大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

飯舘村で稲刈り 実験用水田

2012-10-22 17:55:00 | 原子力関係
飯舘村で稲刈り 実験用水田より転載
2012.10.22 15:08 産経ニュース


試験栽培された稲を刈り取る菅野典雄村長=福島県飯舘村

 東京電力福島第1原発事故で全域が避難区域に指定され、すべての住民が避難している福島県飯舘村で22日、帰還後の稲作再開に向け、除染の効果を調べるために実験用の水田で稲刈りが行われた。

 村では、事故以来、コメの作付けが禁じられているため、農林水産省は村内3カ所の除染した農地で試験的に稲作の試験栽培を実施。刈り取った稲は検査場で細かい部位ごとに放射性物質が基準を下回っているか調べる。

 地元住民と鎌を使って稲刈りをした菅野典雄村長は「農業の村である飯舘村で農地が汚染されたのは大変なこと。国には来年までに居住空間と農地の除染を終わらせることを期待し、農業が再開できる環境を取り戻してもらう必要がある」と話した。

 飯舘村は村民の帰還見込み時期を地区ごとに「事故から3~6年後」とすることで国と合意している。

佐久の野生キノコ 基準21倍のセシウム検出10月

2012-10-22 17:30:00 | 原子力関係
佐久の野生キノコ 基準21倍のセシウム検出10月より転載
10月20日 信濃毎日新聞

 県林務部は19日、佐久市で採取した野生キノコのチャナメツムタケから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の21倍に当たる1キログラム当たり2100ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。これまでの検査で、県内の野生キノコから検出された値としては最高。今月上旬にも基準値を超える野生キノコが出たため、政府の原子力災害対策本部は11日、市に原子力災害対策特別措置法に基づき出荷制限を要請するよう県に指示。県は同日、市に要請している。

 同市志賀の群馬県境の私有林で18日に採取し、放射性セシウム134を780ベクレル、同137を1320ベクレル検出した。昨年10月にも同じ場所で採取したチャナメツムタケから同134と同137の計1320ベクレルを検出しており、県はその際、市に採取と出荷、摂取の自粛を要請していた。

 今回の野生キノコについて林務部は、周辺の木や土壌から放射性セシウムを取り込んだとみている。「放射性セシウムによる土壌の汚染は一様ではなく、継続的に同種類を同じ場所で採って調べる必要がある」としている。

 一方、北佐久郡御代田町豊昇のハナイグチからは放射性セシウム137を12ベクレル検出、同134は検出しなかった。北安曇郡池田町のウラベニホテイシメジと松本市のショウゲンジ、南佐久郡小海町のマツタケも調べ、放射性セシウムを検出しなかった。

 14~18日に採取し、県環境保全研究所(長野市)で調べた。

2012年10月20日掲載

東電「対策取れば対処できた」=社内事故調の見解変更-原子力改革チーム・福島原発

2012-10-22 17:00:00 | 原子力関係
東電「対策取れば対処できた」=社内事故調の見解変更-原子力改革チーム・福島原発より転載
 東京電力福島第1原発事故で、東電は12日、「事前の津波評価に基づく対策や、過酷事故対策を取っていれば、事故に対処することはできた」とする見解を明らかにした。同社は今年6月、旧経営陣下の社内事故調の報告書で「結果的に備えに甘さがあったが、知見を超えた地震・津波は想定できなかった」と、不作為に基づく責任を否定していた。
 見解は12日、同社の原子力事業改革を進める「原子力改革特別タスクフォース」が、有識者でつくる取締役会の諮問機関「原子力改革監視委員会」に提出した改革プラン策定方針の中で示された。同タスクフォースは広瀬直己社長がトップを務めており、記者会見した姉川尚史事務局長(同社原子力設備管理部長)は「会社の見解と考えていい」と述べた。
 タスクフォースは、福島原発事故に対する問題意識として、(1)事前の津波評価の際、想定を超える可能性も考慮して対策を取ることはできた(2)海外の過酷事故対策を参考にすれば、安全設備を多様化できた(3)現実の事故を想定した訓練をしていれば、事故の拡大を防げた-と指摘した。(2012/10/12-17:23)jiji.com

