今月公表された福島県のコメ、61検体全てから放射能検出!!殆どが80ベクレル以上!より転載
2012年10月17日 19時14分09秒
テーマ:福島原発事故と放射能
10月15日に出荷予定の福島の米の放射能測定データが公表されましたのでご紹介します。データを見ると大半が合算値80ベクレルを超えており、毎日食べることを考えるとかなり高い数値であると言えるでしょう。
☆緊急時モニタリング検査結果について(福島県・穀類)
URL http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon241009-1012r.pdf
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/6b/b4f1934ae42497265a69f4a87055b166.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/02/fcabcd09201aae89514f39b57d0887fe.png)
現在の安全基準値は1キロあたり100ベクレルとなっています。この数値は1回食べるくらいならば問題は限りなく少ないと言える数値なのですが、毎日食べてしまうと相当な量が体内に蓄積されてしまうことが判明しています
以下のグラフは1000BqのCs-137を一時的に摂取した場合と、1Bqおよび10BqのCs-137をそれぞれ1000日間にわたって毎日摂取した場合の、体内のCs-137の蓄積量の変化を示したグラフです。
☆アイソトープ研究所
URL http://www.jrias.or.jp/index.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6f/bdcfdd379bf9252b61585dcc6eb08910.png)
このグラフ見ると、一日10ベクレルの摂取と一日1ベクレルの摂取では、体内の蓄積量が大きく異なります。
1ベクレルの方は体内に蓄積される量が200ベクレル以下に収まっていますが、10ベクレルの方では500日辺りから体内に蓄積される放射能の量が1400ベクレルを超えています。
毎日10ベクレルの放射能を摂取するだけでも、1年半足らずで体内には1400ベクレルもの放射能が蓄積されてしまうわけです。
この数値は危ない数値であると言えるでしょう。チェルノブイリ事故の時に現地で様々な調査や活動をしていた「バンダジェフスキー博士」は、「50Bq/kg以上の体内放射能汚染で何らかの異変が発生しやすい」と述べています。
☆元ゴメリ医大学長、バンダジェフスキー博士による内部被ばくの研究結果 ぜひご一読下さい!
URL http://kodomonomirai.jpn.org/wp/?p=714
引用:
以下転載させていただきます。
「食物中のセシウム摂取による内部被曝の研究がほとんどない中、バンダジェフスキー博士は、大学病院で死亡した患者を解剖し、心臓、腎臓、肝臓などに蓄積したセシウム137の量と臓器の細胞組織の変化との環境を調べ、体内のセシウム137による被曝は低線量でも危険との結論に達しました。」
それによると、
【体全体への影響】
* セシウム137の体内における慢性被曝により、細胞の発育と活力プロセスがゆがめられ、体内器官(心臓、肝臓、腎臓)の不調の原因になる。
* 大抵いくつかの器官が同時に放射線の毒作用を受け、代謝機能不全を引き起こす。
* セシウムの濃度に応じて、活力機構の破壊、たんぱく質の破壊が導かれ、組織発育が阻害される。
* セシウムの影響による体の病理変化は、合併症状を示し、長寿命体内放射能症候群(SLIR)といわれる。SLIRは、セシウムが体内に入ったときに現れ、その程度は入った量と時間とに相関する。
* SLIRは、血管、内分泌、免疫、生殖、消化、排尿、胆汁の系における組織的機能変化で明らかになっている。
* SLIRを引き起こすセシウムの量は、年齢、性別、系の機能の状態に依存するが、体内放射能レベルが50Bq/kg以上の子供は機関や系にかなりの病理変化を持っていた。心筋における代謝不調は20Bq/kgで記録された。
* 汚染地帯、非汚染地帯の双方で、わずかな量の体内セシウムであっても、心臓、肝臓、腎臓をはじめとする生命維持に必要な器官への毒性効果が見られる。
【心臓への影響】
* 生命維持に必要な多くの系で乱れが生じるが、その最初は心臓血管系である。心筋のように、細胞増殖が無視できるかまったくない器官や組織は、代謝プロセスや膜細胞組織に大きな影響が生じるため、最大の損傷を受ける
* ミンスクの子供は20Bq/kg以上のセシウム137濃度を持ち、85%が心電図に病理変化を記録している。
* ミンスクの子供で、まれに体内放射能が認められない場合もあるが、その25%に心電図変化がある。このように濃度が低くても、心筋に重大な代謝変化を起こすのに十分である。
:引用終了
今月に発表された福島の米の数値は平均で約70ベクレル以上あります。政府は「キロあたり100ベクレル以下ならば安全」といっていますが、これは毎日食べることを考えていない数値なのだと思われます。
わずか10ベクレルの放射能を毎日食べると、1年半で1400ベクレルも蓄積されてしまうのですから、毎日70ベクレルの放射能を取り込んでしまうとこの数倍の量を体内に蓄積してしまうと考えられます。
いずれにせよ、政府には基準値をキロあたり10ベクレル辺りまで下げて欲しいと私は思います。子供は放射能の影響を特に受けやすいので、子供のことを考えると、今の基準値は非常に緩いです。
