不能!


放射線量10シーベルト、緊張感走る報道陣 福島第1原発公開ルポ産經新聞より転載
2012.10.12 23:14 )[放射能漏れ]

1号機と2号機の原子炉建屋の間で作業する作業員。左の主排気筒の根元付近では昨年8月、毎時10シーベルトの高い放射線を検出した=12日午前11時10分、福島県大熊町の福島第1原発(代表撮影)

 秋晴れの突き抜けるような青空とは対照的に、東京電力福島第1原発はいまだ過酷な環境にさらされていた。12日実施された4回目となる報道陣への公開。敷地内で最も高い放射線量が記録された場所付近まで初めて近づくことが許された。作業員すら立ち入れない場所で、廃炉作業の大きな障害となっている。(天野健作)

 急にバスがぐんと車速を上げた。昨年8月、毎時10シーベルト以上の高い放射線量を記録した地点に近づいた。「800です」。車内の東電担当者が放射線量が毎時800マイクロシーベルトになったことを告げた。報道陣に緊張感が走った。原発構内に入った直後は同7.5マイクロシーベルトだったので、バスで通り過ぎただけで、放射線量は100倍以上に跳ね上がった計算になる。

 10シーベルトを記録したのは1号機と2号機の原子炉建屋の間にある排気筒の部分だ。外で1時間浴び続けると、高い確率で死亡する線量だ。バスから外に出られるわけもなく、赤い字で「立入禁止」と記された旗が見えただけだった。

 今回、外に出て取材が許されたのは、水素爆発によって大きく損壊した4号機の原子炉建屋付近と、新しく設置された汚染水処理のための「多核種除去装置(アルプス)」の2カ所。
 外気の温度は約25度だが、白い防護服に全面マスクを着用しているので、脇や額からじわりと汗が出て、ゴーグルが曇るほど暑い。真夏の作業がどれだけ大変だったかが分かる。

 4号機のがれきの撤去はほぼ終わり、高さ25メートルの建屋の天井付近では、むき出しになった鉄筋を切り取る作業員の姿が見えた。地面には8月に取り出したという、直径約10メートルの黄色い格納容器のふたが存在感を放っていた。

 福島第1原発では現在も、約3千人が高い放射線量に気を配りながら、作業に当たっている。しかし、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機では、いまだに建屋内での作業は困難で、原子炉内の状況を十分につかめていない。

 窓を鉛で覆った免震重要棟で取材に応じた高橋毅(たけし)所長(55)は「状況を把握するにしても、準備を慎重に進めなければならない」と話した。

 政府は昨年12月に「事故収束宣言」を出している。まもなく収束から1年を迎えることになるが、どこをもって事故収束といえるのか、と感じた。

東日本大震災:福島第1原発事故 1号機の容器内セシウム、外側より低濃度

2012-10-13 11:48:22 | 原子力関係
東日本大震災:福島第1原発事故 1号機の容器内セシウム、外側より低濃度
毎日新聞 2012年10月13日 東京朝刊より転載

 東京電力は12日、福島第1原発1号機の格納容器底部を撮影した新たな映像を公開した。また、容器内部の放射性汚染水250ミリリットルを採取して調べた結果、1立方センチ当たり最大5万4000ベクレルの放射性セシウム(セシウム134、137の合計)を検出したと発表した。

 東電によると、格納容器には約2・8メートルの深さで汚染水がたまり、鉄製の底部には、さびや塗膜片などが散らばっていた。実際の色はグレーだが、写真では光の反射のため青く見えている。溶け落ちた燃料は確認できなかったとしている。

 今回採取した汚染水は、先月採取した格納容器の外側の汚染水よりも放射性物質濃度が低かった。このことから東電は「内部の燃料の壊れ度合いが少なく、放射性物質がどんどん流れ出している状況とは考えにくい」としている。東電は13日、1号機格納容器内に温度計と水位計を新たに設置し、一連の内部調査作業を終える。【中西拓司】

印象操作している!馬鹿にしている記事!

依然高い線量 福島第1

2012-10-13 11:37:10 | 原子力関係
廃炉の入口以前!手が付けれない状況!多分100 年かかる?


依然高い線量 福島第1
産経新聞 10月13日(土)7時55分配信より転載
 東京電力は12日、廃炉作業が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)を報道機関に公開した。事故から1年7カ月がたつが、依然作業に支障をきたすほどの高い放射線量を記録。放射性物質を含んだ汚染水も増え続け、東電は対策に追われている。

 報道機関への公開は今年5月以来4回目で、原子力規制委員会が9月に発足してからは初めて。今回は、新しく設置された汚染水処理装置や1、2号機が山側から初めて公開され、国内外の報道機関など45人が参加した。

 現場では地下水が建屋に流れ込んで汚染水になる前に水をくみ上げる井戸の設置工事も進行中。1号機と2号機の間で毎時10シーベルトが確認された原子炉建屋の排気筒付近では報道陣を乗せたバスが間近を通る方法で公開された。

 今回の現場公開で、最も高い線量が測定されたのは、4号機タービン建屋の海側を走行中の車内で、毎時1千マイクロシーベルトだった。