福島原発と福島県民

2012-10-22 16:41:43 | 原子力関係
先日、久しぶりに郡山市の薬学研究者と1時間くらい電話で話をしました。
人口は3%くらいは減っている。貧乏な人は避難もできないで、諦めているしかないんだ。不動産は半値になったけれども、県外に避難していく人々の家を不動産屋が買いたたいて家の欲しい仮設住宅にいる人達が高く不動産屋から住宅を買っている為に、福島県の不動産屋はかなり儲けている。飲み屋とパチンコ屋と不動産屋だけは潤っている状態で、それ以外は金を稼ぐ事はままならない。原発事故で避難している人達は何もしないでいるので、病気になると思う。サルコペニアになる可能性がある。除染はしても何の意味もない。おろかな行為だと思う。福島市は汚泥の線量があまりにも高くてセメント屋さんが泥を買う事はしなくなってしまった。大熊町に帰ると町民が言えば気違いだと思われる。原発事故で避難している人々の8割は、心の中でもう故郷には帰れないと思っている。佐藤雄平福島県知事は何もやろうとしない。復興対策も全然進んでいない。瓦礫の処理も何もしていない。何のアイデアもないし、諦めている。次回は多分出馬しないだろう。郡山は死んだような淀んだ空気で覆われている感じがする。ほとんどが諦めている。逃げても生活の糧がないし人間は生まれたところが好きなんです。
大熊町からは4000人が原発に働きにでている(未確認)。

スピーディの情報は知人の認定医は知っていたそうです。上の方の人間はみんな知っていて、原発が爆発するのもいち早く察知し逃げていたそうです。ほとんどの福島県民はごまかされていた。また、大田病院ではお医者さんが14名止めてしまい、患者さんは400人減ってしまった。歯医者さんは夜逃げしたり、行方不明になっている医者もいるそうです。県立医大に合格しても入学しない人もいます。

以上が電話の内容です。郡山には10数年すんでいたので何百人も知り合いがいますが、ほとんど手の施しようがありません。首相官邸前で子供を守れ、福島守れ、とシュプレヒコールが上がりますがいつも違和感を感じています。子供も福島も守れません。これから『生地獄』が始まると思いますが手の施しようはないでしょう。人を説得するなんて事は大変なエネルギーがいります。

2カ所で基準超え鉛 県内の不法投棄現場

2012-10-22 16:30:00 | 原子力関係
2カ所で基準超え鉛 県内の不法投棄現場より転載
2012年10月20日 10:13 ちばとぴ

 2011年度の県決算を審議する県議会決算審査特別委員会が19日始まり、環境生活部は、県内の不法投棄現場のうち、周辺環境への影響や崩落が懸念される16カ所で重金属などの調査をした結果、2カ所で環境基準の約1・5倍の鉛を検出したことを明らかにした。

 廃棄物指導課は、不法投棄した業者に撤去を指導し、業者が不明の現場では周辺の詳細な環境調査を実施するとしている。

 一方、県は11年度、これまでに17現場で実施した廃棄物撤去の「行政代執行」費用7億5700万円を不法投棄業者らに請求したが、同年度中に回収できたのはわずか約150万円にとどまると説明した。

「原発の再稼働で電力安定確保を」 関経連が緊急要望

2012-10-22 16:00:00 | 原子力関係
「原発の再稼働で電力安定確保を」 関経連が緊急要望より転載
京都新聞 10月15日(月)22時29分配信
 関西経済連合会は15日、大飯原発3、4号機に続く原発再稼働などを政府に求める「電力にかかわる経済性と安定性の確保を求める緊急要望」を発表した。
 要望では、電力不足が将来的に継続すれば経済の減速が懸念され、火力発電への過度の依存は電気料金高騰を招くとして、安全が確認された原発の早期再稼働▽政府の「革新的エネルギー・環境戦略」の抜本的見直し▽原子力政策の基本方針の策定-を求めた。
 関経連の森詳介会長は同日の会見で「原子力規制委員会や原子力規制庁が発足したが、(原発の)再稼働をどういう判断でするか宙に浮いたままで行動する姿が全く見えない」と述べ、早期の対応を求めた。