国の将来のためにも政府にはしっかりとした基準と放射能管理をしてもらいたいと思います。
2012年10月17日 19時14分09秒
テーマ:福島原発事故と放射能
10月15日に出荷予定の福島の米の放射能測定データが公表されましたのでご紹介します。データを見ると大半が合算値80ベクレルを超えており、毎日食べることを考えるとかなり高い数値であると言えるでしょう。
☆緊急時モニタリング検査結果について(福島県・穀類)
URL http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon241009-1012r.pdf
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/6b/b4f1934ae42497265a69f4a87055b166.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/02/fcabcd09201aae89514f39b57d0887fe.png)
現在の安全基準値は1キロあたり100ベクレルとなっています。この数値は1回食べるくらいならば問題は限りなく少ないと言える数値なのですが、毎日食べてしまうと相当な量が体内に蓄積されてしまうことが判明しています
以下のグラフは1000BqのCs-137を一時的に摂取した場合と、1Bqおよび10BqのCs-137をそれぞれ1000日間にわたって毎日摂取した場合の、体内のCs-137の蓄積量の変化を示したグラフです。
☆アイソトープ研究所
URL http://www.jrias.or.jp/index.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6f/bdcfdd379bf9252b61585dcc6eb08910.png)
このグラフ見ると、一日10ベクレルの摂取と一日1ベクレルの摂取では、体内の蓄積量が大きく異なります。
1ベクレルの方は体内に蓄積される量が200ベクレル以下に収まっていますが、10ベクレルの方では500日辺りから体内に蓄積される放射能の量が1400ベクレルを超えています。
毎日10ベクレルの放射能を摂取するだけでも、1年半足らずで体内には1400ベクレルもの放射能が蓄積されてしまうわけです。
この数値は危ない数値であると言えるでしょう。チェルノブイリ事故の時に現地で様々な調査や活動をしていた「バンダジェフスキー博士」は、「50Bq/kg以上の体内放射能汚染で何らかの異変が発生しやすい」と述べています。
☆元ゴメリ医大学長、バンダジェフスキー博士による内部被ばくの研究結果 ぜひご一読下さい!
URL http://kodomonomirai.jpn.org/wp/?p=714
引用:
以下転載させていただきます。
「食物中のセシウム摂取による内部被曝の研究がほとんどない中、バンダジェフスキー博士は、大学病院で死亡した患者を解剖し、心臓、腎臓、肝臓などに蓄積したセシウム137の量と臓器の細胞組織の変化との環境を調べ、体内のセシウム137による被曝は低線量でも危険との結論に達しました。」
それによると、
【体全体への影響】
* セシウム137の体内における慢性被曝により、細胞の発育と活力プロセスがゆがめられ、体内器官(心臓、肝臓、腎臓)の不調の原因になる。
* 大抵いくつかの器官が同時に放射線の毒作用を受け、代謝機能不全を引き起こす。
* セシウムの濃度に応じて、活力機構の破壊、たんぱく質の破壊が導かれ、組織発育が阻害される。
* セシウムの影響による体の病理変化は、合併症状を示し、長寿命体内放射能症候群(SLIR)といわれる。SLIRは、セシウムが体内に入ったときに現れ、その程度は入った量と時間とに相関する。
* SLIRは、血管、内分泌、免疫、生殖、消化、排尿、胆汁の系における組織的機能変化で明らかになっている。
* SLIRを引き起こすセシウムの量は、年齢、性別、系の機能の状態に依存するが、体内放射能レベルが50Bq/kg以上の子供は機関や系にかなりの病理変化を持っていた。心筋における代謝不調は20Bq/kgで記録された。
* 汚染地帯、非汚染地帯の双方で、わずかな量の体内セシウムであっても、心臓、肝臓、腎臓をはじめとする生命維持に必要な器官への毒性効果が見られる。
【心臓への影響】
* 生命維持に必要な多くの系で乱れが生じるが、その最初は心臓血管系である。心筋のように、細胞増殖が無視できるかまったくない器官や組織は、代謝プロセスや膜細胞組織に大きな影響が生じるため、最大の損傷を受ける
* ミンスクの子供は20Bq/kg以上のセシウム137濃度を持ち、85%が心電図に病理変化を記録している。
* ミンスクの子供で、まれに体内放射能が認められない場合もあるが、その25%に心電図変化がある。このように濃度が低くても、心筋に重大な代謝変化を起こすのに十分である。
:引用終了
今月に発表された福島の米の数値は平均で約70ベクレル以上あります。政府は「キロあたり100ベクレル以下ならば安全」といっていますが、これは毎日食べることを考えていない数値なのだと思われます。
わずか10ベクレルの放射能を毎日食べると、1年半で1400ベクレルも蓄積されてしまうのですから、毎日70ベクレルの放射能を取り込んでしまうとこの数倍の量を体内に蓄積してしまうと考えられます。
いずれにせよ、政府には基準値をキロあたり10ベクレル辺りまで下げて欲しいと私は思います。子供は放射能の影響を特に受けやすいので、子供のことを考えると、今の基準値は非常に緩いです。
国の将来のためにも政府にはしっかりとした基準と放射能管理をしてもらいたいと思います。