現職の松本氏が7選 村民避難の福島・葛尾村

2012-10-22 15:45:43 | 原子力関係
現職の松本氏が7選 村民避難の福島・葛尾村
2012年10月21日 20時53分東京新聞より転載
 東京電力福島第1原発事故で全村民が避難している福島県葛尾村の任期満了に伴う村長選が21日、投開票され、現職の松本允秀氏(74)が、新人で元村議会議長の松本信弘氏(67)を破り、7選を果たした。
 葛尾村は警戒区域や計画的避難区域に指定されており、仮の役場を福島県三春町に置いている。避難区域の見直しや森林の除染など、住民の帰村に向けた取り組みが課題になる。
 松本村長は、三春町内の選挙事務所で支援者に「除染や賠償などいろいろな問題があるが、一つ一つ解決しながら『ふるさと葛尾』に帰還したい」と語った。

韓国 脱原発の動き 超党派議員 10法案国会提出へ

2012-10-22 15:30:00 | 原子力関係
韓国 脱原発の動き 超党派議員 10法案国会提出へより転載

2012年10月21日 朝刊 東京新聞


 【ソウル=篠ケ瀬祐司】韓国の超党派議員グループが脱原発に向けた法案十本を準備し、来月にも順次国会に提出する。十二月の大統領選の最大野党・民主統合党(民主党)候補も未着工原発の建設計画中断を明言するなど、「原発大国」の政界に脱原発の動きが見え始めた。
 法案提出を準備しているのは「脱核(脱原発)・エネルギー転換議員の会」。民主党を中心に与党セヌリ党、無所属議員の計三十二人が所属する。
 法案は、新規原発建設の中止や老朽原発閉鎖などを盛り込んだ脱原発基本法案のほか、原発を広報する財団を廃止し、再生可能エネルギーの拡大を目的とした新財団を立ち上げる法案や、廃炉の際の施設解体計画書作成を義務づける原子力安全法改正案など。
 禹元植(ウウォンシク)議員(民主党)は十六日、こうした方針をソウルでの国際シンポジウムで表明。「国民は廃炉や使用済み核燃料の処理にかかる費用を知らされていない。これらを明らかにするのも国会の役割だ」と、脱原発への意欲を強調した。
 民主党の文在寅(ムンジェイン)候補だけでなく、無所属の安哲秀(アンチョルス)候補も、大統領選のビジョンで「原発に対する不安が深刻になっている。きれいで安全なエネルギーへの根本的な転換が必要だ」と言及している。
 韓国では現在二十三基の原発が稼働し、五基が建設中。二〇三〇年までに四十基体制にし、発電量に占める原子力の割合を約三割から約六割に引き上げる計画だ。

田布施村ノート

2012-10-22 15:28:57 | 学習
メキシコ原色模様ブログより転載



謎に満ちた、山口県、鹿児島県の熊毛郡と田布施村
2010/10/11(月) 午前 4:47日本とアジア、豪州練習用



ある方から、政治家、権力者を多く輩出した謎の地域という命題を頂き
検索をした事があるので、 ここで結果を記録としてアップしたい。
しかし、現在人口僅かに16000人強の町から、是ほど多くの人物を出したというのが
驚きであったが、それは序の口だったとは後で深く感じたのだった。


謎の地域とは、山口県熊毛郡田布施町

更に検索すると
熊毛郡と田布施町は鹿児島県にも存在したのだ。
両県にあったのは偶然の一致ではないだろうが・・・・

① まずは、山口県熊毛郡と田布施町を見る。
山口県熊毛郡田布施町は 2010年8月1日現在で人口僅か16,044人の寒村で
もとは同じ熊毛郡束荷村であった光市と柳井市に囲まれて、
北朝鮮の被差別といわれている。
(在日の名前の付け方を知る機会があったので、
光、柳井、岩国などは同じ流れをくむものと推測する )
また、本題とは関係がないので、余計な事かもしれないが、
大阪府中河内郡の布施町、布施明にも韓とか朝鮮を感じる。


以下のデ-タは検索と検証を加え下記サイトを参照。

田布施町出身有名人
山口県出身の人物一覧

大室寅之祐=明治天皇
            熊毛郡、田布施町麻郷
            南朝の末裔というより北朝鮮被差別の出で、後の明治天皇。
            橋本龍太郎氏の祖母大室ヨネ(米)の父大室庄吉の兄は大室寅之祐(東京明治天皇)

伊藤博文 (林家) 熊毛郡東束荷村 (光市束荷字野尻) 生まれ
             6歳まで過ごした家は田布施町に残り、大室家とは隣接地にある。
             (吉田松陰の命を受けた桂小五郎(木戸孝允)と伊藤博文が大室某を養育していた)
             難波八助、宮本顕治(日本共産党)は伊藤家の一族で
            木戸幸一も系図の中に入り
            京都大学教授でマルクス主義を木戸幸一、近衛文麿に教えた
            河上肇(玖珂郡岩国町)も一族。

岸 信介       熊毛郡田布施町
           大室寅之助の生家の近くに岸信介一族の生家がある。
           (この地から代議士の国光五郎、難波作之助が出ている。)
           松岡洋右(元外相)は岸の一族である。


佐藤 栄作      熊毛郡田布施町
             岸、安倍とは同族。 
             吉田茂にも縁戚関係がある、
            安倍晋三 (本籍地: 山口県大津郡で現在の長門市、生まれは東京、新宿)                               その父(岸信介の娘婿)晋太郎は朝鮮人で 統一教会に縁が深い。  
                                
安倍源基       熊毛郡曽根村(平生町)
             終戦内閣の最後の内務大臣  大室寅之助の生家の近くにある。

宮本顕治      山口県光市((旧熊毛郡束荷村)伊藤博文の一族



② 鹿児島、熊毛郡と田布施町
鹿児島県熊毛郡は屋久島、種子島を含む。
県南部にあった田布施町(現在の加世田市金峰町)はやはり被差別である。

小泉前首相の父・純也  鹿児島の田布施朝鮮人出身の朝鮮人である。
                後に、ヤクザ(稲川会)の婿養子となり、小泉姓を名乗る。

東郷茂徳            終戦時の外相で、本名、朴茂徳
                  朝鮮人の出身 (朝鮮人陶工の子孫)


瀬戸内海の被差別の起源のひとつ・・・
(以下、心に青雲から抜粋)
平家はマレ-シア方面から漂着した海洋民族だそうで、
源平の戦いで勝利した北条平家が 源氏系統=北朝鮮系を皆殺しにし、
生残った源氏系部族やその土着民を瀬戸内海沿岸や島々などの被差別に
まとめて押し込めた為、瀬戸内海沿岸には被差別が多く
その一つが、山口県熊毛郡田布施町であり、鹿児島県の田布施町も同様。

被差別からアメリカ、 中南米に移民した人が多い。
(本題もかなり衝撃的だったけど、メキシコに住んでいる私にとって
この一文の方が、遥かに衝撃的で、充分に納得してしまった。


また、鬼塚氏が指摘しているのは、終戦時の内閣では大分県出身者が多いという。
阿南惟幾陸相(竹田市出身)、梅津美治郎陸軍参謀長(中津市出身)、豊田副武海軍軍令部長(杵築市出身)、また重光葵(東久邇宮内閣外相)は国東半島出身。
大分県は瀬戸内海で田布施とつながっている。この辺りは、先の家船漁民の活動範囲であって、
その交流のなかで婚姻関係が結ばれていたはずなのである。つまり昭和天皇は同じ朝鮮人関係者で、
敗戦処理を行なったのであった。と記されている。(以上、心に青雲から)

参考文献
山口県田布施町の怪 心に青雲(上)
皇統と鵺の影人人検索キ-ワ-ドダイジェスト集
被差別の起源論争
被差別 起源/教えてgooネット
日本の与党も野党も朝鮮人だった
能無しの森が総理になれた理由、森の時から、在日朝鮮人の総理が続くyahoo知恵袋



差し止め訴訟 東電が否認答弁書 58人追加提訴 原告、県内全市町村に

2012-10-22 15:00:00 | 原子力関係
柏崎刈羽原発:差し止め訴訟 東電が否認答弁書 58人追加提訴 原告、県内全市町村に /新潟より転載
毎日新聞 10月16日(火)12時23分配信
 東京電力柏崎刈羽原発全7基の運転停止を求めた住民訴訟の第2回口頭弁論が15日、新潟地裁(大竹優子裁判長)であった。「東電には原発を運転する資格も能力もない」などとした訴状について、東電側はほとんどの点を否認する答弁書を提出し、改めて争う姿勢を見せた。一方、原告側は、福島県在住の原告らが意見陳述したほか、東日本大震災時の福島第1原発の非常用電源喪失について、「津波が原因とする東電や政府の主張は誤りだ」とする準備書面を提出した。次回は来年2月4日の予定。

 東電側は、訴状についての認否を記した答弁書を提出した。原告側弁護団によると、原告が主張した、東電には原発の安全を立証する責任がある▽東電には原発を運転、管理する資格はない▽東電福島第1原発事故は人災だ--などについては全面的に否認。また福島の事故で多くの避難者が生まれた点や柏崎刈羽原発立地地帯に活断層が存在することなどについては「そういう報道はあった」などとして認めたものの、具体的な主張には触れなかった。
 法廷では、原告3人が意見陳述。福島県富岡町からいわき市に避難している石丸小四郎さん(69)は「福島第1原発事故で福島県では多くの人が避難生活を余儀なくされた。日本は原発があってはならない国だ」と訴えた。また、同原発事故の国会事故調でも調査員を務めた弁護団の伊東良徳弁護士が、東電側の公開した写真や現場作業員の証言などを元に、「少なくとも福島第1原発1号機では津波が到達する以前に全電源が喪失された」と指摘した。
 和田光弘弁護団長は法廷で、東電側に詳しい認識や主張を明らかにするように求めた。閉廷後の会見で、和田団長は「被害の拡散を招いた当事者が、どのような認識かを示さないような姿勢は許されない。今後もこちら側の主張はぶつけていきたい」と語った。
 またこの日、首都圏の住民を含む58人が追加提訴をし、1次提訴の132人と合わせて原告数は190人となった。これにより県内では30市町村すべてに原告がいることになった。【塚本恒】
10月16日朝刊

新酒仕込みずれ込む コメ全袋検査の遅れ 中小規模の酒造に影響  

2012-10-22 14:58:47 | 原子力関係
新酒仕込みずれ込む コメ全袋検査の遅れ 中小規模の酒造に影響より転載  

 平成24年産米の放射性物質を調べる全袋検査が遅れている影響で、本県産の酒米を原料にしている県内65酒蔵のうち中小規模の約30社が新酒の仕込み作業に入れないでいる。例年は既に始まっているが、1カ月近くずれ込む見通しで、新酒として売り出す年末に発売が間に合わない懸念が広がっている。コメの全袋検査の遅れは酒蔵にとって昨年の風評被害に続き、復興への大きな壁になっている。

■空の倉庫
 例年、各酒蔵は年末に合わせて新酒を完成させる。早い酒蔵は9月下旬から、遅くとも11月ごろまでに日本酒の仕込みを始め、12月までには新酒を店頭に並べている。しかし、今年は例年なら酒蔵の倉庫に積み重なっているはずの酒米がなく、空っぽの状況だ。 県内の酒米を原料にしている中小規模の酒蔵は県酒造協同組合に仕込みに必要な量を注文。組合が全農県本部を通し、各JAからそれぞれの蔵元に販売する。同組合によると、今年度、県内の酒蔵から仕込み用に注文を受けた酒米は約4万トン。本県の24年産米は約36万トンで約1割に当たる。36万トンのコメのうち、酒造りに適する「酒造好適米」は1200トンから1800トンとされている。

■例年の5%
 今年は全袋検査の影響で、各酒蔵に酒米が届くのが数週間から1カ月程度遅れている。同組合酒米対策委員会によると、加盟業者から注文を受けた4万トンのうち、注文のあった酒蔵に届いたのは21日現在でわずか30トン程度。通常この時期は600トンほどが行き渡っており、今年は例年の5%と大幅に遅れている。
 組合加盟の65社のうち、約半数の仕込み作業に影響が出ているのが現状。このまま県産米の入荷を待つか、県外産米を仕入れるか、さらには酒造好適米を諦め、一般米で代替するかの判断を迫られている。
 大手酒造メーカーや独自に県外酒米の仕入れ先と契約している酒蔵は、仕込みへの影響は出ていない。

■年内完了不透明
 県酒造協同組合は県がコメの全袋検査を決定した時「新米出荷が遅れてしまう」と懸念し、国や県に早急な検査実施を要望したが実現には至らなかった。
 県内では24年産米の出荷がピークとなっており、全袋検査が追い付かない状況が依然として続いている。県は「検査の担当者が作業に慣れ、効率は上がってきた」とみているが、年内に全量を完了する計画が達成できるかは不透明だ。
 県は全袋検査の対象を約1200万袋と見込んでおり、現段階で検査が終了したのは3割程度の400万袋強。残りの7割近くは今後、検査される。
 県水田畑作課は「出荷のピーク時を過ぎれば、検査が滞っている部分も解消できる」としている。だが、大量の検査待ちのコメを抱え、年内に検査を完了できる可能性は「ほぼない」とする関係団体もある。
背景
 東京電力福島第一原発事故の影響を受け、県は24年産米で放射性物質の全袋検査を実施して出荷することを決めた。日本酒の原料となる「チヨニシキ」「五百万石」などの酒米も「酒造好適米」として一般米や加工米と一緒に全袋検査を受けることが義務付けられている。検査を通過した玄米の多くは全農県本部の精米所で精米され、白米として各蔵元に搬送される。


( 2012/10/22 07:55 カテゴリー:主要 ) 福島民報

川内村の野菜工場 着工

2012-10-22 14:23:11 | 原子力関係
野菜工場で作った野菜を食べる人はいるのかな。

川内村の野菜工場 着工より転載
 福島県川内村が建設する野菜工場「川内高原農産物栽培工場」の地鎮祭は20日、村内下川内の建設予定地で行われた。12月までに運営主体の農業生産法人を発足させ、来年4月からの本格稼働を目指す。
 村に3億円を助成したヤマト福祉財団の有富慶二理事長、遠藤雄幸村長らがくわ入れした。西山東二村議会議長、武義弘県相双地方振興局長らが玉串をささげ、工事の安全を祈願した。
 野菜工場は鉄骨平屋の延べ床面積2465平方メートルで、総事業費5億6999万円。ヤマト福祉財団の助成金に加え、東日本大震災復興交付金2億249万円などを充てる。
 野菜工場では、完全人工光型水耕栽培でリーフレタスなどの葉菜類を生産する。今後、地元から25人を雇用する。

( 2012/10/21 09:35 カテゴリー:主要 )


工事の安全を祈願しくわ入れする遠藤村長

劣化ウランと石井紘基暗殺事件

2012-10-22 14:15:54 | 原子力関係
劣化ウランと石井紘基暗殺事件より一部転載
10月22日
カテゴリ:原発と劣化ウラン

民主党の石井紘基議員の暗殺事件については、他のサイトで詳細を見ていただければと思いますが、官僚の利権構造から、オウム真理教、統一協会、と幅広く日本の闇を国会で追及してきた石井紘基氏を殺害してまで、守りたい利権というかスクープとは一体なんだったのでしょうか。

事件後、石井紘基が握っていた鞄は、指が切断され、中に入っていた国会での質問書の中身はなくなっていました。石井紘基氏は、どんな闇を追いかけていたのでしょうか。

10年後の昨年の5月、同僚議員である原口一博氏は、石井紘基氏は原発利権を追っていたと、ツイッターで発言しました。原口一博議員が、何故、このタイミングで石井紘基氏との会話の内容を公表したのかはわかりませんが、同じ政党に所属しながら、この問題に対して不作為をしてきたことは許されません。

事件後の情報では、犯人の伊藤白水は替え玉で、殺害を実行した刺殺犯とともに、動機はなかったでしょう。石井紘基氏は、彼が追及していた利権集団によって殺されその資料を抹殺したのです。故に、この殺害は”暗殺”なのです。

暗殺というリスクを犯してまでも守りたい利権、それが原発利権だったとすると、彼が埼玉県選出の議員であること、そして暗殺の2年後、民主党の稲見哲男議員の国会への質問主意書を読んでみて、私が追いかける”濃縮ウラン事業”と”劣化ウラン”の問題に結びつくことに気がつきました。

日本に保管されている劣化ウランとみられる放射性廃棄物の約52%は、埼玉県大宮市の三菱マテリアル(株)大宮総合整備センターの地下施設に保管されています。

ここは、1959年から実験原子炉が三菱金属による建設計画に反対する市民運動の場であり、2000年に、三菱マテリアル(株)の地下の倉庫に放射性廃棄物を保管する施設をつくるという周辺地域を含む最開発計画により作られた施設です。

埼玉県選出の石井紘基元衆院議員は、当然、この再開発計画の経緯は十分関心を持っていましたでしょうし、三菱マテリアル(株)が原発利権に深く関わっている企業であることも承知していたでしょう。
新都心・三菱マテリアル研究所跡地で地中に核汚染

もし、石井紘基氏が、三菱マテリアル(株)大宮総合整備センターの地下施設に保管される放射性廃棄物が、劣化ウランであることを知ったならば、この入手経路に関心を持つのは当然でその不自然さに気がついていたと思われます。

そして、その劣化ウランが米国から輸入されたとか、その製造元は確認できないとか、その輸入通関書類がないという事実を把握していたことは、殺害の2年後に、民主党の稲見哲男の提出した国会への質問主意書でわかります(なぜなら、この質問主意書は、故石井紘基氏の資料に基づいて作成されたものだからです)。

石井紘基氏は、劣化ウランの存在が原発利権に関係していることに気がつき、それが、濃縮ウランの製造に日本の政府と電力会社が深く関与していたことにも気がついていたかもしれません。もしくは、その発覚をおそれる段階まで彼の調査は踏み込んでいたのかもしれません。

日本で濃縮ウランが生産されている。そして、その生産は米国のユーセック社と東京電力とのOEM生産の契約であること。これが証明されれば、日本の非核三原則は根底から崩壊することになります。原発利権は、世界の軍産複合対に深く関わっていて石井紘基氏は踏み込んではならない闇に足を踏み入れたのでしょう。

石井紘基氏は、国会で追及する前に情報を公開するべきでした。福島便層内変死事件や東電OL殺人事件など、原発利権に関与する人々の不審死の情報も入っていたはずです。殺害側がほしかったのは、原発利権に踏み込んだ人の命ではなく情報や資料であるからです。

(橋本さんのブログ)
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石井紘基氏殺害の動機はわたしも気になっていました。

オウム真理教、統一協会という流れがあるので,電通絡みのスクープだと思っていましたが,原発利権,しかも日本で濃縮ウランが製造されているというスクープだったのですね。
以下略
続きはこちら

石井紘基議員刺殺の真相 1/2


大飯稼働「認めるしかない」滋賀知事が軌道修正

2012-10-22 14:00:00 | 原子力関係
大飯稼働「認めるしかない」滋賀知事が軌道修正より転載
読売新聞 10月16日(火)13時28分配信
 滋賀県の嘉田由紀子知事は16日の定例記者会見で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の稼働について「現状では認めるしかない」と述べ、従来の慎重姿勢を大きく軌道修正した。

 橋下徹・大阪市長が稼働に否定的立場を取っていることについても「現実的とは思えない」と批判した。

 嘉田知事は大飯原発の再稼働後も「安全基準は暫定的で、一刻も早く再審査に臨んでほしい」などと主張していた。ある県幹部は「関電と原子力安全協定の締結に向けた協議を進めている今、再稼働の議論をしても仕方がないとの考えがあるようだ」と話した。